金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月30日
『米利上げ観測後退、米民間雇用増でカッパー除いて上昇』
30日のLME市場はカッパー、錫が利食い売りで続落したが、他は米の4月利上げ観測の後退、米ADP民間雇用の増加、ドル安から上昇した。アルミ新地金は100日移動平均の1,504ドルを上回ったこともありテクニカルな買いも入る。カッパーはドル安背景、中国株高にも関わらず後場で4,882ドルと4週間ぶりの安値にまで下落。利食い売りが広がった。NYカッパーも急落す。錫も利食いで16,775ドルに下落。亜鉛と鉛の値差広がり、再び亜鉛高の鉛安に。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,490.5(△7.0)
カッパー 4,909(▼6)
ニッケル 8,475(▼140)
鉛 1,750(▼5)
亜鉛 1,794(△13.5)
錫 17,000(▼225)
(NY COMEX)
原油 38.32(△0.04)
金 1,229.6(▼8.9)
プラチナ 964.3(▼0.4)
NYダウ 1万7,716.65(△83.55)
2月の日本の鉱工業生産指数速報値は前月比6.2%低下、予想は6%低下だった。30日の上海総合指数は前日比80.81高の3,000.64。3月のユーロ圏景況感指数は103.0に低下、予想は103.8だった。3月の米ADP民間雇用者数は20万人増加、予想は19.5万人増。
30日のNY原油先物は小幅反発。前日比4セント高の38.32ドル。米エネルギー情報局統計での原油生産の減少や需要の増加が好感されるも、米原油在庫が7週連続して増加したことなどが重しとなりEIA統計発表後は上げ幅を大きく削った。
NY金先物は反落。前日比8.9ドル安の1,226.9ドル。米ADP民間雇用者数が予想を上回ったこと、株価上昇が相対的に金を圧迫し、急速に値を消す。パラジウムは急反落。前日比6.85ドル安の566.35ドル。金の反落から失望売りを誘ってDown。
30日のNYダウは4営業B続伸。前日比83.55ドル高の1万7716.66ドル。緩和的な米金融政策が長引く可能性を好感した買いが続いた。中国はじめ世界的な株高傾向も相場を支える。30日のNY外為市場ではドル安進む。米金融当局が世界経済の減速による向かい風を考慮し、利上げペースを遅くするとの観測からドルが売られる。ドルの下落に対してロシアのルーブル、ブラジルのレアルが対ドルで値上がり。1-3月のドル指数は2010年以降で最大の下げとなる見通し。一方で新興国通貨は18年ぶりの上昇と対照的。資源国は通貨高に苦しむ。ドル対ユーロではドル高が続く見込み。1ユーロは1.16ドルに下落する予想。
SPOT鉄鉱石はDown。Steelindexは前日比0.9%減の54.70ドルへ下落。しかし年初からは28%の上昇を得ている。SHFE鉄筋先物っもDown。2,113元へ。3月23日には2,240元と9か月ぶりの高値をつけていた。
情報提供会社: I R universe株式会社
『米利上げ観測後退、米民間雇用増でカッパー除いて上昇』
30日のLME市場はカッパー、錫が利食い売りで続落したが、他は米の4月利上げ観測の後退、米ADP民間雇用の増加、ドル安から上昇した。アルミ新地金は100日移動平均の1,504ドルを上回ったこともありテクニカルな買いも入る。カッパーはドル安背景、中国株高にも関わらず後場で4,882ドルと4週間ぶりの安値にまで下落。利食い売りが広がった。NYカッパーも急落す。錫も利食いで16,775ドルに下落。亜鉛と鉛の値差広がり、再び亜鉛高の鉛安に。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,490.5(△7.0)
カッパー 4,909(▼6)
ニッケル 8,475(▼140)
鉛 1,750(▼5)
亜鉛 1,794(△13.5)
錫 17,000(▼225)
(NY COMEX)
原油 38.32(△0.04)
金 1,229.6(▼8.9)
プラチナ 964.3(▼0.4)
NYダウ 1万7,716.65(△83.55)
2月の日本の鉱工業生産指数速報値は前月比6.2%低下、予想は6%低下だった。30日の上海総合指数は前日比80.81高の3,000.64。3月のユーロ圏景況感指数は103.0に低下、予想は103.8だった。3月の米ADP民間雇用者数は20万人増加、予想は19.5万人増。
30日のNY原油先物は小幅反発。前日比4セント高の38.32ドル。米エネルギー情報局統計での原油生産の減少や需要の増加が好感されるも、米原油在庫が7週連続して増加したことなどが重しとなりEIA統計発表後は上げ幅を大きく削った。
NY金先物は反落。前日比8.9ドル安の1,226.9ドル。米ADP民間雇用者数が予想を上回ったこと、株価上昇が相対的に金を圧迫し、急速に値を消す。パラジウムは急反落。前日比6.85ドル安の566.35ドル。金の反落から失望売りを誘ってDown。
30日のNYダウは4営業B続伸。前日比83.55ドル高の1万7716.66ドル。緩和的な米金融政策が長引く可能性を好感した買いが続いた。中国はじめ世界的な株高傾向も相場を支える。30日のNY外為市場ではドル安進む。米金融当局が世界経済の減速による向かい風を考慮し、利上げペースを遅くするとの観測からドルが売られる。ドルの下落に対してロシアのルーブル、ブラジルのレアルが対ドルで値上がり。1-3月のドル指数は2010年以降で最大の下げとなる見通し。一方で新興国通貨は18年ぶりの上昇と対照的。資源国は通貨高に苦しむ。ドル対ユーロではドル高が続く見込み。1ユーロは1.16ドルに下落する予想。
SPOT鉄鉱石はDown。Steelindexは前日比0.9%減の54.70ドルへ下落。しかし年初からは28%の上昇を得ている。SHFE鉄筋先物っもDown。2,113元へ。3月23日には2,240元と9か月ぶりの高値をつけていた。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月29日
