LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地2月27日
『新型肺炎世界的拡大と経済減速懸念で全面安』
現地27日のLMEは、新型コロナウィルスの感染拡大が欧州、米大陸へと世界的拡大が続き、世界的な景気後退懸念が強まり全面安となった。
カッパー3Mは続落。中国以外の国でのコロナウイルス感染者数の拡大を受けて、世界経済への影響や、これに伴う非鉄貴金属の需要減退懸念を受けて売り優勢となった。前日比54ドル安、5,616ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 665円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.5セント安の257.15セント($5669/t)。理論建値はキロ671円。国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは続落。アジアから欧州の時間帯にかけて値位置を落としながらも下げ幅は限られていたが、後半を迎えるとさらに値位置を落として1690ドルを割り込んだが、売り修正のための買戻しが見られ、終値ベースでは1690ドル台を維持した。前日比6ドル安、1,690ドルが終値。LME在庫109万2275トン中、79万1850トンがオンワラント。この日1万1300トン在庫減少するも強材料とならず。
ニッケル3Mは反落。売り優勢で開始しながらも序盤は買い戻されて前日の帳入値付近まで値を戻す動きが見られ、その後も12450ドル前後を下値支持線とする足取りを演じていたが、中盤以降に地合いが軟化し、それ以降は引けにかけて下値を探る足取りを展開。12300ドルを割り込んだところで買い戻されたが、終盤は12400ドルが上値抵抗線となるなか安もみに転じ、そのまま引けを迎えている。前日比175ドル安、12,375ドルで大引け。
亜鉛3Mは前日比34.5ドル安、2,012ドルで大引け。同日高値2,057ドルをいったん付けたのち失速。LME在庫の大半がオンワラント(出荷引き当てなし)に留まっている。
27日の日経平均は4日続落の前日比477円96銭安の2万1948円23銭で終了。4か月半ぶり2万2000円割れ。27日のNYダウは6日続落、前日比813ドル38セント安の2万6144ドル21セントで推移(現地15時)。世界景気の減速懸念強まる。
NY金、銀は続落。金4月限は小幅続落。時間外では、米大統領演説後のドル安や新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中では押し目を買わる場面も見られたが、株価急落を背景に換金売りが出て上げ一服となった。前日比0.6ドル安1642.5ドルが終値。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。前日比9.3ドル安、905.5ドルが終値。Pd6月限は続伸。前日比44.9ドル高、2711.7ドルで大引け。NY原油は続落。前日比1.64ドル安、47.09ドルで大引け。新型肺炎による米国需要減少見通しで。27日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比60銭円高ドル安の1ドル=109円90銭~110円ちょうど。
情報提供会社: I R universe株式会社
『新型肺炎世界的拡大と経済減速懸念で全面安』
現地27日のLMEは、新型コロナウィルスの感染拡大が欧州、米大陸へと世界的拡大が続き、世界的な景気後退懸念が強まり全面安となった。
カッパー3Mは続落。中国以外の国でのコロナウイルス感染者数の拡大を受けて、世界経済への影響や、これに伴う非鉄貴金属の需要減退懸念を受けて売り優勢となった。前日比54ドル安、5,616ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 665円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.5セント安の257.15セント($5669/t)。理論建値はキロ671円。国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは続落。アジアから欧州の時間帯にかけて値位置を落としながらも下げ幅は限られていたが、後半を迎えるとさらに値位置を落として1690ドルを割り込んだが、売り修正のための買戻しが見られ、終値ベースでは1690ドル台を維持した。前日比6ドル安、1,690ドルが終値。LME在庫109万2275トン中、79万1850トンがオンワラント。この日1万1300トン在庫減少するも強材料とならず。
ニッケル3Mは反落。売り優勢で開始しながらも序盤は買い戻されて前日の帳入値付近まで値を戻す動きが見られ、その後も12450ドル前後を下値支持線とする足取りを演じていたが、中盤以降に地合いが軟化し、それ以降は引けにかけて下値を探る足取りを展開。12300ドルを割り込んだところで買い戻されたが、終盤は12400ドルが上値抵抗線となるなか安もみに転じ、そのまま引けを迎えている。前日比175ドル安、12,375ドルで大引け。
亜鉛3Mは前日比34.5ドル安、2,012ドルで大引け。同日高値2,057ドルをいったん付けたのち失速。LME在庫の大半がオンワラント(出荷引き当てなし)に留まっている。
27日の日経平均は4日続落の前日比477円96銭安の2万1948円23銭で終了。4か月半ぶり2万2000円割れ。27日のNYダウは6日続落、前日比813ドル38セント安の2万6144ドル21セントで推移(現地15時)。世界景気の減速懸念強まる。
NY金、銀は続落。金4月限は小幅続落。時間外では、米大統領演説後のドル安や新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中では押し目を買わる場面も見られたが、株価急落を背景に換金売りが出て上げ一服となった。前日比0.6ドル安1642.5ドルが終値。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。前日比9.3ドル安、905.5ドルが終値。Pd6月限は続伸。前日比44.9ドル高、2711.7ドルで大引け。NY原油は続落。前日比1.64ドル安、47.09ドルで大引け。新型肺炎による米国需要減少見通しで。27日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比60銭円高ドル安の1ドル=109円90銭~110円ちょうど。
情報提供会社: I R universe株式会社
金属国際相場情報
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月26日
『在庫急増でCu 3週間ぶり安値 Ni小幅続伸』
現地26日のLMEは、新型コロナウィルスの感染拡大がイタリアにもおよび、新局面を迎えたとの観測が広がり、一層の経済活動と需要の低下が懸念される局面が続いている。
カッパー3Mは続落した。新型コロナウイルス懸念に加えて、LME在庫急増が需要下振れを強く示唆したことで、3週間ぶりの安値を付けて引けた。同日中安値は5,623.5ドルまで沈下。LME在庫は前日比6万1175トン増加、22万1,425トンに達した。ほとんどがオンワラント在庫。ニッケル含めて散発的な買いが支援したが、およそフォワードヘッジで根本的な懸念解消にはつながらない。前日比15ドル安、5,670ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 671円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド2セント安の257.65セント($5680/t)。理論建値はキロ672円。国内建値にほぼ一致。
ニッケル3Mは続伸。前日に続いて、インドネシアの110億ドルにもおよぶニッケル開発プロジェクトが新型コロナウィルス感染拡大の影響で遅延する可能性があるとのインドネシア担当大臣の発言から、買われた。前日比100ドル高、12,550ドルで大引け。23万トンのLME在庫中14万7,000トンほどがオンワラントで、相場のおもしとなっている。
アルミ3Mは反落。前日比7ドル安、1,696ドルで大引け。
