金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地7月16日
『軒並み続伸 Ni14,000ドル突破、Cu3週間ぶり高値』
現地時間16日LME相場は、EV需要増大を見込んだ中国投機筋の買いに支えられたニッケルの急騰につられ、メタル相場は軒並み上昇した。
アルミ3Mは小幅続伸。LME在庫の在庫が前日に続いて入庫増を受けて大幅に増加したが、他非メタルの上昇が買いを支えた。また、欧州株が堅調に推移したことも買いを支援した。LME在庫は12日比、4万8,750トン増加、99万4,125トン。
ニッケル3Mは続伸。指定倉庫在庫が引き続き減少したうえ、電気自動車(EV)向けの需要増加観測とこれに伴う需給ひっ迫懸念が買いを支援。また、続伸となったことでチャート要因が強気となったことがファンド筋の買いを誘ったことが価格をさらに押し上げた結果、終値で昨年7月13日以来の高値となる14,200ドルに達した。終値でも14,000ドル台と高値に近い水準を維持した。前日比405ドル高、14,070ドルが終値。LME在庫は12日比1,002トン減少14万9,322トン。SHFEでも一時11か月ぶりの高値を付けて、終盤上げ幅削るも10万9,460元で引けている。
カッパー3Mは続伸。リオ・ティント社がモンゴルのゴビ砂漠で開発中の銅鉱山について、完成コストを引き上げたうえ完工時期を繰り延べたことが強材料視された。6月25日以来3週間ぶりの高値で引けた。前日比29ドル高、6,012ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ697円。NY終値は前日比ポンド1.4セント安、2.6935ドル($5,938/t)で理論建値はキロ689円。
16日の日経平均は3日ぶり反落。前日比150円65銭安、2万1,535円25銭で終えた。円高警戒。商いは低調。
16日のNYダウは小反落。前日比23.53ドル安、2万7,335.63ドルで終える。米中貿易交渉長期化懸念。
NY金は反落銀は続伸。金は時間外根強いドル先安感から堅調となるも、日中6月の米小売り売上が事前予想上回ったことからドル高となったことを受け上げ幅削り軟化。終盤下げ幅縮小、小安く引けた。銀は時間外から堅調、日中地合い固める。PGM系はPd大幅反落、Pt小幅続伸。Pdは時間外から大きく値を落とし、日中利食い売りで一時60ドル以上の暴落。前日比46.6ドル安、1,516.3ドルで大引け。
NY原油は続落。米・イラン対立緊張緩和兆し。前日比1.96ドル安、57.62ドルで引けた。16日のロンドン外為では、対ドル円相場は5営業日ぶり反落。前日比30銭円安ドル高の1ドル=108円20~30銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『軒並み続伸 Ni14,000ドル突破、Cu3週間ぶり高値』
現地時間16日LME相場は、EV需要増大を見込んだ中国投機筋の買いに支えられたニッケルの急騰につられ、メタル相場は軒並み上昇した。
アルミ3Mは小幅続伸。LME在庫の在庫が前日に続いて入庫増を受けて大幅に増加したが、他非メタルの上昇が買いを支えた。また、欧州株が堅調に推移したことも買いを支援した。LME在庫は12日比、4万8,750トン増加、99万4,125トン。
ニッケル3Mは続伸。指定倉庫在庫が引き続き減少したうえ、電気自動車(EV)向けの需要増加観測とこれに伴う需給ひっ迫懸念が買いを支援。また、続伸となったことでチャート要因が強気となったことがファンド筋の買いを誘ったことが価格をさらに押し上げた結果、終値で昨年7月13日以来の高値となる14,200ドルに達した。終値でも14,000ドル台と高値に近い水準を維持した。前日比405ドル高、14,070ドルが終値。LME在庫は12日比1,002トン減少14万9,322トン。SHFEでも一時11か月ぶりの高値を付けて、終盤上げ幅削るも10万9,460元で引けている。
カッパー3Mは続伸。リオ・ティント社がモンゴルのゴビ砂漠で開発中の銅鉱山について、完成コストを引き上げたうえ完工時期を繰り延べたことが強材料視された。6月25日以来3週間ぶりの高値で引けた。前日比29ドル高、6,012ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ697円。NY終値は前日比ポンド1.4セント安、2.6935ドル($5,938/t)で理論建値はキロ689円。
16日の日経平均は3日ぶり反落。前日比150円65銭安、2万1,535円25銭で終えた。円高警戒。商いは低調。
16日のNYダウは小反落。前日比23.53ドル安、2万7,335.63ドルで終える。米中貿易交渉長期化懸念。
NY金は反落銀は続伸。金は時間外根強いドル先安感から堅調となるも、日中6月の米小売り売上が事前予想上回ったことからドル高となったことを受け上げ幅削り軟化。終盤下げ幅縮小、小安く引けた。銀は時間外から堅調、日中地合い固める。PGM系はPd大幅反落、Pt小幅続伸。Pdは時間外から大きく値を落とし、日中利食い売りで一時60ドル以上の暴落。前日比46.6ドル安、1,516.3ドルで大引け。
NY原油は続落。米・イラン対立緊張緩和兆し。前日比1.96ドル安、57.62ドルで引けた。16日のロンドン外為では、対ドル円相場は5営業日ぶり反落。前日比30銭円安ドル高の1ドル=108円20~30銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月15日
『強めの中国6月小売り・鉱工業生産実績で概して上昇』
現地時間15日LME相場は中国第2四半期GDPが前年同期比6.2%と低調だったが想定内であり、6月小売り・鉱工業生産が予想を上回り、全体として好感され、概して上昇した。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の在庫が入庫増を背景に急増、中国第2四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比+6.2%にとどまったが、銅、ニッケルの上昇や、上海株の上昇に続き、欧米の株高に支援された。先週末比20ドル高、1,842ドルが終値。LME在庫は11日比、1万8,500トン増加、94万5,375トン。
ニッケル3Mは続伸。EV電池向け需要期待、事前予想上回った6月中国小売り鉱工業生産など受け買われた。先週末比195ドル高、6月28日来高値13,665ドルが終値。
カッパー3Mは反発。直近発表の中国経済指標は強弱まちまちとなったが、、6月の同国の小売売上高、鉱工業生産高が事前予想を上回ったこと、上海株、欧米株の堅調が強材料視された。また7月のニューヨーク連銀製造業景気指数が事前予想を上回ったことも好感された。50ドル近い上げ幅を維持し、終値で5月21日以来の高値で引けた。先週末比48ドル高、5,983ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ694円。NY終値は先週末比ポンド1.6セント高、2.7075ドル($5,969/t)で理論建値はキロ699円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。
錫3Mは2%以上下落し、直近支持線18,000ドル割れ、17,900トンで引け。主にテクニカル要因で、精製鉱への需要は強い。
