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プロフィール
メタルドゥ
株式会社 メタルドゥ
株式会社メタルドゥは、
ニッケル、コバルト、チタンをはじめ、各種レアメタルスクラップの回収・再生と非鉄金属地金やレアアース等の販売を専門業務としている会社です。
レアメタルの相場情報や最新情報を発信していこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
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金属国際相場情報

2019年03月29日

 メタルドゥ at 10:00  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月29日(金) 金属国際相場情報を更新致しました。
以下のURLをクリックして下さい。
http://www.raremetal.co.jp/2012/01/1037.html  

LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月29日

 メタルドゥ at 10:00  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月28日
『米経済成長鈍化で方向性欠く、おおむねレンジ取引に』

現地28日のLME相場は、引き続くドル高と米経済成長率の鈍化に圧迫され方向性を欠き、おおむねレンジ取引に終始した。

ニッケル3Mは続落。この日1.3%切下げ再び13,000ドルの大台を割って引けメタル類での下げ頭となった。ファンダメンタルの堅固さと低水準在庫は13,000ドル台回復を後押ししたのだったが、投資家のリスク回避指向が勝り、売りに押された。底流としての強い需要や低水準在庫にもかかわらず、主力鉱山からの産出は問題含み。マダガスカルのAmbatovy鉱山は、有力株主のSherritt Internationalが流動性増強のための1億45百万ドルにのぼるキャッシュ取り込みを履行できず、先週9%生産を削減した。ニッケル相場は、今週に入ってレンジ取引内にあり地合いは引き締まって、第1四半期では20%の上げ幅は確実。この先供給の増加などで上値は抑えられるが、堅調なファンダメンタルで下値に歯止めがかかるとの観測がある。前日比177ドル安、12,877ドルが終値。

亜鉛3Mは記録的な低水準在庫に支えられて、2,900ドル台の取引が続いた。亜鉛・鉛の値差はやや縮小してこの日は鉛849ドル安となった。

カッパー3Mは続伸。世界最大規模のペルー・ラスバンバス銅山の混乱収拾の見通し立たず、運営中国企業は不可抗力発動の構えなどで、供給懸念強まる。一方で米中協議の行方見極めの動きも。前日比25ドル高、6,360ドルが終値。LME終値に為替111.36円で理論建値は、キロ750円ちょうど。NY直物終値ポンドあたり2.8685ドル(6,324ドル/トン)でキロ746円。国内建値に若干の上げ余地。

アルミ3Mは小幅反落。終日方向性の値動きだったが、1,900ドル台は維持して引けた。前日比8ドル安、1,903.3ドルで引けている。LME在庫は前日比7,775トン減少、113万4,950トン。

米10-12月期GDP成長率が年率2.2%で、2月公表値の2.6%から下方修正された。NY貴金属はドル高から軒並み大幅続落。金は前日比21.6ドル安、節目1,300ドル割れの1,295.3ドルで引け。銀は金につられ。PGM系はPdはドル高にテクニカル要因も加わり大幅急落、前日比111.8ドル安、1309.7ドル、Ptは前日比18.4ドル安、843.8ドルでそれぞれ引けた。

NY原油は小幅続落。トランプ大統領が原油高をけん制。前日比0.11ドル安、59.3ドルで大引け。

28日のNYダウは反発。米中交渉進展の期待で、銀行株高も支え。前日比90.14ドル高、2万5,715.73ドルで大引け。28日の日経平均は続落。前日比344円97銭安、2万円1,033円76銭で引けた。トルコ情勢と英離脱問題を警戒。28日のロンドン外為では、対ドル円相場は反落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=110円50~60銭で取引された。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月28日

 メタルドゥ at 09:49  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月28日(木) 金属国際相場情報を更新致しました。
以下のURLをクリックして下さい。
http://www.raremetal.co.jp/2012/01/1037.html  

LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月28日

 メタルドゥ at 09:29  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月27日
『ドル高・世界経済減速懸念で上値重い アルミ1.3%up』

現地27日のLME相場は、前日午後からの米株高、原油高に支援されて上向く面もあったが、ドル高と中国工業生産の1~2月期低下、米国債長短金利が逆転などで世界経済減速懸念から上値は限定された。

