金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地6月29日
錫除いて軒並み上昇。強気中国企業実績と欧米株高で
現地29日のLMEは、中国の5月工業部門企業利益が前年同月比で6カ月ぶりの増加となったことと欧米株式市場の堅調な動きに支援されて錫を除いて軒並み上昇した。
カッパー3Mは3日小幅続伸。強気中国企業実績・欧米株式堅調に加えてチリ減産観測で。一時5993ドルまで上昇。終盤利益確定の転売が入って上値を削って終了。先週末比4.5ドル高、5,961.5ドルで大引け。理論建値は為替108.24円でキロ687円。NY銅直近限月建値は先週末比ポンド0.75セント高の268.55セント($5,937/t)。理論建値はキロ685円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,969ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続伸、先週末比7.5ドル高、1,609ドルが終値。カッパー上昇に連れ高となったのと、在庫の減少が好材料視されて。オーバーナイト物は1613ドル付近。LME在庫は前日比4,025トン減少、164万8,000トン。
ニッケル3Mも続伸。先週末比122ドル高、12,806ドルが終値。カッパー堅調につれて。在庫減少も支援。LME在庫は前日比312トン減少、23万3,658トン。オーバーナイト物は12,770ドル付近。
亜鉛3Mは反発。先週末比23ドル高、2,061.5ドルが終値。鉛3Mは上昇。先週末比15.5ドル高1,801.5ドルが終値。錫3Mは反落。先週末比40ドル安、16,775ドルが終値。
29日のNYダウは大幅反発。先週末比580ドル25セント高の2万5595ドル80セントで終了。ボーイング急騰。
アジア株は上海・香港とも下落、欧州株は上昇。
29日の日経平均は反落。先週末比517円04銭安2万1995円04銭で終了。「第2波」リスク意識、米中対立も警戒。
NY金は続伸、銀は反落。金8月限は続伸。時間外では、新型コロナ感染増加に対する懸念やドル安を受けて堅調となった。日中では、中古住宅販売仮契約指数が急増する中ドル高や株高に上値を抑えられた。帳入値は先週末比0.9ドル高、1781.2ドル。PGM系は続伸。Pt10月限は続伸。帳入値は先週末比6.9ドル高の816.8ドル。Pd9月限も続伸、帳入値は先週末比38.7ドル高、1933.1ドル。NY原
油は反発、新型コロナ「第2波」警戒感薄く。8月限帳入値は先週末比1.21ドル高の39.70ドル。29日のNY外為で、対ドル円相場は先週末比37銭円安ドル高の1ドル=107円59銭。(JST0:506)強気米住宅指標と期末ポジション調整で。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
錫除いて軒並み上昇。強気中国企業実績と欧米株高で
現地29日のLMEは、中国の5月工業部門企業利益が前年同月比で6カ月ぶりの増加となったことと欧米株式市場の堅調な動きに支援されて錫を除いて軒並み上昇した。
カッパー3Mは3日小幅続伸。強気中国企業実績・欧米株式堅調に加えてチリ減産観測で。一時5993ドルまで上昇。終盤利益確定の転売が入って上値を削って終了。先週末比4.5ドル高、5,961.5ドルで大引け。理論建値は為替108.24円でキロ687円。NY銅直近限月建値は先週末比ポンド0.75セント高の268.55セント($5,937/t)。理論建値はキロ685円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,969ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続伸、先週末比7.5ドル高、1,609ドルが終値。カッパー上昇に連れ高となったのと、在庫の減少が好材料視されて。オーバーナイト物は1613ドル付近。LME在庫は前日比4,025トン減少、164万8,000トン。
ニッケル3Mも続伸。先週末比122ドル高、12,806ドルが終値。カッパー堅調につれて。在庫減少も支援。LME在庫は前日比312トン減少、23万3,658トン。オーバーナイト物は12,770ドル付近。
亜鉛3Mは反発。先週末比23ドル高、2,061.5ドルが終値。鉛3Mは上昇。先週末比15.5ドル高1,801.5ドルが終値。錫3Mは反落。先週末比40ドル安、16,775ドルが終値。
29日のNYダウは大幅反発。先週末比580ドル25セント高の2万5595ドル80セントで終了。ボーイング急騰。
アジア株は上海・香港とも下落、欧州株は上昇。
29日の日経平均は反落。先週末比517円04銭安2万1995円04銭で終了。「第2波」リスク意識、米中対立も警戒。
NY金は続伸、銀は反落。金8月限は続伸。時間外では、新型コロナ感染増加に対する懸念やドル安を受けて堅調となった。日中では、中古住宅販売仮契約指数が急増する中ドル高や株高に上値を抑えられた。帳入値は先週末比0.9ドル高、1781.2ドル。PGM系は続伸。Pt10月限は続伸。帳入値は先週末比6.9ドル高の816.8ドル。Pd9月限も続伸、帳入値は先週末比38.7ドル高、1933.1ドル。NY原
油は反発、新型コロナ「第2波」警戒感薄く。8月限帳入値は先週末比1.21ドル高の39.70ドル。29日のNY外為で、対ドル円相場は先週末比37銭円安ドル高の1ドル=107円59銭。(JST0:506)強気米住宅指標と期末ポジション調整で。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地6月26日
供給タイト化懸念からCu続伸、Al・Niは連れて反発
現地26日のLMEは、カッパーは前日からの供給ひっ迫懸念が引き続き続伸、アルミ、ニッケルもつれ高となった。亜鉛を除いて他メタルも軒並み上昇した。
カッパー3Mは続伸。前日チリ国営コデルコ傘下の精錬所がコロナ予防のため操業停止が発表され、供給ひっ迫懸念が続いたこととHFE在庫の継続的減少もあって一時6,000ドル台を付けた。欧米株の軟調から上値を削って引けた。
前日比64ドル高、5,957ドルで大引け。理論建値は為替108.12円でキロ686円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.05セント高の268.55セント($5,920/t)。理論建値はキロ682円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,943ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは4日ぶり反発、前日比31.5ドル高、1,601.5ドルが終値。カッパー上昇に連れ高となったのと、週末の修正が入った。取引量は平均を上回る13,000ロットほど。オーバーナイト物は1597ドル付近。LME在庫は前日比1万4,275トン増加、165万2,025トン。
ニッケル3Mは反発。前日比244ドル高、12,684ドルが終値。カッパーに連れ高となったのと、これまでの下落に対する修正買いが入った。この日の上昇で22日以来の下落幅は相殺となった。オーバーナイト物は12,665ドル付近。
亜鉛3Mは反落。前日比11.5ドル安、2,038.5ドルが終値。鉛3Mは横ばいの1,786ドルが終値。錫3Mは反発。前日比235ドル高、16,815ドルが終値。