アルミナ指標は、ブラジル産に続いてオーストラリア産についても300ドル割れ。2017年6月来。需要減少、LMEアルミ相場の低迷、ハイドロ傘下のブラジル・アルノルテ事業所のフル操業復帰などが重し。オーストラリア産指標で先週末比7.26ドル安、298.1ドルとなった。
15日のNYダウは小幅ながら4日続伸。先週末比27.13ドル高、2万7,359.16ドルで終える。連日最高値更新、利下げ期待で出遅れ株物色。
NY金銀は、続伸。時間外中国経済減速懸念を受け堅調となるも日中ドル高で上げ一服、小幅続伸で大引け。銀は金堅調に連れ高。PGM系はPd反発、Pt続伸。Pdは、他貴金属堅調を受けて押し目買われる。先週末比20.5ドル高、1,562.9ドルで引けた。Ptは時間外金堅調に連れ高、日中ドル高で上げ一服。先週末比11.6ドル高、845.2ドルで終えた。
NY原油は反落。中国景気減速継続で石油需要の下振れを警戒。先週末比0.63ドル安、59.58ドルで引けた。15日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅ながら4日続伸。先週末比10銭円高ドル安の1ドル=107円90銭~108円の取引。(現地16:00時点比較)
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『強めの中国6月小売り・鉱工業生産実績で概して上昇』
現地時間15日LME相場は中国第2四半期GDPが前年同期比6.2%と低調だったが想定内であり、6月小売り・鉱工業生産が予想を上回り、全体として好感され、概して上昇した。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の在庫が入庫増を背景に急増、中国第2四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比+6.2%にとどまったが、銅、ニッケルの上昇や、上海株の上昇に続き、欧米の株高に支援された。先週末比20ドル高、1,842ドルが終値。LME在庫は11日比、1万8,500トン増加、94万5,375トン。
ニッケル3Mは続伸。EV電池向け需要期待、事前予想上回った6月中国小売り鉱工業生産など受け買われた。先週末比195ドル高、6月28日来高値13,665ドルが終値。
カッパー3Mは反発。直近発表の中国経済指標は強弱まちまちとなったが、、6月の同国の小売売上高、鉱工業生産高が事前予想を上回ったこと、上海株、欧米株の堅調が強材料視された。また7月のニューヨーク連銀製造業景気指数が事前予想を上回ったことも好感された。50ドル近い上げ幅を維持し、終値で5月21日以来の高値で引けた。先週末比48ドル高、5,983ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ694円。NY終値は先週末比ポンド1.6セント高、2.7075ドル($5,969/t)で理論建値はキロ699円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。
錫3Mは2%以上下落し、直近支持線18,000ドル割れ、17,900トンで引け。主にテクニカル要因で、精製鉱への需要は強い。
アルミナ指標は、ブラジル産に続いてオーストラリア産についても300ドル割れ。2017年6月来。需要減少、LMEアルミ相場の低迷、ハイドロ傘下のブラジル・アルノルテ事業所のフル操業復帰などが重し。オーストラリア産指標で先週末比7.26ドル安、298.1ドルとなった。
15日のNYダウは小幅ながら4日続伸。先週末比27.13ドル高、2万7,359.16ドルで終える。連日最高値更新、利下げ期待で出遅れ株物色。
NY金銀は、続伸。時間外中国経済減速懸念を受け堅調となるも日中ドル高で上げ一服、小幅続伸で大引け。銀は金堅調に連れ高。PGM系はPd反発、Pt続伸。Pdは、他貴金属堅調を受けて押し目買われる。先週末比20.5ドル高、1,562.9ドルで引けた。Ptは時間外金堅調に連れ高、日中ドル高で上げ一服。先週末比11.6ドル高、845.2ドルで終えた。
NY原油は反落。中国景気減速継続で石油需要の下振れを警戒。先週末比0.63ドル安、59.58ドルで引けた。15日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅ながら4日続伸。先週末比10銭円高ドル安の1ドル=107円90銭~108円の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月12日
『インドネシア輸出規制再開懸念からニッケル2.5%続騰』
現地時間12日LMEのニッケル相場は上昇し、3カ月ぶりの高値を付けた。インドネシアが2020年にニッケル鉱石の輸出禁止措置を再開するとの懸念が広がった。インドネシアは17年にニッケル鉱石の輸出禁止措置を緩和したが、その際に緩和措置は5年しか継続せず、22年に再び輸出を規制する方針を示していた。一方でその間供給過剰との観測も出されている。
ニッケル3Mは続伸。インドネシア輸出規制再開観測にに加え在庫減少やドル安に支えられ買い優勢となった。前日比340ドル高、13,470ドルが終値。LME在庫は、7月11日比2,580トン減少、15万840トン。ニッケルはSHFEでもEV用電池需要期待から週間で5.5%上昇、2018年6月来の上げ幅となっている。中心限月で10万3,450元で終えた。
カッパー3Mは反落。上海株は堅調となったが、中国の6月の輸入が前年同月に比べて大幅に減少していたことが嫌気されるなか、売り優勢で運ばれた。前日比20ドル安、5,935ドルが終値。為替110円で理論建値はキロ695円。NY終値は前日比ポンド0.9セント高2.6915ドル($5,934/t)で理論建値はキロ695円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続落。指定倉庫在庫の減少が続いているにもかかわらず、米中貿易摩擦が影響するなか、中国の非鉄貴金属輸入が減少していることが明らかになったことが重石となった。ただ、米国の利下げ観測が引き続き買いを呼んだこともあり、下げ幅は限定され、1,820ドル台を維持しての終了となったLME在庫は、7月11日比7,625トン減少、92万6,875トン。
12日の日経平均は小幅続伸。前日比43円32銭高、2万1,685円90銭で終えた。米ダウ最高値が支え。かんぽ時価総額一時1兆円割れ。割れ。12日のNYダウは3日続伸。前日比243.951ドル高、2万7,332.03ドルで終える。連日最高値、7月利下げ観測で買い安心感。
NY金は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感などを追い風に買いが入り、反発した。週間では0.86%高となった。 朝方から、ドル売り・ユーロ買いが先行したため、買い優勢となり金相場は一本調子で上昇、終盤には一時1,415.80ドルを付けた。銀はドル安から反発。PGM系はPdは週末利食い売りで続落、前日比16.7ドル安1,542.4ドルで引け、Ptは続伸、前日比3.7ドル高、834.6ドルで終えている。