アルミ3Mは続伸。1.3%上昇し、節目1,900ドルを上抜いた。LME在庫で3月上旬に10万トン弱がリワラントされる場面もあったが、その後総在庫の約37%がキャンセルワラントとなり、支援材料となっている。建玉は2月中旬には92万5,000ポジションあったが、3月に入って約13,000ポジション低下、現時点で87万515ポジションとなった。実物市場で、ノルウェーアルミメーカー、ノルスクハイドロが、直近のサイバー攻撃で約4,000万ドル出費支出を余儀なくされ、第3者にブラジル・アルノルテアルミナ精錬所再開の査定を委託している。前日比23ドル高、1,911ドルで引けている。LME在庫は前日比7,000トン減少、114万2,725トン。

亜鉛3Mは2,900ドル近辺の支持線で取引続く。LMEオンワラント在庫(出荷予定のない在庫)は最低記録の41,900トンにまで低下。スプレッドは前日の36ドル逆鞘から56ドルに拡大している。亜鉛・鉛値差は鉛880ドル安にまで開いた。

カッパー3Mは小反発。終日6,300ドル台を維持して堅調に引けた。LMEオンワラント在庫が14万2,900トンまで減少しているにもかかわらず、3月中旬以降で3%上切り下がったところにいる。

前日比5ドル高、6,335ドルが終値。LME終値に対し為替111.53円で、理論建値はキロ749円、NY・COMEXのポンド2,858ドル(6,301ドル/トン)では、キロ745円で、国内建値に若干の上げ余地。

ニッケル3Mは反落。在庫減少を映した買いに支えられたものの、ドル高で売られた。いったん12,880ドルまで下落。在庫減少を手掛かりに買い戻されたが、プラスサイドの回復には至らずに終了。前日比16ドル安、13,064ドルが終値。LME在庫は前日比456トン減少、18万3,126トン。

NY金は続落。ドル高株安一服、ユーロ安などで。前日比4.5ドル安、1,316.9ドルで引け。銀は金軟調を受けて続落。PGM系は、Pdはドル高とテクニカル要因で大幅続落、前日比94.4ドル安、1,412.5ドル、Ptは金軟調から反落してそれぞれ引けた。

NY原油は反落。米原油在庫増加が重し。前日比0.53ドル安、59.41ドルで大引け。27日のNYダウは3営業日ぶり反落。長短金利逆転を警戒、米景気期待が支え。前日比32.19ドル安、2万5,625.59ドルで大引け。

27日の日経平均は反落。前日比49円66銭安、2万円1,387円73銭で引けた。配当落ちが下押し。27日のロンドン外為では、対ドル円相場は3営業日ぶり反発。前日比10銭円高ドル安の1ドル=110円30~40銭で取引された(現地16:00時点比較)。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月27日

 メタルドゥ at 10:38  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月27日(水) 金属国際相場情報を更新致しました。
以下のURLをクリックして下さい。
http://www.raremetal.co.jp/2012/01/1037.html  

LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月27日

 メタルドゥ at 10:32  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月26日
『米中通商協議への進展期待と米景気減速懸念が交錯』

現地26日のLME市場は、米景気減速懸念による売り、米中通商協議への進展期待での買いが交錯した展開。ニッケルは7年ぶりの低水準在庫に下支えられ堅調。再び13,000ドル台に浮上。在庫は183,582トン。オンワラント在庫は116,292トン。28~29日にかけて米中通商協議が開催されるなか、貿易摩擦打開に向けた進展に対する期待も高まり、かつ米株上昇も支援材料となり堅調に引けた。

逆ザヤ続く亜鉛は堅調地合いキープ。亜鉛もまた11年ぶりの低水準在庫が相場を下支え。現物2,900ドル台、3Mは2,880ドル。姉妹金属の鉛は下落で2,000ドル割れ。

カッパー3Mは米の景気後退懸念からいまひとつ冴えない動きだが、世界最大規模銅鉱山のペルー、ラスバンバス銅鉱山での供給障害が続いており、今後供給リスクとして材料視される可能性がある。同鉱山では付近住民との小競り合いが続いており混乱をきたしている。