『ドル高、原油急落で弱含むもFRB議長発言でドル急落』
連休明け29日のLME市場は、ドル高、原油の急落で値を下げたがFRBのイエレン議長が緩やかな利上げを予想したハト派発言でドルが急落、米10年物国債利回りが低下し米株価も反発したことでメタルも盛り返す。アルミ新地金は連休前の高値を突破したが、100日移動平均である1,505ドル前で跳ね返されたことから下押した。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,483.5(△3.5)
カッパー 4,915(0)
ニッケル 8,615(▼15)
鉛 1,755(▼8)
亜鉛 1,780(▼2.5)
錫 17,225(▼275)
(NY COMEX)
原油 38.28(▼1.11)
金 1,235.8(△15.7)
プラチナ 965.2(△20.5)
NYダウ 1万7,633.11(△97.72)
29日の上海総合指数は前日比37.99安の2,919.83。米サンフランシスコ地区連銀総裁、米経済の状況を踏まえると緩やかな利上げが適切、世界経済の減速や金融市場の混乱による懸念は行き過ぎと主張。3月の米消費者信頼感指数は96.2に上昇、予想は94.0。FRBイエレン議長、中国の景気減速および原油価格の急落による世界経済及び金融の不透明感が米景気のリスクとなり、緩やかな利上げのみが正当化されると発言。
29日のNY原油先物は前日比1.11ドル安の1バレル=38.28ドル。米原油在庫の増加見通しなど供給過剰懸念が嫌気された。
NY金先物は急反発。前日比15.7ドル高の1,235.8ドル。イエレンFRB議長のハト派発言を受けてドルが急落、長期金利が低下したことをはやして急騰した。NYプラチナは前日比20.5ドル高の965.2ドル。パラジウムは6.2ドル高の573.2ドル。玉整理が遅れた売り方の買い戻しが続いたあと、FRB議長のハト派発言によるドルの急落、金の急伸で上昇す。
29日のNYダウは大幅続伸。前日比97.72ドル高の1万7633.11ドルで昨年12月29日以来3か月ぶり高値。イエレンFRB議長の発言を受け、市場では緩和的な金融政策が続くとの見方が改めて意識され買い優勢となった。
29日のロンドン外為市場で円相場は下落。前日終値比75銭円安ドル高の1ドル=113円35~45銭。市場では米の4月利上げを見越した円売りドル買いが続いていたが、イエレン議長のハト派見解により流れは再び円高ドル安に移る可能性あり。
SPOT鉄鉱石、大連鉄鉱石先物反落。SteelIndexは前日比0.5%Downの55.20ドルへ。3月8日の63.30ドルから13%の下落。年初からは29%UP。韓国POSCO、4月の韓国国内のSUSscrap購入価格は3月比キロ40ウォンUPの1,160ウォン(304系)、316は50ウォンUPの1,600ウォンへ。日本国内のSUSscrapはインフレ状況。市中実勢は110~115円どころ。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル高、原油急落で弱含むもFRB議長発言でドル急落』
連休明け29日のLME市場は、ドル高、原油の急落で値を下げたがFRBのイエレン議長が緩やかな利上げを予想したハト派発言でドルが急落、米10年物国債利回りが低下し米株価も反発したことでメタルも盛り返す。アルミ新地金は連休前の高値を突破したが、100日移動平均である1,505ドル前で跳ね返されたことから下押した。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,483.5(△3.5)
カッパー 4,915(0)
ニッケル 8,615(▼15)
鉛 1,755(▼8)
亜鉛 1,780(▼2.5)
錫 17,225(▼275)
(NY COMEX)
原油 38.28(▼1.11)
金 1,235.8(△15.7)
プラチナ 965.2(△20.5)
NYダウ 1万7,633.11(△97.72)
29日の上海総合指数は前日比37.99安の2,919.83。米サンフランシスコ地区連銀総裁、米経済の状況を踏まえると緩やかな利上げが適切、世界経済の減速や金融市場の混乱による懸念は行き過ぎと主張。3月の米消費者信頼感指数は96.2に上昇、予想は94.0。FRBイエレン議長、中国の景気減速および原油価格の急落による世界経済及び金融の不透明感が米景気のリスクとなり、緩やかな利上げのみが正当化されると発言。
29日のNY原油先物は前日比1.11ドル安の1バレル=38.28ドル。米原油在庫の増加見通しなど供給過剰懸念が嫌気された。
NY金先物は急反発。前日比15.7ドル高の1,235.8ドル。イエレンFRB議長のハト派発言を受けてドルが急落、長期金利が低下したことをはやして急騰した。NYプラチナは前日比20.5ドル高の965.2ドル。パラジウムは6.2ドル高の573.2ドル。玉整理が遅れた売り方の買い戻しが続いたあと、FRB議長のハト派発言によるドルの急落、金の急伸で上昇す。
29日のNYダウは大幅続伸。前日比97.72ドル高の1万7633.11ドルで昨年12月29日以来3か月ぶり高値。イエレンFRB議長の発言を受け、市場では緩和的な金融政策が続くとの見方が改めて意識され買い優勢となった。
29日のロンドン外為市場で円相場は下落。前日終値比75銭円安ドル高の1ドル=113円35~45銭。市場では米の4月利上げを見越した円売りドル買いが続いていたが、イエレン議長のハト派見解により流れは再び円高ドル安に移る可能性あり。
SPOT鉄鉱石、大連鉄鉱石先物反落。SteelIndexは前日比0.5%Downの55.20ドルへ。3月8日の63.30ドルから13%の下落。年初からは29%UP。韓国POSCO、4月の韓国国内のSUSscrap購入価格は3月比キロ40ウォンUPの1,160ウォン(304系)、316は50ウォンUPの1,600ウォンへ。日本国内のSUSscrapはインフレ状況。市中実勢は110~115円どころ。
