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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地11月29日
『ドル高、商品安の流れでLMEも下値探り全面安』
現地11月29日のLME市場は米3QのGDP確定値が上方修正されたことなどでドル高に推移したことで原油、貴金属など商品全般的に売りに押される格好でLMEメタルもほぼ全面安となった。
アルミHGは前日比38ドルdownの2,079.5ドル、後場は2,067ドル。終盤にはテクニカル要因が悪化し8月16日以来の安値となる2,050ドルまで下げ幅を拡大した。LMEアルミ在庫は3,975トン減の111万3,750トン。
カッパー続落。前日比46.5ドルdownの6,780.5ドル後場6,778ドル。一時、11月17日以来の安値となる6,737ドルまで軟化した。LME銅在庫は4,950トン減の19万1,725トン。ICSG(国際銅研究会)は来年の銅供給について増加が見込まれていると発表。来年の世界銅生産量は精鉱と金属ともに17年比2.5%増の予想。
ニッケルも続落。125ドルdownの11,345ドル、一時、11,285ドルまで下落するも、11,350ドル、後場では11,450ドルまで戻し、終盤には11,520ドルまで上昇。修正高局面を迎えた。LMEニッケル在庫は1,128トン増の38万448トン。上海のフルプレートニッケルのプレミアムは下落。先週のトン290~300ドル、270~290ドルに下落。ステンレスセクターの需要減を反映し。またNPIの供給増に対し、フルプレートの買いが低下していることも一因。
亜鉛は24ドル安の3,132ドル、鉛は12ドル安の2,443ドル。イタリアでのSHG亜鉛プレミアムは輸送コストの上昇もあり、トン195~210ドルに上昇。鉛のプレミアムはインド、東南アジア地域で上昇。欧米地域でも上昇している。インドの3N7の鉛プレミアムはトン当たり35~45ドル。
北朝鮮は新型の大陸間弾道ミサイル「火星15」の発射が成功したと発表。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行い、北朝鮮に圧力をかけるよう呼びかける。3Qの米GDP確定値は年率換算で前期比3.3%増と速報の3%増から上方修正された。3年ぶりの大幅な伸び。
29日のNY原油は続落。前日比0.69ドル安の57.30ドル。9か月の 協調減産延長案はOPEC総会まで結論が持ち越され下落。NY金は反落。前日比12.8ドル安の1,282.1ドル。時間外取引では北朝鮮の重大発表を受けて堅調となったが、米GDPの上方修正によるドル高圧力で下落す。29日のNYダウは続伸。前日比103.97ドル高の2万3,940.68$で連日の最高値更新。米GDP上方修正で買い安心感が広がった。29日の日経平均株価終値は前日比110.96円高の2万2,597.20円。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル高、商品安の流れでLMEも下値探り全面安』
現地11月29日のLME市場は米3QのGDP確定値が上方修正されたことなどでドル高に推移したことで原油、貴金属など商品全般的に売りに押される格好でLMEメタルもほぼ全面安となった。
アルミHGは前日比38ドルdownの2,079.5ドル、後場は2,067ドル。終盤にはテクニカル要因が悪化し8月16日以来の安値となる2,050ドルまで下げ幅を拡大した。LMEアルミ在庫は3,975トン減の111万3,750トン。
カッパー続落。前日比46.5ドルdownの6,780.5ドル後場6,778ドル。一時、11月17日以来の安値となる6,737ドルまで軟化した。LME銅在庫は4,950トン減の19万1,725トン。ICSG(国際銅研究会)は来年の銅供給について増加が見込まれていると発表。来年の世界銅生産量は精鉱と金属ともに17年比2.5%増の予想。
ニッケルも続落。125ドルdownの11,345ドル、一時、11,285ドルまで下落するも、11,350ドル、後場では11,450ドルまで戻し、終盤には11,520ドルまで上昇。修正高局面を迎えた。LMEニッケル在庫は1,128トン増の38万448トン。上海のフルプレートニッケルのプレミアムは下落。先週のトン290~300ドル、270~290ドルに下落。ステンレスセクターの需要減を反映し。またNPIの供給増に対し、フルプレートの買いが低下していることも一因。
亜鉛は24ドル安の3,132ドル、鉛は12ドル安の2,443ドル。イタリアでのSHG亜鉛プレミアムは輸送コストの上昇もあり、トン195~210ドルに上昇。鉛のプレミアムはインド、東南アジア地域で上昇。欧米地域でも上昇している。インドの3N7の鉛プレミアムはトン当たり35~45ドル。
北朝鮮は新型の大陸間弾道ミサイル「火星15」の発射が成功したと発表。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行い、北朝鮮に圧力をかけるよう呼びかける。3Qの米GDP確定値は年率換算で前期比3.3%増と速報の3%増から上方修正された。3年ぶりの大幅な伸び。
29日のNY原油は続落。前日比0.69ドル安の57.30ドル。9か月の 協調減産延長案はOPEC総会まで結論が持ち越され下落。NY金は反落。前日比12.8ドル安の1,282.1ドル。時間外取引では北朝鮮の重大発表を受けて堅調となったが、米GDPの上方修正によるドル高圧力で下落す。29日のNYダウは続伸。前日比103.97ドル高の2万3,940.68$で連日の最高値更新。米GDP上方修正で買い安心感が広がった。29日の日経平均株価終値は前日比110.96円高の2万2,597.20円。
情報提供会社: I R universe株式会社
2017年11月福井へ社員旅行
2017年11月17日、18日にて一泊二日の社員旅行を実施致しました。
本年は、福井県あわら温泉へ行きました。
【1日目】
昼食は福井県敦賀市の『塩荘すずかけ亭』にて焼鯖せいろ蒸しを頂きました。午後は、越前がにミュージアムを見学した後、名勝地の東尋坊周辺を散策しました。夜は芦原温泉の『グランディア芳泉』に宿泊しました。宴会では、相談役及び役員2名によるシャンパンサーベル(中世フランス海軍で、出航式の際に船長のサーベルでシャンパンの首部分を切り落とし、航海の無事と戦いの勝利祈願のための儀式)が行われ、にぎやかに乾杯しました。福井県出身の三姉妹『三蝶会』の方々の民謡舞踊と、この地域に伝わる市姫太鼓ショーを楽しみながら美味しいカニなどの料理をいただき、日常の疲れを癒し社員間の親睦を深めました。











【2日目】
世界三大恐竜博物館の一つである、福井県立恐竜博物館へ行きました。たくさんの恐竜骨格や恐竜の世界が忠実に再現されており、とても迫力のある展示物ばかりで大人も楽しめました。昼食は、鯖江市にある『聴琴亭』へ行きました。かつては庄屋だった歴史由緒あるお蕎麦屋さんで、昔ながらの建物や風情あるお庭を眺めながら、名物の聴琴そばを頂きました。
この二日間、社員の親睦も深まり、とても良い社員旅行となりました。






旅行期間中は休業をさせて頂き、御迷惑をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。
今後、社員一同全力を挙げ社業に努める所存でございますので、何卒、格別のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。
本年は、福井県あわら温泉へ行きました。
【1日目】