アルミは小反落。序盤から売り優勢の流れで1,880ドルを割り込む水準まで値を落としたが、米中通商協議の進展期待から後半には買いが広がり1,900ドル台に達す。アルミナ続伸、ブラジルはノルスクハイドロ社と政府との製造ラインに関する問題が紛糾しており、ノルスク社、アルノルテ精錬所(アルミナ)の稼働率がさらに低下する懸念が生じている。現在でも生産能力の50%で稼働。ブラジル産アルミナ価格はトン420ドルをキープ。米コンファレンスボード消費者信頼感指数は124.1、事前予想は132.5、前回は131.4米、2月の住宅着工件数は116.2万件。予想の121万件を下回る。1月は127.3万件。

鉄鉱石は続落。前日比0.58ドル安の85.23ドル。豪州におけるサイクロンの影響は無いことからDown。

26日のロンドン外為で円は対ドルで続落。前日比40銭円安ドル高の1ドル=110円40~50銭。世界株高を受けて低リスク通貨の円が売られてドルが買われた。26日の日経平均終値は大幅反発。前日比451円28銭高の2万1,428円39銭。配当再投資に絡んだ買いが押し上げ。

26日のNY原油は反発。前日比1.12ドル高の59.94ドル。北半球が需要期に向かっているなかで供給不足が警戒。OPECが年末まで減産を続ける可能性があるほか、米制裁によってイラン、ベネズエラの供給がさらに減少する見通しであることも材料視。経済危機のベネズエラは再び大規模停電が発生し原油輸出は止まっている。

NY金は反落。株高で相対的に軟化した金。7.6ドル安の1,321.4ドル。パラジウムは27.5ドル安の1,515.9ドル。米自動車販売の減少見通しが相場を圧迫した。プラチナは続伸2.2ドル高865.4ドル。

26日のNYダウは続伸。前日比140.90ドル高の2万5,657.73ドル。

石油株、金融株が買われるも、米長短金利の逆転を受けた景気の先行き警戒感は根強い。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月26日

 メタルドゥ at 09:30  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月26日(火) 金属国際相場情報を更新致しました。
以下のURLをクリックして下さい。
http://www.raremetal.co.jp/2012/01/1037.html  

LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月26日

 メタルドゥ at 09:19  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月25日
『引き続きの世界経済減速懸念で弱含み地合い』

現地週明け25日のLME市場は前週末からの世界経済減速懸念が上値を重くしておい、地合い弱含み。上海カッパーは米がリセッションに陥るとの懸念を背景に下落。5月限は2%安のトン4万8,120元(7,171ドル)と2月18日以来、1か月ぶりの安値となった。3月の米PMIが予想を下回る内容となり、米10年債利回りは22日に2007年以来、初めて3か月物の利回りを下回った。この長短金利の逆転が景気後退の前触れとみられている。

LMEカッパーは反発。序盤に6,330ドル台まで値を切り下げながらもアジア株全面安となったことで売られて6,295ドルまで下押し。引けにかけて買い戻す動きが広がり6,340ドル台まで上昇した。先週からの急速な世界経済減速を示す各国の経済指標が特に景気に敏感なカッパーに逆風となって吹き付けているが、これからが中国での最大需要期に入ること、現状では金属需給は引き締まっていること(大方のメタルの在庫が減少している)でこのまま下がり続けることはないとの見方もある。

NYカッパーは反発し、ポンド当たり284.95セント。トン当たり6,282ドル。このNYカッパーと為替110円で計算した銅建値理論値はキロ733円。現行建値から30円の下げ余地。LMEの6,340ドルで計算すると739円。

アルミ反落。開始早々に1,900ドルを割りこみ、1,890ドルが支持線となって底堅く推移。在庫減少が支援材料となりやや持ち直すもアジア株全面安とEU離脱をめぐり英のメイ首相の辞任圧力が強まるなど混乱続く欧州でも株安となったことで警戒感が高まり引けにかけて1,880ドルも割り込む。

ニッケルは小幅続落。アジア株軟調が嫌気されて売り。カッパー安、欧州株安で売りが続き安値圏で低迷するも後半から売り一巡後の買い戻しで浮上。しかし12,980ドルが上値抵抗線となり伸び悩んだ。在庫は1,098トン減の18万4,260トン。