情報提供会社: I R universe株式会社
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MIRU MORNING EXPRESS現地3月28日
『LMEは休場 NY市場は米利上げ観測から弱含み』
現地28日のLMEはイースターマンデーで休場。NY、SHFE市場はOPEN。NYは4月の米利上げ観測台頭で弱含み。28日のNY金先物は24日比1.5ドル安の1,220.1ドル(4月限)。ファンドの買い越し拡大、ドル高で連休前の安値下回る。4月の米利上げ観測が相場を圧迫。プラチナも続落。24日比7.7ドル安の944.7ドル、パラジウムは5.65ドル安の567.00ドル。金、原油、株価の反落からDown。
28日のNY原油先物は続落。24日比7セント安の39.39ドル(5月限)。生産凍結に向けた主要産油国の4月の会合について市場は期待薄、懐疑的な見方から引き続き供給過剰懸念に圧されてDown。
28日のNYダウは小幅続伸。24日比19.66ドル高の1万7,535.39ドル。欧州市場がイースターマンデーで休場していたこと、金利の先行きを見極めたいとして薄商い。
28日のNY外為市場ではドルが7営業日ぶりに反落。2月の米個人消費支出(PCE)がわずかな増加にとどまり消費者が所得の増加分を貯蓄に回したことが示された。29日のイエレン米FRB議長の講演や4月1日発表の3月の米雇用統計を見極めたいところ。ドルは対円で0.3%上昇し1ドル=113円36銭。ドル高状況では相対的に中国の人民元切り下げ、新興市場の成長、商品市場への圧迫と懸念が広がるため、米当局は利上げは踏みとどまると考えられる、とBNPバリパの通貨ストラテジスト。
情報提供会社: I R universe株式会社
『LMEは休場 NY市場は米利上げ観測から弱含み』
現地28日のLMEはイースターマンデーで休場。NY、SHFE市場はOPEN。NYは4月の米利上げ観測台頭で弱含み。28日のNY金先物は24日比1.5ドル安の1,220.1ドル(4月限)。ファンドの買い越し拡大、ドル高で連休前の安値下回る。4月の米利上げ観測が相場を圧迫。プラチナも続落。24日比7.7ドル安の944.7ドル、パラジウムは5.65ドル安の567.00ドル。金、原油、株価の反落からDown。
28日のNY原油先物は続落。24日比7セント安の39.39ドル(5月限)。生産凍結に向けた主要産油国の4月の会合について市場は期待薄、懐疑的な見方から引き続き供給過剰懸念に圧されてDown。
28日のNYダウは小幅続伸。24日比19.66ドル高の1万7,535.39ドル。欧州市場がイースターマンデーで休場していたこと、金利の先行きを見極めたいとして薄商い。
28日のNY外為市場ではドルが7営業日ぶりに反落。2月の米個人消費支出(PCE)がわずかな増加にとどまり消費者が所得の増加分を貯蓄に回したことが示された。29日のイエレン米FRB議長の講演や4月1日発表の3月の米雇用統計を見極めたいところ。ドルは対円で0.3%上昇し1ドル=113円36銭。ドル高状況では相対的に中国の人民元切り下げ、新興市場の成長、商品市場への圧迫と懸念が広がるため、米当局は利上げは踏みとどまると考えられる、とBNPバリパの通貨ストラテジスト。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月25日はLME、NY市場ともに休場
『現地3月25日はLME、NYともGoodfridayで休場。』
25日の為替円ドルTTS=113.12円。
情報提供会社: I R universe株式会社
『現地3月25日はLME、NYともGoodfridayで休場。』
25日の為替円ドルTTS=113.12円。
情報提供会社: I R universe株式会社
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MIRU MORNING EXPRESS現地3月24日
『欧米景気減速、4月の米利上げ観測でカッパー中心に続落』
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,480(▼14.5)
カッパー 4,915(▼128.0)
ニッケル 8,630(▼70)
鉛 1,763(▼39)
亜鉛 1,783(▼72)
錫 17,500(△100)
(NY COMEX)
原油 39.45(▼0.33)
金 1,221.4(▼2.3)
プラチナ 951.9(▼8.4)
NYダウ 1万7,515.73(△13.14)
ドル高、原油続落でメタルも続落。独Gfk消費者信頼感指数の低下、米週間失業保険申請件数の増加、米耐久財受注の減少もマイナス。米セントルイス地区連銀総裁が次回利上げは遠くない、と4月の利上げを匂わせる発言をしたことも売りを誘った。米の3連休を控えた手じまい売りもメタルを圧迫。
24日の上海総合指数は前日比48.99安の2,960.97。4月の独Gfk消費者信頼感指数は9.4に低下、予想は9.5。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に増加、予想は26.9万件。2月の米耐久財受注速報値は前月比2.8%減少、予想は3%減。25日はグッドフライデー休日で米国、英国市場とも休場に。
24日のNY原油先物は続落。前日比33セント安の39.46ドル。米原油在庫の予想以上の急増が嫌気。しかし25日のグッドフライデー 含む3連休を控えた手じまい売りで1週間ぶりの水準に下落。
貴金属も続落。NY金は前日比2.4ドル安の1,221.6ドル。米の3連休を控えた利食い売りで続落。銀も続落。金の下落、4月の米利上げ観測から3週間ぶりの安値となる15.199ドルへDown。プラチナは8.4ドル安の952.4ドル、パラジウムも続落で10.45ドル安の572.65ドル。3月16日以来の安値。