米国で検査動向を調査する「COVID追跡プロジェクト」の集計で25日の新規感染者が過去最多となった。
26日のNYダウは大幅反落。前日比730ドル05セント安の2万5015ドル55セントで終了。米コロナ感染最多で景気懸念。アジア株は上海休場・香港下落、欧州株は独株反落、英株続伸。
26日の日経平均は3日ぶり反発。前日比252円29銭高2万2512円08銭で終了。個人の買い優勢、商いは低調。
NY金は反発、銀は続伸。金8月限は反発。時間外では、米国の新型コロナ感染者数が過去最高となり、リスク回避のドル高に上値を抑えられた。
日中では、利食い売りなどが出て軟調となったが、株価急落でドル安に転じると、押し目を買われて急伸した。帳入値は前日比9.7ドル高、1780.3ドル。3週連続しての週間上昇となった。
PGM系は総じて反発。Pt10月限は反発。帳入値は前日比7.2ドル高の809.9ドル。NY原油は反落、米株価急落が圧迫。8月限帳入値は前日比0.23ドル安の38.49ドル。
26日のNY外為で、対ドル円相場は前日比1銭円安ドル高の1ドル=107円20銭。(JST0:511)米コロナ感染拡大からリスク回避強まる。
供給タイト化懸念からCu続伸、Al・Niは連れて反発
現地26日のLMEは、カッパーは前日からの供給ひっ迫懸念が引き続き続伸、アルミ、ニッケルもつれ高となった。亜鉛を除いて他メタルも軒並み上昇した。
カッパー3Mは続伸。前日チリ国営コデルコ傘下の精錬所がコロナ予防のため操業停止が発表され、供給ひっ迫懸念が続いたこととHFE在庫の継続的減少もあって一時6,000ドル台を付けた。欧米株の軟調から上値を削って引けた。
前日比64ドル高、5,957ドルで大引け。理論建値は為替108.12円でキロ686円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.05セント高の268.55セント($5,920/t)。理論建値はキロ682円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,943ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは4日ぶり反発、前日比31.5ドル高、1,601.5ドルが終値。カッパー上昇に連れ高となったのと、週末の修正が入った。取引量は平均を上回る13,000ロットほど。オーバーナイト物は1597ドル付近。LME在庫は前日比1万4,275トン増加、165万2,025トン。
ニッケル3Mは反発。前日比244ドル高、12,684ドルが終値。カッパーに連れ高となったのと、これまでの下落に対する修正買いが入った。この日の上昇で22日以来の下落幅は相殺となった。オーバーナイト物は12,665ドル付近。
亜鉛3Mは反落。前日比11.5ドル安、2,038.5ドルが終値。鉛3Mは横ばいの1,786ドルが終値。錫3Mは反発。前日比235ドル高、16,815ドルが終値。
米国で検査動向を調査する「COVID追跡プロジェクト」の集計で25日の新規感染者が過去最多となった。
26日のNYダウは大幅反落。前日比730ドル05セント安の2万5015ドル55セントで終了。米コロナ感染最多で景気懸念。アジア株は上海休場・香港下落、欧州株は独株反落、英株続伸。
26日の日経平均は3日ぶり反発。前日比252円29銭高2万2512円08銭で終了。個人の買い優勢、商いは低調。
NY金は反発、銀は続伸。金8月限は反発。時間外では、米国の新型コロナ感染者数が過去最高となり、リスク回避のドル高に上値を抑えられた。
日中では、利食い売りなどが出て軟調となったが、株価急落でドル安に転じると、押し目を買われて急伸した。帳入値は前日比9.7ドル高、1780.3ドル。3週連続しての週間上昇となった。
PGM系は総じて反発。Pt10月限は反発。帳入値は前日比7.2ドル高の809.9ドル。NY原油は反落、米株価急落が圧迫。8月限帳入値は前日比0.23ドル安の38.49ドル。
26日のNY外為で、対ドル円相場は前日比1銭円安ドル高の1ドル=107円20銭。(JST0:511)米コロナ感染拡大からリスク回避強まる。
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MIRU MORNING EXPRESS現地6月25日
供給引き締まり観測でCuは反発、Al・Ni続落
現地25日のLMEは、コロナ感染第2波懸念の引き続く中、カッパーは供給引き締まり観測で反発、アルミ、ニッケルは続落した。SHFEは端午節祝日のため25-26日は休場。
カッパー3Mは反発。SHFEの銅在庫減少に加え、世界的なコロナ感染拡大が続く中、銅山の閉鎖による供給減少観測が強まったことが買いを支援。欧米株堅調となる中一時は5,900ドル台到達、転売が見られるも堅調に引けた。
前日比28ドル高、5,893ドルで大引け。理論建値は為替108.06円でキロ679円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.9セント高の267.5セント($5,897/t)。理論建値はキロ679円。国内建値に10円弱の上げ余地。オーバーナイト物は5,937ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは3日続落、前日比6ドル安、1,570ドルが終値。コロナ感染懸念に加え、在庫大幅増加が弱気材料となった。オーバーナイト物は1571ドル付近。LME在庫は前日比2万3,650トン増加、163万7,750トン。
ニッケル3Mは続落。前日比107ドル安、12,440ドルが終値。コロナ感染第2波警戒からのリスク回避は弱材料。一時今月15日安値12,470ドルを下抜き、12,425ドルまで沈下。若干戻すも軟調な地合いのまま終了。17日に戻り高値を確認した後は次第に値位置を落とす足取りを継続している。
オーバーナイト物は12,470ドル付近。
亜鉛3Mは3日ぶり反発。前日比13.5ドル高、2,050ドルが終値。鉛3Mは続伸。前日比24ドル高、1,786ドルが終値。取引量は5月28日以来の低水準3,049ロット。錫3Mは続落。前日比75ドル安、16,580ドルが終値。
25日のNYダウは反発。前日比299ドル66セント高の2万5745ドル60セントで終了。金融規制の一部緩和を好感。アジア株は上海・香港休場、欧州株は軒並み反発。
25日の日経平均は続落。前日比274円53銭安2万2259円79銭で終了。欧米株安が重荷、コロナ感染再拡大を懸念。
NY金は続落、銀は反発。金8月限は続落。時間外では、リスク回避のドル高などが上値を抑える要因となった。欧州時間に入ると、押し目を買われて地合いを引き締めたが、戻りは売られた。日中では、押し目を買われたが、株高に上値を抑えらえた。
帳入値は前日比4.5ドル安、1770.6ドル。PGM系は続落。Pt10月限は続落。帳入値は前日比1.9ドル安、802.7ドル。Pd9月限も続落。帳入値は前日比43.4ドル安、1825.1ドル。NY原油は反発、米経済の早期回復期待がやや広がる。8月限帳入値は前日比0.71ドル高、38.72ドル。
25日のNY外為で、対ドル円相場は前日比8銭円安ドル高の1ドル=107円12銭。
(JST0:511)
供給引き締まり観測でCuは反発、Al・Ni続落
現地25日のLMEは、コロナ感染第2波懸念の引き続く中、カッパーは供給引き締まり観測で反発、アルミ、ニッケルは続落した。SHFEは端午節祝日のため25-26日は休場。