25日のロンドン外為市場で円相場は反落。前週末比30銭円安ドル高の1ドル=110円~110円10銭。前週末の急速な円買いが一巡し円売りドル買いが優勢に。

25日のNY原油は続落。世界的な景気減速懸念による売りが続き続落。前週末比0.22ドル安の58.82ドル。

NY金は続伸。株安、ドル安から上昇。一時2月28日以来の高値1,330ドルを付けた。PGMも金堅調を受けて反発。パラジウムは27.9ドル高の1,543.4ドル。プラチナ9.8ドル高の863.2ドル。

25日のNYダウは小反発。前週末比14.51ドル高の2万5,516.83ドル。前週末に大幅安となった反動で押し目買いが入った。しかし前週から急速に高まった世界景気減速懸念は重荷。25日の日経平均株価終値は650円23銭安の2万977円11銭。今年最大の下げ幅を記録。世界経済減速懸念から。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月25日

 メタルドゥ at 09:39  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月25日(月) 金属国際相場情報を更新致しました。
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LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月25日

 メタルドゥ at 09:13  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月22日
『ドル高・世界経済減速懸念から Cu1.7%下落Ni13,000ドル割れ』

現地22日のLME相場は、ドルのリバウンドと欧米PMI低下が相次いで報じられたことから、カッパーはこの日だけで1.7%下落、今週で3%以上切り下げた。ニッケルは13,000ドル割れ。

カッパー3Mは大幅続落。朝方こそドル安で反発して明けたが、ドル高への反転と、欧州主要国PMIの低下を受け、前場から節目6,400ドルを割り込み、後場にかけて米国PMIの低下も加わり、6,300ドルをかろうじて上回って引けた。取引は活発で2,647ロットが行きかいこの日の一番出来となった。LME在庫は依然として記録的低水準にあるが先週7万トン余りがLME倉庫に流入したことも重しとなっている。こうしたことが背景で短期筋の利食いが生じているが、需要期の第2四半期を控えての上昇余地に注視。この日はSHFE,NYともドル急騰うけカッパー相場は下落。LME3Mは前日比109ドル安、6,312ドルが終値。LME終値に為替111.74円で理論銅建値は747円で国内銅建値に10円余りの下げ余地。LME在庫は前日比1,125トン減少、17万5,325トン。

ニッケル3Mは小幅続落。ドル高に加え、中国ステンレス生産の減速懸念も重しとなった。中国国家統計局は工業生産全体が1~2月で減速、自動車生産は15%減少と発表している。前日比1ドル安、12,995ドルで引けた。LME在庫は前日比1758トン減少18万5,358トン。

アルミ3Mは小幅反発。前場は1,900ドル下でもみ合っていたが、欧州・アジアで新規ワラントキャンセルが24,000トン発生したことから、後場回復、1,900ドルを上抜いて引けた。週間では2.6%の下落となっている。前日比3.5ドル高1,903ドルが終値。LME在庫は、前日比5,825トン減少、116万275トン。

鉄鉱石指標は、オーストラリアサイクロン接近で供給懸念から1.47ドル上昇、85.96ドルとなった。

営業停止となっていた中国Fanya有色金属交易所に対し1億49百万ドルの罰金判決が下され、インジウムなどマイナーメタル在庫放出が懸念されている。

NY金は続伸。欧州製造業PMI低下から逃避的買い強まった。前日比、5.1ドル高、1,318.7ドルで引け。銀は反落。Pdは続落、42.4ドル安、1,515.5ドル、Ptは反落、世界的景気減速から自動車触媒需要に懸念、前日比12.8ドル安、853.4ドルでそれぞれ引けた。

NY原油は、続落。ユーロ圏減速懸念一段と高まる。

前日比0.94ドル安、59.04ドルで大引け。22日のNYダウは急反落。米欧指標の下振れで、ボーイング下落も響く。前日比460.19安、2万5,502.32ドルで大引け。22日の日経平均は小幅続伸。前営業日比18円42銭高、2万円1,627円34銭で引けた。22日のロンドン外為では、対ドル円相場は急伸。前日比1円10銭円高ドル安の1ドル=109円70~80銭で取引された(現地16:00時点比較)。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月22日

 メタルドゥ at 09:35  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月22日(金) 金属国際相場情報を更新致しました。
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LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月22日