NY原油は小反発。リグ稼働数の減少が下支え。前日比0.01ドル高、60.21ドルで引けた。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比30銭円高ドル安の1ドル=108円ちょうど~10銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『インドネシア輸出規制再開懸念からニッケル2.5%続騰』
現地時間12日LMEのニッケル相場は上昇し、3カ月ぶりの高値を付けた。インドネシアが2020年にニッケル鉱石の輸出禁止措置を再開するとの懸念が広がった。インドネシアは17年にニッケル鉱石の輸出禁止措置を緩和したが、その際に緩和措置は5年しか継続せず、22年に再び輸出を規制する方針を示していた。一方でその間供給過剰との観測も出されている。
ニッケル3Mは続伸。インドネシア輸出規制再開観測にに加え在庫減少やドル安に支えられ買い優勢となった。前日比340ドル高、13,470ドルが終値。LME在庫は、7月11日比2,580トン減少、15万840トン。ニッケルはSHFEでもEV用電池需要期待から週間で5.5%上昇、2018年6月来の上げ幅となっている。中心限月で10万3,450元で終えた。
カッパー3Mは反落。上海株は堅調となったが、中国の6月の輸入が前年同月に比べて大幅に減少していたことが嫌気されるなか、売り優勢で運ばれた。前日比20ドル安、5,935ドルが終値。為替110円で理論建値はキロ695円。NY終値は前日比ポンド0.9セント高2.6915ドル($5,934/t)で理論建値はキロ695円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続落。指定倉庫在庫の減少が続いているにもかかわらず、米中貿易摩擦が影響するなか、中国の非鉄貴金属輸入が減少していることが明らかになったことが重石となった。ただ、米国の利下げ観測が引き続き買いを呼んだこともあり、下げ幅は限定され、1,820ドル台を維持しての終了となったLME在庫は、7月11日比7,625トン減少、92万6,875トン。
12日の日経平均は小幅続伸。前日比43円32銭高、2万1,685円90銭で終えた。米ダウ最高値が支え。かんぽ時価総額一時1兆円割れ。割れ。12日のNYダウは3日続伸。前日比243.951ドル高、2万7,332.03ドルで終える。連日最高値、7月利下げ観測で買い安心感。
NY金は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感などを追い風に買いが入り、反発した。週間では0.86%高となった。 朝方から、ドル売り・ユーロ買いが先行したため、買い優勢となり金相場は一本調子で上昇、終盤には一時1,415.80ドルを付けた。銀はドル安から反発。PGM系はPdは週末利食い売りで続落、前日比16.7ドル安1,542.4ドルで引け、Ptは続伸、前日比3.7ドル高、834.6ドルで終えている。
NY原油は小反発。リグ稼働数の減少が下支え。前日比0.01ドル高、60.21ドルで引けた。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比30銭円高ドル安の1ドル=108円ちょうど~10銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月11日
『米早期利下げ観測からのドル安で総じて上昇』
現地時間11日のLMEは、米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げ示唆議会証言をうけてたドル安で総じて上昇して引けた。鉛3Mは上伸、直近上値抵抗線2,000を窺った。
ニッケル3Mは続伸。インドネシアのニッケル生産制限が2022年から開始されるとのうわさが流れ、上値抵抗線13,000ドルを突破して引けた。同国スラワジ島での地震によるニッケル生産への影響はないことが分かり、短期的供給懸念は後退した。前半でのドル安と欧州中央銀行(ECB)の緩和方針が発表されたことも支持材料となった。前日比140ドル高、13,130ドルが終値。
カッパー3Mは小幅続伸。ドル安、上海株、SHFEカッパーのた。指定倉庫の在庫の減少、欧州株が序盤に上昇したことが支援材料となる一方、年後半の中国の新車販売台数が引き続き、伸び悩むとの予想が上値圧迫要因となった。
6月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回り、ドル高へ転じたことや、欧州株が下げに転じたことが圧迫要因となる一方、米株が時間外取引から序盤の取引で買われたことが支援材料となった。前日比15ドル高、5,955ドルが終値。為替109円で理論建値はキロ691円。NY終値は前営業日比ポンド1.05セント安2.6825($5,914/t)で理論建値はキロ687円。あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは反落。LME在庫の減少続くも、前日までの上昇に対する利益確定売りが優勢となった。前日比22ドル安、1,828ドルで大引け。
鉄鉱石指標は続落。前日1.59ドル安、119.37ドルとなった。中国北部での鉄鋼生産制限からの需要低下を警戒。
11日の日経平均は反発。前日比110円05銭高、2万16円で終えた。米株高を好感。売買代金は8日連続2兆円割れ。11日のNYダウは続伸。前日比227.81ドル高、2万7,088.01ドルで終える。初の2万7,000ドル超え、7月利下げ観測で買い安心感。
NY金銀は反落。金は時間外米FRB議長の利下げ示唆を受けて上昇後上げ一服。日中米消費者物価指数(CPI)のコア指数の予想以上の上昇でドル高となり売り優勢となった。前日比5.8ドル安、1,406.7ドルで大引け。銀はドル高受け反落。PGM系はPd反落、Pt小幅続伸。Pdは一代高1,600.5ドルを付けたのち、利食い売りやドル高で軟化。Ptは時間外米利下げ観測によるドル安で堅調も、日中は予想越える米コアCPIからのドル高で戻り売られた。
NY原油は小幅反落。5月のOPEC原油在庫が2ヵ月連続増加。
11日のロンドン外為では、対ドル円相場は続伸。前日比20銭円高ドル安の1ドル=108円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『米早期利下げ観測からのドル安で総じて上昇』
現地時間11日のLMEは、米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げ示唆議会証言をうけてたドル安で総じて上昇して引けた。鉛3Mは上伸、直近上値抵抗線2,000を窺った。
ニッケル3Mは続伸。インドネシアのニッケル生産制限が2022年から開始されるとのうわさが流れ、上値抵抗線13,000ドルを突破して引けた。同国スラワジ島での地震によるニッケル生産への影響はないことが分かり、短期的供給懸念は後退した。前半でのドル安と欧州中央銀行(ECB)の緩和方針が発表されたことも支持材料となった。前日比140ドル高、13,130ドルが終値。
カッパー3Mは小幅続伸。ドル安、上海株、SHFEカッパーのた。指定倉庫の在庫の減少、欧州株が序盤に上昇したことが支援材料となる一方、年後半の中国の新車販売台数が引き続き、伸び悩むとの予想が上値圧迫要因となった。