鉛3Mは反落。前日比41ドル安、1,817ドルが終値。前日の上昇分が帳消しとなった。フォワードスプレッドは依然として逆ザヤだが、直物/3M物で前日の54.5ドルから34.25ドルまで縮小した。亜鉛3Mは0.8%uo2,046.5ドル、錫3Mは0.3%down、16,680ドルでそれぞれ大引け。
26日の日経平均は3日続落の前日比179円22銭安の2万2426円19銭で終了。4か月ぶり安値、新型コロナを警戒。26日のNYダウは5日続落、前日比145ドル10セント安の2万6936ドル26セントで推移(現地15時)。新型コロナウィルス感染拡大への懸念根強い。
NY金、銀は続落。金4月限は続落。時間外では、新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念から押し目を買われて堅調となった。日中では、株高を背景に利食い売りが出たが、株高が一服すると、地合を引き締めた。前日比6.9ドル安、1643.1ドルが終値。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。前日比17.5ドル安、914.8ドルが終値。Pd3月限は続伸。前日比45ドル高、2692.8ドルで大引け。NY原油は続落。前日比1.17ドル安、48.73ドルで大引け。感染拡大で需要見通しはさらに悪化。26日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日ぶり反落。前日比40銭円安ドル
高の1ドル=110円50~60銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『在庫急増でCu 3週間ぶり安値 Ni小幅続伸』
現地26日のLMEは、新型コロナウィルスの感染拡大がイタリアにもおよび、新局面を迎えたとの観測が広がり、一層の経済活動と需要の低下が懸念される局面が続いている。
カッパー3Mは続落した。新型コロナウイルス懸念に加えて、LME在庫急増が需要下振れを強く示唆したことで、3週間ぶりの安値を付けて引けた。同日中安値は5,623.5ドルまで沈下。LME在庫は前日比6万1175トン増加、22万1,425トンに達した。ほとんどがオンワラント在庫。ニッケル含めて散発的な買いが支援したが、およそフォワードヘッジで根本的な懸念解消にはつながらない。前日比15ドル安、5,670ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 671円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド2セント安の257.65セント($5680/t)。理論建値はキロ672円。国内建値にほぼ一致。
ニッケル3Mは続伸。前日に続いて、インドネシアの110億ドルにもおよぶニッケル開発プロジェクトが新型コロナウィルス感染拡大の影響で遅延する可能性があるとのインドネシア担当大臣の発言から、買われた。前日比100ドル高、12,550ドルで大引け。23万トンのLME在庫中14万7,000トンほどがオンワラントで、相場のおもしとなっている。
アルミ3Mは反落。前日比7ドル安、1,696ドルで大引け。
鉛3Mは反落。前日比41ドル安、1,817ドルが終値。前日の上昇分が帳消しとなった。フォワードスプレッドは依然として逆ザヤだが、直物/3M物で前日の54.5ドルから34.25ドルまで縮小した。亜鉛3Mは0.8%uo2,046.5ドル、錫3Mは0.3%down、16,680ドルでそれぞれ大引け。
26日の日経平均は3日続落の前日比179円22銭安の2万2426円19銭で終了。4か月ぶり安値、新型コロナを警戒。26日のNYダウは5日続落、前日比145ドル10セント安の2万6936ドル26セントで推移(現地15時)。新型コロナウィルス感染拡大への懸念根強い。
NY金、銀は続落。金4月限は続落。時間外では、新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念から押し目を買われて堅調となった。日中では、株高を背景に利食い売りが出たが、株高が一服すると、地合を引き締めた。前日比6.9ドル安、1643.1ドルが終値。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。前日比17.5ドル安、914.8ドルが終値。Pd3月限は続伸。前日比45ドル高、2692.8ドルで大引け。NY原油は続落。前日比1.17ドル安、48.73ドルで大引け。感染拡大で需要見通しはさらに悪化。26日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日ぶり反落。前日比40銭円安ドル
高の1ドル=110円50~60銭。
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金属国際相場情報
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月25日
『まちまち、Cu小幅続落、Al,Ni小反発』
現地25日のLMEは、前日の全面安から安値拾いが広がったが、総じて小幅な値動きとなった。
カッパー3Mは小幅続落。これまでの下落の後で売り修正の動きが見られたうえ、欧州株式市場の堅調な足取りやドル安傾向を手掛かりにした買いが見られて5700ドルまで値を伸ばしたが、欧州株式市場の軟化に伴い売り直され、中盤以降は5700ドルを上値抵抗線として意識したうえでの頭重い足取りに終始した。前日比4ドル安、5,685ドルが終値。為替112円で理論建値はキロ 679円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.4セント高の259.65セント($5724/t)。理論建値はキロ683円。国内建値に10円程の上げ余地。
アルミ3Mは小反発。前半は頭の重い足取りを演じていたが、欧州株式市場の上昇や、ドル安を手掛かりにした買いが見られて浮上。1700ドル台を付けたものの、1700ドル一けた台後半を迎えると上値が重くなったうえ、欧州株式市場の地合い軟化が重石となったため伸び悩んだが、プラスサイドを維持して終えた。 前日比4ドル高の1,703ドルが終値。
ニッケル3Mは小反発。コロナウイルスの影響でインドネシアでのプロジェクトに遅れが生じるとの観測が浮上したことが買いを支援したことでプラスサイドは維持して取引を終えている。 前日比20ドル高、12,450ドルが終値。
亜鉛3Mは0.3%切り下げ、2,030ドルで大引け。鉛3Mはこの日一番の上げで2%急騰、1,858ドルで終えた。亜鉛はこの日10,500ロット取引され、カッパーの13,700ロットに次いだ。
25日の日経平均は先週末比781円33銭安の2万2605円41銭で終了。4か月ぶり安値、下げ幅令和最大、肺炎懸念で全面安に。25日のNYダウは連日急落、一時前日比900ドル安の2万7000ドル台を付けた。新型コロナウィルスの米国内拡散するリスク意識。
NY金、銀は反落。金4月限は反落。時間外では、新型コロナウィルス感染拡大で押目を買われる場面も見られたが、利食い売りなどが出て軟調となった。日中取引きでは、ドル安や株安を受けて下げ一服となった。前日比26.6ドル安、1650ドルで大引け。PGM系はPt続落、Pd急反発。Pt4月限は続落。前日比41.9ドル安、932.3ドルが終値。Pd3月限は急反発。前日比126.5ドル高、2647.8ドルで大引け。NY原油は大幅続落。前日比1.53ドル安、49.9ドルで大引け。米疾病対策センターが米国内での流行を指摘。25日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比50銭円高ドル安の1ドル=110円10~20銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『まちまち、Cu小幅続落、Al,Ni小反発』
現地25日のLMEは、前日の全面安から安値拾いが広がったが、総じて小幅な値動きとなった。
カッパー3Mは小幅続落。これまでの下落の後で売り修正の動きが見られたうえ、欧州株式市場の堅調な足取りやドル安傾向を手掛かりにした買いが見られて5700ドルまで値を伸ばしたが、欧州株式市場の軟化に伴い売り直され、中盤以降は5700ドルを上値抵抗線として意識したうえでの頭重い足取りに終始した。前日比4ドル安、5,685ドルが終値。為替112円で理論建値はキロ 679円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.4セント高の259.65セント($5724/t)。理論建値はキロ683円。国内建値に10円程の上げ余地。