 メタルドゥ at 09:18  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月21日
『ドル高でLME全面安展開もZn堅調現地21日のLME市場はドル高に打たれて全面安。』

カッパー3M続落。序盤から中盤にかけてLMEカッパー在庫減少を材料とした買いが続き昨年7月4日以来の高値となる6,555ドルをつけたが、転売も散見。米FRBの年内利上げ休止というハト派スタンスから前日はドル安が進んだが、この日は米経済指標が堅調な内容であったことからもドル高、株高が進行し、カッパーは転売、転売で6,460ドルまで軟化。さらに利益確定の売りも加わり、終盤には6,404.5ドルまで落ち込んだ。引けは6,421ドルまで戻すのがやっとだった。LMEカッパー在庫は2825トン減の17万6,450トン。NYカッパーも小幅反落でポンド290セント(6,393ドル)この6,393ドルと為替112円で計算した銅建値理論値はキロ758円。

前日まで続伸ロードを続けていたニッケルも反落。寄り付きは堅調だったが、中盤には13,240ドルを下値抵抗線とした底堅い動きだったが、ドル高、他メタルの軟化から13,180ドルを割り込む。さらに転売も加速し12,900ドルまで売り込まれる。引けにかけて若干買戻しもみられたが終値でも13,000ドル台を維持できずClose。在庫は減り続け1,242トン減の18万7,166トン。7年ぶりの低水準にある在庫は引き続きニッケル相場の下支えとなり、ファンダメンタルの好調さから基本的に相場上昇は続いていくとみられている。

アルミ続落。在庫減少をテコに1,944.5ドルまで上昇もドル高に打たれて1,916ドルまで下落。終値は1,900ドルすらも割り込んだ。3月15日以来安値。

亜鉛堅調。11年ぶりの低水準在庫、逆ザヤポジションから強含みもちあい。2,900ドルを経て2,868ドルに落ち着く。亜鉛と鉛の値差は794ドルに開いている。

国際鉄鉱石相場は小幅反発。前日比0.19ドル高の84.49ドル。Valeの操業再開の鉱山もあれば、停止する山もあるなか、豪州ピルバラ港に大型の熱帯低気圧Veronicaが接近していることが材料視。豪州からの鉄鉱石供給に混乱が生じる可能性あり。

21日のNY金は反発。前日比5.6ドル高の1,307.3ドル。20日に米FOMC声明で年内の利上げ休止が示されたことを受け上昇。パラジウムは前日までの上げを経ての利食い売りで反落。21日のNYダウは3日ぶりに反発。前日比216.84ドル高の2万5,962.51ドルで引けた。FOMCで年内の利上げを見送る方針を示したことが好感された。Apple、半導体株の上昇も後押し。

21日、Japanは春分の日祝日で休場。20日の日経平均株価終値は42.07円高の2万1,608.92円。21日のロンドン外為で円相場は反発。前日比60銭円高ドル安の1ドル=110円80~90銭。米経済指標が堅調な内容だったことでドル買い進む。英ポンドは大幅続落。

情報提供会社: I R universe株式会社  

LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月22日

 メタルドゥ at 09:12  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月20日
『Ni、Zn続伸、Pdはロシア要因で急騰』

現地20日のLME市場は低水準の在庫量にも支持され亜鉛、ニッケルが続伸。ニッケルは序盤から13,200ドル台に上昇。住友商事がマダガスカル・アンバトビーで2月上旬におよそ2週間に亘って操業を休止していたことを明らかにし買い入る。終盤には在庫減から13,360ドルまで上昇したが引けは転売で値を落とすも大きな崩れなくClose。

亜鉛3Mは2008年以来という低水準在庫が相場を押し上げ18年7月以来、2,900ドルに急接近。後場で2,867ドルをマーク。亜鉛鉱石TCはトン250~280ドルと近年にない高値。20日のLME亜鉛在庫は175トン減の58,150トン。しかし一方、SHFEの亜鉛在庫は先週に23,000トン以上の増加をみている。アルミは反落。2月の世界アルミ生産高が1月の541万トンから492万トンに減少(IAI調べ)したことから1,951ドルまで上昇するも、欧州株の軟調展開で引けは売り優勢に。