昼食は福井県敦賀市の『塩荘すずかけ亭』にて焼鯖せいろ蒸しを頂きました。午後は、越前がにミュージアムを見学した後、名勝地の東尋坊周辺を散策しました。夜は芦原温泉の『グランディア芳泉』に宿泊しました。宴会では、相談役及び役員2名によるシャンパンサーベル(中世フランス海軍で、出航式の際に船長のサーベルでシャンパンの首部分を切り落とし、航海の無事と戦いの勝利祈願のための儀式)が行われ、にぎやかに乾杯しました。福井県出身の三姉妹『三蝶会』の方々の民謡舞踊と、この地域に伝わる市姫太鼓ショーを楽しみながら美味しいカニなどの料理をいただき、日常の疲れを癒し社員間の親睦を深めました。

【2日目】
世界三大恐竜博物館の一つである、福井県立恐竜博物館へ行きました。たくさんの恐竜骨格や恐竜の世界が忠実に再現されており、とても迫力のある展示物ばかりで大人も楽しめました。昼食は、鯖江市にある『聴琴亭』へ行きました。かつては庄屋だった歴史由緒あるお蕎麦屋さんで、昔ながらの建物や風情あるお庭を眺めながら、名物の聴琴そばを頂きました。
この二日間、社員の親睦も深まり、とても良い社員旅行となりました。

旅行期間中は休業をさせて頂き、御迷惑をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。
今後、社員一同全力を挙げ社業に努める所存でございますので、何卒、格別のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。
金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地11月28日
『ドル高、ニッケル、カッパー安につられて続落』
現地28日のLME市場は、ドル高背景、ニッケル、カッパー安につられて続落、ほぼ全面安の展開。ニッケル3Mは前日比185ドルdownの11,470ドル、後場11,400ドル。高値調整局面に入っているニッケル。終盤には10月12日以来となる11,255ドルまで下落した。LMEニッケル在庫は888トン減少の37万9,320トン。SHFEニッケルも前日比4%超の急落。中国政府が進める改革がインフラ事業を縮小させる方向に働くとして売り優勢の展開に。また、中国政府がシャドーバンキングなどハイリスクな金融取り締まりを強化するなか、債券利回りの上昇が中国の投資家心理を圧迫していることもメタル売りの一因とされている。
カッパー3Mも大幅続落。前日比93ドルdownの6,827ドル、後場6,823ドル。ドル高背景に手じまい売りが加速。終盤に今月20日以来の安値となる6,797ドル まで下落するも辛うじて6,800ドル台をキープ。LME銅在庫は7,525トン減の19万6,675トン。
アルミ3Mは反落。前日比10.5ドルdownの2,113.5ドル、後場2,112ドル。ドル高、カッパー、ニッケル安につられる格好で下落。LMEアルミ在庫は4,975トン減の111万7,725トンに。LMEアルミアロイはひそかに続伸、強含み。前日比40ドル高の1,880ドルで年初来高値圏に。NASAACは10ドル安の1,845ドルで親不孝相場示現。
亜鉛も続落で31ドルdownの3,156ドル、後場3,155ドル、鉛12ドル安の2,455ドル、後場2,451ドル。
11月の米消費者信頼感指数は129.5と2000年11月以来の高水準。事前予想は124。9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は、米主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数が前年比6.2%上昇した。米上院予算委員会が共和党の税制改革法案を 可決。本会議に送付。北朝鮮、弾道ミサイルを発射。
28日のNY原油は続落。前日比0.12ドル安の57.99ドル。OPEC総会を控えてポジション調整の売りが入った。NY金は小幅続伸。前日比0.5ドル高の1,294.9ドル。ダドリーNY連銀総裁の発言を受けてドル高に振れたことが金を圧迫す。パラジウムは米株の最高値更新を受けて買い優勢。前日比19.6ドル高の1,020.65ドルで一代高値を更新した。
28日のNYダウは前日比255.93ドル高の2万3,836.71ドルで21日以来、1週間ぶりに史上最高値を更新。金融危機の地に導入された金融規制の緩和が進むとの期待から銀行株が大幅に上昇した。28日の日経平均株価は前日比9.75円安の2万2,486.24円。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル高、ニッケル、カッパー安につられて続落』
現地28日のLME市場は、ドル高背景、ニッケル、カッパー安につられて続落、ほぼ全面安の展開。ニッケル3Mは前日比185ドルdownの11,470ドル、後場11,400ドル。高値調整局面に入っているニッケル。終盤には10月12日以来となる11,255ドルまで下落した。LMEニッケル在庫は888トン減少の37万9,320トン。SHFEニッケルも前日比4%超の急落。中国政府が進める改革がインフラ事業を縮小させる方向に働くとして売り優勢の展開に。また、中国政府がシャドーバンキングなどハイリスクな金融取り締まりを強化するなか、債券利回りの上昇が中国の投資家心理を圧迫していることもメタル売りの一因とされている。
カッパー3Mも大幅続落。前日比93ドルdownの6,827ドル、後場6,823ドル。ドル高背景に手じまい売りが加速。終盤に今月20日以来の安値となる6,797ドル まで下落するも辛うじて6,800ドル台をキープ。LME銅在庫は7,525トン減の19万6,675トン。
アルミ3Mは反落。前日比10.5ドルdownの2,113.5ドル、後場2,112ドル。ドル高、カッパー、ニッケル安につられる格好で下落。LMEアルミ在庫は4,975トン減の111万7,725トンに。LMEアルミアロイはひそかに続伸、強含み。前日比40ドル高の1,880ドルで年初来高値圏に。NASAACは10ドル安の1,845ドルで親不孝相場示現。
亜鉛も続落で31ドルdownの3,156ドル、後場3,155ドル、鉛12ドル安の2,455ドル、後場2,451ドル。
11月の米消費者信頼感指数は129.5と2000年11月以来の高水準。事前予想は124。9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は、米主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数が前年比6.2%上昇した。米上院予算委員会が共和党の税制改革法案を 可決。本会議に送付。北朝鮮、弾道ミサイルを発射。
28日のNY原油は続落。前日比0.12ドル安の57.99ドル。OPEC総会を控えてポジション調整の売りが入った。NY金は小幅続伸。前日比0.5ドル高の1,294.9ドル。ダドリーNY連銀総裁の発言を受けてドル高に振れたことが金を圧迫す。パラジウムは米株の最高値更新を受けて買い優勢。前日比19.6ドル高の1,020.65ドルで一代高値を更新した。
28日のNYダウは前日比255.93ドル高の2万3,836.71ドルで21日以来、1週間ぶりに史上最高値を更新。金融危機の地に導入された金融規制の緩和が進むとの期待から銀行株が大幅に上昇した。28日の日経平均株価は前日比9.75円安の2万2,486.24円。
情報提供会社: I R universe株式会社
金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU morning EXPRESS 現地11月27日
『アルミ除いて全面安』