アルミ3Mは小反発。前半は頭の重い足取りを演じていたが、欧州株式市場の上昇や、ドル安を手掛かりにした買いが見られて浮上。1700ドル台を付けたものの、1700ドル一けた台後半を迎えると上値が重くなったうえ、欧州株式市場の地合い軟化が重石となったため伸び悩んだが、プラスサイドを維持して終えた。 前日比4ドル高の1,703ドルが終値。
ニッケル3Mは小反発。コロナウイルスの影響でインドネシアでのプロジェクトに遅れが生じるとの観測が浮上したことが買いを支援したことでプラスサイドは維持して取引を終えている。 前日比20ドル高、12,450ドルが終値。
亜鉛3Mは0.3%切り下げ、2,030ドルで大引け。鉛3Mはこの日一番の上げで2%急騰、1,858ドルで終えた。亜鉛はこの日10,500ロット取引され、カッパーの13,700ロットに次いだ。
25日の日経平均は先週末比781円33銭安の2万2605円41銭で終了。4か月ぶり安値、下げ幅令和最大、肺炎懸念で全面安に。25日のNYダウは連日急落、一時前日比900ドル安の2万7000ドル台を付けた。新型コロナウィルスの米国内拡散するリスク意識。
NY金、銀は反落。金4月限は反落。時間外では、新型コロナウィルス感染拡大で押目を買われる場面も見られたが、利食い売りなどが出て軟調となった。日中取引きでは、ドル安や株安を受けて下げ一服となった。前日比26.6ドル安、1650ドルで大引け。PGM系はPt続落、Pd急反発。Pt4月限は続落。前日比41.9ドル安、932.3ドルが終値。Pd3月限は急反発。前日比126.5ドル高、2647.8ドルで大引け。NY原油は大幅続落。前日比1.53ドル安、49.9ドルで大引け。米疾病対策センターが米国内での流行を指摘。25日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比50銭円高ドル安の1ドル=110円10~20銭。
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月21日
『株安とドル安のなかまちまち Cu,Al反発 Ni1.4%下落』
現地21日のLMEは、米購買担当者景気指数(PMI)速報値の低下による株安と一方でのドル安のなか、まちまちの動きとなった。
カッパー3Mは反発。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が圧迫要因となる場面も見られたが、ドル安をきっかけに押し目を買われた。前日比37ドル高、5,765ドルが終値。為替113円で理論建値はキロ 693円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド2.3セント高の261.8セント($5772/t)。理論建値はキロ694円。国内建値に10円強の上げ余地。
アルミ3Mは反発。新型コロナウイルスの感染拡大による株安が圧迫要因になったが、米購買担当者景気指数(PMI)速報値の低下によるドル安を受けて地合いを引き締めた。前日比2.5ドル高、1,713.5ドルが終値。LME在庫は前日比1万1800トン減少の、113万8975トン。
ニッケル3Mは続落。新型コロナウイルスの感染拡大による株安を受けて軟調となった。今週は17日の13,120ドルから一貫して下げ、12,500ドル近辺に支持線が現出したものの、在庫増大に下振れ圧力を受けている。LME在庫は現時点22万4,700トンで内オンワラント(出荷引き当てのない在庫)は14万3,016トンにおよび、昨年12月スタート時4万3,700トンからほぼ10万トン増加している。前日から1.4%切り下がり、140ドル安、12,530ドルで大引け。
鉛3Mは前日比36ドル安、1,831ドルが終値。同日高値は1,874ドルで変動幅が大きい。JMロジウムは横ばい、前日同水準12,700ドルのまま。
21日の日経平均は3日ぶり反落。前日比92円41銭安の2万3386円74銭で終了。景気や業績悪化を改めて意識。21日のNYダウは続落、前日比234ドル63セント安の2万8985ドル35セントで推移(現地15時)。米企業景況感の悪化で。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、韓国での新型コロナウィルスの集団感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中では、米購買者景気指数(PMI)速報値の低下による株安を受けて堅調となり、一代高値1652.1ドルを付けた。終値は、前日比28.3ドル高、1648.8ドル。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。金堅調が下支えも、株安に圧迫。前日比2.9ドル安、976.1ドルが終値。NY原油は反落。前日比0.4ドル安、53.38ドルで大引け。株安圧迫も露抜き追加減産検討の報が下支え。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反発。前日比40銭円高ドル安の1ドル=111円60~70銭。(現地16:00)
情報提供会社: I R universe株式会社
『株安とドル安のなかまちまち Cu,Al反発 Ni1.4%下落』
現地21日のLMEは、米購買担当者景気指数(PMI)速報値の低下による株安と一方でのドル安のなか、まちまちの動きとなった。
カッパー3Mは反発。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が圧迫要因となる場面も見られたが、ドル安をきっかけに押し目を買われた。前日比37ドル高、5,765ドルが終値。為替113円で理論建値はキロ 693円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド2.3セント高の261.8セント($5772/t)。理論建値はキロ694円。国内建値に10円強の上げ余地。
アルミ3Mは反発。新型コロナウイルスの感染拡大による株安が圧迫要因になったが、米購買担当者景気指数(PMI)速報値の低下によるドル安を受けて地合いを引き締めた。前日比2.5ドル高、1,713.5ドルが終値。LME在庫は前日比1万1800トン減少の、113万8975トン。
ニッケル3Mは続落。新型コロナウイルスの感染拡大による株安を受けて軟調となった。今週は17日の13,120ドルから一貫して下げ、12,500ドル近辺に支持線が現出したものの、在庫増大に下振れ圧力を受けている。LME在庫は現時点22万4,700トンで内オンワラント(出荷引き当てのない在庫)は14万3,016トンにおよび、昨年12月スタート時4万3,700トンからほぼ10万トン増加している。前日から1.4%切り下がり、140ドル安、12,530ドルで大引け。
鉛3Mは前日比36ドル安、1,831ドルが終値。同日高値は1,874ドルで変動幅が大きい。JMロジウムは横ばい、前日同水準12,700ドルのまま。
21日の日経平均は3日ぶり反落。前日比92円41銭安の2万3386円74銭で終了。景気や業績悪化を改めて意識。21日のNYダウは続落、前日比234ドル63セント安の2万8985ドル35セントで推移(現地15時)。米企業景況感の悪化で。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、韓国での新型コロナウィルスの集団感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中では、米購買者景気指数(PMI)速報値の低下による株安を受けて堅調となり、一代高値1652.1ドルを付けた。終値は、前日比28.3ドル高、1648.8ドル。PGM系はPt続落、Pd続伸。Pt4月限は続落。金堅調が下支えも、株安に圧迫。前日比2.9ドル安、976.1ドルが終値。NY原油は反落。前日比0.4ドル安、53.38ドルで大引け。株安圧迫も露抜き追加減産検討の報が下支え。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反発。前日比40銭円高ドル安の1ドル=111円60~70銭。(現地16:00)