カッパーは小幅反落。中盤にかけて6,431ドル、後半に6,473ドルを付ける場面もみられたが、終盤に6,455ドルに反落。しかし在庫の減少が下支えし堅調地合いキープ。20日のLMEカッパー在庫は1,925トン減の17万9,275トン。20日のNYカッパーはポンド当たり291.55セント(6,427$)NYカッパーと為替112円で計算した理論銅建値はキロ761円で現行建値と一致。

DRコンゴ、銅とコバルト精鉱の輸出禁止を改めて制定。コンゴ国内で付加価値を高めるため。水酸化コバルトの輸出は影響受けず。金属コバルト価格は現在、ポンド13.9~14.5ドルと2年半ぶりの安値に沈んでいる。

国際鉄鉱石相場、急反落。62%FeCIF青島品でトン84$台まで下落。ブラジル、ミナスジェイラスの裁判所は一転ValeのLaranjeirasの尾鉱ダムでの操業再開を承認。これによって2月に生産休止していた年産3,000万トンのBrucutu鉄鉱石鉱山からの生産が再開する可能性は大。

フェロチタン、需給ひっ迫感で国際市況上昇。現在は5.1~5.5$/kg。5か月ぶりの高値。18年10月以来の6$超えも予想される強含み地合い。伴ってTiスクラップ市況も上昇。ターニングは2.0~2.5 $/kg。

20日のNY原油は反発。前日比0.8ドル高の59.83ドル。米週間石油在庫統計で予想外に減少していたことから上昇。

NY金はドル高圧迫で反落。前日比4.8ドル安の1,301.7ドル。しかし米FOMCが19年は利上げを行わないと声明を発表後は急伸。パラジウムは続伸。8.5ドル高の1,560.4ドル。ロシアの貴金属スクラップ輸出禁止検討を受けて一代高値を更新。1,800ドルまで上昇とバンカメ予想。

20日のNYダウは続落前日比141.71ドル安の2万5,745.67ドル。米中貿易協議の合意に懸念強まり市場心理を冷やした。米FRBが利上げを休止すると声明を発表した直後は上昇したが。20日のロンドン外為で円相場は反落。1ドル=111円40~50銭。

情報提供会社: I R universe株式会社  

エコキャップ運動実績報告 2018年度

2019年03月20日

 メタルドゥ at 10:06  | Comments(0) | ISO
『エコキャップ運動』への取り組み

メタルドゥでは自社で出るペットボトルのキャップを回収、再資源化取り組んでいます。

自社で回収したキャップをNPO法人エコキャップ推進協会に提供しています。

回収したキャップは同協会を通じてリサイクル業者に売却され、その売却益で発展途上国にワクチンが届けられ、

またキャップは再資源化されるためキャップの焼却で発生するCO2を削減できます。



【当社2018年 実績】

上半期: キャップ5,805個    重量13.5kg     CO2削減 42.53kg
下半期: キャップ3,569個 重量 8.3kg CO2削減 26.57kg  

金属国際相場情報

2019年03月20日

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平成31年3月20日(水) 金属国際相場情報を更新致しました。
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LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月20日

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MIRU MORNING EXPRESS 現地3月19日
『FRB金融緩和継続観測と中国景気刺激策期待で上昇』

現地19日のLME相場は、FOMCを控えてFRBの金融緩和継続観測とドル安、中国が15日に増値税引き下げによる刺激策を発表したことを受け、アルミ続伸、カッパー小反発となった。

アルミ3Mは続伸。 序盤一旦弱含んだが中国政府が15日に増値税率の引き下げを発表したことが好感した買いが優勢となった。中盤に1,944ドルに達した後は売り警戒から値を 落とす場面が見られたが、欧州株の堅調な足取りが買い支援材料となって終盤にかけて地合いを引き締めた。終盤に入ると1,946ドルの高値を付け、その後に転売が見られながらも高値で取引を終えた。 前日比25.5ドル高、1,946ドルが終値。10万トン近いリワラントを跳ね返した。LME在庫は前日比2,725トン増加、117万8,375トン。