週明け現地27日のLME市場はアルミ除いて全面安の展開となった。アルミHGは前週末比4ドル高の2,124ドル、後場2,135ドルと続伸。ドル安、LMEアルミ在庫の減少、アルミ合金高に支援され一時11月8日以来の2,140ドルまで上伸す。LMEアルミ在庫は2,275トン減の112万2,700トン。アルミ合金は前週末比39ドル高の1,859ドルまで上昇。
カッパー3Mは反落。前週末比80ドルDownの6,920ドル後場6,944ドル。序盤に7,024ドルまで上昇するも、SHFEカッパーの下落、中国経済指標に対する警戒感から高値修正。チリ、ペルーのストは続いているが軟化した。しかしLME銅在庫は9,400トン減の20万4,200トンと大幅な減少を続けている。中国の10月の精製銅輸入量は前年比12.36%増の21万3,273トン、銅精鉱輸入量は0.37%増の136万トン、精製銅の輸出は27.25%増の2万9,130トン。
ニッケルは急反落。465ドルDownの11,655ドル、後場11,650ドル。冬季の中国のステンレス需要の減速感中国の借り入れコストの上昇、中国当局による高リスク金融の取り締まり強化などからDown。中国は第3四半期までにステンレス生産が旺盛だったが4Qは環境対策もありステンレス生産は減少。また、中国の国家発展改革委員会は地方政府の鉄道事業への出資を中央政府が検査する方針を明らかにした。急速なインフラ投資で債務が膨れあがっているとの懸念がある。
亜鉛は60ドルdownの3,187ドル、後場3,197ドル。Salaberry-Valleyfieldの従業員が9か月のストから現場に復帰したことも影響。中国の10月の精製亜鉛輸入量は前年比145%増の6万1,355トン、1~10月累計では20%増の45万1,131 トン。亜鉛精鉱輸入量は6.25%増の14万7,164トン。鉛は20ドルdownの2,467ドル、後場2,475ドル。中国の10月の精製鉛輸入量は前年同月比633倍の1万2,686トン。1-10月累計では前年同期比313倍の 7万5,723トン。鉛精鉱輸入量は10月が5.3%減の 10万854トン、1~10月累計では5.22%減の107万トン。
27日のNY金は反発。前週末比7.1ドル高の1,294.4ドル。アジア 株式の下落を受けてリスク回避の金買いが増加した。銀もつれ高 PGMも上昇。パラジウムは7.35ドル高の1,001.05ドル、プラチナは 5.5ドル高の950.80ドルでパラジウムとの値差は50ドルに。
27日のNYダウは続伸。前週末比22.79ドル高の2万3,580.78$。Amazon株の上昇に押し出される。北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を進めているとの報が株価を圧迫した。27日の日経平均株価終値は前週末比54.86円安の2万2,495.99円。27日のロンドン外為市場で円相場は反発。前週末比40銭円高ドル安の1ドル=111円~111円10銭。一時110円台まで円高は進んだ。
情報提供会社: I R universe株式会社
『アルミ除いて全面安』
週明け現地27日のLME市場はアルミ除いて全面安の展開となった。アルミHGは前週末比4ドル高の2,124ドル、後場2,135ドルと続伸。ドル安、LMEアルミ在庫の減少、アルミ合金高に支援され一時11月8日以来の2,140ドルまで上伸す。LMEアルミ在庫は2,275トン減の112万2,700トン。アルミ合金は前週末比39ドル高の1,859ドルまで上昇。
カッパー3Mは反落。前週末比80ドルDownの6,920ドル後場6,944ドル。序盤に7,024ドルまで上昇するも、SHFEカッパーの下落、中国経済指標に対する警戒感から高値修正。チリ、ペルーのストは続いているが軟化した。しかしLME銅在庫は9,400トン減の20万4,200トンと大幅な減少を続けている。中国の10月の精製銅輸入量は前年比12.36%増の21万3,273トン、銅精鉱輸入量は0.37%増の136万トン、精製銅の輸出は27.25%増の2万9,130トン。
ニッケルは急反落。465ドルDownの11,655ドル、後場11,650ドル。冬季の中国のステンレス需要の減速感中国の借り入れコストの上昇、中国当局による高リスク金融の取り締まり強化などからDown。中国は第3四半期までにステンレス生産が旺盛だったが4Qは環境対策もありステンレス生産は減少。また、中国の国家発展改革委員会は地方政府の鉄道事業への出資を中央政府が検査する方針を明らかにした。急速なインフラ投資で債務が膨れあがっているとの懸念がある。
亜鉛は60ドルdownの3,187ドル、後場3,197ドル。Salaberry-Valleyfieldの従業員が9か月のストから現場に復帰したことも影響。中国の10月の精製亜鉛輸入量は前年比145%増の6万1,355トン、1~10月累計では20%増の45万1,131 トン。亜鉛精鉱輸入量は6.25%増の14万7,164トン。鉛は20ドルdownの2,467ドル、後場2,475ドル。中国の10月の精製鉛輸入量は前年同月比633倍の1万2,686トン。1-10月累計では前年同期比313倍の 7万5,723トン。鉛精鉱輸入量は10月が5.3%減の 10万854トン、1~10月累計では5.22%減の107万トン。
27日のNY金は反発。前週末比7.1ドル高の1,294.4ドル。アジア 株式の下落を受けてリスク回避の金買いが増加した。銀もつれ高 PGMも上昇。パラジウムは7.35ドル高の1,001.05ドル、プラチナは 5.5ドル高の950.80ドルでパラジウムとの値差は50ドルに。
27日のNYダウは続伸。前週末比22.79ドル高の2万3,580.78$。Amazon株の上昇に押し出される。北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を進めているとの報が株価を圧迫した。27日の日経平均株価終値は前週末比54.86円安の2万2,495.99円。27日のロンドン外為市場で円相場は反発。前週末比40銭円高ドル安の1ドル=111円~111円10銭。一時110円台まで円高は進んだ。
情報提供会社: I R universe株式会社
金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地11月24日
『カッパー&ニッケル中心でLME全面高』
現地24日のLME市場はカッパー&ニッケルの主役中心でLMEをけん引し全面高の展開となった。ドル安背景もあるが、カッパーの7,000ドル超え、ニッケルの12,000ドル超えで勢いがついた。
カッパー3Mは前日比72ドル高の7,000ドル、後場7,011ドル。一時10月26日以来の高値7,023ドルまで上昇す。ペルーのササンペルーコパー社とチリのエスコンディダ鉱山のストが引き続き材料視される。この銅鉱山ストライキとLME銅在庫の減少で供給不安が投機的に意識される。LME銅在庫は5,475トン減の21万3,600トン。20日から28,000トンの減少をみている。
ニッケルは410ドル高の12,120ドルで続伸。再びの12,000ドル乗せで強含みのニッケル。ステンレス鋼の需要が来年も強いとの見方から押上げられた。
ISSFの 最新データによると、2017年前半の世界ステンレス鋼生産は前年同期比5%増の2,321万トンとなった。USAは前年比24.3%増の142万トン、中国は4.2%増の1,225万トン、中国除いたアジアは5.2%増の395万トン、EUは2.3%増の388万トン。インドのステンレス鋼開発協会(ISSDA)では、2017年は16年比9%増の360万トンに達すると予測している。仮に中国の冬季減産があっても、他地域での生産増が相殺するとの見方。