6月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回り、ドル高へ転じたことや、欧州株が下げに転じたことが圧迫要因となる一方、米株が時間外取引から序盤の取引で買われたことが支援材料となった。前日比15ドル高、5,955ドルが終値。為替109円で理論建値はキロ691円。NY終値は前営業日比ポンド1.05セント安2.6825($5,914/t)で理論建値はキロ687円。あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは反落。LME在庫の減少続くも、前日までの上昇に対する利益確定売りが優勢となった。前日比22ドル安、1,828ドルで大引け。
鉄鉱石指標は続落。前日1.59ドル安、119.37ドルとなった。中国北部での鉄鋼生産制限からの需要低下を警戒。
11日の日経平均は反発。前日比110円05銭高、2万16円で終えた。米株高を好感。売買代金は8日連続2兆円割れ。11日のNYダウは続伸。前日比227.81ドル高、2万7,088.01ドルで終える。初の2万7,000ドル超え、7月利下げ観測で買い安心感。
NY金銀は反落。金は時間外米FRB議長の利下げ示唆を受けて上昇後上げ一服。日中米消費者物価指数(CPI)のコア指数の予想以上の上昇でドル高となり売り優勢となった。前日比5.8ドル安、1,406.7ドルで大引け。銀はドル高受け反落。PGM系はPd反落、Pt小幅続伸。Pdは一代高1,600.5ドルを付けたのち、利食い売りやドル高で軟化。Ptは時間外米利下げ観測によるドル安で堅調も、日中は予想越える米コアCPIからのドル高で戻り売られた。
NY原油は小幅反落。5月のOPEC原油在庫が2ヵ月連続増加。
11日のロンドン外為では、対ドル円相場は続伸。前日比20銭円高ドル安の1ドル=108円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月10日
『米中協議合意期待と米利下げ観測から概ね上昇』
現地時間10日のLMEは、米中貿易協議の合意期待と米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げ示唆議会証言をうけて概ね上昇して引けた。米中が貿易協議を再開したことで、1年にわたる貿易戦争が収束するとの期待が生じた。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、米中当局者が電話で「建設的」な会談を行ったと述べた。
ニッケル3Mはおよそ2%反発、13,000ドルをわずかに下まわる12,990ドル、4月以来の高値で終えた。日中一時高値抵抗線の13,000ドルを突破する場面もあった。この日の商い量はおよそ1万ロット。LME指定在庫は減少を続け、前日から492トン減少、15万3,612トンとなり2013年以来の低水準を記録している。
亜鉛3Mは1.5%上昇、上値抵抗線2,400ドルを上抜いて引けた。この日の商い量はおよそ12,000ロットで、6月11日以来の出来高となった。
カッパー3Mは大幅反発。米中貿易協議再開、米利下げ観測に加え、ドル安にも支援された。前日比118ドル高、5,940ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ695円。NY終値は前営業日比ポンド6.85セント高2.693ドル($5,937/t)で理論建値はキロ695円。あわせ国内建値に10円強の上げ余地。
アルミ3Mは続伸。他メタルと同様、米中協議再開、米利下げ観測、ドル安が支援材料だが、指定在庫の減少も依然強材料。序盤から徐々に上伸し中盤以降1,850ドル近辺でもみ合って引けた。
コバルト3Mは続落、月初からの28,000~30,000ドルレンジから26,000~28,000ドルへ後退。
10日の日経平均は小幅反落。前日比31円67銭安、2万1,533円48銭で終えた。売買代金は7日連続2兆円割れ。10日のNYダウは4日ぶり反発。前日比76.71ドル高、2万6,860.20ドルで終える。利下げ観測強まる。
NY金銀は続伸。金は時間外ドル高から軟化。日中FRB議長が議会証言で利下げを示唆したことをきっかけに急伸した。前日比12ドル高、1,412.5ドルで引けた。銀は金堅調に連れ高。PGM系は反発。PdはFRB議長の利下げ示唆証言きっかけに急伸。一代高1,593.2ドルを付けた。Ptは時間外ドル高に圧迫も欧州時間に安値拾いの買いから下げ一服。日中はFRB議長の利下げ示唆証言きっかけに上値伸ばした。
NY原油は大幅続伸。在庫減少やハリケーンに備えた供給減で。前日比2.6ドル高、60.43ドルで引けている。10日のロンドン外為では、対ドル円相場は5日ぶり反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=108円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『米中協議合意期待と米利下げ観測から概ね上昇』
現地時間10日のLMEは、米中貿易協議の合意期待と米連邦準備理事会(FRB)議長の利下げ示唆議会証言をうけて概ね上昇して引けた。米中が貿易協議を再開したことで、1年にわたる貿易戦争が収束するとの期待が生じた。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、米中当局者が電話で「建設的」な会談を行ったと述べた。
ニッケル3Mはおよそ2%反発、13,000ドルをわずかに下まわる12,990ドル、4月以来の高値で終えた。日中一時高値抵抗線の13,000ドルを突破する場面もあった。この日の商い量はおよそ1万ロット。LME指定在庫は減少を続け、前日から492トン減少、15万3,612トンとなり2013年以来の低水準を記録している。
亜鉛3Mは1.5%上昇、上値抵抗線2,400ドルを上抜いて引けた。この日の商い量はおよそ12,000ロットで、6月11日以来の出来高となった。
カッパー3Mは大幅反発。米中貿易協議再開、米利下げ観測に加え、ドル安にも支援された。前日比118ドル高、5,940ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ695円。NY終値は前営業日比ポンド6.85セント高2.693ドル($5,937/t)で理論建値はキロ695円。あわせ国内建値に10円強の上げ余地。
アルミ3Mは続伸。他メタルと同様、米中協議再開、米利下げ観測、ドル安が支援材料だが、指定在庫の減少も依然強材料。序盤から徐々に上伸し中盤以降1,850ドル近辺でもみ合って引けた。
コバルト3Mは続落、月初からの28,000~30,000ドルレンジから26,000~28,000ドルへ後退。
10日の日経平均は小幅反落。前日比31円67銭安、2万1,533円48銭で終えた。売買代金は7日連続2兆円割れ。10日のNYダウは4日ぶり反発。前日比76.71ドル高、2万6,860.20ドルで終える。利下げ観測強まる。
NY金銀は続伸。金は時間外ドル高から軟化。日中FRB議長が議会証言で利下げを示唆したことをきっかけに急伸した。前日比12ドル高、1,412.5ドルで引けた。銀は金堅調に連れ高。PGM系は反発。PdはFRB議長の利下げ示唆証言きっかけに急伸。一代高1,593.2ドルを付けた。Ptは時間外ドル高に圧迫も欧州時間に安値拾いの買いから下げ一服。日中はFRB議長の利下げ示唆証言きっかけに上値伸ばした。
