金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地5月30日
『米中対立激化でCu、AL続落、Ni反発、REE急騰』
現地30日のLME市場は総じて軟調。米中対立激化、中国の強硬発言続出で特にカッパーはDown。5か月ぶりの安値をつけた。米中対立激化が世界経済にとっても悪影響を及ぼすことは必至であるため工業用金属相場はしばし弱含みで推移とみる。一方で話題のレアアース(REE)相場は磁石系REEが急上昇。ネオジムUS$60/kg近辺へ9年ぶりに世界的な注目を集めているレアアース。
カッパー3Mは続落。米中貿易戦争の激化とその影響を受けた世界経済減速と需要減少懸念、加えて在庫の大幅増で地合いぬかるみのカッパー。5,840ドルを割り込むところまで売り込まれた。終値は現物5,822ドル、3Mで5,852ドル。LMEカッパー在庫は2万7,450トン増の21万2,450トンに。
NYカッパーもDownでポンド当たり266セント(US$5,864/ton)NY銅価格と為替110円で計算した理論建値は687円/kg。現行建値700円から13円の下げ余地あり。海外カッパーは今年1月4日以来の安値に。
米中貿易摩擦が長期化するなか、中国外務省高官は30日の記者会見で、意図的に貿易摩擦を起こすことはむき出しの経済テロリズムだ、と発言。キャピタルエコノミクスのアナリスト氏は「米中貿易協議は中断しているようだ。中国の最近の言動は合意とは逆方向に進んでいる」とのことで合意ははるか遠くに消えかけている。
アルミも続落。在庫は減少方向だが、米中対立激化、これに伴うアルミ需要減少観測から弱地合い。中盤以降に下値を探る展開となり、終値は現物1,757ドル、3Mは1,782ドルに。LMEアルミ在庫は1万2,275トン減の116万4,975トンに。
ニッケルは反発。米中対立&世界経済減速懸念が弱材料だったが、中盤以降は他メタルとは異なり安値から買い戻す動きとなり、値位置を切り上げる。終値は現物12,139ドル、3Mは12,171ドルに。ニッケル在庫は2,814トン減の16万290トン。ステンレス需要はいまひとつながら、LIB向け硫酸ニッケル需要は堅調。
30日のNY原油は続落。前日比2.22ドル安の56.59ドル。米中の対立が悪化方向のなか、米EIAが発表した週報で原油在庫の減少幅が限られたことが重石になった。
政治的なリスクに強い金は続伸。1292ドルまで上昇。パラジウムもドル高一服、貴金属高から1,365ドルと4月30日以来の高値HIT。プラチナは米中対立懸念で2月14日以来の安値794ドルに30日のNYダウは3日ぶりに小幅反発。前日比43.47ドル高の2万5,169.88ドルに。前日までの続落反動で買い入る。しかし米長期金利が短期金利を下回る逆イールドが進んだことは市場マインドを冷やした。
30日のロンドン外為円ドルは反落。50銭円安ドル高の1ドル=109円80~90銭。30日の日経平均終値は60.84円安の2万942円53銭に。
情報提供会社: I R universe株式会社
『米中対立激化でCu、AL続落、Ni反発、REE急騰』
現地30日のLME市場は総じて軟調。米中対立激化、中国の強硬発言続出で特にカッパーはDown。5か月ぶりの安値をつけた。米中対立激化が世界経済にとっても悪影響を及ぼすことは必至であるため工業用金属相場はしばし弱含みで推移とみる。一方で話題のレアアース(REE)相場は磁石系REEが急上昇。ネオジムUS$60/kg近辺へ9年ぶりに世界的な注目を集めているレアアース。
カッパー3Mは続落。米中貿易戦争の激化とその影響を受けた世界経済減速と需要減少懸念、加えて在庫の大幅増で地合いぬかるみのカッパー。5,840ドルを割り込むところまで売り込まれた。終値は現物5,822ドル、3Mで5,852ドル。LMEカッパー在庫は2万7,450トン増の21万2,450トンに。
NYカッパーもDownでポンド当たり266セント(US$5,864/ton)NY銅価格と為替110円で計算した理論建値は687円/kg。現行建値700円から13円の下げ余地あり。海外カッパーは今年1月4日以来の安値に。
米中貿易摩擦が長期化するなか、中国外務省高官は30日の記者会見で、意図的に貿易摩擦を起こすことはむき出しの経済テロリズムだ、と発言。キャピタルエコノミクスのアナリスト氏は「米中貿易協議は中断しているようだ。中国の最近の言動は合意とは逆方向に進んでいる」とのことで合意ははるか遠くに消えかけている。