アルミHGは続伸。16.5ドル高の2,120ドル、後場で2,136ドルと11月8日以来の高値をHIT。ドル安&カッパー、ニッケル高につられての上伸。LMEアルミHG在庫は3,900トン減の112万4,975トンと順調に減少中。
亜鉛は16ドル高の3,247ドル、後場3,238ドル。LME亜鉛在庫は1,425トン減の21万9,700トン。グレンコアの本格的な亜鉛生産再開を市場は注目。鉛は42ドル高の2,487ドル、後場2,490ドル。
11月の独IFO業況指数は117.5に上昇。過去最高を記録。11月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.8、事前予想は54.8。
24日のNY原油は続伸、22日比0.93ドル高の58.95ドルで2015年6月 以来の高値をHIT。OPEC総会での産油国の協調減産の期間延長期待、米のキーストーンパイプラインの原油漏洩事故後の操業停止による供給懸念が買い材料となった。テクニカルな買いも貢献。
24日のNYダウは反発。22日比31.81ドル高の2万3,557.99ドル。年末商戦が好調な出だしと伝わり投資家心理が改善された。またサウジアラビア向けに総額70億ドルの軍需品を供給することになったボーイング株が上昇した24日の日経平均株価終値は27.70円高の2万2,550.85円。NY外為市場での円相場は1ドル=111.58~111.59円(25日5;50現在)
情報提供会社: I R universe株式会社
『カッパー&ニッケル中心でLME全面高』
現地24日のLME市場はカッパー&ニッケルの主役中心でLMEをけん引し全面高の展開となった。ドル安背景もあるが、カッパーの7,000ドル超え、ニッケルの12,000ドル超えで勢いがついた。
カッパー3Mは前日比72ドル高の7,000ドル、後場7,011ドル。一時10月26日以来の高値7,023ドルまで上昇す。ペルーのササンペルーコパー社とチリのエスコンディダ鉱山のストが引き続き材料視される。この銅鉱山ストライキとLME銅在庫の減少で供給不安が投機的に意識される。LME銅在庫は5,475トン減の21万3,600トン。20日から28,000トンの減少をみている。
ニッケルは410ドル高の12,120ドルで続伸。再びの12,000ドル乗せで強含みのニッケル。ステンレス鋼の需要が来年も強いとの見方から押上げられた。
ISSFの 最新データによると、2017年前半の世界ステンレス鋼生産は前年同期比5%増の2,321万トンとなった。USAは前年比24.3%増の142万トン、中国は4.2%増の1,225万トン、中国除いたアジアは5.2%増の395万トン、EUは2.3%増の388万トン。インドのステンレス鋼開発協会(ISSDA)では、2017年は16年比9%増の360万トンに達すると予測している。仮に中国の冬季減産があっても、他地域での生産増が相殺するとの見方。
アルミHGは続伸。16.5ドル高の2,120ドル、後場で2,136ドルと11月8日以来の高値をHIT。ドル安&カッパー、ニッケル高につられての上伸。LMEアルミHG在庫は3,900トン減の112万4,975トンと順調に減少中。
亜鉛は16ドル高の3,247ドル、後場3,238ドル。LME亜鉛在庫は1,425トン減の21万9,700トン。グレンコアの本格的な亜鉛生産再開を市場は注目。鉛は42ドル高の2,487ドル、後場2,490ドル。
11月の独IFO業況指数は117.5に上昇。過去最高を記録。11月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.8、事前予想は54.8。
24日のNY原油は続伸、22日比0.93ドル高の58.95ドルで2015年6月 以来の高値をHIT。OPEC総会での産油国の協調減産の期間延長期待、米のキーストーンパイプラインの原油漏洩事故後の操業停止による供給懸念が買い材料となった。テクニカルな買いも貢献。
24日のNYダウは反発。22日比31.81ドル高の2万3,557.99ドル。年末商戦が好調な出だしと伝わり投資家心理が改善された。またサウジアラビア向けに総額70億ドルの軍需品を供給することになったボーイング株が上昇した24日の日経平均株価終値は27.70円高の2万2,550.85円。NY外為市場での円相場は1ドル=111.58~111.59円(25日5;50現在)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地11月23日
『ペルー&チリ鉱山ストでカッパー続伸』
現地11月23日のLME市場は、カッパーが5営業日連続で上昇。ペルーとチリの鉱山ストがサポート。NY市場は米の感謝祭休日で休場。上海株急落が嫌気されるもドル安フォローでカッパー3Mは前日比17.5ドル高の6,928ドル、後場6,969ドル、一時6,984ドルまで上昇(11月7日以来の高値)。ペルーのサザンペルーコパーの労組ストライキが続いているなかで、チリのエスコンディダ鉱山では会社側のBHPビリトンが事業見直しを進めるなかで120人の労働者を解雇したことに現場が反発。主要な労働組合が現地23日から抗議の24時間ストに入る。この件で来年の労働協定が複雑になるとの見方もあり。
エスコンディダでは今春にも過去最長のストライキが行われたが、今回の措置は来春の労働協定を見据えた会社側からの先制攻撃とも。LME銅在庫は7,200トン減の21万9,075トンで減少続く。
ニッケルは反落。前日比55ドル安の11,710ドルも後場は11,900ドルまで浮上。LMEニッケル在庫は438トン減の38万3,766トン。ニッケル相場は11,945ドルが高値抵抗線となっている。アルミHGは1ドル高の2,103.5ドル、後場2,115ドル。アルコアのBancancour製錬所が来年の労働協約を拒否してストライキに入る可能性を示唆。LMEアルミHG在庫は4,925トン減の112万8,875トン。アルミアロイは変わらず1,855ドル、NASAAC下落で1,885ドル。亜鉛は6.5ドル安の3,231ドル、後場3,240ドルと反発。LME亜鉛在庫も減り続けており、1,400トン減の22万1,125トンまで減少。年内に20万トン割れは必至。
鉄鉱石SPOT価格が急上昇。Metalbullrtinのベンチマークでは、前日比2.52ドル高の67.69ドル(豪州産62%Fe、CIF中国青島)まで上昇す。11月23日現在までの11月の鉄鉱石平均値は62.50ドル。中国の鉄鋼先物価格の上昇に乗じた投機的な買い。
NYダウは感謝祭休日で休場、発表なし。23日のロンドン外為市場で円相場は続伸。前日比40銭 円高ドル安の1ドル=111円20~30銭。
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『ペルー&チリ鉱山ストでカッパー続伸』
現地11月23日のLME市場は、カッパーが5営業日連続で上昇。ペルーとチリの鉱山ストがサポート。NY市場は米の感謝祭休日で休場。上海株急落が嫌気されるもドル安フォローでカッパー3Mは前日比17.5ドル高の6,928ドル、後場6,969ドル、一時6,984ドルまで上昇(11月7日以来の高値)。ペルーのサザンペルーコパーの労組ストライキが続いているなかで、チリのエスコンディダ鉱山では会社側のBHPビリトンが事業見直しを進めるなかで120人の労働者を解雇したことに現場が反発。主要な労働組合が現地23日から抗議の24時間ストに入る。この件で来年の労働協定が複雑になるとの見方もあり。
エスコンディダでは今春にも過去最長のストライキが行われたが、今回の措置は来春の労働協定を見据えた会社側からの先制攻撃とも。LME銅在庫は7,200トン減の21万9,075トンで減少続く。