情報提供会社: I R universe株式会社
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月20日
『新型肺炎感染拡大とドル高を受けてほぼ全面安』
現地20日のLMEは、新型コロナウィルスの韓国や日本クルーズ船からの死者により感染拡大懸念が再燃、ドル高による圧迫と相まってメタル相場はほぼ全面安となった。
カッパー3Mは3日続落。これまでの上げ幅が帳消しとなった。韓国での新型コロナウィルスによる死者発生をうけ、世界的なパンデミックの兆候とする研究が出されたことなどが、新たな弱材料となった。中国の景気刺激策を好感しての一旦の上昇はドル高にも圧迫されて、元の木阿弥。上値抵抗線5,800ドルを超えることが出来ない商状が続く。前日比42ドル安、5,728ドルが終値。為替112円で理論建値はキロ 684円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント安の259.5セント($5721/t)。理論建値はキロ683円。国内建値とほぼ一致。
ニッケル3Mは反落。後場支持線が消失し前日比160ドル安、12,670ドルと節目12,700ドルを下抜いて引けた。1月30日以来の安値。商いも薄めの5,124ロットに止まった。
アルミ3Mは下落。前日比9ドル安の1,711ドルが終値。1月の一次アルミ全世界生産量は、12月の543万9000トンを上回る545万1,000トンとなった。
亜鉛3Mは0.8%downの2,112ドルが終値。2016年7月以来の安値。日本のさる精錬業者が2020年のTCを300ドルで合意したとの報あり。2019年は約245ドルだった。
錫3Mは0.1%upの16,575ドル、鉛3Mは0.9%downの気配値1,867ドルでそれぞれ大引けとなった。
JMロジウムは3.3%続騰、12,700ドル、週内に13,000ドルか。20日の日経平均は続伸。前日比78円45銭高の2万3479円15銭で終了。円安進行で。戻り売りで上値限定。20日のNYダウは反落、前日比154ドル10セント安の2万9193ドル93セントで推移(現地15時)。新型肺炎の感染拡大を懸念。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、日本のクルーズ船での死者を受けて押し目を買われたが、ドル高に上値を抑えられた。日中取引では株安を受けて堅調となり、一代高値1626.5ドルを付けた。前日比8.7ドル高、1620.5ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比25.5ドル安、979ドルが終値。NY原油は続伸。米原油在庫増加も製油所稼働率は上向き。前日比0.49ドル高、53.78ドルで大引け。20日のロンドン外為では、対ドル円相場は大幅続落。前日比1円10銭円安ドル高の1ドル=112円ちょうど~112円10銭。(現地16:00)10カ月ぶり安値。米経済指標の堅調に対し日本経済の先行きに懸念。
情報提供会社: I R universe株式会社
『新型肺炎感染拡大とドル高を受けてほぼ全面安』
現地20日のLMEは、新型コロナウィルスの韓国や日本クルーズ船からの死者により感染拡大懸念が再燃、ドル高による圧迫と相まってメタル相場はほぼ全面安となった。
カッパー3Mは3日続落。これまでの上げ幅が帳消しとなった。韓国での新型コロナウィルスによる死者発生をうけ、世界的なパンデミックの兆候とする研究が出されたことなどが、新たな弱材料となった。中国の景気刺激策を好感しての一旦の上昇はドル高にも圧迫されて、元の木阿弥。上値抵抗線5,800ドルを超えることが出来ない商状が続く。前日比42ドル安、5,728ドルが終値。為替112円で理論建値はキロ 684円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント安の259.5セント($5721/t)。理論建値はキロ683円。国内建値とほぼ一致。
ニッケル3Mは反落。後場支持線が消失し前日比160ドル安、12,670ドルと節目12,700ドルを下抜いて引けた。1月30日以来の安値。商いも薄めの5,124ロットに止まった。
アルミ3Mは下落。前日比9ドル安の1,711ドルが終値。1月の一次アルミ全世界生産量は、12月の543万9000トンを上回る545万1,000トンとなった。
亜鉛3Mは0.8%downの2,112ドルが終値。2016年7月以来の安値。日本のさる精錬業者が2020年のTCを300ドルで合意したとの報あり。2019年は約245ドルだった。
錫3Mは0.1%upの16,575ドル、鉛3Mは0.9%downの気配値1,867ドルでそれぞれ大引けとなった。
JMロジウムは3.3%続騰、12,700ドル、週内に13,000ドルか。20日の日経平均は続伸。前日比78円45銭高の2万3479円15銭で終了。円安進行で。戻り売りで上値限定。20日のNYダウは反落、前日比154ドル10セント安の2万9193ドル93セントで推移(現地15時)。新型肺炎の感染拡大を懸念。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、日本のクルーズ船での死者を受けて押し目を買われたが、ドル高に上値を抑えられた。日中取引では株安を受けて堅調となり、一代高値1626.5ドルを付けた。前日比8.7ドル高、1620.5ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比25.5ドル安、979ドルが終値。NY原油は続伸。米原油在庫増加も製油所稼働率は上向き。前日比0.49ドル高、53.78ドルで大引け。20日のロンドン外為では、対ドル円相場は大幅続落。前日比1円10銭円安ドル高の1ドル=112円ちょうど~112円10銭。(現地16:00)10カ月ぶり安値。米経済指標の堅調に対し日本経済の先行きに懸念。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地2月19日
『決め手を欠き小幅な値動き Cu小幅続落、Ni反発』
現地19日のLMEは、欧米株高や新型コロナウィルスの中国での感染拡大速度の鈍化なども強支援材料とならず、概して小幅な値動きとなった。経済活動へのインパクト不透明感が市場を覆っている。
カッパー3Mは小幅続落。中盤にかけて小高く、5800ドル台を回復する動きも見られた。下落後の修正のための買戻しが背景。その後はドル高傾向に圧迫され、2月11日以来の安値となる5714ドルまで値を落とした後は買い戻されて浮上。中国での感染者数増加ペースが鈍化していることに加え、欧米株式市場の堅調な足取りを受けて買い戻す動きが広がり、下げ幅を縮小して終えている。前日比3ドル安、5,770ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.25セント高の261.25セント($5759/t)。理論建値はキロ681円。国内建値とほぼ一致。
ニッケル3Mは反発。序盤は買いが先行したが、その後は反転。12,700ドルを割り込み1月31日以来の安値まで値を落とした。ただ、続落後で修正のための買戻しが入ったことに加え、他非鉄貴金属の底固い動きもあって買い戻しの手が広がりプラスサイドに浮上。引けまで値を落とすことなく12,800ドル台を維持して取引を終えた。前日比10ドル高、12,830ドルが終値。
アルミ3Mは変わらず。前日比横ばいの1,720ドルが終値。亜鉛3Mは0.8%downの2,128ドル、錫3Mは0.1%upの16,525ドル、鉛3Mは0.8%upの1,883ドルでそれぞれ大引けとなった。
JMロジウムは再び4.2%暴騰、12,300ドルを付けた。19日の日経平均は5日ぶり反発。前日比206円90銭高の2万3400円70銭で終了。円安・アジア株高で買い広がる。19日のNYダウは4日ぶり反発、前日比158ドル88セント高の2万9391ドル07セントで推移(現地15時)。中国景気支援策に期待。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、中国の新型コロナウィルス感染拡大などで堅調となり、1月8日以来の高値1614.4ドルを付けた。日中ではドル高・株高を受けて上げ一服となったが、押目は買われた。前日比8.2ドル高、1611.8ドルで大引け。PGM系は続伸。Pt4月限は続伸。前日比10.6ドル高、1004.5ドルが終値。Pd3月限も続伸。前日比73.6ドル高、2571.2ドルで大引け。NY原油は上昇。米国の露ロスネフチ制裁で供給懸念が台頭。前日比1.24ドル高の、53.29ドルで大引け。19日のロンドン外為では、対ドル円相場は大幅反落。前日比1円10銭円安ドル高の1ドル=110円90銭~112円ちょうど。