カッパー3Mは反発。SHFEの銅在庫減少に加え、世界的なコロナ感染拡大が続く中、銅山の閉鎖による供給減少観測が強まったことが買いを支援。欧米株堅調となる中一時は5,900ドル台到達、転売が見られるも堅調に引けた。
前日比28ドル高、5,893ドルで大引け。理論建値は為替108.06円でキロ679円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.9セント高の267.5セント($5,897/t)。理論建値はキロ679円。国内建値に10円弱の上げ余地。オーバーナイト物は5,937ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは3日続落、前日比6ドル安、1,570ドルが終値。コロナ感染懸念に加え、在庫大幅増加が弱気材料となった。オーバーナイト物は1571ドル付近。LME在庫は前日比2万3,650トン増加、163万7,750トン。
ニッケル3Mは続落。前日比107ドル安、12,440ドルが終値。コロナ感染第2波警戒からのリスク回避は弱材料。一時今月15日安値12,470ドルを下抜き、12,425ドルまで沈下。若干戻すも軟調な地合いのまま終了。17日に戻り高値を確認した後は次第に値位置を落とす足取りを継続している。
オーバーナイト物は12,470ドル付近。
亜鉛3Mは3日ぶり反発。前日比13.5ドル高、2,050ドルが終値。鉛3Mは続伸。前日比24ドル高、1,786ドルが終値。取引量は5月28日以来の低水準3,049ロット。錫3Mは続落。前日比75ドル安、16,580ドルが終値。
25日のNYダウは反発。前日比299ドル66セント高の2万5745ドル60セントで終了。金融規制の一部緩和を好感。アジア株は上海・香港休場、欧州株は軒並み反発。
25日の日経平均は続落。前日比274円53銭安2万2259円79銭で終了。欧米株安が重荷、コロナ感染再拡大を懸念。
NY金は続落、銀は反発。金8月限は続落。時間外では、リスク回避のドル高などが上値を抑える要因となった。欧州時間に入ると、押し目を買われて地合いを引き締めたが、戻りは売られた。日中では、押し目を買われたが、株高に上値を抑えらえた。
帳入値は前日比4.5ドル安、1770.6ドル。PGM系は続落。Pt10月限は続落。帳入値は前日比1.9ドル安、802.7ドル。Pd9月限も続落。帳入値は前日比43.4ドル安、1825.1ドル。NY原油は反発、米経済の早期回復期待がやや広がる。8月限帳入値は前日比0.71ドル高、38.72ドル。
25日のNY外為で、対ドル円相場は前日比8銭円安ドル高の1ドル=107円12銭。
(JST0:511)
金属国際相場情
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MIRU MORNING EXPRESS現地6月24日
新型コロナ感染第2波懸念と株安でPb除いて全面安
新型コロナ感染第2波懸念と株安でPb除いて全面安
現地24日のLMEは、欧米など世界各地で新型コロナ感染第2波の兆しが現れたことと欧米株式軟調が弱材料となって、鉛を除いて全面安となった。
カッパー3Mは8日ぶり反落。在庫減少やチリからの供給不安も支援材料とならなかった。欧米の事前予測を上回る経済指標も感染第2波懸念の陰に隠れた格好となった。前日比40ドル安、5,865ドルで大引け。理論建値は為替107.52円でキロ673円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.4セント安の265.6セント($5,855/t)。理論建値はキロ672円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,885ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続落、前日比19ドル安、1,576ドルが終値。在庫は引き続き減少したものの、感染第2波懸念やカッパー下落、欧米株安で売り優勢となった。オーバーナイト物は1575ドル付近。
ニッケル3Mは反落。前日比174ドル安、12,547ドルが終値。5月29日以来の安値に沈んだ。取引量も5月13日来の低水準3,931ロット。オーバーナイト物は12,505ドル付近。
亜鉛3Mは小幅続落。前日比3.5ドル安、2036.5ドルが終値。鉛3Mは4日ぶり反発。前日比15ドル高、1,762ドルが終値。錫3Mは反落。前日比241ドル安、16,655ドルが終値。
国際通貨基金(IMF)は24日改定した世界経済見通しで2020年の成長率をマイナス4.9%と予測し、4月時点から1.9ポイントさらに下方修正した。新型コロナによる経済損失は2年間で12.5兆ドル(約1300兆円)と試算した。
24日のNYダウは3営業日ぶりに反落。前日比710ドル16セント安の2万5445ドル94セントで終了。コロナ感染の再拡大を懸念。ナスダックは9営業日ぶりに反落。アジア株は上海続伸・香港反落、欧州株は軒並み反落。
24日の日経平均は小幅反落。前日比14円73銭安2万2534円32銭で終了。手掛かり不足で様子見ムード、IPO再開は支え。
NY金、銀は反落。金8月限は反落。時間外では、コロナ感染拡大に対する懸念を受けて堅調となり、一代高値1796.1ドルを付けた。日中ではリスク回避のドル高を受けて上げ一服となった。株安を受けて押し目を買われる場面も見られたが、利食い売りなどで軟調となった。帳入値は前日比6.9ドル安の1775.1ドル。PGM系は反落。Pt10月限は反落。帳入値は前日比38.3ドル安、817.8ドル。Pd9月限も反落。帳入値は前日比62.6ドル安、1888.5ドル。NY原油は大幅続落、感染拡大や米原油在庫の増加で。8月限帳入値は前日比2.36ドル安、38.01ドル。24日のNY外為で、対ドル円相場は前日比55銭円安ドル高の1ドル=107円07銭(JST0:503)リスク回避からのドル買いで。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
新型コロナ感染第2波懸念と株安でPb除いて全面安
新型コロナ感染第2波懸念と株安でPb除いて全面安
現地24日のLMEは、欧米など世界各地で新型コロナ感染第2波の兆しが現れたことと欧米株式軟調が弱材料となって、鉛を除いて全面安となった。
カッパー3Mは8日ぶり反落。在庫減少やチリからの供給不安も支援材料とならなかった。欧米の事前予測を上回る経済指標も感染第2波懸念の陰に隠れた格好となった。前日比40ドル安、5,865ドルで大引け。理論建値は為替107.52円でキロ673円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.4セント安の265.6セント($5,855/t)。理論建値はキロ672円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,885ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続落、前日比19ドル安、1,576ドルが終値。在庫は引き続き減少したものの、感染第2波懸念やカッパー下落、欧米株安で売り優勢となった。オーバーナイト物は1575ドル付近。
ニッケル3Mは反落。前日比174ドル安、12,547ドルが終値。5月29日以来の安値に沈んだ。取引量も5月13日来の低水準3,931ロット。オーバーナイト物は12,505ドル付近。