ニッケルは反落。前日比55ドル安の11,710ドルも後場は11,900ドルまで浮上。LMEニッケル在庫は438トン減の38万3,766トン。ニッケル相場は11,945ドルが高値抵抗線となっている。アルミHGは1ドル高の2,103.5ドル、後場2,115ドル。アルコアのBancancour製錬所が来年の労働協約を拒否してストライキに入る可能性を示唆。LMEアルミHG在庫は4,925トン減の112万8,875トン。アルミアロイは変わらず1,855ドル、NASAAC下落で1,885ドル。亜鉛は6.5ドル安の3,231ドル、後場3,240ドルと反発。LME亜鉛在庫も減り続けており、1,400トン減の22万1,125トンまで減少。年内に20万トン割れは必至。
鉄鉱石SPOT価格が急上昇。Metalbullrtinのベンチマークでは、前日比2.52ドル高の67.69ドル(豪州産62%Fe、CIF中国青島)まで上昇す。11月23日現在までの11月の鉄鉱石平均値は62.50ドル。中国の鉄鋼先物価格の上昇に乗じた投機的な買い。
NYダウは感謝祭休日で休場、発表なし。23日のロンドン外為市場で円相場は続伸。前日比40銭 円高ドル安の1ドル=111円20~30銭。
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MIRU MORNING EXPRESS 現地11月22日
『上海株続伸&ドル安背景でカッパーニッケル続伸』
現地11月22日のLME市場は、中国経済に対する楽観ムードから買われカッパー続伸。中国の鉄鋼価格急伸からニッケル、亜鉛買われて続伸した。ドル安も支援。カッパー3Mは前日比49.5ドル高の6,910.5ドル、後場6,944ドルと11月7日以来の高値をHIT。上海総合指数の上昇から中国景気に対する楽観的ムードが支配的となり買われる。LMEカッパー在庫も引き続き減少。8,100トン減の22万6,275トン。ペルーのサザンペルーコパーはストライキ開始。労働組合と会社との間で議論が続いているがすべての生産事業が停止している様子。
ニッケル3Mも続伸。前日比75ドル高の11,765ドル、後場11,910ドルまで上伸。INSGレポートで3Qの世界ニッケル需給が54,300トンの供給不足を示したことから買い。INSGは17年通年では10万トンの供給不足を予想。グレンコアは17万トンの供給不足予想。LMEニッケル在庫は4,926トン増の38万4,204トンと再び38万トン台に。
アルミHGは反発。前日比22.5ドル高の2,102.5ドル、後場2,110ドル。LMEアルミHG在庫は7,900トン減の113万3,800トン。中国減産、カッパー上値追いの追随型で上昇。亜鉛は大幅高。前日比64.5ドル高の3,237.5ドル、後場3,236ドル。1週間ぶりの高値HIT。上海市場での鉄鋼相場先物の急伸、亜鉛TCの低水準、ひっ迫感が改めて意識され買い入る。中国政府による冬季の強制的な鉄鋼減産終了後は中国の鉄鋼メーカーは在庫を積み増すとの期待感でSHFE鉄鋼先物価格が急伸した。
また中国の亜鉛精錬能力も低下(環境監査など)しており、亜鉛のひっ迫感は続くとみられている。JPモルガンは今後半年は亜鉛の強気相場が続くとの見方を示している。
22日のNY原油は続伸。前日比1.19ドル高の58.02ドル。10月の米耐久財受注高が弱気な数字となったことで ドル安が進み、原油相場を支援。久々の58ドル台。
米週間新規失業保険申請件数は23万9,000件、事前予想は24万件。10月の米耐久財受注高は前月比マイナス1.2%、事前予想はプラス0.3%。米ミシガン大の消費者マインド指数は98.5。FOMC議事録公開、12月の利上げが示唆される。
NY金はドル安から大幅高。前日比10.5ドル高の1,292.2ドル。パラジウムは5.45ドル高の1,001.95ドル。22日のNYダウは反落。3営業日ぶり。前日比64.65ドル安の2万3,526.18ドル。前日に最高値を更新したことによる利益確定売りが広がる。22日の日経平均株価終値は前日106.67円高の2万2,523.15円NY円は続伸。前日比1円25銭円高ドル安の1ドル=111円15~25銭。2か月ぶり円高水準
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『上海株続伸&ドル安背景でカッパーニッケル続伸』
現地11月22日のLME市場は、中国経済に対する楽観ムードから買われカッパー続伸。中国の鉄鋼価格急伸からニッケル、亜鉛買われて続伸した。ドル安も支援。カッパー3Mは前日比49.5ドル高の6,910.5ドル、後場6,944ドルと11月7日以来の高値をHIT。上海総合指数の上昇から中国景気に対する楽観的ムードが支配的となり買われる。LMEカッパー在庫も引き続き減少。8,100トン減の22万6,275トン。ペルーのサザンペルーコパーはストライキ開始。労働組合と会社との間で議論が続いているがすべての生産事業が停止している様子。
ニッケル3Mも続伸。前日比75ドル高の11,765ドル、後場11,910ドルまで上伸。INSGレポートで3Qの世界ニッケル需給が54,300トンの供給不足を示したことから買い。INSGは17年通年では10万トンの供給不足を予想。グレンコアは17万トンの供給不足予想。LMEニッケル在庫は4,926トン増の38万4,204トンと再び38万トン台に。
アルミHGは反発。前日比22.5ドル高の2,102.5ドル、後場2,110ドル。LMEアルミHG在庫は7,900トン減の113万3,800トン。中国減産、カッパー上値追いの追随型で上昇。亜鉛は大幅高。前日比64.5ドル高の3,237.5ドル、後場3,236ドル。1週間ぶりの高値HIT。上海市場での鉄鋼相場先物の急伸、亜鉛TCの低水準、ひっ迫感が改めて意識され買い入る。中国政府による冬季の強制的な鉄鋼減産終了後は中国の鉄鋼メーカーは在庫を積み増すとの期待感でSHFE鉄鋼先物価格が急伸した。
また中国の亜鉛精錬能力も低下(環境監査など)しており、亜鉛のひっ迫感は続くとみられている。JPモルガンは今後半年は亜鉛の強気相場が続くとの見方を示している。
22日のNY原油は続伸。前日比1.19ドル高の58.02ドル。10月の米耐久財受注高が弱気な数字となったことで ドル安が進み、原油相場を支援。久々の58ドル台。
米週間新規失業保険申請件数は23万9,000件、事前予想は24万件。10月の米耐久財受注高は前月比マイナス1.2%、事前予想はプラス0.3%。米ミシガン大の消費者マインド指数は98.5。FOMC議事録公開、12月の利上げが示唆される。
NY金はドル安から大幅高。前日比10.5ドル高の1,292.2ドル。パラジウムは5.45ドル高の1,001.95ドル。22日のNYダウは反落。3営業日ぶり。前日比64.65ドル安の2万3,526.18ドル。前日に最高値を更新したことによる利益確定売りが広がる。22日の日経平均株価終値は前日106.67円高の2万2,523.15円NY円は続伸。前日比1円25銭円高ドル安の1ドル=111円15~25銭。2か月ぶり円高水準
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MIRU MORNING EXPRESS 現地11月21日
『Cu、Ni、Pb上昇、AL続落』
現地11月21日のLME市場は、カッパー、ニッケル、鉛亜鉛が上昇、アルミは続落という展開となった。カッパー3Mは前日比76ドル高の6,861ドル、後場は6,912ドルまで伸びる。ICSGの世界銅需給データで8月が5万トンのDeficitとなったことが材料視され買われる。ドル安も相場をサポート。8月はチリでの生産が減少した。またカッパーにとって重要な中国株価も堅調に推移していること、LME銅在庫の減少も押上要因。在庫は7,025トン減少の23万4,375トン。