NY原油は大幅続伸。在庫減少やハリケーンに備えた供給減で。前日比2.6ドル高、60.43ドルで引けている。10日のロンドン外為では、対ドル円相場は5日ぶり反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=108円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地7月9日
『米中協議合意やFOMC声明控えまちまち Cu2%続落』
現地時間9日のLMEは、米中貿易協議の合意待ちや米FOMCでの利子操作に関する決定を控えて方向感欠きまちまちとなった。その中でカッパーが2%続落した。
カッパー3Mは2%続落。米中貿易摩擦に対する警戒感や、ドル高を受けた売りが中盤に膨らんで下方への方向性を強めた。その後も欧州株の下落を手掛かりにした売りが見られるなか一時は5,800ドル割れとなった。安値からの戻りも浅いまま安値に近い水準で終えた。チリからの6月銅輸出はチュキカマタ銅山ストの影響で月間で15%減少。前日比70ドル安、5,822ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ682円。NY終値は前営業日比ポンド3.15セント安2.6245ドル($5,786/t)で理論建値はキロ678円。あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは続伸。引き続き指定倉庫在庫が減少し95万トン台を割り込んだことを受け買い優勢。前半から中盤を過ぎる頃までは米中貿易摩擦による 景気減速やドル高が重石となり1,810ドルが上値抵抗線として意識される頭重い足取りを演じていたが、終盤に買いの手が膨らんで急激に値位置を伸ばし1,820ドル台を維持して終えている。
ニッケル3Mは小幅反落。指定倉庫在庫の減少を手掛かりに買う動きも見られたが、弱気な欧州株式市場の動きやドル高、米中貿易摩擦を背景にした世界経済減速懸念が弱材料となった。前日比20ドル安、12,700ドルで大引け。LME在庫は前日比636トン減少、15万4,104トン。
鉄鉱石指標は続騰,120ドル台回復。前日比319ドル高、121.57ドル。港湾在庫の減少で。9日の日経平均は反発。前日比30円80銭高、2万1,565円15銭で終えた。円安ドル高で投資家心理改善。9日のNYダウは小幅に3日続落。前日比22.65ドル安、2万6,783.49ドルで終える。FRB議長証言控えて。
NY金は小幅高、銀は続伸。金8月限は時間外欧州時間のドル高を受けて売り優勢。日中は求人労働移動調査(JOLTS)の弱内容を受けて押し目買いから堅調となった。銀も金と同調した値動き。PGM系はPd続伸、Pt反発。Pdは欧州時間のドル高と日中の株安から売り優勢となった。前日比18.7ドル安、1,539.9ドルで引けた。Ptは時間外で欧州時間ドル高を受けて軟調。日中は株安から売られるも一巡後、金堅調につられ下げ一服。
NY原油は小幅続伸。主要なテーマに動き少なく売り買い定まらず。前日比0.17ドル安、57.83ドルで引け。9日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=108円70~80銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『米中協議合意やFOMC声明控えまちまち Cu2%続落』
現地時間9日のLMEは、米中貿易協議の合意待ちや米FOMCでの利子操作に関する決定を控えて方向感欠きまちまちとなった。その中でカッパーが2%続落した。
カッパー3Mは2%続落。米中貿易摩擦に対する警戒感や、ドル高を受けた売りが中盤に膨らんで下方への方向性を強めた。その後も欧州株の下落を手掛かりにした売りが見られるなか一時は5,800ドル割れとなった。安値からの戻りも浅いまま安値に近い水準で終えた。チリからの6月銅輸出はチュキカマタ銅山ストの影響で月間で15%減少。前日比70ドル安、5,822ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ682円。NY終値は前営業日比ポンド3.15セント安2.6245ドル($5,786/t)で理論建値はキロ678円。あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは続伸。引き続き指定倉庫在庫が減少し95万トン台を割り込んだことを受け買い優勢。前半から中盤を過ぎる頃までは米中貿易摩擦による 景気減速やドル高が重石となり1,810ドルが上値抵抗線として意識される頭重い足取りを演じていたが、終盤に買いの手が膨らんで急激に値位置を伸ばし1,820ドル台を維持して終えている。
ニッケル3Mは小幅反落。指定倉庫在庫の減少を手掛かりに買う動きも見られたが、弱気な欧州株式市場の動きやドル高、米中貿易摩擦を背景にした世界経済減速懸念が弱材料となった。前日比20ドル安、12,700ドルで大引け。LME在庫は前日比636トン減少、15万4,104トン。
鉄鉱石指標は続騰,120ドル台回復。前日比319ドル高、121.57ドル。港湾在庫の減少で。9日の日経平均は反発。前日比30円80銭高、2万1,565円15銭で終えた。円安ドル高で投資家心理改善。9日のNYダウは小幅に3日続落。前日比22.65ドル安、2万6,783.49ドルで終える。FRB議長証言控えて。
NY金は小幅高、銀は続伸。金8月限は時間外欧州時間のドル高を受けて売り優勢。日中は求人労働移動調査(JOLTS)の弱内容を受けて押し目買いから堅調となった。銀も金と同調した値動き。PGM系はPd続伸、Pt反発。Pdは欧州時間のドル高と日中の株安から売り優勢となった。前日比18.7ドル安、1,539.9ドルで引けた。Ptは時間外で欧州時間ドル高を受けて軟調。日中は株安から売られるも一巡後、金堅調につられ下げ一服。
NY原油は小幅続伸。主要なテーマに動き少なく売り買い定まらず。前日比0.17ドル安、57.83ドルで引け。9日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=108円70~80銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月8日
『ドル高下につられ方向感欠く ニッケル2%up、Cu続落』
現地時間8日のLMEは、明け方のドル安から前場は亜鉛除いて概ね上昇したものの、日中ドル高に転じてからは方向感欠いて膠着して引けた。
カッパー3Mは小幅続落。米中貿易協議の不透明感が台頭、需要に対しての不安が強いこと、ドル堅調を背景に序盤から売り優勢となった。売り一巡後、ショートカバーから戻り歩調となる場面があったが、欧州株の下落や、4日の指定在庫が大幅増となり、1年1カ月ぶりの高水準となっていることを背景に戻り売り圧力が強く、小安くなった。先週末比10ドル安、5,892ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ690円。NY終値は前営業日比ポンド0.25セント安2.656ドル($5,888/t)で理論建値はキロ686円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は4日比4,675トン減少、29万8,300トン。