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『決め手を欠き小幅な値動き Cu小幅続落、Ni反発』
現地19日のLMEは、欧米株高や新型コロナウィルスの中国での感染拡大速度の鈍化なども強支援材料とならず、概して小幅な値動きとなった。経済活動へのインパクト不透明感が市場を覆っている。
カッパー3Mは小幅続落。中盤にかけて小高く、5800ドル台を回復する動きも見られた。下落後の修正のための買戻しが背景。その後はドル高傾向に圧迫され、2月11日以来の安値となる5714ドルまで値を落とした後は買い戻されて浮上。中国での感染者数増加ペースが鈍化していることに加え、欧米株式市場の堅調な足取りを受けて買い戻す動きが広がり、下げ幅を縮小して終えている。前日比3ドル安、5,770ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド0.25セント高の261.25セント($5759/t)。理論建値はキロ681円。国内建値とほぼ一致。
ニッケル3Mは反発。序盤は買いが先行したが、その後は反転。12,700ドルを割り込み1月31日以来の安値まで値を落とした。ただ、続落後で修正のための買戻しが入ったことに加え、他非鉄貴金属の底固い動きもあって買い戻しの手が広がりプラスサイドに浮上。引けまで値を落とすことなく12,800ドル台を維持して取引を終えた。前日比10ドル高、12,830ドルが終値。
アルミ3Mは変わらず。前日比横ばいの1,720ドルが終値。亜鉛3Mは0.8%downの2,128ドル、錫3Mは0.1%upの16,525ドル、鉛3Mは0.8%upの1,883ドルでそれぞれ大引けとなった。
JMロジウムは再び4.2%暴騰、12,300ドルを付けた。19日の日経平均は5日ぶり反発。前日比206円90銭高の2万3400円70銭で終了。円安・アジア株高で買い広がる。19日のNYダウは4日ぶり反発、前日比158ドル88セント高の2万9391ドル07セントで推移(現地15時)。中国景気支援策に期待。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。時間外で、中国の新型コロナウィルス感染拡大などで堅調となり、1月8日以来の高値1614.4ドルを付けた。日中ではドル高・株高を受けて上げ一服となったが、押目は買われた。前日比8.2ドル高、1611.8ドルで大引け。PGM系は続伸。Pt4月限は続伸。前日比10.6ドル高、1004.5ドルが終値。Pd3月限も続伸。前日比73.6ドル高、2571.2ドルで大引け。NY原油は上昇。米国の露ロスネフチ制裁で供給懸念が台頭。前日比1.24ドル高の、53.29ドルで大引け。19日のロンドン外為では、対ドル円相場は大幅反落。前日比1円10銭円安ドル高の1ドル=110円90銭~112円ちょうど。
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月18日
『世界的株安などで鉛除いて全面安』
現地18日のLMEは、世界的な株安や新型コロナウィルスによる中国市場の制限などを受けて、鉛除いて全面安となった。
カッパー3Mは反落。取引開始後に値を落としながらも5790ドルが下値支持線として意識されるなか下げ渋る場面が見られたが、アジアの時間帯を終えるとアジア株式市場の軟調な足取りもあって地合いが急速に軟化し5752ドル台まで下落。その後は下げ修正から買い戻されて5800ドルに迫る動きを見せたが、欧米株式市場の軟調な足取りがいや気されて売り直され、終盤は5770ドルを前後する低迷場面を演じた。終値ベースでは5780ドル台を割り込んでいる。 前日比39ドル安、5,773ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 683円。NY銅中心限月建値は前営業日比ポンド0.45セント高の261セント($5754/t)。理論建値はキロ681円。国内建値とほぼ一致。
アルミ3Mは小幅続落。取引開始後は売り修正から買い戻されて1720ドル台後半まで値を伸ばす動きも見られたが、新型コロナウイルス懸念とアジア株の軟調な足取りを映した売りが膨らむにつれて値を落とし、1711ドルまで下落。その後に売り修正から買い戻されたが、欧米株式市場の頭重い足取りを受けて戻りは限られ、1720ドル台は回復したものの、マイナスサイドでの終了となった。前日比1ドル安、1,720ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。中盤以降は13,000ドルを巡る攻防戦となっていたものの、欧米株式市場が弱い足取りを演じたため後半に一段安となり、この日の安値圏で引けた。前日比290ドル安、12,820ドルで大引け。鉛3Mは1.3%up、1,898ドルが終値。
18日の日経平均は4日続落。前日比329円44銭安の2万3193円80銭で終了。2週間ぶり安値。アップル下方修正でハイテク株に売り。18日のNYダウは3日続落、前営業日比149ドル40セント安の2万9248ドル68セントで推移(現地15時)。アップルや中国関連に売り。
NY金、銀は大幅続伸。金4月限は大幅続伸。時間外で、新型コロナウィルスの感染拡大でアジア株が軟調に推移から買い優勢。1590ドル台では売り圧力も。日中では、開始後、新型コロナウィルス感染により企業業績悪化懸念で米株が序盤から売り優勢となると現地時間の10時AM過ぎから上げ幅を拡大、1600ドル超えのまま引けた。前営業日比17.2ドル高、1603.6ドルが終値。Pt4月限は急反発。前営業日比25.1ドル高、993.9ドルが終値。Pdも大幅反発。前営業日比180.9ドル高、2497.6ドルが終値。NY原油は横ばい。52.05ドルが終値。18日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反発。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円80~90銭。
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『世界的株安などで鉛除いて全面安』
現地18日のLMEは、世界的な株安や新型コロナウィルスによる中国市場の制限などを受けて、鉛除いて全面安となった。
カッパー3Mは反落。取引開始後に値を落としながらも5790ドルが下値支持線として意識されるなか下げ渋る場面が見られたが、アジアの時間帯を終えるとアジア株式市場の軟調な足取りもあって地合いが急速に軟化し5752ドル台まで下落。その後は下げ修正から買い戻されて5800ドルに迫る動きを見せたが、欧米株式市場の軟調な足取りがいや気されて売り直され、終盤は5770ドルを前後する低迷場面を演じた。終値ベースでは5780ドル台を割り込んでいる。 前日比39ドル安、5,773ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ 683円。NY銅中心限月建値は前営業日比ポンド0.45セント高の261セント($5754/t)。理論建値はキロ681円。国内建値とほぼ一致。
アルミ3Mは小幅続落。取引開始後は売り修正から買い戻されて1720ドル台後半まで値を伸ばす動きも見られたが、新型コロナウイルス懸念とアジア株の軟調な足取りを映した売りが膨らむにつれて値を落とし、1711ドルまで下落。その後に売り修正から買い戻されたが、欧米株式市場の頭重い足取りを受けて戻りは限られ、1720ドル台は回復したものの、マイナスサイドでの終了となった。前日比1ドル安、1,720ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。中盤以降は13,000ドルを巡る攻防戦となっていたものの、欧米株式市場が弱い足取りを演じたため後半に一段安となり、この日の安値圏で引けた。前日比290ドル安、12,820ドルで大引け。鉛3Mは1.3%up、1,898ドルが終値。