ニッケル3Mは続伸。前日比140ドル高の11,690ドル、後場は11,820ドルまで伸ばす。安値拾いと需要増期待から買われる。再び12,000ドルに向かう。LMEニッケル在庫は612トン減の37万9,278トン。鉛は32ドル高の2,470ドル、後場2,480ドル、亜鉛は8ドル高の3,173ドル、後場は3,209ドルで再び3,200ドル台に乗る。ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)のデータで2017年は鉛、亜鉛とも高水準の供給不足になることが改めて発表され相場を支援。しかし2018年には供給不足は半減するとも。国内の鉛バッテリースクラップ相場はキロ120~125円が中心レンジに。
アルミHGは続落で2ドル安の2,080ドル。しぶとく2,000ドル台は死守しているが、11月初めからは100ドル以上の下落を喫している。アルミ合金製品、スクラップ原料にとってもプレッシャーな下落幅。UBCは大手専業がUBC購入単価を3円引き下げ。
アルミHGは上海市場でも3か月ぶりの安値まで下落世界的なアルミの作り過ぎが意識され、中国の減産に対してもさらに疑念が生じてDown。国際アルミ協会(IAI)は10月の世界アルミ生産高を217万9,000トンと発表(中国除く)。前月の210万トン から増加。中国の10月のアルミ新地金生産は255万トンで前年比7.5%減で4か月連続の減少となったが、1~10月累計では前年同期比3.7%増の2,732万トンとなっている。ただ、LMEアルミ新地金在庫の減少はプラス。21日は9,175トン減の114万1,700トン。
21日のNY原油は反発。18年1月限は0.41ドル高の56.83ドル。来年 いっぱいまでの原油の協調減産が合意に至るとの期待感が相場を下支え。この点でロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン 国王は同様の見解であることが市場に伝わる。
NY金は反発。前日比6.4ドル高の1,281.7ドル。米国債の利回り低下などを 受けてドル安に振れたことから買われる展開に。銀、PGMもつれて上昇。21日のNYダウは続伸。前日比160.50ドル高の2万3,590.83ドルで2週間ぶりに過去最高値を更新。世界的な株高の波に乗る。21日の日経平均株価は前日比154.72円高の2万2.416.48円。21日のロンドン外為市場で円相場は横ばい。1ドル=112円40~50銭。
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『Cu、Ni、Pb上昇、AL続落』
現地11月21日のLME市場は、カッパー、ニッケル、鉛亜鉛が上昇、アルミは続落という展開となった。カッパー3Mは前日比76ドル高の6,861ドル、後場は6,912ドルまで伸びる。ICSGの世界銅需給データで8月が5万トンのDeficitとなったことが材料視され買われる。ドル安も相場をサポート。8月はチリでの生産が減少した。またカッパーにとって重要な中国株価も堅調に推移していること、LME銅在庫の減少も押上要因。在庫は7,025トン減少の23万4,375トン。
ニッケル3Mは続伸。前日比140ドル高の11,690ドル、後場は11,820ドルまで伸ばす。安値拾いと需要増期待から買われる。再び12,000ドルに向かう。LMEニッケル在庫は612トン減の37万9,278トン。鉛は32ドル高の2,470ドル、後場2,480ドル、亜鉛は8ドル高の3,173ドル、後場は3,209ドルで再び3,200ドル台に乗る。ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)のデータで2017年は鉛、亜鉛とも高水準の供給不足になることが改めて発表され相場を支援。しかし2018年には供給不足は半減するとも。国内の鉛バッテリースクラップ相場はキロ120~125円が中心レンジに。
アルミHGは続落で2ドル安の2,080ドル。しぶとく2,000ドル台は死守しているが、11月初めからは100ドル以上の下落を喫している。アルミ合金製品、スクラップ原料にとってもプレッシャーな下落幅。UBCは大手専業がUBC購入単価を3円引き下げ。
アルミHGは上海市場でも3か月ぶりの安値まで下落世界的なアルミの作り過ぎが意識され、中国の減産に対してもさらに疑念が生じてDown。国際アルミ協会(IAI)は10月の世界アルミ生産高を217万9,000トンと発表(中国除く)。前月の210万トン から増加。中国の10月のアルミ新地金生産は255万トンで前年比7.5%減で4か月連続の減少となったが、1~10月累計では前年同期比3.7%増の2,732万トンとなっている。ただ、LMEアルミ新地金在庫の減少はプラス。21日は9,175トン減の114万1,700トン。
21日のNY原油は反発。18年1月限は0.41ドル高の56.83ドル。来年 いっぱいまでの原油の協調減産が合意に至るとの期待感が相場を下支え。この点でロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン 国王は同様の見解であることが市場に伝わる。
NY金は反発。前日比6.4ドル高の1,281.7ドル。米国債の利回り低下などを 受けてドル安に振れたことから買われる展開に。銀、PGMもつれて上昇。21日のNYダウは続伸。前日比160.50ドル高の2万3,590.83ドルで2週間ぶりに過去最高値を更新。世界的な株高の波に乗る。21日の日経平均株価は前日比154.72円高の2万2.416.48円。21日のロンドン外為市場で円相場は横ばい。1ドル=112円40~50銭。
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MIRU MORNING EXPRESS 現地11月20日
『カッパー&ニッケル反発、アルミ続落』
週明け11月20日のLME市場はカッパーの主導的な上げにニッケルも追随。鉛、亜鉛も反発。アルミは中国の冬季減産に懐疑的な見方も出ており続落。カッパー3Mは前週末比15ドル高の6,785ドル、後場6,824ドルまで上昇。中国の10月の新築住宅価格が前月比で小幅上昇。住宅販売は伸び悩むなか、価格面では堅調であることが確認され、中国の不動産セクターが依然として底堅いことがカッパーの買いにつながる。また、ペルーのサザンコパーにて現地21日の夜から労働者がストライキに入ることを通告したこともカッパーの買い材料となった。減り続けるLMEカパー在庫は20日に6,300トン減の24万1,400トンまで減少。アジア地域で8,675トンのキャンセルワラントが出た。
ニッケルは前週末比30ドル高の11,550ドル、後場続伸で11,650ドル。小幅ながら地道に回復するニッケル。ニッケル在庫は1,368トン減少の37万9,890トンと久々に38万トンを切る。
ロシアのノルリスクニッケルグループのノーニッケルは昨今のEVブームによるニッケル需要の拡大について懐疑的だと述べている。現在200万トンのニッケル需要のうち65,000トンが電池用に使われており、これが徐々に増加していくことは間違いないが、ニッケル需要の半分近くを電池用が占めるといったアグレッシブな予想は否定している。ステンレス用のNPI(ニッケル銑鉄)は中国とインドネシアの生産で今年の56万4,000トンから18年は76万トンに増加するとみている。ノーニッケル社は2017年の世界ニッケル需給について9万トンの供給不足、2018年には供給不足幅は14,000トンまで縮小すると予想。