ニッケル3Mは大幅続伸。指定倉庫在庫が再度、減少を示したこと、12,500ドルの心理的節目を突破し、テクニカル要因が一段と強気となったことから値を飛ばし、終値で6月27日の12,710ドルをわずかに上回った。青山集団の精錬所が所在するインドネシア・スラワジ島で地震発生の報も強材料。一方同国フェロニッケル精錬事業体のAneka Tambangがこの8月から操業開始とのニュースは弱材料視されなかった。アルミ3Mは小反発。指定倉庫在庫の減少が続いていることや、5日の取引で売り優勢ながらも下値は堅く、終値で1,800ドルを維持したことでテクニカルから下支えられた。先週末比8ドル高、1,809ドルで引けた。LME在庫は、4日比7,825トン減少、95万6,575トン。
鉄鉱石指標は反発。先週末比3.57ドル高、118.38ドル。供給懸念根強い。
8日の日経平均は反落。前日比212円03銭安、2万1534円35銭で終えた。海外株安を嫌気、国内投信の売り重荷。8日のNYダウは続落。先週末比115.37ドル安、2万6,806.75ドルで終える。利下げ期待後退で。アップル株安も重荷。
NY金は小幅続落、銀は反発。金8月限は米株安を背景にリスク回避の買い入ったが、早期利下げ期待の後退からの売りもあり上値限定され終日方向感欠いた。銀は安値拾いの買いから反発も、ドル高に上値抑えられた。PGM系はPd続落、Pt反発。Pdは欧州時間押し目買われる場面もあったが、ドル高を受け戻り売られた。Ptは時間外金堅調に連れ高となったが、日中ドル高を受けて戻り売られる局面も、買戻しも入って時間外高値圏を突破して堅調に引けた。
NY原油は小幅続伸。イランのウラン濃縮再開で緊張。8日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続落。先週末比20銭円安ドル高の1ドル=108円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『ドル高下につられ方向感欠く ニッケル2%up、Cu続落』
現地時間8日のLMEは、明け方のドル安から前場は亜鉛除いて概ね上昇したものの、日中ドル高に転じてからは方向感欠いて膠着して引けた。
カッパー3Mは小幅続落。米中貿易協議の不透明感が台頭、需要に対しての不安が強いこと、ドル堅調を背景に序盤から売り優勢となった。売り一巡後、ショートカバーから戻り歩調となる場面があったが、欧州株の下落や、4日の指定在庫が大幅増となり、1年1カ月ぶりの高水準となっていることを背景に戻り売り圧力が強く、小安くなった。先週末比10ドル安、5,892ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ690円。NY終値は前営業日比ポンド0.25セント安2.656ドル($5,888/t)で理論建値はキロ686円。あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は4日比4,675トン減少、29万8,300トン。
ニッケル3Mは大幅続伸。指定倉庫在庫が再度、減少を示したこと、12,500ドルの心理的節目を突破し、テクニカル要因が一段と強気となったことから値を飛ばし、終値で6月27日の12,710ドルをわずかに上回った。青山集団の精錬所が所在するインドネシア・スラワジ島で地震発生の報も強材料。一方同国フェロニッケル精錬事業体のAneka Tambangがこの8月から操業開始とのニュースは弱材料視されなかった。アルミ3Mは小反発。指定倉庫在庫の減少が続いていることや、5日の取引で売り優勢ながらも下値は堅く、終値で1,800ドルを維持したことでテクニカルから下支えられた。先週末比8ドル高、1,809ドルで引けた。LME在庫は、4日比7,825トン減少、95万6,575トン。
鉄鉱石指標は反発。先週末比3.57ドル高、118.38ドル。供給懸念根強い。
8日の日経平均は反落。前日比212円03銭安、2万1534円35銭で終えた。海外株安を嫌気、国内投信の売り重荷。8日のNYダウは続落。先週末比115.37ドル安、2万6,806.75ドルで終える。利下げ期待後退で。アップル株安も重荷。
NY金は小幅続落、銀は反発。金8月限は米株安を背景にリスク回避の買い入ったが、早期利下げ期待の後退からの売りもあり上値限定され終日方向感欠いた。銀は安値拾いの買いから反発も、ドル高に上値抑えられた。PGM系はPd続落、Pt反発。Pdは欧州時間押し目買われる場面もあったが、ドル高を受け戻り売られた。Ptは時間外金堅調に連れ高となったが、日中ドル高を受けて戻り売られる局面も、買戻しも入って時間外高値圏を突破して堅調に引けた。
NY原油は小幅続伸。イランのウラン濃縮再開で緊張。8日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続落。先週末比20銭円安ドル高の1ドル=108円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地7月5日
『堅調な米雇用統計からのドル高に圧迫 概ね軟化』
現地時間5日のLMEは、同日発表の6月の米雇用統計が予想を上回って堅調だったことによるドル高に圧迫され、概ね軟化。ニッケルのみ小幅反発して終えた。米労働省が朝方発表した6月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比22万4,000人増と、減速した前月(7万2,000人増=改定)から持ち直し、市場予想の16万人増を大きく上回った。これを受け早期利下げ期待が後退、ドルが買われた。
カッパー3Mは小反落。米中貿易摩擦に対しての警戒感が強く、需要減少見通しや、LME在庫の急増を嫌気した売りが優勢となった。6月の米雇用統計が強気の内容となったことでドル高となったことが戻り圧迫要因となり、小安く引けた。前日比18ドル安、5902ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ685円。NY終値は前営業日比ポンド2.1セント安2.6585ドル($5,861/t)で理論建値はキロ681円。あわせ国内建値にほぼ一致。LME在庫は前日比3万1,450トン急増、30万2,975トン。1年超ぶり高水準。
アルミ3Mは小反落。指定倉庫在庫の減少が続いているが、カッパーの下落が足かせとなり、売り優勢となった。6月の米雇用が堅調でドル高となったが、下値は堅く、1,800ドルは維持して引けた。LME在庫は前日比7,100トン減少、96万4,400トン。
ニッケル3Mは反発。指定倉庫在庫の減少は一服したが、買い意欲は根強く、150ドル近い上昇幅を維持して引けた。
鉄鉱石指標は大幅続落。前日比7.22ドル、114.81ドル。はっきりとした弱材料ないが、唐山地区高炉制限も緩和されるので一時的との見方も。
5日の日経平均は続伸。前日比43円93銭高、2万1746円38銭で終えた。米雇用統計前で薄商い。
5日のNYダウは5日ぶり反落。前営業日比42.8ドル安、2万6,923.2ドルで終える。早期利下げ期待が弱まる。
N金銀は急反落。金8月限は時間外米6月雇用統計発表を控え、買い玉整理の売りで1,410ドル台前半~半ばで軟調な推移。日中は予想を上回る雇用改善を受けたドル高に圧迫され売り優勢となり、一時節目1,400ドルも割ったが終盤1,400ドル台をかろうじて回復して引けた。銀も金急落に連れ大幅安、15ドル台はかろうじて維持。PGM系はPd小幅反落、Pt大幅反落。Pt10月限は時間外金連れ安、日中ドル高、金安、株安で軟化、終盤やや下げ幅削るも前営業日比30ドル超えの大幅下落。