24日のNYダウは小幅反発。前日比13.14ドル高の1万7,515.73ドル。週末の3連休を控えて積極的な取引は見送られた。
24日のNY外為市場はドル高進行。週間ベースでは昨年11月以来の大幅高。米金融当局者が来月に利上げを実施する可能性を相次いで示唆していることからドル買い進む。ドルは対円で0.3%高の1ドル=112円69銭、対ユーロでは変わらずで1ユーロ=1.1186ドル。
情報提供会社: I R universe株式会社
『欧米景気減速、4月の米利上げ観測でカッパー中心に続落』
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,480(▼14.5)
カッパー 4,915(▼128.0)
ニッケル 8,630(▼70)
鉛 1,763(▼39)
亜鉛 1,783(▼72)
錫 17,500(△100)
(NY COMEX)
原油 39.45(▼0.33)
金 1,221.4(▼2.3)
プラチナ 951.9(▼8.4)
NYダウ 1万7,515.73(△13.14)
ドル高、原油続落でメタルも続落。独Gfk消費者信頼感指数の低下、米週間失業保険申請件数の増加、米耐久財受注の減少もマイナス。米セントルイス地区連銀総裁が次回利上げは遠くない、と4月の利上げを匂わせる発言をしたことも売りを誘った。米の3連休を控えた手じまい売りもメタルを圧迫。
24日の上海総合指数は前日比48.99安の2,960.97。4月の独Gfk消費者信頼感指数は9.4に低下、予想は9.5。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に増加、予想は26.9万件。2月の米耐久財受注速報値は前月比2.8%減少、予想は3%減。25日はグッドフライデー休日で米国、英国市場とも休場に。
24日のNY原油先物は続落。前日比33セント安の39.46ドル。米原油在庫の予想以上の急増が嫌気。しかし25日のグッドフライデー 含む3連休を控えた手じまい売りで1週間ぶりの水準に下落。
貴金属も続落。NY金は前日比2.4ドル安の1,221.6ドル。米の3連休を控えた利食い売りで続落。銀も続落。金の下落、4月の米利上げ観測から3週間ぶりの安値となる15.199ドルへDown。プラチナは8.4ドル安の952.4ドル、パラジウムも続落で10.45ドル安の572.65ドル。3月16日以来の安値。
24日のNYダウは小幅反発。前日比13.14ドル高の1万7,515.73ドル。週末の3連休を控えて積極的な取引は見送られた。
24日のNY外為市場はドル高進行。週間ベースでは昨年11月以来の大幅高。米金融当局者が来月に利上げを実施する可能性を相次いで示唆していることからドル買い進む。ドルは対円で0.3%高の1ドル=112円69銭、対ユーロでは変わらずで1ユーロ=1.1186ドル。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月23日
『再びの中国景気減速懸念、ドル高、原油安でメタル全面安』
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,494(▼3.5)
カッパー 5,043(△1.0)
ニッケル 8,700(0)
鉛 1,802(▼18)
亜鉛 1,855(▼11)
錫 17,400(△400)
(NY COMEX)
原油 39.79(▼1.66)
金 1,224.0(▼24.6)
プラチナ 960.8(▼36)
NYダウ 1万7502.59(▼79.98)
23日の中国株は上昇し、3,000の大台に乗せたが、具体的な景気刺激策が発表されないこと、複数の米金融当局者が4月利上げの可能性に言及していることでドル高に拍車かかりメタルに売り圧力かかる。アルミは現物、3Mともに1,500ドルを割り込み6週間ぶりの安値にDown、アルミアロイは15ドル高の1,610ドル、カッパーは後場で4,967ドルと5,000ドル割れ、ニッケル8,700ドル、後場8,675ドルに後退、錫は400ドル高の17,400ドル、後場17,325ドル、鉛は後場で1,780ドルと1,800ドル割れ、亜鉛は1,830ドル。
中国の景気刺激策なきことでカッパー中心に値下がり。23日の上海総合指数は前日比10.60高の3,009.96。タイ中央銀行、政策金利を据え置き、今年の成長率予想は3.1%に下方修正す。独政府経済諮問委員会、今年の経済成長率予測を0.1%引き下げ1.5%に下方修正。
23日のNY原油先物は大幅Down。前日比1.66ドル安の39.79ドル。4月の主要産油国の生産凍結に向けた会合への期待感も、米原油在庫の予想以上の急増や輸入増加、ドル高に打たれて反落す。
NY金&PGMは急反落。ドル高、原油安で。金は前日比24.6ドル安の1,224.0ドル。アトランタ連銀総裁はじめ複数のFRB委員が4月の利上げに言及したこと、米の3連休控えて売り優勢となった。プラチナは前日比36ドルdownの960.8ドルで急落、パラジウムも22.5ドルdownの583.10ドルと600ドルを割り込む急落。
23日のNYダウは続落。前日比79.98ドル安downの1万7,502.59ドル。NY原油相場の急落からエネルギー関連株に売り広がる。利益確定の売りも膨らんだ。23日のロンドン外為では円相場は続落。前日比85銭円安ドル高の1ドル=112円60~70銭で終了。米の利上げ観測でドル高進む。
SHFE鉄筋先物は急上昇。前日比1.48%高の2,193元/ton。昨年6月下旬以来の高値。鋼材在庫の減少、鋼材需要の増加、建設活動の進展、とプラスの材料が並ぶ。中国の鉄鋼需要は生産を上回る、との強気の見方もあり強い含み地合い。マッコーリは鋼材価格は現在より30%~50%上昇するとも予想。CRUは中国の強気の鋼材需要は5月いっぱいまで続き、価格も上昇し続けるとポジティブな見方。トレーダーが保有している鋼材。在庫は3月18日現在で1,171万トン、先週は1,209万トンだった。
情報提供会社: I R universe株式会社