LMEアルミは続落。前週末比13.5ドル安の2,082ドル。中国山東省のアルミ製錬メーカーWeiqiaoは冬季減産を免除されており、中国の冬季減産が必ずしも統一されたものではないことからやや弱気に傾いた。LMEアルミ在庫の減少が下支え。6,925トン減の115万875トンで年内に100万トンの大台を割り込むことは確実。
20日のNY原油は反落。前週末比0.19ドル安の55.14ドル。来週30日のOPEC総会を控えて利益確定の売りが優勢となった。OPECを中心とした産油国は減産期間を延長すると期待されているが、いつまで延長するのかコンセンサスは固まっていない。
NY金は急反落。前週末比21.2ドル安の1,275.3ドル。ドイツの連立交渉 決裂によるユーロ安を受けて売り優勢となった。銀、PGMも下落す。20日の日経平均株価終値は135.04円安の2万2,261.76円。20日のロンドン外為市場で円相場は5営業日ぶりに反落。前週末比20銭円安ドル高の1ドル=112円40~50銭。円買いユーロ売りが活発化。20日のNY株価速報は前週末比72ドル高の2万3,430.24ドル。
情報提供会社: I R universe株式会社
『カッパー&ニッケル反発、アルミ続落』
週明け11月20日のLME市場はカッパーの主導的な上げにニッケルも追随。鉛、亜鉛も反発。アルミは中国の冬季減産に懐疑的な見方も出ており続落。カッパー3Mは前週末比15ドル高の6,785ドル、後場6,824ドルまで上昇。中国の10月の新築住宅価格が前月比で小幅上昇。住宅販売は伸び悩むなか、価格面では堅調であることが確認され、中国の不動産セクターが依然として底堅いことがカッパーの買いにつながる。また、ペルーのサザンコパーにて現地21日の夜から労働者がストライキに入ることを通告したこともカッパーの買い材料となった。減り続けるLMEカパー在庫は20日に6,300トン減の24万1,400トンまで減少。アジア地域で8,675トンのキャンセルワラントが出た。
ニッケルは前週末比30ドル高の11,550ドル、後場続伸で11,650ドル。小幅ながら地道に回復するニッケル。ニッケル在庫は1,368トン減少の37万9,890トンと久々に38万トンを切る。
ロシアのノルリスクニッケルグループのノーニッケルは昨今のEVブームによるニッケル需要の拡大について懐疑的だと述べている。現在200万トンのニッケル需要のうち65,000トンが電池用に使われており、これが徐々に増加していくことは間違いないが、ニッケル需要の半分近くを電池用が占めるといったアグレッシブな予想は否定している。ステンレス用のNPI(ニッケル銑鉄)は中国とインドネシアの生産で今年の56万4,000トンから18年は76万トンに増加するとみている。ノーニッケル社は2017年の世界ニッケル需給について9万トンの供給不足、2018年には供給不足幅は14,000トンまで縮小すると予想。
LMEアルミは続落。前週末比13.5ドル安の2,082ドル。中国山東省のアルミ製錬メーカーWeiqiaoは冬季減産を免除されており、中国の冬季減産が必ずしも統一されたものではないことからやや弱気に傾いた。LMEアルミ在庫の減少が下支え。6,925トン減の115万875トンで年内に100万トンの大台を割り込むことは確実。
20日のNY原油は反落。前週末比0.19ドル安の55.14ドル。来週30日のOPEC総会を控えて利益確定の売りが優勢となった。OPECを中心とした産油国は減産期間を延長すると期待されているが、いつまで延長するのかコンセンサスは固まっていない。
NY金は急反落。前週末比21.2ドル安の1,275.3ドル。ドイツの連立交渉 決裂によるユーロ安を受けて売り優勢となった。銀、PGMも下落す。20日の日経平均株価終値は135.04円安の2万2,261.76円。20日のロンドン外為市場で円相場は5営業日ぶりに反落。前週末比20銭円安ドル高の1ドル=112円40~50銭。円買いユーロ売りが活発化。20日のNY株価速報は前週末比72ドル高の2万3,430.24ドル。
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MIRU MORNING EXPRESS 現地11月17日
『ドル安、原油高が後方支援しメタル貴金属反発』
現地11月17日のLME市場は、為替のドル安、安値拾いの買戻し、原油高が後方支援し反発。落ち込んでいたニッケル3Mは一時225ドル高の11,575ドルまで上昇。引けは11,545ドル。LMEニッケル在庫は1,188トン減の38万1,258トン。ニッケルは2週間前に2年ぶりの高値をつけたのちに16%の下落となったが底打ち。カッパー3Mは前日比28ドル安の6,770ドルまで後退したのち6,775ドルまで戻す。ドル安、原油高が下支え。LMEカッパー在庫は3,850トン減の24万7,700トンと順調に減り続けている。
モラー特別検査官はトランプ陣営のメンバーに召喚状。独IFO経済研究所は2017年のドイツ経済成長率見通しを2.3%とし、従来の1.9%から上方修正す。10月の米住宅着工件数は前月比13.7%増の年率129万戸で2016年10月以来の高水準。事前予想の118万戸を上回った。
17日のNY原油は急反発。前日比1.50ドル高の56.64ドル。サウジアラビアのエネルギー大臣が需給均衡のためにはさらなる減産が必要と述べたことで今月末のOPEC総会での協調減産の延長合意に対する期待が再認識されたことや、米ウォールストリートジャーナル紙の報道により、トランプ大統領の「ロシアゲート」疑惑が再燃し、ドル安が加速したことも原油相場を押し上げた。
LMEアルミHGは前日比28ドル安の2,095.5ドル、後場2,107ドル。LMEアルミ在庫は3,675トン減の115万7,800トン。2008年1Qの在庫水準まで低下。中国の冬季減産は期待値として大きいが、実際にどこまで減産されているかはいまだ懐疑的なところ。
SPOT鉄鉱石価格は前日比1.04ドル高の62.61ドル。
17日のNY金は大幅続伸。前日比18.3ドル高の1,296.5 ドル。ロシアゲート疑惑の再燃でリスク回避の動きで金買い進む。ドル安、原油高もプラス材料となり大幅高。 銀も金のツレ高で17.373ドルまで上昇す。PGMも上昇。プラチナ18.4ドル高の954.6ドル。
17日のNYダウは反落。前日比100.12ドル安の2万3,358.24ドル。 利益確定売りが優勢になった。米税制改革の不透明感、ロシアゲート 疑惑の再燃も株価を押し下げた。
17日の日経平均株価終値は前日比45.68円高の2万2,396.80円。17日のロンドン外為市場で円は続伸。前日比50銭円高ドル安の1ドル=112円20~30銭。ロシアゲート疑惑、日米金利差縮小から円買いドル売りが進んだ。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安、原油高が後方支援しメタル貴金属反発』
現地11月17日のLME市場は、為替のドル安、安値拾いの買戻し、原油高が後方支援し反発。落ち込んでいたニッケル3Mは一時225ドル高の11,575ドルまで上昇。引けは11,545ドル。LMEニッケル在庫は1,188トン減の38万1,258トン。ニッケルは2週間前に2年ぶりの高値をつけたのちに16%の下落となったが底打ち。カッパー3Mは前日比28ドル安の6,770ドルまで後退したのち6,775ドルまで戻す。ドル安、原油高が下支え。LMEカッパー在庫は3,850トン減の24万7,700トンと順調に減り続けている。