亜鉛3Mは小幅続落。前日比3.5ドル安、2036.5ドルが終値。鉛3Mは4日ぶり反発。前日比15ドル高、1,762ドルが終値。錫3Mは反落。前日比241ドル安、16,655ドルが終値。
国際通貨基金(IMF)は24日改定した世界経済見通しで2020年の成長率をマイナス4.9%と予測し、4月時点から1.9ポイントさらに下方修正した。新型コロナによる経済損失は2年間で12.5兆ドル(約1300兆円)と試算した。
24日のNYダウは3営業日ぶりに反落。前日比710ドル16セント安の2万5445ドル94セントで終了。コロナ感染の再拡大を懸念。ナスダックは9営業日ぶりに反落。アジア株は上海続伸・香港反落、欧州株は軒並み反落。
24日の日経平均は小幅反落。前日比14円73銭安2万2534円32銭で終了。手掛かり不足で様子見ムード、IPO再開は支え。
NY金、銀は反落。金8月限は反落。時間外では、コロナ感染拡大に対する懸念を受けて堅調となり、一代高値1796.1ドルを付けた。日中ではリスク回避のドル高を受けて上げ一服となった。株安を受けて押し目を買われる場面も見られたが、利食い売りなどで軟調となった。帳入値は前日比6.9ドル安の1775.1ドル。PGM系は反落。Pt10月限は反落。帳入値は前日比38.3ドル安、817.8ドル。Pd9月限も反落。帳入値は前日比62.6ドル安、1888.5ドル。NY原油は大幅続落、感染拡大や米原油在庫の増加で。8月限帳入値は前日比2.36ドル安、38.01ドル。24日のNY外為で、対ドル円相場は前日比55銭円安ドル高の1ドル=107円07銭(JST0:503)リスク回避からのドル買いで。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
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MIRU MORNING EXPRESS現地6月23日
『中国需要や米刺激策期待でCu、Ni上昇 他まちまち』
現地23日のLMEは、米中関係悪化懸念の後退のなか中国需要や米景気刺激策期待でカッパー、ニッケルは堅調、アルミは反落など他メタルはまちまちとなった。トランプ大統領による「中国との貿易合意は全く損なわれていない」とのツイートを受けて米中関係悪化懸念が後退した。
カッパー3Mは7日続伸。在庫減少も支援要因で、新規キャンセルワラントが欧州で5,000トンほど発生している。取引量も活発で15,000ロット超え。前日比24.5ドル高、5,905ドルで大引け。理論建値は為替107.96円でキロ680円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド0.55セント高の267セント($5,886/t)。理論建値はキロ677円。国内建値に10円弱の上げ余地。オーバーナイト物は5,911ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは反落、前日比8ドル安、1,595ドルが終値。在庫減少やカッパー、ニッケルの堅調推移にもかかわらず前日の上昇後の修正から転売に打たれた。オーバーナイト物は1591ドル付近。
ニッケル3Mは反発。前日比74ドル高、12,721ドルが終値。続落後の修正買いとマクロ要因で。オーバーナイト物は12,685ドル付近。
亜鉛3Mは7日ぶり反落。前日比47.5ドル安、2040ドルが終値。鉛3Mは3日続落。前日比30.5ドル安、1,747ドルが終値。錫3Mは反発。前日比37ドル高、16,896ドルが終値。
23日のNYダウは続伸。前日比130ドル93セント高の2万6155ドル89セントで終了。米中関係への懸念後退とアップルなどハイテク株に連日の買い。アジア株、欧州株とも軒並み反発。
23日の日経平均は反発。前日比111円78銭高2万2549円05銭で終了。米ハイテク株高で、ナバロ発言に揺れる。
NY金、銀は続伸。金8月限は続伸。時間外では、ナバロ米大統領補佐官が中国との通商合意の終了を発言したとの報で、米中関係悪化懸念から買い優勢となった。日中は新型コロナ感染第2波に対する警戒感やドル安から買いを集め、一段高となった。強気のテクニカル要因から利食い売りを吸収し、1780ドル台を維持して引けた。帳入値は前日比15.6ドル高、1782ドル。PGM系は続伸。Pt10月限は小幅続伸。帳入値は前日比6.9ドル高、856.1ドル。NY原油は反落、米大統領選を控え通商合意の不透明感を再認識。8月限帳入値は前日比0.36ドル安、40.37ドル。23日のNY外為で、対ドル円相場は前日比37銭円高ドル安の1ドル=106円54銭(JST0:503)リスク選好からのドル売りで。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
『中国需要や米刺激策期待でCu、Ni上昇 他まちまち』
現地23日のLMEは、米中関係悪化懸念の後退のなか中国需要や米景気刺激策期待でカッパー、ニッケルは堅調、アルミは反落など他メタルはまちまちとなった。トランプ大統領による「中国との貿易合意は全く損なわれていない」とのツイートを受けて米中関係悪化懸念が後退した。
カッパー3Mは7日続伸。在庫減少も支援要因で、新規キャンセルワラントが欧州で5,000トンほど発生している。取引量も活発で15,000ロット超え。前日比24.5ドル高、5,905ドルで大引け。理論建値は為替107.96円でキロ680円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド0.55セント高の267セント($5,886/t)。理論建値はキロ677円。国内建値に10円弱の上げ余地。オーバーナイト物は5,911ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは反落、前日比8ドル安、1,595ドルが終値。在庫減少やカッパー、ニッケルの堅調推移にもかかわらず前日の上昇後の修正から転売に打たれた。オーバーナイト物は1591ドル付近。
ニッケル3Mは反発。前日比74ドル高、12,721ドルが終値。続落後の修正買いとマクロ要因で。オーバーナイト物は12,685ドル付近。
亜鉛3Mは7日ぶり反落。前日比47.5ドル安、2040ドルが終値。鉛3Mは3日続落。前日比30.5ドル安、1,747ドルが終値。錫3Mは反発。前日比37ドル高、16,896ドルが終値。
23日のNYダウは続伸。前日比130ドル93セント高の2万6155ドル89セントで終了。米中関係への懸念後退とアップルなどハイテク株に連日の買い。アジア株、欧州株とも軒並み反発。
23日の日経平均は反発。前日比111円78銭高2万2549円05銭で終了。米ハイテク株高で、ナバロ発言に揺れる。
NY金、銀は続伸。金8月限は続伸。時間外では、ナバロ米大統領補佐官が中国との通商合意の終了を発言したとの報で、米中関係悪化懸念から買い優勢となった。日中は新型コロナ感染第2波に対する警戒感やドル安から買いを集め、一段高となった。強気のテクニカル要因から利食い売りを吸収し、1780ドル台を維持して引けた。帳入値は前日比15.6ドル高、1782ドル。PGM系は続伸。Pt10月限は小幅続伸。帳入値は前日比6.9ドル高、856.1ドル。NY原油は反落、米大統領選を控え通商合意の不透明感を再認識。8月限帳入値は前日比0.36ドル安、40.37ドル。23日のNY外為で、対ドル円相場は前日比37銭円高ドル安の1ドル=106円54銭(JST0:503)リスク選好からのドル売りで。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS
『中国需要期待でCu5,900ドル目前、他はまちまち』
現地22日のLMEは、中国需要期待からカッパーは6日続伸。アルミ反発、ニッケル続落とまちまちの展開となった。
カッパー3Mは6日続伸。SHFE在庫の継続的減少から中国需要旺盛との見方広がったことと、チリからの供給不安が浮上したことが支援要因となった。SHFE在庫は先々週末12万8,131トンから1万8,162トン減少して、先週末10万9,969トンとなった。新型コロナ第2波に対する警戒感から上値は重い。先週末比31ドル高、5,880.5ドルで大引け。理論建値は為替107.77円でキロ676円。NY銅直近限月建値は先週末比ポンド3.8セント高の266.45セント($5,874/t)。理論建値はキロ675円。国内建値に10円強の上げ余地。オーバーナイト物は5,895ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは反発、先週末比11ドル高、1,603ドルが終値。在庫増加や新型コロナ第2波に対する警戒感が弱材料視されるも銅高に連れて買われた。オーバーナイト物は1,601ドル付近。
ニッケル3Mは続落。先週末比122ドル安、12,647ドルが終値。オーバーナイト物は12,620ドル付近。
亜鉛3Mは6日続伸。先週末比5.5ドル高、2087.5ドルが終値。鉛3Mは続落。先週末比1.0ドル安、1,777.5ドルが終値。錫3Mは下落。先週末比26ドル安、16,859ドルが終値。
JMロジウムは5日続落、15日8,800ドルから8,000ドル丁度まで沈下。
22日のNYダウは4日営業日ぶり反発。先週末比153ドル50セント高の2万6024ドル96セントで終了。新型コロナ警戒も、ハイテク株上昇で心理好転。アジア株、欧州株とも軒並み反落。
22日の日経平均は反落。先週末比41円52銭安2万2437円27銭で終了。感染拡大第2波への懸念根強く、売買高は5カ月ぶり低水準。
NY金、銀は続伸。金8月限は続伸。時間外では、新型コロナ感染の第2波に対する懸念を受けて買い優勢で始まったのち、利食い売りなどが出て上げ一服となった。日中では、ドル安を受けて押し目を買われ、5月18日以来の高値1779.0ドルを付けた。帳入値は先週末比13.4ドル高、1766.4ドル。PGM系は、Pt続伸、Pdは上昇。Pt10月限は続伸。帳入値は先週末比18.9ドル高、849.2ドル。NY原油は続伸、経済再開からの需給改善見通しとOPECプラスの減産遂行が支援要因。7月限帳入値は先週末比0.71ドル高、40.46ドル。22日のNY外為で、対ドル円相場は先週末比9銭円安ドル高の1ドル=106円96銭(JST0:504)
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『中国需要期待でCu5,900ドル目前、他はまちまち』
現地22日のLMEは、中国需要期待からカッパーは6日続伸。アルミ反発、ニッケル続落とまちまちの展開となった。
カッパー3Mは6日続伸。SHFE在庫の継続的減少から中国需要旺盛との見方広がったことと、チリからの供給不安が浮上したことが支援要因となった。SHFE在庫は先々週末12万8,131トンから1万8,162トン減少して、先週末10万9,969トンとなった。新型コロナ第2波に対する警戒感から上値は重い。先週末比31ドル高、5,880.5ドルで大引け。理論建値は為替107.77円でキロ676円。NY銅直近限月建値は先週末比ポンド3.8セント高の266.45セント($5,874/t)。理論建値はキロ675円。国内建値に10円強の上げ余地。オーバーナイト物は5,895ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは反発、先週末比11ドル高、1,603ドルが終値。在庫増加や新型コロナ第2波に対する警戒感が弱材料視されるも銅高に連れて買われた。オーバーナイト物は1,601ドル付近。
ニッケル3Mは続落。先週末比122ドル安、12,647ドルが終値。オーバーナイト物は12,620ドル付近。
亜鉛3Mは6日続伸。先週末比5.5ドル高、2087.5ドルが終値。鉛3Mは続落。先週末比1.0ドル安、1,777.5ドルが終値。錫3Mは下落。先週末比26ドル安、16,859ドルが終値。
JMロジウムは5日続落、15日8,800ドルから8,000ドル丁度まで沈下。
22日のNYダウは4日営業日ぶり反発。先週末比153ドル50セント高の2万6024ドル96セントで終了。新型コロナ警戒も、ハイテク株上昇で心理好転。アジア株、欧州株とも軒並み反落。
22日の日経平均は反落。先週末比41円52銭安2万2437円27銭で終了。感染拡大第2波への懸念根強く、売買高は5カ月ぶり低水準。
NY金、銀は続伸。金8月限は続伸。時間外では、新型コロナ感染の第2波に対する懸念を受けて買い優勢で始まったのち、利食い売りなどが出て上げ一服となった。日中では、ドル安を受けて押し目を買われ、5月18日以来の高値1779.0ドルを付けた。帳入値は先週末比13.4ドル高、1766.4ドル。PGM系は、Pt続伸、Pdは上昇。Pt10月限は続伸。帳入値は先週末比18.9ドル高、849.2ドル。NY原油は続伸、経済再開からの需給改善見通しとOPECプラスの減産遂行が支援要因。7月限帳入値は先週末比0.71ドル高、40.46ドル。22日のNY外為で、対ドル円相場は先週末比9銭円安ドル高の1ドル=106円96銭(JST0:504)
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MIRU MORNING EXPRESS
『アジア・欧州株上昇のなかCu5日続伸、Al、Niは下落』
現地19日のLMEは、アジア株、欧州株の上昇のなかカッパーは5日続伸、一方アルミ続落、ニッケル反落とまちまちだった。
カッパー3Mは5日続伸。アジア株に続き、欧州株の続伸からリスク容認ムード強く買い優勢に。日本の強気6月月例経済報告も追い風に。5週連続で週間での上昇を達成し、3月底値からは34%回復した。オンワラント在庫も3月中旬の25万トンほどから、12万7,875トンまで減少した。前日比44.5ドル高、5,849.5ドルで大引け。理論建値は為替107.95円でキロ674円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.25セント高の262.65セント($5,790/t)。理論建値はキロ667円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,810ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続落、前日比14.5ドル安、1,592ドルが終値。在庫減少、銅高が支援材料ながら利食い売りなどで軟調な展開。オーバーナイト物は1,586ドル付近。
ニッケル3Mは反落。前日比125ドル安、12,769ドルが終値。オーバーナイト物は12,730ドル付近。アジア、欧州株の上昇、銅続伸が支援材料ながら利食い売りなどで軟調に。