『再びの中国景気減速懸念、ドル高、原油安でメタル全面安』
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,494(▼3.5)
カッパー 5,043(△1.0)
ニッケル 8,700(0)
鉛 1,802(▼18)
亜鉛 1,855(▼11)
錫 17,400(△400)
(NY COMEX)
原油 39.79(▼1.66)
金 1,224.0(▼24.6)
プラチナ 960.8(▼36)
NYダウ 1万7502.59(▼79.98)
23日の中国株は上昇し、3,000の大台に乗せたが、具体的な景気刺激策が発表されないこと、複数の米金融当局者が4月利上げの可能性に言及していることでドル高に拍車かかりメタルに売り圧力かかる。アルミは現物、3Mともに1,500ドルを割り込み6週間ぶりの安値にDown、アルミアロイは15ドル高の1,610ドル、カッパーは後場で4,967ドルと5,000ドル割れ、ニッケル8,700ドル、後場8,675ドルに後退、錫は400ドル高の17,400ドル、後場17,325ドル、鉛は後場で1,780ドルと1,800ドル割れ、亜鉛は1,830ドル。
中国の景気刺激策なきことでカッパー中心に値下がり。23日の上海総合指数は前日比10.60高の3,009.96。タイ中央銀行、政策金利を据え置き、今年の成長率予想は3.1%に下方修正す。独政府経済諮問委員会、今年の経済成長率予測を0.1%引き下げ1.5%に下方修正。
23日のNY原油先物は大幅Down。前日比1.66ドル安の39.79ドル。4月の主要産油国の生産凍結に向けた会合への期待感も、米原油在庫の予想以上の急増や輸入増加、ドル高に打たれて反落す。
NY金&PGMは急反落。ドル高、原油安で。金は前日比24.6ドル安の1,224.0ドル。アトランタ連銀総裁はじめ複数のFRB委員が4月の利上げに言及したこと、米の3連休控えて売り優勢となった。プラチナは前日比36ドルdownの960.8ドルで急落、パラジウムも22.5ドルdownの583.10ドルと600ドルを割り込む急落。
23日のNYダウは続落。前日比79.98ドル安downの1万7,502.59ドル。NY原油相場の急落からエネルギー関連株に売り広がる。利益確定の売りも膨らんだ。23日のロンドン外為では円相場は続落。前日比85銭円安ドル高の1ドル=112円60~70銭で終了。米の利上げ観測でドル高進む。
SHFE鉄筋先物は急上昇。前日比1.48%高の2,193元/ton。昨年6月下旬以来の高値。鋼材在庫の減少、鋼材需要の増加、建設活動の進展、とプラスの材料が並ぶ。中国の鉄鋼需要は生産を上回る、との強気の見方もあり強い含み地合い。マッコーリは鋼材価格は現在より30%~50%上昇するとも予想。CRUは中国の強気の鋼材需要は5月いっぱいまで続き、価格も上昇し続けるとポジティブな見方。トレーダーが保有している鋼材。在庫は3月18日現在で1,171万トン、先週は1,209万トンだった。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月22日
『ベルギーテロ、ドル高、原油、株価反落でメタルも弱含む』
22日のLME市場は前半はドル安、中国株の大幅上申につれて上昇するも後半はベルギーのテロ爆発事故から逃避買いでドルが急伸。株価、原油とも急落し、メタルも弱含む。独製造業購買担当者景気指数の低下も売りを誘った。アルミは完全に逆ザヤ解消し現物は前日比5ドルdownの1481ドル、3Mは9.5ドルdownの1,503ドル、カッパーは現物が9.5ドルdownの5,070ドル、3Mは16ドルdownの5,042ドル。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,503(▼9.5)
カッパー 5,042(▼16)
ニッケル 8,700(△40)
鉛 1,820(△5)
亜鉛 1,868(△16)
(NY COMEX)
原油 41.45(▼0.07)
金 1,248.6(△4.4)
プラチナ 996.8(△15)
NYダウ 1万7,582.57(▼41.3)
22日の上海総合指数は前日比94.53高の2,999.36。3月の独ifo景況感指数は106.7に上昇、予想は106.0ベルギーの首都ブリュッセルで空港、地下鉄でテロによる爆発事故25名以上が死亡。3月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値は総合が前月比変わらずの54.1、製造業は50.4に低下。
22日のNY原油先物はほぼ変わらず。5月限期近は前日比7セント安の1バレル=41.45ドル。来月17日のドーハ会合に向けた期待感の高さ改質ガソリン相場の上昇が強材料。しかし米原油在庫の増加、ドーハ会合にアルゼンチンが不参加を表明するなどで弱含む。
22日のNY金はベルギーのテロにより安全逃避の買いが増加し反発。前日H4.4ドル高の1,248.6ドル。ただドルの急伸により頭打たれてさほど上昇せず。プラチナは前日比15ドル高の996.8ドル。金急伸に追随す。パラジウムも続伸。前日比2.65ドル高の605.6ドル。
SPOT鉄鉱石は続伸。Steelindexは前日比3%高の58ドルと再び60ドルを目指して続伸中。7日の62ドルからいったんは51ドルまで落ちたものの再上昇。SHFE鉄筋先物も上伸。前日比0.79%高の2162元/トン。建設需要の増加、再稼働続く高炉メーカーの需要、鋼材価格の上昇などにより依然強基調が続いている。
22日のNYダウは反落。前日比41.30ドルdownの1万7,582.57ドル。ベルギーの連続爆破テロによりリスク回避の株売りが出た。このテロにより旅行需要が落ちるとの見方から米の航空株が軒並み下落した。22日のロンドン外為市場では円は小幅に続落。前日終値比15銭円安ドル高の1ドル=111円75~85銭。ベルギーの連続爆破テロでユーロ売りが優勢に。