NY原油は小幅続伸。OPEC産油量が5年ぶり低水準。
5日のロンドン外為では、対ドル円相場は続落。前日比60銭円安ドル高の1ドル=108円40~50銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『堅調な米雇用統計からのドル高に圧迫 概ね軟化』
現地時間5日のLMEは、同日発表の6月の米雇用統計が予想を上回って堅調だったことによるドル高に圧迫され、概ね軟化。ニッケルのみ小幅反発して終えた。米労働省が朝方発表した6月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比22万4,000人増と、減速した前月(7万2,000人増=改定)から持ち直し、市場予想の16万人増を大きく上回った。これを受け早期利下げ期待が後退、ドルが買われた。
カッパー3Mは小反落。米中貿易摩擦に対しての警戒感が強く、需要減少見通しや、LME在庫の急増を嫌気した売りが優勢となった。6月の米雇用統計が強気の内容となったことでドル高となったことが戻り圧迫要因となり、小安く引けた。前日比18ドル安、5902ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ685円。NY終値は前営業日比ポンド2.1セント安2.6585ドル($5,861/t)で理論建値はキロ681円。あわせ国内建値にほぼ一致。LME在庫は前日比3万1,450トン急増、30万2,975トン。1年超ぶり高水準。
アルミ3Mは小反落。指定倉庫在庫の減少が続いているが、カッパーの下落が足かせとなり、売り優勢となった。6月の米雇用が堅調でドル高となったが、下値は堅く、1,800ドルは維持して引けた。LME在庫は前日比7,100トン減少、96万4,400トン。
ニッケル3Mは反発。指定倉庫在庫の減少は一服したが、買い意欲は根強く、150ドル近い上昇幅を維持して引けた。
鉄鉱石指標は大幅続落。前日比7.22ドル、114.81ドル。はっきりとした弱材料ないが、唐山地区高炉制限も緩和されるので一時的との見方も。
5日の日経平均は続伸。前日比43円93銭高、2万1746円38銭で終えた。米雇用統計前で薄商い。
5日のNYダウは5日ぶり反落。前営業日比42.8ドル安、2万6,923.2ドルで終える。早期利下げ期待が弱まる。
N金銀は急反落。金8月限は時間外米6月雇用統計発表を控え、買い玉整理の売りで1,410ドル台前半~半ばで軟調な推移。日中は予想を上回る雇用改善を受けたドル高に圧迫され売り優勢となり、一時節目1,400ドルも割ったが終盤1,400ドル台をかろうじて回復して引けた。銀も金急落に連れ大幅安、15ドル台はかろうじて維持。PGM系はPd小幅反落、Pt大幅反落。Pt10月限は時間外金連れ安、日中ドル高、金安、株安で軟化、終盤やや下げ幅削るも前営業日比30ドル超えの大幅下落。
NY原油は小幅続伸。OPEC産油量が5年ぶり低水準。
5日のロンドン外為では、対ドル円相場は続落。前日比60銭円安ドル高の1ドル=108円40~50銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月4日
『米独立記念日で商い薄 方向感欠きまちまち』
現地時間4日のLMEは、米国が独立記念日で各種市場が休場決めて乏しく商いは全般的に低調。方向感欠く中まちまちの動きとなった。錫は続伸し4%切りあがって18,000ドル台をキープ。18,350ドルで引けた。
カッパー3Mは小幅続伸。米中貿易摩擦に対しての警戒感が強いものの、買いが優勢となった。他メタルと同様に米国が祝日のため、見送りムードが強く、上げ幅は限定的。中国が今月1日から銅のスクラップ輸入を制限していることで供給が減ること、ドルの先安感などが支援材料だが、決め手を欠いた。前日比2ドル高、5,920ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ687円。国内建値に10円弱の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少が続いていること、ドルの先安感に支援され、買いが優勢となり、1,800ドル台を回復して引けた。米国が独立記念日の祝日のため、見送りムードが強く、上げ幅は限定的だった。前日比18ドル高、1,807ドルが終値。LME在庫は前日比6,250トン減少、97万1,500トン。
ニッケル3か月物は小反落。指定倉庫在庫の減少が続いていることが支援材料となったが、米国が独立記念日の祝日のため、見送りムードが強い商状となった。5日に6月の米雇用統計の発表を控え、手じまい売りが先行したもよう。前日比10ドル安、12,340ドルで終了した。
4日のロンドン自由金市場は3日ぶりに反落となり、金は1,415.505ドルと、前日終値比5.075ドル安で引けた。 特に手掛かり材料はなかったが、前日の大幅高の利益確定売りが入ったとみられる。
鉄鉱石指標は、依然として5年来の高水準にあるが、前日比2.72ドル切り下げて122.03ドル。高炉メーカーが相場監視グループ結成のうわさや川下需要の弱さ背景。4日の日経平均は小反発。前日比64円29銭高、2万1,702円45銭で終えた。米株最高値が支え。商いは低調。
米国は7月4日が独立記念日で、各市場は休場。
アルミナ指標は下落が続いているが、ブラジル産とオーストラリア産との間のディスカウントが6月20日の3.34ドルから4日11.5ドルに広がった。8月需要の弱さが下落の背景にあるが、ブラジル産に対しては、アルノルテフル操業復帰による供給増加が下押し圧力になっている。FOBブラジルは前日比9.25ドル安、306.6ドル。
4日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=107円80~90銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『米独立記念日で商い薄 方向感欠きまちまち』
現地時間4日のLMEは、米国が独立記念日で各種市場が休場決めて乏しく商いは全般的に低調。方向感欠く中まちまちの動きとなった。錫は続伸し4%切りあがって18,000ドル台をキープ。18,350ドルで引けた。
カッパー3Mは小幅続伸。米中貿易摩擦に対しての警戒感が強いものの、買いが優勢となった。他メタルと同様に米国が祝日のため、見送りムードが強く、上げ幅は限定的。中国が今月1日から銅のスクラップ輸入を制限していることで供給が減ること、ドルの先安感などが支援材料だが、決め手を欠いた。前日比2ドル高、5,920ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ687円。国内建値に10円弱の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少が続いていること、ドルの先安感に支援され、買いが優勢となり、1,800ドル台を回復して引けた。米国が独立記念日の祝日のため、見送りムードが強く、上げ幅は限定的だった。前日比18ドル高、1,807ドルが終値。LME在庫は前日比6,250トン減少、97万1,500トン。
ニッケル3か月物は小反落。指定倉庫在庫の減少が続いていることが支援材料となったが、米国が独立記念日の祝日のため、見送りムードが強い商状となった。5日に6月の米雇用統計の発表を控え、手じまい売りが先行したもよう。前日比10ドル安、12,340ドルで終了した。