亜鉛3Mは5日続伸。前日比30ドル高、2082ドルが終値。鉛3Mは3日ぶり反落。前日比31.5ドル安、1,778.5ドルが終値。錫3Mは横ばい。前日から変わらず、16,885ドルが終値。
19日のNYダウは3日続落。前日比208ドル64セント安の2万5871ドル40セントで終了。Appleが店舗再閉鎖、第2波警戒。アジア株は上海3日続伸・香港反発、欧州株反発。
19日の日経平均は反発。前日比123円33銭高2万2478円79銭で終了。移動制限解除で景気回復期待、半導体にも買い。
NY金、銀は反発。金8月限は反発。時間外では、アジア、欧州株が上昇したが、引き続き新型コロナ感染の第2波に対する警戒感から買いが刺激され、10ドルを超える上昇となった。日中では、ドルは下値堅く推移したが、1740ドル台での売りを吸収し、1750ドル超えとなった。NYダウが軟化すると、リスクヘッジ、実物資産としての側面から買いが加速し、上げ幅を拡大した。帳入値は前日比21.9ドル高、1753ドル。PGM系はPt反発、Pdは小幅まちまち。Pt7月限は反発。帳入値は前日比15.1ドル高、827.3ドル。NY原油は続伸、8月限は一時40ドル台乗せ。OPECプラスで減産厳守表明を好感。7月限帳入値は前日比0.91ドル高、39.75ドル。19日のNY外為で、対ドル円相場は前日比16銭円高ドル安の1ドル=106円81銭(JST0:502)
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『アジア・欧州株上昇のなかCu5日続伸、Al、Niは下落』
現地19日のLMEは、アジア株、欧州株の上昇のなかカッパーは5日続伸、一方アルミ続落、ニッケル反落とまちまちだった。
カッパー3Mは5日続伸。アジア株に続き、欧州株の続伸からリスク容認ムード強く買い優勢に。日本の強気6月月例経済報告も追い風に。5週連続で週間での上昇を達成し、3月底値からは34%回復した。オンワラント在庫も3月中旬の25万トンほどから、12万7,875トンまで減少した。前日比44.5ドル高、5,849.5ドルで大引け。理論建値は為替107.95円でキロ674円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド1.25セント高の262.65セント($5,790/t)。理論建値はキロ667円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,810ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続落、前日比14.5ドル安、1,592ドルが終値。在庫減少、銅高が支援材料ながら利食い売りなどで軟調な展開。オーバーナイト物は1,586ドル付近。
ニッケル3Mは反落。前日比125ドル安、12,769ドルが終値。オーバーナイト物は12,730ドル付近。アジア、欧州株の上昇、銅続伸が支援材料ながら利食い売りなどで軟調に。
亜鉛3Mは5日続伸。前日比30ドル高、2082ドルが終値。鉛3Mは3日ぶり反落。前日比31.5ドル安、1,778.5ドルが終値。錫3Mは横ばい。前日から変わらず、16,885ドルが終値。
19日のNYダウは3日続落。前日比208ドル64セント安の2万5871ドル40セントで終了。Appleが店舗再閉鎖、第2波警戒。アジア株は上海3日続伸・香港反発、欧州株反発。
19日の日経平均は反発。前日比123円33銭高2万2478円79銭で終了。移動制限解除で景気回復期待、半導体にも買い。
NY金、銀は反発。金8月限は反発。時間外では、アジア、欧州株が上昇したが、引き続き新型コロナ感染の第2波に対する警戒感から買いが刺激され、10ドルを超える上昇となった。日中では、ドルは下値堅く推移したが、1740ドル台での売りを吸収し、1750ドル超えとなった。NYダウが軟化すると、リスクヘッジ、実物資産としての側面から買いが加速し、上げ幅を拡大した。帳入値は前日比21.9ドル高、1753ドル。PGM系はPt反発、Pdは小幅まちまち。Pt7月限は反発。帳入値は前日比15.1ドル高、827.3ドル。NY原油は続伸、8月限は一時40ドル台乗せ。OPECプラスで減産厳守表明を好感。7月限帳入値は前日比0.91ドル高、39.75ドル。19日のNY外為で、対ドル円相場は前日比16銭円高ドル安の1ドル=106円81銭(JST0:502)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS
『中国景気刺激策でCu,Ni上昇、Al小幅反落』
現地18日のLMEは、中国人民銀行が今年下半期の流動性も適度に潤沢な水準を維持するとの姿勢を示したことが同国の景気を刺激するとの見方が広がり、概ね買いが優勢となった。アルミは小反落。
カッパー3Mは4日続伸。中国人民銀行の緩和継続スタンスが支援、一時6月11日以来の高値まで上昇。欧米株式の軟調から、上げ幅縮小して終了。前日比35ドル高、5,805ドルで大引け。理論建値は為替107.78円でキロ668円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド0.05セント高の261.4セント($5,763/t)。理論建値はキロ663円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,802ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは小幅反落、前日比1ドル安、1,606.5ドルが終値。他メタルと同様中国景気刺激策で買われるも、欧米株式軟調や米国新規失業保険申請数が予想を上回ったことなどが重しとなり終盤に値を落とした。オーバーナイト物は1,600ドル付近。
ニッケル3Mは反発。前日比23ドル高、12,894ドルが終値。オーバーナイト物は12,895ドル付近。前日に値を落とした後で修正のための買戻しと中国景気刺激策が支援。
亜鉛3Mは4日続伸。前日比32.5ドル高、2052ドルが終値。取引は薄めの6,000ロット程度。鉛3Mは2日続伸。前日比16ドル高、1,810ドルで大引け。錫3Mは反落。前日比105ドル安、16,885ドルで大引け。
18日のNYダウは小幅続落。前日比39ドル51セント安の2万6080ドル10セントで終了。新型コロナウイルスの感染の第2波への懸念が重荷だった。アジア株は上海続伸・香港反落、欧州株反落。
18日の日経平均は続落。前日比100円30銭安2万2355円46銭で終了。円高を嫌気、新型コロナの警戒も続く。
NY金は続落、銀は反落。金8月限は続落。時間外では、新型コロナ感染の第2波や米中の対立に対する懸念などが支えとなるなか、英中銀の追加緩和期待などを受けて上値を伸ばしたが、買い一巡後は上げ一服となった。日中では、ドル高を受けて戻りを売られた。帳入値は前日比4.5ドル安、1731.1ドル。PGM系は続落。Pt7月限は続落。帳入値は前日比26ドル安、812.2ドル。Pd9月限も続落。帳入値は前日比16.9ドル安、1908.6ドル。NY原油は反発。OPECプラスの取り組みに期待。7月限帳入値は前日比0.88ドル高、38.84ドル。18日のNY外為で、対ドル円相場は前日比4銭円高ドル安の1ドル=106円97銭(JST0:512)
提供:MIRU/IRuniverse(株)
『中国景気刺激策でCu,Ni上昇、Al小幅反落』
現地18日のLMEは、中国人民銀行が今年下半期の流動性も適度に潤沢な水準を維持するとの姿勢を示したことが同国の景気を刺激するとの見方が広がり、概ね買いが優勢となった。アルミは小反落。