18日の日経平均は4日続落。前日比329円44銭安の2万3193円80銭で終了。2週間ぶり安値。アップル下方修正でハイテク株に売り。18日のNYダウは3日続落、前営業日比149ドル40セント安の2万9248ドル68セントで推移(現地15時)。アップルや中国関連に売り。
NY金、銀は大幅続伸。金4月限は大幅続伸。時間外で、新型コロナウィルスの感染拡大でアジア株が軟調に推移から買い優勢。1590ドル台では売り圧力も。日中では、開始後、新型コロナウィルス感染により企業業績悪化懸念で米株が序盤から売り優勢となると現地時間の10時AM過ぎから上げ幅を拡大、1600ドル超えのまま引けた。前営業日比17.2ドル高、1603.6ドルが終値。Pt4月限は急反発。前営業日比25.1ドル高、993.9ドルが終値。Pdも大幅反発。前営業日比180.9ドル高、2497.6ドルが終値。NY原油は横ばい。52.05ドルが終値。18日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反発。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円80~90銭。
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月17日
『中国利下げを好感 Al除き軒並み反発』
現地17日のLMEは、中国人民銀行が新型コロナウィルス感染拡大による景気減速対策として、先日の流動性追加に続いて利下げを発表。これを好感しリスク回避市場センチメントが後退、メタル相場もアルミを除いて、先週末の全面下落から軒並み反発した。
カッパー3Mは反発。中国人民銀行(PBC)が新型コロナウィルスの感染拡大による景気減速対策として中期貸出制度(MLF)により2000億元を供給、金利も引き下げ、中国株の代表的指数である上海総合指数が2%超の上昇となったことを好感した。米国が大統領の祝日で株式市場が休場で見送り姿勢をとるトレーダーも多かったとみられるが、堅調な値動きとなった。今回の中国景気刺激策がどの程度の実需に繋がるかは多くの企業が休業する中不透明感は根強い。先週末比52ドル高、5,812ドルが終値。 為替111円で理論建値はキロ687円。NY銅は祝日休場のため出来ず。国内建値に20円弱の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続落。LME在庫の大幅減、銅、ニッケル高が支援材料ながら新型コロナウイルスに対する景気減速による需要減少懸念が強く、売り優勢となった。 先週末比1ドル安、1,721ドルが終値。
ニッケル3Mは反発。14日の下落に対し3分の1程度の戻りながら、中国が景気減速対策として金融緩和策を実施し、株高となったことを好感し、堅調な展開となった。先週末比95ドル高、13,110ドルが終値。
鉛3Mは横ばい、1,873ドル、亜鉛3Mは1.1%up、2,172ドル、錫3M0.4%up、16,600ドル、にてそれぞれ大引けとなった。JMロジウムは4.7%暴騰、11,600ドルをつけた。
17日の日経平均は3日続落。先週末比164円35銭安の2万3523円24銭で終了。GDP急減・肺炎懸念で一時350円安。17日のNYダウは大統領の日の祝日休業のため出来ず。
NY貴金属、原油は米国祝日(大統領の日)にあたり市場は休業。17日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反落。先週末比20銭円安ドル高の1ドル=109円90銭~110円ちょうど。
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『中国利下げを好感 Al除き軒並み反発』
現地17日のLMEは、中国人民銀行が新型コロナウィルス感染拡大による景気減速対策として、先日の流動性追加に続いて利下げを発表。これを好感しリスク回避市場センチメントが後退、メタル相場もアルミを除いて、先週末の全面下落から軒並み反発した。
カッパー3Mは反発。中国人民銀行(PBC)が新型コロナウィルスの感染拡大による景気減速対策として中期貸出制度(MLF)により2000億元を供給、金利も引き下げ、中国株の代表的指数である上海総合指数が2%超の上昇となったことを好感した。米国が大統領の祝日で株式市場が休場で見送り姿勢をとるトレーダーも多かったとみられるが、堅調な値動きとなった。今回の中国景気刺激策がどの程度の実需に繋がるかは多くの企業が休業する中不透明感は根強い。先週末比52ドル高、5,812ドルが終値。 為替111円で理論建値はキロ687円。NY銅は祝日休場のため出来ず。国内建値に20円弱の上げ余地。
アルミ3Mは小幅続落。LME在庫の大幅減、銅、ニッケル高が支援材料ながら新型コロナウイルスに対する景気減速による需要減少懸念が強く、売り優勢となった。 先週末比1ドル安、1,721ドルが終値。
ニッケル3Mは反発。14日の下落に対し3分の1程度の戻りながら、中国が景気減速対策として金融緩和策を実施し、株高となったことを好感し、堅調な展開となった。先週末比95ドル高、13,110ドルが終値。
鉛3Mは横ばい、1,873ドル、亜鉛3Mは1.1%up、2,172ドル、錫3M0.4%up、16,600ドル、にてそれぞれ大引けとなった。JMロジウムは4.7%暴騰、11,600ドルをつけた。
17日の日経平均は3日続落。先週末比164円35銭安の2万3523円24銭で終了。GDP急減・肺炎懸念で一時350円安。17日のNYダウは大統領の日の祝日休業のため出来ず。
NY貴金属、原油は米国祝日(大統領の日)にあたり市場は休業。17日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反落。先週末比20銭円安ドル高の1ドル=109円90銭~110円ちょうど。
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月14日
『新型肺炎拡大懸念と欧米株式軟調で軒並み反落』
現地14日のLMEは、前日と打って変わって中国の新型コロナウィルス感染増加懸念が再燃し、欧米株軟調と合わせ軒並み軟調となった。
カッパー3Mは反落。序盤から中盤にかけては前日の堅調な足取りを引き継いで底意の強い足取りを展開するなか、5794ドルの高値を付ける場面も見られたが、中盤以降は新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感を映した売りを受けて軟化。欧米株式市場の頭重い足取りも重石となって5750ドル割れに対する抵抗を見せながらも再浮上したところは売り抑えられ、安値からの戻りも浅いまま引けを迎えた。 前日比30ドル安、5,760ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ681円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.40セント安の260.55セント($5744/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。
アルミ3Mは反落。寄り付きでは堅調で終えた前日の流れを引き継いだ買いが先行したが、その後は新型コロナウイルスに対する警戒感から売り優勢で運ばれた。欧州および米国の株式市場が軟調となったことも弱材料となるなか引けにかけて下落。前日の安値を下抜き、この日の安値に近い水準で取引を終えた。前日比26ドル安の1,722ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日の堅調地合いを引き継いで買いが先行しながらも、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念を背景にした売りの手が広がるなかすぐに値位置を落とした。中盤は13,125ドル下値支持線にしての高下が続いていたが、欧米株式市場の軟化を受けて終盤に値を落とし13,010ドルの安値を付けた後、ほぼ安値で終了。 JMロジウムは100ドル高、11,075ドルをつけた。