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『ベルギーテロ、ドル高、原油、株価反落でメタルも弱含む』
22日のLME市場は前半はドル安、中国株の大幅上申につれて上昇するも後半はベルギーのテロ爆発事故から逃避買いでドルが急伸。株価、原油とも急落し、メタルも弱含む。独製造業購買担当者景気指数の低下も売りを誘った。アルミは完全に逆ザヤ解消し現物は前日比5ドルdownの1481ドル、3Mは9.5ドルdownの1,503ドル、カッパーは現物が9.5ドルdownの5,070ドル、3Mは16ドルdownの5,042ドル。
(LME3M先物)
アルミ新地金 1,503(▼9.5)
カッパー 5,042(▼16)
ニッケル 8,700(△40)
鉛 1,820(△5)
亜鉛 1,868(△16)
(NY COMEX)
原油 41.45(▼0.07)
金 1,248.6(△4.4)
プラチナ 996.8(△15)
NYダウ 1万7,582.57(▼41.3)
22日の上海総合指数は前日比94.53高の2,999.36。3月の独ifo景況感指数は106.7に上昇、予想は106.0ベルギーの首都ブリュッセルで空港、地下鉄でテロによる爆発事故25名以上が死亡。3月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値は総合が前月比変わらずの54.1、製造業は50.4に低下。
22日のNY原油先物はほぼ変わらず。5月限期近は前日比7セント安の1バレル=41.45ドル。来月17日のドーハ会合に向けた期待感の高さ改質ガソリン相場の上昇が強材料。しかし米原油在庫の増加、ドーハ会合にアルゼンチンが不参加を表明するなどで弱含む。
22日のNY金はベルギーのテロにより安全逃避の買いが増加し反発。前日H4.4ドル高の1,248.6ドル。ただドルの急伸により頭打たれてさほど上昇せず。プラチナは前日比15ドル高の996.8ドル。金急伸に追随す。パラジウムも続伸。前日比2.65ドル高の605.6ドル。
SPOT鉄鉱石は続伸。Steelindexは前日比3%高の58ドルと再び60ドルを目指して続伸中。7日の62ドルからいったんは51ドルまで落ちたものの再上昇。SHFE鉄筋先物も上伸。前日比0.79%高の2162元/トン。建設需要の増加、再稼働続く高炉メーカーの需要、鋼材価格の上昇などにより依然強基調が続いている。
22日のNYダウは反落。前日比41.30ドルdownの1万7,582.57ドル。ベルギーの連続爆破テロによりリスク回避の株売りが出た。このテロにより旅行需要が落ちるとの見方から米の航空株が軒並み下落した。22日のロンドン外為市場では円は小幅に続落。前日終値比15銭円安ドル高の1ドル=111円75~85銭。ベルギーの連続爆破テロでユーロ売りが優勢に。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月21日
『ドル安、中国株の上昇、原油高株高で上昇』
現地21日のLME市場は、前半は売り優勢で安値寄りとなったがドル安背景、中国株の上昇から反発。原油の反発、米株高も相場を押し上げる。LMEカッパー3M先物は前週末比12.5ドル安の5,058ドル、後場5,071ドルと5,000ドル台キープ。LME銅在庫は3,000トン減少の15万5,275トンまで低下。一方でSHFE銅在庫は40万トン近くまで増加。アルミ新地金は7ドル安の1,512.5ドル、後場1,524ドル、アルミアロイは変わらずで1,590ドル。LMEアルミ在庫も減り続けており8,725トン減の284万6,500トン。国際アルミ協会(IAI)は2月の世界アルミ生産を前月比13万8,000トン減の202万7,000トンと発表。前年同月は192万5,000トン。ニッケルは前週末比255ドル安の8,660ドル、後場反発し8,825ドル、錫は70ドル安の16,950ドル、後場変わらずで16,950ドル、鉛11ドル安の1,815ドル、後場1,832ドル、亜鉛は1.5ドル安の1,850ドル、後場1,871ドル。
21日の上海総合指数は前週末比63.65高の3,018.80。中国首相、金融リスクを回避する手段を多く有し、市場との対話を改善すると発言。3月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値は前月比0.9pt低下のマイナス9.7。2月の米中古住宅販売件数は前月比7.1%減の508万件、予想下回る。米アトランタ連銀総裁、米経済加速は4月の利上げを正当化する可能性があると発言。
21日のNY原油は反発。期近は前週末比47セント高の1バレル=39.91ドル。5月限で38セント高の41.52ドル。4月に控える主要産油国の生産凍結に向けた会合への期待感、市場センチメントの強気観が増していることで底堅く推移。21日のNY金先物は続落。前週末比10セント安の1,243.8ドル。中国株の上昇、ドル高でDown。米利上げの気運が出てきたことが嫌気さる。パラジウムは中国株の上昇、原油高、ドル安背景で買われ、前週末比12.9ドル高の602.95ドルと年初来高値を更新す。
21日のNYダウは続伸。7営業日続伸。終値は21.57ドル高の1万7,623.87ドル。昨年12月29日以来の高値。7営業日続伸は昨年10月上旬以来。原油先物の上昇、緩和的な金融政策が続くとの見方が相場を支えた。21日のSPOT鉄鉱石とSHFE鉄筋先物価格は再び上昇。先週発表された中国の住宅価格回復をきっかけに反発。SPOT鉄鉱石は1.62%高の56.3ドル、鉄筋先物は1.32%高の214元。
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『ドル安、中国株の上昇、原油高株高で上昇』