モラー特別検査官はトランプ陣営のメンバーに召喚状。独IFO経済研究所は2017年のドイツ経済成長率見通しを2.3%とし、従来の1.9%から上方修正す。10月の米住宅着工件数は前月比13.7%増の年率129万戸で2016年10月以来の高水準。事前予想の118万戸を上回った。
17日のNY原油は急反発。前日比1.50ドル高の56.64ドル。サウジアラビアのエネルギー大臣が需給均衡のためにはさらなる減産が必要と述べたことで今月末のOPEC総会での協調減産の延長合意に対する期待が再認識されたことや、米ウォールストリートジャーナル紙の報道により、トランプ大統領の「ロシアゲート」疑惑が再燃し、ドル安が加速したことも原油相場を押し上げた。
LMEアルミHGは前日比28ドル安の2,095.5ドル、後場2,107ドル。LMEアルミ在庫は3,675トン減の115万7,800トン。2008年1Qの在庫水準まで低下。中国の冬季減産は期待値として大きいが、実際にどこまで減産されているかはいまだ懐疑的なところ。
SPOT鉄鉱石価格は前日比1.04ドル高の62.61ドル。
17日のNY金は大幅続伸。前日比18.3ドル高の1,296.5 ドル。ロシアゲート疑惑の再燃でリスク回避の動きで金買い進む。ドル安、原油高もプラス材料となり大幅高。 銀も金のツレ高で17.373ドルまで上昇す。PGMも上昇。プラチナ18.4ドル高の954.6ドル。
17日のNYダウは反落。前日比100.12ドル安の2万3,358.24ドル。 利益確定売りが優勢になった。米税制改革の不透明感、ロシアゲート 疑惑の再燃も株価を押し下げた。
17日の日経平均株価終値は前日比45.68円高の2万2,396.80円。17日のロンドン外為市場で円は続伸。前日比50銭円高ドル安の1ドル=112円20~30銭。ロシアゲート疑惑、日米金利差縮小から円買いドル売りが進んだ。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地11月16日
『アルミ続伸、ニッケル&カッパー引き続き軟調』
現地11月16日のLME市場は、アルミHGが続伸、ニッケル&カッパーは引き続きの軟調展開となった。アルミHG3Mは続伸。前日比27ドル高の2,123.5ドル、後場2,119ドル。8日以来の高値をつけたが後半はニッケル相場の下落につれて弱含みでCLOSE。LMEアルミ在庫は4,350トン減の116万1,475トンに。中国の環境規制によるアルミの供給減少予想が相場を下支え。
カッパー3Mは46ドル高の6,798ドル、後場6,772ドル。10月の米鉱工業生産高が前月比0.9%増となり事前予想の0.5%増を上回ったこと、米株上昇に支援され値を上げ一時的に6,800ドルを超えるも、やはりニッケルの急落につられて上げ幅を削った。ニッケル3Mは前場は前日比変わらずの11,650ドルとなったが、後場は11,510ドル。終盤は売り圧力が強まり一時、1万1,325どるまで値を下げる。10月12日以来の安値に陥落。ニッケル在庫は204トン減の38万2,446トン。在庫のうち30万トンはニッケルブリケット。
亜鉛は34ドル高の3,165ドル、後場3,146ドル、LME亜鉛在庫は2,850トン減の22万9,250トン、鉛は1ドル高の2,434ドル、後場2,420ドルで鉛、亜鉛もいまひとつ方向性ない動きとなっている。錫は125ドル高の19,625ドル、後場19,400ドルLME錫在庫は65トン増の2,145トンに。
16日のNY原油相場は続落。前日比0.19ドル安の55.14ドル。EIA週報で、米原油生産量が統計開始以来の最高水準を更新したことが引き続き重石となった。今月末のOPEC総会で協調減産延長が合意に至ると期待されているものの、合意内容について意見調整は進展しておらず、米国の増産によって過剰在庫の解消見通しに不安感が出てきている。
NY金は小反発。前日比0.5ドル高の1,278.2ドル。米税制改革に対する不透明感が残る中、ドル安を受けて 小幅に上昇。プラチナは続伸。ドル安受けて堅調となり3.1ドル高の936.2ドル、パラジウムは0.25ドル安の984.85ドル。
16日のNYダウは3日ぶりに反発。前日比187.08ドル高の2万3,458.36 ドル。上げ幅は9月11日以来2か月ぶりの大きさ。ウォルマートの株高 が全体を押し上げた。16日の日経平均株価終値は前日比322.80円高の22,351円12銭。
16日のロンドン外為市場で円相場は3日続伸。前日比30銭円高ドル安の1ドル=112円70~80銭。米の新規週間失業保険申請件数が市場予想よりも増加したこと、11月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数が市場予想以上に低下、など米経済指標の軟化から円買いドル売りが優勢となった。
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『アルミ続伸、ニッケル&カッパー引き続き軟調』
現地11月16日のLME市場は、アルミHGが続伸、ニッケル&カッパーは引き続きの軟調展開となった。アルミHG3Mは続伸。前日比27ドル高の2,123.5ドル、後場2,119ドル。8日以来の高値をつけたが後半はニッケル相場の下落につれて弱含みでCLOSE。LMEアルミ在庫は4,350トン減の116万1,475トンに。中国の環境規制によるアルミの供給減少予想が相場を下支え。
カッパー3Mは46ドル高の6,798ドル、後場6,772ドル。10月の米鉱工業生産高が前月比0.9%増となり事前予想の0.5%増を上回ったこと、米株上昇に支援され値を上げ一時的に6,800ドルを超えるも、やはりニッケルの急落につられて上げ幅を削った。ニッケル3Mは前場は前日比変わらずの11,650ドルとなったが、後場は11,510ドル。終盤は売り圧力が強まり一時、1万1,325どるまで値を下げる。10月12日以来の安値に陥落。ニッケル在庫は204トン減の38万2,446トン。在庫のうち30万トンはニッケルブリケット。
亜鉛は34ドル高の3,165ドル、後場3,146ドル、LME亜鉛在庫は2,850トン減の22万9,250トン、鉛は1ドル高の2,434ドル、後場2,420ドルで鉛、亜鉛もいまひとつ方向性ない動きとなっている。錫は125ドル高の19,625ドル、後場19,400ドルLME錫在庫は65トン増の2,145トンに。
16日のNY原油相場は続落。前日比0.19ドル安の55.14ドル。EIA週報で、米原油生産量が統計開始以来の最高水準を更新したことが引き続き重石となった。今月末のOPEC総会で協調減産延長が合意に至ると期待されているものの、合意内容について意見調整は進展しておらず、米国の増産によって過剰在庫の解消見通しに不安感が出てきている。
NY金は小反発。前日比0.5ドル高の1,278.2ドル。米税制改革に対する不透明感が残る中、ドル安を受けて 小幅に上昇。プラチナは続伸。ドル安受けて堅調となり3.1ドル高の936.2ドル、パラジウムは0.25ドル安の984.85ドル。
16日のNYダウは3日ぶりに反発。前日比187.08ドル高の2万3,458.36 ドル。上げ幅は9月11日以来2か月ぶりの大きさ。ウォルマートの株高 が全体を押し上げた。16日の日経平均株価終値は前日比322.80円高の22,351円12銭。
16日のロンドン外為市場で円相場は3日続伸。前日比30銭円高ドル安の1ドル=112円70~80銭。米の新規週間失業保険申請件数が市場予想よりも増加したこと、11月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数が市場予想以上に低下、など米経済指標の軟化から円買いドル売りが優勢となった。
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