カッパー3Mは小反発。中国での税金引き下げ、指定倉庫の減少が買いを誘発するなか中盤には6,503ドルの高値まで上昇。高値に到達した後は6,500ドルを前後する動きを見せたものの、伸び悩んだことで転売が膨らんで値位置を落とし、上げ幅を縮小して取引を終えた。 チリのシエラゴルダ銅山の労組は労使交渉で最新の提案を拒否し、今週スト入りする可能性があるとの見解を示した。こうした背景から今週上値抵抗線6,525ドルを試す可能性があるとの観測も。前日比34ドル高、6,459ドルが終値。LME終値に為替112.33円で理論銅建値キロ767円、国内銅建値に若干の上げ余地。LME在庫は前日比2,625頓減少、18万1,200トン。

ニッケル3Mは続伸。寄り付き後に13,090ドルまで上昇した後は上値の重い足取りを演じていたが、他非鉄貴金属の上昇に加え、欧州株の強い足取りが買いを刺激したため一段と値位置を切り上げた。13,235ドルを上値抵抗にしての推移が続いた後に後半には13,290ドルまで上昇したが、終盤には転売が膨らんで上げ幅を縮小。引け前には13,150ドル前後でのこう着場面を演じ、この水準で引けを迎えた。前日比126ドル高、13,149ドルで引けた。


亜鉛3Mは2008年来の低水準在庫から今月に入って当日までに7%上昇している。

NY金は反発。FOMC控えたドル安から買い優勢。前日比5ドル高、1,306.5ドルで引け。銀も同じく反発。Pdはロシア貴金属禁輸検討のうわさも加わり一代高更新。前日比12.2ドル高、1,551.9ドル高で引け。PtはFOMC控えたドル安とPdに連れて続伸。

NY原油は、米週間石油統計発表控え小反落。前日比0.06ドル安、59.03ドルで大引け。

19日のNYダウは5日ぶり反落。米中交渉の行えを警戒。FOMC控え、て様子見も。前日比24.95ドル安2万5,889.15ドルで大引け。19日の日経平均は3日ぶり反落。前日比17円65銭安、2万円1,566円85銭で引けた。19日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比10銭円高ドル安の1ドル=111円30~40銭で取引された(現地16:00時点比較)。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月19日

 メタルドゥ at 11:21  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月19日(火) 金属国際相場情報を更新致しました。
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LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月19日

 メタルドゥ at 09:35  | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月18日
『中国非鉄需要期待 & 鉄鉱石高で概ね堅調』

現地18日のLME市場は中国の非鉄需要のピークを迎える第2四半期を前にした買い、続伸中の鉄鉱石につられた買いと概ね堅調な動きとなった。

カッパー3Mは上海株の上昇、ペルーのラスバンバス鉱山の減産(道路封鎖などによる生産障害)、低水準の在庫と供給懸念から6,468ドルまで上昇。中盤から終盤にかけても堅調に推移したが、英国の合意なきEU離脱に対する懸念が強まり6,430ドルを割り込む水準まで後退。終値は前週末比14ドル高の6445ドルでClose。LMEカッパー在庫は2,600トン減の183,825トン。NYカッパーは前週末と変わらずポンド290.35セント。NYカッパーと為替112円で計算した銅建値理論値は759円現行建値から若干の下げ余地あり。

ニッケルは続伸。6年ぶりの低水準在庫、ステンレス、EV向けLIB需要が下支え。中盤にカッパー上昇、鉄鉱石上昇に追随した買いが入り13,065ドルまで上昇。その後は13,000ドルを下値抵抗線として意識する底意の強い足取りで堅調地合いをキープ。終値は12,940ドル。LMEニッケル在庫は492トン減の190,848トン。

鉄鉱石価格続伸。高値トン90ドルへ。改めて1月にブラジルで発生したダム決壊事故による減産が意識される。Valeの鉄鉱石生産は8,000万トン以上減少する可能性あり。Timbopeba鉱山での採掘は停止している。

アルミ3Mは反発。在庫の減少、上海株の上昇を映した買いが入り終盤に買い優勢の展開に。中国の非鉄金属需要のピーク期である第2四半期を前にして在庫確保の動きに対する期待感の強まりも買いを促し1,928.5ドルをつける。引けにかけて転売がみられ、1,888ドル。

18日の上海株価指数は反発。前日比2.47%の上昇。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1325ドルまで下。落米3月のNAHB住宅市場指数は62で、事前の上昇予測に反して前月と変わらず。