現地21日のLME市場は、前半は売り優勢で安値寄りとなったがドル安背景、中国株の上昇から反発。原油の反発、米株高も相場を押し上げる。LMEカッパー3M先物は前週末比12.5ドル安の5,058ドル、後場5,071ドルと5,000ドル台キープ。LME銅在庫は3,000トン減少の15万5,275トンまで低下。一方でSHFE銅在庫は40万トン近くまで増加。アルミ新地金は7ドル安の1,512.5ドル、後場1,524ドル、アルミアロイは変わらずで1,590ドル。LMEアルミ在庫も減り続けており8,725トン減の284万6,500トン。国際アルミ協会(IAI)は2月の世界アルミ生産を前月比13万8,000トン減の202万7,000トンと発表。前年同月は192万5,000トン。ニッケルは前週末比255ドル安の8,660ドル、後場反発し8,825ドル、錫は70ドル安の16,950ドル、後場変わらずで16,950ドル、鉛11ドル安の1,815ドル、後場1,832ドル、亜鉛は1.5ドル安の1,850ドル、後場1,871ドル。
21日の上海総合指数は前週末比63.65高の3,018.80。中国首相、金融リスクを回避する手段を多く有し、市場との対話を改善すると発言。3月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値は前月比0.9pt低下のマイナス9.7。2月の米中古住宅販売件数は前月比7.1%減の508万件、予想下回る。米アトランタ連銀総裁、米経済加速は4月の利上げを正当化する可能性があると発言。
21日のNY原油は反発。期近は前週末比47セント高の1バレル=39.91ドル。5月限で38セント高の41.52ドル。4月に控える主要産油国の生産凍結に向けた会合への期待感、市場センチメントの強気観が増していることで底堅く推移。21日のNY金先物は続落。前週末比10セント安の1,243.8ドル。中国株の上昇、ドル高でDown。米利上げの気運が出てきたことが嫌気さる。パラジウムは中国株の上昇、原油高、ドル安背景で買われ、前週末比12.9ドル高の602.95ドルと年初来高値を更新す。
21日のNYダウは続伸。7営業日続伸。終値は21.57ドル高の1万7,623.87ドル。昨年12月29日以来の高値。7営業日続伸は昨年10月上旬以来。原油先物の上昇、緩和的な金融政策が続くとの見方が相場を支えた。21日のSPOT鉄鉱石とSHFE鉄筋先物価格は再び上昇。先週発表された中国の住宅価格回復をきっかけに反発。SPOT鉄鉱石は1.62%高の56.3ドル、鉄筋先物は1.32%高の214元。
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MIRU MORNING EXPRESS現地3月18日
『中国株の上昇、ドル安で続伸、原油反落でDown』
18日のLME市場は、中国株の上昇、ドル安、中国の住宅価格の上昇。米利上げ先送り観測で続伸するも、後半は原油の反落、米消費者信頼感指数の低下から下落に転じる。LMEカッパー3M先物は前日比55ドル高の5,070.5ドル、後場5,047ドル、アルミ新地金3Mは5.5ドル安の1,519.5ドル、後場1,516ドル、ニッケルは215ドル高の8,915ドル、後場8,800ドル、錫120ドル高の17,020ドル、後場16,475ドル、鉛11ドル高の1,826ドル、後場1,817ドル、亜鉛51.5ドル高の1,851.5ドル、後場1,836ドル。
18日の上海総合指数は前日比50.32高の2,095.15。2月の中国70都市新築住宅価格は前年比3.6%上昇、2014年6月以来最大の上昇率。2月の独生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%低下、前年比3%低下。昨年4Qのユーロ圏労働コストは前年同期比1.3%増に加速。3月の米消費者信頼感指数速報値は90.0に低下、予想の92.2を下回る。
18日のNY原油先物は急反落。前日比176セント安の39.44ドル。3か月ぶりの高値から反落。ドル高、米の石油リグ稼働数が今年初めて増加したことも高値修正の売りを加速させた。
NY金は反落。前日比10.7ドル安の1,254.3ドル。ドルの反発、米株価指数先物の上昇で資金逃避需要が弱まりDown。銀も下落。前日比0.022ドル安の15.811ドル。ドル安、カッパーの続伸。米利上げ先送り観測で一時年初来高値を更新するも、金の反落、原油反落から値を消す。
18日のNYダウは続伸。前日比120.81ドル高の1万7,602.30ドル。緩和的な金融政策が長引くとの観測から買い広がる。
18日のNY外為市場で円は4日ぶりに反落。前日比15銭円安ドル高の1ドル=111円50~60銭。欧米株高で円売りに。
SPOT鉄鉱石反発。前日比5.5%UPの55.4ドル(Steelindex62%Fe)、Bulletinは4.7%Upの56.09ドル。中国の鋼材価格の上げ一服だが、SHFE鉄筋先物は続伸。前日比3.47%Upの2,118元に。
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『中国株の上昇、ドル安で続伸、原油反落でDown』
18日のLME市場は、中国株の上昇、ドル安、中国の住宅価格の上昇。米利上げ先送り観測で続伸するも、後半は原油の反落、米消費者信頼感指数の低下から下落に転じる。LMEカッパー3M先物は前日比55ドル高の5,070.5ドル、後場5,047ドル、アルミ新地金3Mは5.5ドル安の1,519.5ドル、後場1,516ドル、ニッケルは215ドル高の8,915ドル、後場8,800ドル、錫120ドル高の17,020ドル、後場16,475ドル、鉛11ドル高の1,826ドル、後場1,817ドル、亜鉛51.5ドル高の1,851.5ドル、後場1,836ドル。
18日の上海総合指数は前日比50.32高の2,095.15。2月の中国70都市新築住宅価格は前年比3.6%上昇、2014年6月以来最大の上昇率。2月の独生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%低下、前年比3%低下。昨年4Qのユーロ圏労働コストは前年同期比1.3%増に加速。3月の米消費者信頼感指数速報値は90.0に低下、予想の92.2を下回る。