カッパー3Mは4日続伸。中国人民銀行の緩和継続スタンスが支援、一時6月11日以来の高値まで上昇。欧米株式の軟調から、上げ幅縮小して終了。前日比35ドル高、5,805ドルで大引け。理論建値は為替107.78円でキロ668円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド0.05セント高の261.4セント($5,763/t)。理論建値はキロ663円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,802ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは小幅反落、前日比1ドル安、1,606.5ドルが終値。他メタルと同様中国景気刺激策で買われるも、欧米株式軟調や米国新規失業保険申請数が予想を上回ったことなどが重しとなり終盤に値を落とした。オーバーナイト物は1,600ドル付近。
ニッケル3Mは反発。前日比23ドル高、12,894ドルが終値。オーバーナイト物は12,895ドル付近。前日に値を落とした後で修正のための買戻しと中国景気刺激策が支援。
亜鉛3Mは4日続伸。前日比32.5ドル高、2052ドルが終値。取引は薄めの6,000ロット程度。鉛3Mは2日続伸。前日比16ドル高、1,810ドルで大引け。錫3Mは反落。前日比105ドル安、16,885ドルで大引け。
18日のNYダウは小幅続落。前日比39ドル51セント安の2万6080ドル10セントで終了。新型コロナウイルスの感染の第2波への懸念が重荷だった。アジア株は上海続伸・香港反落、欧州株反落。
18日の日経平均は続落。前日比100円30銭安2万2355円46銭で終了。円高を嫌気、新型コロナの警戒も続く。
NY金は続落、銀は反落。金8月限は続落。時間外では、新型コロナ感染の第2波や米中の対立に対する懸念などが支えとなるなか、英中銀の追加緩和期待などを受けて上値を伸ばしたが、買い一巡後は上げ一服となった。日中では、ドル高を受けて戻りを売られた。帳入値は前日比4.5ドル安、1731.1ドル。PGM系は続落。Pt7月限は続落。帳入値は前日比26ドル安、812.2ドル。Pd9月限も続落。帳入値は前日比16.9ドル安、1908.6ドル。NY原油は反発。OPECプラスの取り組みに期待。7月限帳入値は前日比0.88ドル高、38.84ドル。18日のNY外為で、対ドル円相場は前日比4銭円高ドル安の1ドル=106円97銭(JST0:512)
提供:MIRU/IRuniverse(株)
金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS
『アジア株、欧州株の続伸で概ね上昇、Ni反落』
現地17日のLMEは、アジア株と欧州株の軒並みの続伸を受けて、概ね堅調となった。ニッケルのみ4日ぶり反落。
カッパー3Mは3日続伸。アジア、欧州の経済先行き楽観視からの株高が支援材料。北京新型コロナで上値重い。前日比41.5ドル高、5,770ドルで大引け。理論建値は為替108.35円でキロ667円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド2.4セント高の261.35セント($5,762/t)。理論建値はキロ666円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,797ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続伸、前日比10ドル高、1,607.5ドルが終値。北京市での新型コロナ感染拡大で上値抑えられるも終値は、1,600ドル台維持。オーバーナイト物は1.607ドル付近。
ニッケル3Mは4日ぶり反落。前日比153ドル安、12,871ドルが終値。続騰後の利益確定売りで。日中高値は13,045ドル。取引量は低調で4,600ロット余り。オーバーナイト物は12,830ドル付近。
亜鉛3Mは3日続伸。前日比24ドル高、2019.5ドルが終値。上値抵抗線を突破している。鉛3Mは続伸。前日比32.5ドル高、1,794ドルで大引け。錫3Mは続伸。前日比70ドル高、16,990ドルで大引け。
鉄鉱石指標は前日比2ドル高の105.45ドル。豪州アルミナ指標は前日比3ドル高、258ドル。ブラジル産も上昇。
17日のNYダウは4日営業日ぶり反落。前日比170ドル37セント安の2万6119ドル61セントで終了。新型コロナウイルスの感染が米国の一部地域などで拡大し、経済活動の再開の勢いが一服するとの見方につながった。アジア株は続伸・欧州株も続伸。
17日の日経平均は反落。前日比126円45銭安2万2455円76銭で終了。新型コロナ染再び増加の懸念、売り優勢。
NY金は小反発、銀は続伸。金8月限は小反落。時間外では、新型コロナ感染第2波に対する懸念が下支えとなったが、欧州時間のドル高を受けて戻りを売られた。日中では、株安を受けて押し目を買われて下げ一服となった。帳入値は前日比0.9ドル安、1735.6ドル。PGM系は反落。Pt7月限は反落。帳入値は前日比5.7ドル安、838.2ドル。Pd9月限も反落。帳入値は前日比17.2ドル安、1925.5ドル。NY原油は反落。新型コロナ感染第2波による需要回復の不透明感で。7月限帳入値は前日比0.42ドル安、37.96ドル。17日のNY外為で、対ドル円相場は前日比31銭円高ドル安の1ドル=107円01銭(JST0:529)終盤ドル円は売られ一時107円を割り込んだ。
提供:MIRU/IRuniverse(株)
『アジア株、欧州株の続伸で概ね上昇、Ni反落』
現地17日のLMEは、アジア株と欧州株の軒並みの続伸を受けて、概ね堅調となった。ニッケルのみ4日ぶり反落。
カッパー3Mは3日続伸。アジア、欧州の経済先行き楽観視からの株高が支援材料。北京新型コロナで上値重い。前日比41.5ドル高、5,770ドルで大引け。理論建値は為替108.35円でキロ667円。NY銅直近限月建値は前日比ポンド2.4セント高の261.35セント($5,762/t)。理論建値はキロ666円。国内建値に若干の上げ余地。オーバーナイト物は5,797ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは続伸、前日比10ドル高、1,607.5ドルが終値。北京市での新型コロナ感染拡大で上値抑えられるも終値は、1,600ドル台維持。オーバーナイト物は1.607ドル付近。
ニッケル3Mは4日ぶり反落。前日比153ドル安、12,871ドルが終値。続騰後の利益確定売りで。日中高値は13,045ドル。取引量は低調で4,600ロット余り。オーバーナイト物は12,830ドル付近。
亜鉛3Mは3日続伸。前日比24ドル高、2019.5ドルが終値。上値抵抗線を突破している。鉛3Mは続伸。前日比32.5ドル高、1,794ドルで大引け。錫3Mは続伸。前日比70ドル高、16,990ドルで大引け。
鉄鉱石指標は前日比2ドル高の105.45ドル。豪州アルミナ指標は前日比3ドル高、258ドル。ブラジル産も上昇。
17日のNYダウは4日営業日ぶり反落。前日比170ドル37セント安の2万6119ドル61セントで終了。新型コロナウイルスの感染が米国の一部地域などで拡大し、経済活動の再開の勢いが一服するとの見方につながった。アジア株は続伸・欧州株も続伸。