14日の日経平均は続落。前日比140円14銭安の2万3687円59銭で終了。新型肺炎懸念で短期筋が売り。日産自が急落。14日のNYダウは続落、前日比85ドル71セント安の2万9337ドル60セントで推移(現地15時)。新型肺炎への懸念で。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。新型コロナウィルス感染拡大と米10年債利回り低下でリスク回避資産としての金買いで上伸。前日比7.6ドル高の1586.4ドルで大引け。PGM系はPt、Pdは反落。Pt4月限は反落。前日比5.9ドル安の968.8ドルが終値。NY原油は続伸。追加減産期待から堅調に推移し52ドル台維持。前日比0.63ドル高、52.05ドルで大引け。
14日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続伸。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円70~80銭。
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『新型肺炎拡大懸念と欧米株式軟調で軒並み反落』
現地14日のLMEは、前日と打って変わって中国の新型コロナウィルス感染増加懸念が再燃し、欧米株軟調と合わせ軒並み軟調となった。
カッパー3Mは反落。序盤から中盤にかけては前日の堅調な足取りを引き継いで底意の強い足取りを展開するなか、5794ドルの高値を付ける場面も見られたが、中盤以降は新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感を映した売りを受けて軟化。欧米株式市場の頭重い足取りも重石となって5750ドル割れに対する抵抗を見せながらも再浮上したところは売り抑えられ、安値からの戻りも浅いまま引けを迎えた。 前日比30ドル安、5,760ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ681円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.40セント安の260.55セント($5744/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。
アルミ3Mは反落。寄り付きでは堅調で終えた前日の流れを引き継いだ買いが先行したが、その後は新型コロナウイルスに対する警戒感から売り優勢で運ばれた。欧州および米国の株式市場が軟調となったことも弱材料となるなか引けにかけて下落。前日の安値を下抜き、この日の安値に近い水準で取引を終えた。前日比26ドル安の1,722ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日の堅調地合いを引き継いで買いが先行しながらも、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念を背景にした売りの手が広がるなかすぐに値位置を落とした。中盤は13,125ドル下値支持線にしての高下が続いていたが、欧米株式市場の軟化を受けて終盤に値を落とし13,010ドルの安値を付けた後、ほぼ安値で終了。 JMロジウムは100ドル高、11,075ドルをつけた。
14日の日経平均は続落。前日比140円14銭安の2万3687円59銭で終了。新型肺炎懸念で短期筋が売り。日産自が急落。14日のNYダウは続落、前日比85ドル71セント安の2万9337ドル60セントで推移(現地15時)。新型肺炎への懸念で。
NY金、銀は続伸。金4月限は続伸。新型コロナウィルス感染拡大と米10年債利回り低下でリスク回避資産としての金買いで上伸。前日比7.6ドル高の1586.4ドルで大引け。PGM系はPt、Pdは反落。Pt4月限は反落。前日比5.9ドル安の968.8ドルが終値。NY原油は続伸。追加減産期待から堅調に推移し52ドル台維持。前日比0.63ドル高、52.05ドルで大引け。
14日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続伸。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円70~80銭。
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MIRU MORNING EXPRESS現地2月13日
『新型肺炎拡大懸念一服で全面高 Cu Al続伸 Ni反発』
現地13日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加懸念が一服し、全面高となった。
カッパー3Mは続伸。序盤は中国での新型コロナウイルスに対する懸念が一服したことを受けて上昇し5767ドルまで上昇したが、その後はアジア株式市場の軟調な足取りを手掛かりにした売りが膨らむなか値位置を落としたことで転売が促されが、後半に入ると、新型コロナウィルスに対する懸念が一服したことで急速に値を伸ばし、2月6日以来の水準まで上昇。金、原油の上昇も買いを支援した。終値ベースでは5800ドルを割り込んだものの、高値圏を維持して引けている。 前日比26ドル高、5,790ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ685円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.35セント高の261.95セント($5775/t)で理論建値は683円。国内建値に10円強の上げ余地。
ニッケル3Mは反発。新型コロナウィルス感染者数の中国国内での増加スピードが鈍化したことで新型コロナウィルスに対する懸念が一服したこと、金、原油市場の堅調な足取りや他非鉄貴金属の上昇が買いを支援した。上昇したところで売り直されるパターンが続き、上昇に対する抵抗を見せていたが終盤には上値抵抗となっていた13,280ドルを突破し13,290ドル台に到達。そこから値を落としたものの、この日の取引レンジの高値付近での終了となった。前日比185ドル高、13,285ドルが終値。
アルミ3Mは続伸。中盤までアジア株軟調と上昇後の修正で伸び悩んだが、新型コロナウィルス懸念一服から後半買い優勢となった。前日比11ドル高、1,748ドルが終値。鉛3Mは続伸。1.7%上昇、1,892ドルで大引け。JMロジウムは1.2%切り上げ10,975ドルをつけ、11,000ドルを窺う。
13日の日経平均は小幅反落。前日比33円48銭安の2万3827円73銭で終了。ソフトバンクGが後場急落。13日のNYダウは反落、前日比33ドル47セント安の2万9517ドル95セントで推移(現地15時)。新型肺炎の感染拡大を懸念。
NY金は続伸、銀は反発。金4月限は続伸。時間外では、中国湖北省での新型コロナウィルス感染急増を受けて堅調となった。日中では、株安などを受けて堅調となった。前日比7.2ドル高、1578.8ドルで大引け。PGM系はPt反発、Pd続伸。Pt4月限は反発。時間外では、金堅調につれ高となった。日中では、Pd堅調を受けて上値を伸ばした。前日比7.4ドル高、974.7ドルが終値。Pd3月限は続伸、前日比28.5ドル高2351ドルで大引け。NY原油は続伸。OPECプラスの追加減産期待で。前日比0.25ドル高、51.42ドルが終値。13日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=109円80~90銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『新型肺炎拡大懸念一服で全面高 Cu Al続伸 Ni反発』
現地13日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加懸念が一服し、全面高となった。
カッパー3Mは続伸。序盤は中国での新型コロナウイルスに対する懸念が一服したことを受けて上昇し5767ドルまで上昇したが、その後はアジア株式市場の軟調な足取りを手掛かりにした売りが膨らむなか値位置を落としたことで転売が促されが、後半に入ると、新型コロナウィルスに対する懸念が一服したことで急速に値を伸ばし、2月6日以来の水準まで上昇。金、原油の上昇も買いを支援した。終値ベースでは5800ドルを割り込んだものの、高値圏を維持して引けている。 前日比26ドル高、5,790ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ685円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.35セント高の261.95セント($5775/t)で理論建値は683円。国内建値に10円強の上げ余地。