18日のNY原油先物は急反落。前日比176セント安の39.44ドル。3か月ぶりの高値から反落。ドル高、米の石油リグ稼働数が今年初めて増加したことも高値修正の売りを加速させた。
NY金は反落。前日比10.7ドル安の1,254.3ドル。ドルの反発、米株価指数先物の上昇で資金逃避需要が弱まりDown。銀も下落。前日比0.022ドル安の15.811ドル。ドル安、カッパーの続伸。米利上げ先送り観測で一時年初来高値を更新するも、金の反落、原油反落から値を消す。
18日のNYダウは続伸。前日比120.81ドル高の1万7,602.30ドル。緩和的な金融政策が長引くとの観測から買い広がる。
18日のNY外為市場で円は4日ぶりに反落。前日比15銭円安ドル高の1ドル=111円50~60銭。欧米株高で円売りに。
SPOT鉄鉱石反発。前日比5.5%UPの55.4ドル(Steelindex62%Fe)、Bulletinは4.7%Upの56.09ドル。中国の鋼材価格の上げ一服だが、SHFE鉄筋先物は続伸。前日比3.47%Upの2,118元に。
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MIRU MORNING EXPRESS現地3月17日
『ドル安、原油急伸でメタル全面高 カッパー再び5,000ドル超え』
17日のLME市場は、前日の米FOMCでハト派的に利上げ予想回数も年4回から2回になったこと、ドル安、原油の急伸、株高背景で全面高となった。カッパー3M先物は前日比80ドル高の5,015ドル、後場5,045ドル、アルミ新地金は15ドル高の1,525ドル、ニッケルは150ドル高の8,700ドル、後場8,900ドル、錫120ドル高の16,900ドル、後場17,050ドル、鉛39ドル高の1,815ドル、後場1,823ドル、亜鉛は55ドル高の1,800ドル、後場1,818ドル。
米FOMCは政策金利を据え置き、成長、インフレ、金利見通しを引き下げ、年内の利上げ見通しを年4回から2回に引き下げ。17日の上海総合指数は前日比34.40高の2,904.83。2月のユーロ圏CPI改定値は前年比0.2%低下に据え置き、予想は0.1%上昇。昨年4Qの米経常収支は1,253億ドルの赤字に縮小、予想は1,180億ドルの赤字。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に増加、予想は26.8万件。3月のフィラデルフィア地区製造業景況指数は+12.4に上昇。2月の米景気先行指数は前月比0.1%上昇、予想の0.2%上昇下回る。
17日のNY原油相場は大幅続伸。前日比1.74ドル高の40.20ドル。米EIA統計での米原油生産が昨年11月以来の低水準となったこと、来月に正式決定された主要産油国の会合、ドル安背景で上昇。昨年12月以来の40ドル台回復。
17日のNYダウは続伸。前日比155.73ドル高の1万7,481.49ドル。5営業日続伸で昨年12月30日以来、2か月半ぶりの高値。原油高、米景気への期待から買い、緩和的な金融政策が長引くとの見方も相場を押し上げた。
NY金は久々に急伸。前日比35.2ドル高の1,265ドル。ハト派のFOMCを受けて金買い拡大、ドル安再開で大幅反発。株高で上値が削られる。銀も大幅アップ。前日比0.081ドル高の16.033ドルで年初来高値更新。
17日のNY外為市場で円は大幅続伸。前日比1円15銭円高ドル安の1ドル=111円35~45銭。一時110円台まで円高が進む。1年4か月ぶりの円高水準。
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『ドル安、原油急伸でメタル全面高 カッパー再び5,000ドル超え』
17日のLME市場は、前日の米FOMCでハト派的に利上げ予想回数も年4回から2回になったこと、ドル安、原油の急伸、株高背景で全面高となった。カッパー3M先物は前日比80ドル高の5,015ドル、後場5,045ドル、アルミ新地金は15ドル高の1,525ドル、ニッケルは150ドル高の8,700ドル、後場8,900ドル、錫120ドル高の16,900ドル、後場17,050ドル、鉛39ドル高の1,815ドル、後場1,823ドル、亜鉛は55ドル高の1,800ドル、後場1,818ドル。
米FOMCは政策金利を据え置き、成長、インフレ、金利見通しを引き下げ、年内の利上げ見通しを年4回から2回に引き下げ。17日の上海総合指数は前日比34.40高の2,904.83。2月のユーロ圏CPI改定値は前年比0.2%低下に据え置き、予想は0.1%上昇。昨年4Qの米経常収支は1,253億ドルの赤字に縮小、予想は1,180億ドルの赤字。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に増加、予想は26.8万件。3月のフィラデルフィア地区製造業景況指数は+12.4に上昇。2月の米景気先行指数は前月比0.1%上昇、予想の0.2%上昇下回る。
17日のNY原油相場は大幅続伸。前日比1.74ドル高の40.20ドル。米EIA統計での米原油生産が昨年11月以来の低水準となったこと、来月に正式決定された主要産油国の会合、ドル安背景で上昇。昨年12月以来の40ドル台回復。
17日のNYダウは続伸。前日比155.73ドル高の1万7,481.49ドル。5営業日続伸で昨年12月30日以来、2か月半ぶりの高値。原油高、米景気への期待から買い、緩和的な金融政策が長引くとの見方も相場を押し上げた。
NY金は久々に急伸。前日比35.2ドル高の1,265ドル。ハト派のFOMCを受けて金買い拡大、ドル安再開で大幅反発。株高で上値が削られる。銀も大幅アップ。前日比0.081ドル高の16.033ドルで年初来高値更新。
17日のNY外為市場で円は大幅続伸。前日比1円15銭円高ドル安の1ドル=111円35~45銭。一時110円台まで円高が進む。1年4か月ぶりの円高水準。
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