NY原油反発。前週末比0.57ドル高の59.09ドルで年初来高値更新。OPECの減産継続見通しで。

NY金は反落。前週末比1.4ドル安の1301.5ドル。ドル安一服から反落。

パラジウムは大幅高。21.2ドル高の1,5397ドルで一代高値更新。中国株の上昇、米FRBの利上げ休止観測から。

18日のNYダウは4日続伸。前週末比65.23ドル高の2万5,914.10ドル。石油株、金融株が買われる。米FRBが利上げに慎重姿勢を見せる。18日の日経平均も続伸。前週末比133.65円高の2万1,584.50円。18日のNY外為市場で円相場は小幅続伸。前週末比5銭円高ドル安の1ドル=111円40~50銭。19日から開かれる米FOMCを控え持ち高調整の円買い、ドル売りが優勢となった。

情報提供会社: I R universe株式会社  

金属国際相場情報

2019年03月18日

 メタルドゥ at 10:37  | Comments(0) | 相場情報
平成31年3月18日(月) 金属国際相場情報を更新致しました。
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LME&NY&SHFEMarketReport

2019年03月18日

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MIRU MORNING EXPRESS 現地3月15日
『アルミ続落、カッパー & ニッケルは反発』

現地15日のLME市場は、若干のドル安もLMEメタル全体を押し上げることにはつながらなかったが欧米株高がポジティブセンチメントとなりカッパー、ニッケルを押し上げた。

カッパー3Mは上海株の下落、LME在庫の2日連続で大幅増となったことを嫌気し序盤に6,374ドルまで下落したがドル安、貴金属高から切り返し6,457ドルまで上昇、終盤に6,390ドルまで軟化するも、欧米株高でリスクオンとなり6,400ドル台を回復。6,450ドルが抵抗線ながらも堅調に引けた。LMEカッパー在庫は41,800トン増の18万6,425トン。

ニッケルも反発。序盤は12,845ドルに弱含んだが押し目買いで13,045ドルに反発。中盤から終盤にかけては12,900ドル~13,000ドルのレンジで堅調に推移した。在庫は1,362トン減の191,340トン。国内SUSscrapは大手輸出シッパーの追加上げで上げ含み。市中実勢も115~120円近くまで上昇す。

アルミ3Mは小幅続落。上海株が1%超の下落となるなか、中盤にかけて買い優勢となったが、1,914ドルで戻りを抑えられた。2月の米鉱工業生産高が弱気の数字となると1,900ドル割れとなり、終盤には1,887ドルまで下落した。

中国産ADC12は急上昇し1,660ドル(CIFjapan)の強気のオファー。7月からの中国のアルミスクラップ輸入規制を受けてZorba価格が上昇。欧州、中東ADCは1,600ドル前後中国の高値は一時的なものとの見方もあり。

英国のEU離脱延期が可決。3月のNY連銀製造業景気指数は3.7、事前予想は10.02月の米鉱工業生産は前月比0.1%プラス。事前予想は0.4%プラスだった。

鉄鉱石価格は続伸。62%Fe豪州産の青島着価格はトン89ドルまで上昇。大連先物では100ドル超え。アルミナはブラジル産がトン409ドル、豪州産が402ドル。

NY金は反発。前日比7.8ドル高の1,302.9ドル。NZのモスク襲撃事件でテロ不安が高まったこと、北朝鮮が米国との非核化協議を停止することを検討していると伝えられたことで地政学的リスクが強まり買い先行となった。また英のEU離脱延期が可決されたこともリスクに強い金にとってはプラスと働いた。パラジウムは3.9ドル高の1,518.5ドルで別格の強さを見せる。

15日のNYダウは3日続伸。前日比138.93ドル高の2万5,848.87ドルで引けた。米中貿易協議が合意に向けて進展しているとの見方が強まり、投資家心理が上向いた。半導体関連株を中心にハイテク株が上昇。

15日の日経平均株価も続伸。終値は前日比163.83円高の2万1,450.85円。15日のNY外為市場で円相場は反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=111円45~55銭。米経済指標の下振れを受け、地政学的リスクも受けての円買い。

情報提供会社: I R universe株式会社