ニッケル3Mは反発。新型コロナウィルス感染者数の中国国内での増加スピードが鈍化したことで新型コロナウィルスに対する懸念が一服したこと、金、原油市場の堅調な足取りや他非鉄貴金属の上昇が買いを支援した。上昇したところで売り直されるパターンが続き、上昇に対する抵抗を見せていたが終盤には上値抵抗となっていた13,280ドルを突破し13,290ドル台に到達。そこから値を落としたものの、この日の取引レンジの高値付近での終了となった。前日比185ドル高、13,285ドルが終値。
アルミ3Mは続伸。中盤までアジア株軟調と上昇後の修正で伸び悩んだが、新型コロナウィルス懸念一服から後半買い優勢となった。前日比11ドル高、1,748ドルが終値。鉛3Mは続伸。1.7%上昇、1,892ドルで大引け。JMロジウムは1.2%切り上げ10,975ドルをつけ、11,000ドルを窺う。
13日の日経平均は小幅反落。前日比33円48銭安の2万3827円73銭で終了。ソフトバンクGが後場急落。13日のNYダウは反落、前日比33ドル47セント安の2万9517ドル95セントで推移(現地15時)。新型肺炎の感染拡大を懸念。
NY金は続伸、銀は反発。金4月限は続伸。時間外では、中国湖北省での新型コロナウィルス感染急増を受けて堅調となった。日中では、株安などを受けて堅調となった。前日比7.2ドル高、1578.8ドルで大引け。PGM系はPt反発、Pd続伸。Pt4月限は反発。時間外では、金堅調につれ高となった。日中では、Pd堅調を受けて上値を伸ばした。前日比7.4ドル高、974.7ドルが終値。Pd3月限は続伸、前日比28.5ドル高2351ドルで大引け。NY原油は続伸。OPECプラスの追加減産期待で。前日比0.25ドル高、51.42ドルが終値。13日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日ぶり反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=109円80~90銭。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地2月12日
『新型肺炎拡大懸念後退・株高でCu,Al小幅続伸』
現地12日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加ペース鈍化と株高を受けてカッパー、アルミは小幅続伸した。
カッパー3M続伸。中国での新型コロナウイルス感染者数は4万4000人を突破したと伝えられたものの、もう数週間もすれば感染拡大ペースも落ち着きを見せるとの見方が前日に続いて買いを支える要因となった。前日の高値を上抜く場面も見られたが、高値では転売が入り、上げ幅を縮小して終えている。 前日比19ドル高、5,764ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント高の260.6セント($5745/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。1月20日以来の薄商い、11,743ロットに止まった。ショートカバーも加わって、第1四半期の終わりに向けて回復基調続くとの観測。
アルミ3Mは続伸。新型コロナウィルス懸念の後退に伴う安心感や、アジアに続いて欧米株式市場が堅調推移となったことで買い優勢で運ばれた。銅、ニッケルの上昇に加え、在庫が減少したことも買いを支援した。前日比3ドル高、1,737ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日に続いて新型コロナウィルス早期終息が期待されるなか買いが先行して始まり、アジア株式市場の堅調な足取りも下支え要因になったが、続伸後で買い修正の動きが広がった。ただ、終値ベースでは13,100ドル台を維持するなど、下げ余地は限られた。前日比10ドル安、13,100ドルで大引け。
亜鉛3Mは横ばい2,147ドル、鉛3Mは0.2%ジリ高、1,854ドル、錫3Mは0.2%切り上げ、16,500ドルでそれぞれ引けた。
12日の日経平均は3日ぶり反発。前営業日比175円23銭高の2万3861円21銭で終了。ソフトバンクG急伸が支え。12日のNYダウは反発、前日比252ドル94セント高の2万9529ドル28セントで推移(現地15時)。新型肺炎の懸念が和らぎ最高値。
NY金は反発、銀は続落。金4月限は反落。時間外では、中国の新型肺炎の増加ペースが鈍化したことを受けて軟調となった。日中では、押し目を買われたが、ドル高・株高を受けて上げ一服となった。前日比1.5ドル高1571.6ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比6.2ドル安、967.3ドルで大引け。Pd3月限は英JMの供給不足見通しなどを受けて急伸した。前日比56.8ドル高、2322.5ドルが終値。NY原油は続伸。中国感染者数増加の鈍化。前日比1.23ドル高、51.17ドルで大引け。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=110円ちょうど~10銭。
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『新型肺炎拡大懸念後退・株高でCu,Al小幅続伸』
現地12日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加ペース鈍化と株高を受けてカッパー、アルミは小幅続伸した。
カッパー3M続伸。中国での新型コロナウイルス感染者数は4万4000人を突破したと伝えられたものの、もう数週間もすれば感染拡大ペースも落ち着きを見せるとの見方が前日に続いて買いを支える要因となった。前日の高値を上抜く場面も見られたが、高値では転売が入り、上げ幅を縮小して終えている。 前日比19ドル高、5,764ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント高の260.6セント($5745/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。1月20日以来の薄商い、11,743ロットに止まった。ショートカバーも加わって、第1四半期の終わりに向けて回復基調続くとの観測。
アルミ3Mは続伸。新型コロナウィルス懸念の後退に伴う安心感や、アジアに続いて欧米株式市場が堅調推移となったことで買い優勢で運ばれた。銅、ニッケルの上昇に加え、在庫が減少したことも買いを支援した。前日比3ドル高、1,737ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日に続いて新型コロナウィルス早期終息が期待されるなか買いが先行して始まり、アジア株式市場の堅調な足取りも下支え要因になったが、続伸後で買い修正の動きが広がった。ただ、終値ベースでは13,100ドル台を維持するなど、下げ余地は限られた。前日比10ドル安、13,100ドルで大引け。
亜鉛3Mは横ばい2,147ドル、鉛3Mは0.2%ジリ高、1,854ドル、錫3Mは0.2%切り上げ、16,500ドルでそれぞれ引けた。
12日の日経平均は3日ぶり反発。前営業日比175円23銭高の2万3861円21銭で終了。ソフトバンクG急伸が支え。12日のNYダウは反発、前日比252ドル94セント高の2万9529ドル28セントで推移(現地15時)。新型肺炎の懸念が和らぎ最高値。
NY金は反発、銀は続落。金4月限は反落。時間外では、中国の新型肺炎の増加ペースが鈍化したことを受けて軟調となった。日中では、押し目を買われたが、ドル高・株高を受けて上げ一服となった。前日比1.5ドル高1571.6ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比6.2ドル安、967.3ドルで大引け。Pd3月限は英JMの供給不足見通しなどを受けて急伸した。前日比56.8ドル高、2322.5ドルが終値。NY原油は続伸。中国感染者数増加の鈍化。前日比1.23ドル高、51.17ドルで大引け。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=110円ちょうど~10銭。
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