17日の日経平均は反落。前日比126円45銭安2万2455円76銭で終了。新型コロナ染再び増加の懸念、売り優勢。
NY金は小反発、銀は続伸。金8月限は小反落。時間外では、新型コロナ感染第2波に対する懸念が下支えとなったが、欧州時間のドル高を受けて戻りを売られた。日中では、株安を受けて押し目を買われて下げ一服となった。帳入値は前日比0.9ドル安、1735.6ドル。PGM系は反落。Pt7月限は反落。帳入値は前日比5.7ドル安、838.2ドル。Pd9月限も反落。帳入値は前日比17.2ドル安、1925.5ドル。NY原油は反落。新型コロナ感染第2波による需要回復の不透明感で。7月限帳入値は前日比0.42ドル安、37.96ドル。17日のNY外為で、対ドル円相場は前日比31銭円高ドル安の1ドル=107円01銭(JST0:529)終盤ドル円は売られ一時107円を割り込んだ。
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金属国際相場情報
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS
『米FRB社債購入プログラム開始を好感、軒並み上昇』
現地16日のLMEは、前日の米連邦準備理事会(FRB)の社債購入プログラム実施発表を好感、リスクオンムードが広がり、軒並み堅調となった。
カッパー3Mは反発。米社債購入開始とアジア株、欧州株堅調が支援した。200日移動平均5,660ドルが支持線。前日比21ドル高、5,728.5ドルで大引け。理論建値は為替108.32円でキロ663円。NY銅直近限月建値は前日比横ばいのポンド258.95セント($5,709/t)。理論建値はキロ660円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,742ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは4日ぶり反発、前日比20.5ドル高、1,597.5ドルが終値。米FRB社債購入開始は支援材料なるも、在庫の大幅増加で1,600ドルならず。LME在庫は前日比3万9,550トン増加、161万6,550トン、内オンワラント(出荷引き当てのない在庫)は140万8,325トン。オーバーナイト物は1.604ドル付近。
ニッケル3Mは3日続伸。前日比283ドル高、13,024ドルが終値。13,000ドル台回復。オーバーナイト物は13,035ドル付近。
亜鉛3Mは続伸。前日比13ドル高、1,995.5ドルが終値。鉛3Mは反発。前日比23.5ドル高、1,761.5ドルで大引け。錫3Mは反発。前日比75ドル高、16,920ドルで大引け。
16日のNYダウは3日続伸。前日比526ドル28セント高の2万6289ドル98セントで終了。景気の早期回復期待で。米政府が新たに1兆ドル(約108兆円)規模のインフラ整備計画を検討していると報じられたことを好感。朝に発表された予想を上回る小売売上高も支援。新型コロナ感染拡大懸念で一時上げ幅削られた。アジア株は反発・欧州株も反発。
16日の日経平均は4日ぶり大幅反発。前日比1051円26銭高、2万2582円21銭で終了。米金融政策、景気刺激策の期待で。
NY金、銀は反発。金8月限は反発。時間外では、ドル安を受けて上昇したが、米政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討と伝えられると、株高に上値抑えられた。日中では、米小売売上高の急回復が圧迫要因になったが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が景気の先行きに対する慎重な見方を示したことを受けて押し目を買われた。帳入値は前日比9.3ドル高、1736.5ドル。PGM系はPt続伸、Pd反発。Pt7月限は続伸。帳入値は前日比22.2ドル高、843.9ドル。Pd9月限は反発。帳入値は前日比9.6ドル高、1942.7ドル。NY原油は続伸。IEA月報や米小売売上高の急回復を好感。7月限帳入値は前日比1.26ドル高、38.38ドル。16日のNY外為で、対ドル円相場は前日比1銭円安ドル高の1ドル=107円34銭(JST0:516)米大規模インフラ計画検討でリスクオン強まる。
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『米FRB社債購入プログラム開始を好感、軒並み上昇』
現地16日のLMEは、前日の米連邦準備理事会(FRB)の社債購入プログラム実施発表を好感、リスクオンムードが広がり、軒並み堅調となった。
カッパー3Mは反発。米社債購入開始とアジア株、欧州株堅調が支援した。200日移動平均5,660ドルが支持線。前日比21ドル高、5,728.5ドルで大引け。理論建値は為替108.32円でキロ663円。NY銅直近限月建値は前日比横ばいのポンド258.95セント($5,709/t)。理論建値はキロ660円。国内建値にほぼ一致。オーバーナイト物は5,742ドル付近で推移(JST06:00)。
アルミ3Mは4日ぶり反発、前日比20.5ドル高、1,597.5ドルが終値。米FRB社債購入開始は支援材料なるも、在庫の大幅増加で1,600ドルならず。LME在庫は前日比3万9,550トン増加、161万6,550トン、内オンワラント(出荷引き当てのない在庫)は140万8,325トン。オーバーナイト物は1.604ドル付近。
ニッケル3Mは3日続伸。前日比283ドル高、13,024ドルが終値。13,000ドル台回復。オーバーナイト物は13,035ドル付近。
亜鉛3Mは続伸。前日比13ドル高、1,995.5ドルが終値。鉛3Mは反発。前日比23.5ドル高、1,761.5ドルで大引け。錫3Mは反発。前日比75ドル高、16,920ドルで大引け。
16日のNYダウは3日続伸。前日比526ドル28セント高の2万6289ドル98セントで終了。景気の早期回復期待で。米政府が新たに1兆ドル(約108兆円)規模のインフラ整備計画を検討していると報じられたことを好感。朝に発表された予想を上回る小売売上高も支援。新型コロナ感染拡大懸念で一時上げ幅削られた。アジア株は反発・欧州株も反発。
16日の日経平均は4日ぶり大幅反発。前日比1051円26銭高、2万2582円21銭で終了。米金融政策、景気刺激策の期待で。
NY金、銀は反発。金8月限は反発。時間外では、ドル安を受けて上昇したが、米政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討と伝えられると、株高に上値抑えられた。日中では、米小売売上高の急回復が圧迫要因になったが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が景気の先行きに対する慎重な見方を示したことを受けて押し目を買われた。帳入値は前日比9.3ドル高、1736.5ドル。PGM系はPt続伸、Pd反発。Pt7月限は続伸。帳入値は前日比22.2ドル高、843.9ドル。Pd9月限は反発。帳入値は前日比9.6ドル高、1942.7ドル。NY原油は続伸。IEA月報や米小売売上高の急回復を好感。7月限帳入値は前日比1.26ドル高、38.38ドル。16日のNY外為で、対ドル円相場は前日比1銭円安ドル高の1ドル=107円34銭(JST0:516)米大規模インフラ計画検討でリスクオン強まる。
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