4日のロンドン自由金市場は3日ぶりに反落となり、金は1,415.505ドルと、前日終値比5.075ドル安で引けた。 特に手掛かり材料はなかったが、前日の大幅高の利益確定売りが入ったとみられる。
鉄鉱石指標は、依然として5年来の高水準にあるが、前日比2.72ドル切り下げて122.03ドル。高炉メーカーが相場監視グループ結成のうわさや川下需要の弱さ背景。4日の日経平均は小反発。前日比64円29銭高、2万1,702円45銭で終えた。米株最高値が支え。商いは低調。
米国は7月4日が独立記念日で、各市場は休場。
アルミナ指標は下落が続いているが、ブラジル産とオーストラリア産との間のディスカウントが6月20日の3.34ドルから4日11.5ドルに広がった。8月需要の弱さが下落の背景にあるが、ブラジル産に対しては、アルノルテフル操業復帰による供給増加が下押し圧力になっている。FOBブラジルは前日比9.25ドル安、306.6ドル。
4日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=107円80~90銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地7月3日
『欧米株高を好感概ね反発 錫・ニッケル大幅上昇』
現地時間3日のLMEは、欧米株高を好感し前日の全面安から一転概ね反発してひけた。ただ米中貿易協議の不透感根強い。前日6%強の大幅下げとなった錫はこの日3%取り戻した。需給要因より投機的な動きが主因。
ニッケル3Mは反発。在庫の減少と欧米株式市場の堅調な足取りが買いを支援。序盤は12,180ドルが上値抵抗になっていたが、中盤以降に地合いを引き締めて12,300ドル台に到達。その後は12,300ドルの節目を下値支持線にしながらの高もみとなり、値位置を維持したまま引けを迎えている。前日比255ドル高、12,350ドルが終値。LME在庫は前日比3,156トン減少、15万8,292トン。
カッパー3Mは反発。前場は大幅在庫増加と米中協議先行き不透明感から需要懸念強まり売り優勢となり一時2週間ぶり安値5,840ドルを付けた。その後売り一巡、欧米株高、エネルギー市場上昇を受けて反転、ほぼ高値圏で引けた。前日比31ドル高、5,918ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ687円。NY終値はポンド2.2セント高、2.6795ドル($5,907/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は前日比3万2,575トン、27万2,500トンで1年ぶりの高水準。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の減少が続いたことに加え、発表された米国の経済指標に弱気な内容が目立つなか、金融当局による対応への期待が高まり、欧米株式市場が堅調推移となったことが買いを支援した。金、エネルギー市場の堅調も強要因。前場は序盤上昇ももみ合いとなったが、後場地合いを引き締め、高値圏で引けた。前日比8ドル高、1,790ドルが終値。
3日の日経平均は3日ぶり反落。前日比116円11銭安、2万1,638円16銭で終えた。利益確定売り優勢、商い低調。3日のNYダウ平均は4日続伸。前日比179.32ドル高、2万6,966.ドルで終えた。9か月ぶり高値。上昇力突出。
NY金銀は続伸。金は時間外景気先行き懸念で堅調となり、6月25日来高値1,441ドルを付けたが、ユーロ上値限定、買い一巡後上げ一服。日中は株高などで上値抑えられる。前日比12.9ドル高、1,420.9ドルで大引け。銀は金にほぼ連動。PGM系はPd続伸、Pt反発。Pdは株高などで押目買われるとテクニカル要因の買いも入って一代高1,567.9ドルを付けた。Ptは時間外金堅調に連れ高も景気先行き懸念で上値限定。日中は株高を受けて堅調。
NY原油は反発。独立記念日を控えて買戻し優勢。前日比1.09ドル高、57.34ドルで大引け。3日のロンドン外為では、対ドル円相場は続伸。前日比40銭円高ドル安の1ドル=107円70~80銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『欧米株高を好感概ね反発 錫・ニッケル大幅上昇』
現地時間3日のLMEは、欧米株高を好感し前日の全面安から一転概ね反発してひけた。ただ米中貿易協議の不透感根強い。前日6%強の大幅下げとなった錫はこの日3%取り戻した。需給要因より投機的な動きが主因。
ニッケル3Mは反発。在庫の減少と欧米株式市場の堅調な足取りが買いを支援。序盤は12,180ドルが上値抵抗になっていたが、中盤以降に地合いを引き締めて12,300ドル台に到達。その後は12,300ドルの節目を下値支持線にしながらの高もみとなり、値位置を維持したまま引けを迎えている。前日比255ドル高、12,350ドルが終値。LME在庫は前日比3,156トン減少、15万8,292トン。
カッパー3Mは反発。前場は大幅在庫増加と米中協議先行き不透明感から需要懸念強まり売り優勢となり一時2週間ぶり安値5,840ドルを付けた。その後売り一巡、欧米株高、エネルギー市場上昇を受けて反転、ほぼ高値圏で引けた。前日比31ドル高、5,918ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ687円。NY終値はポンド2.2セント高、2.6795ドル($5,907/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は前日比3万2,575トン、27万2,500トンで1年ぶりの高水準。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の減少が続いたことに加え、発表された米国の経済指標に弱気な内容が目立つなか、金融当局による対応への期待が高まり、欧米株式市場が堅調推移となったことが買いを支援した。金、エネルギー市場の堅調も強要因。前場は序盤上昇ももみ合いとなったが、後場地合いを引き締め、高値圏で引けた。前日比8ドル高、1,790ドルが終値。
3日の日経平均は3日ぶり反落。前日比116円11銭安、2万1,638円16銭で終えた。利益確定売り優勢、商い低調。3日のNYダウ平均は4日続伸。前日比179.32ドル高、2万6,966.ドルで終えた。9か月ぶり高値。上昇力突出。
NY金銀は続伸。金は時間外景気先行き懸念で堅調となり、6月25日来高値1,441ドルを付けたが、ユーロ上値限定、買い一巡後上げ一服。日中は株高などで上値抑えられる。前日比12.9ドル高、1,420.9ドルで大引け。銀は金にほぼ連動。PGM系はPd続伸、Pt反発。Pdは株高などで押目買われるとテクニカル要因の買いも入って一代高1,567.9ドルを付けた。Ptは時間外金堅調に連れ高も景気先行き懸念で上値限定。日中は株高を受けて堅調。
NY原油は反発。独立記念日を控えて買戻し優勢。前日比1.09ドル高、57.34ドルで大引け。3日のロンドン外為では、対ドル円相場は続伸。前日比40銭円高ドル安の1ドル=107円70~80銭の取引。(現地16:00時点比較)
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