アルミも続落。在庫は減少方向だが、米中対立激化、これに伴うアルミ需要減少観測から弱地合い。中盤以降に下値を探る展開となり、終値は現物1,757ドル、3Mは1,782ドルに。LMEアルミ在庫は1万2,275トン減の116万4,975トンに。
ニッケルは反発。米中対立&世界経済減速懸念が弱材料だったが、中盤以降は他メタルとは異なり安値から買い戻す動きとなり、値位置を切り上げる。終値は現物12,139ドル、3Mは12,171ドルに。ニッケル在庫は2,814トン減の16万290トン。ステンレス需要はいまひとつながら、LIB向け硫酸ニッケル需要は堅調。
30日のNY原油は続落。前日比2.22ドル安の56.59ドル。米中の対立が悪化方向のなか、米EIAが発表した週報で原油在庫の減少幅が限られたことが重石になった。
政治的なリスクに強い金は続伸。1292ドルまで上昇。パラジウムもドル高一服、貴金属高から1,365ドルと4月30日以来の高値HIT。プラチナは米中対立懸念で2月14日以来の安値794ドルに30日のNYダウは3日ぶりに小幅反発。前日比43.47ドル高の2万5,169.88ドルに。前日までの続落反動で買い入る。しかし米長期金利が短期金利を下回る逆イールドが進んだことは市場マインドを冷やした。
30日のロンドン外為円ドルは反落。50銭円安ドル高の1ドル=109円80~90銭。30日の日経平均終値は60.84円安の2万942円53銭に。
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MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月29日
『米中貿易戦争激化警戒で全面安 錫2%down』
現地時間29日のLMEは、中国側からの対抗措置示唆で米中貿易戦争激化が懸念され、全面安となった。錫がその主役となり2%方急落した。SHFEも全面安の展開。
29日付の中国共産党機関紙・人民日報は、強い調子で相次ぐ制裁関税などで譲歩を迫る米国に対し、レアアースの輸出制限によって報復する構えを示唆した。このため、米中「貿易戦争」が激化するのではないかとの懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まり世界的な株安と商品市場の下落につながった。
錫3Mは10年来以上となる955トンもの流入がLMEバルチモア倉庫で生じたことをきっかけに下落圧力が強まり、19, 000ドルの節目を下抜いて、18,715ドルで引けた。 新規流入元はインドネシアともマレーシアとも憶測された。
カッパー3Mは1%以上の反落。米中貿易戦争激化による世界景気減速からの需要減を懸念して売り優勢となった。6,000ドルの節目を越えることが出来なかったことから、現在5,800ドル付近の支持線を探っているとの見方も。前日比比77ドル安、5,883ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ689円、NYカッパー終値は前日比ポンド3.1セント安2.6725ドル($5,892/t)で理論建値はキロ690円、あわせ国内建値に10円程の下げ余地。
アルミ3Mは反落。LME指定倉庫での大幅減少は支持材料となるも、米中貿易戦争激化からの需要減が警戒され売り優勢で運ばれた。前日比12ドル安、1,795ドルが終値。LME在庫は前日比2万3,550トン減少、117万7,250トン。
ニッケル3Mは続落。前日の下落から買い戻しも見られたが他メタルと同様売り優勢となった。前日比78ドル安、12,050ドルで大引け。
29日の日経平均は3営業日ぶりに反落。前日比256円77銭安、2万1,003円37銭で大引け。リスクオフの動き強まる。半導体・金融に売り。
29日のNYダウ平均は続落。前日比221.57ドル安、2万5,126.2ドルで大引け。3か月半ぶり安値、米中貿易戦争激化による世界景気減速懸念から。
NY金銀は反発。金は株安を受けての「逃避買い」が入って堅調となったが,ドル高で上値限定。前日比比3.9ドル高、1,281ドルで大引け。銀は金に連れ高で買戻し入り上値伸ばした。PGM系はPd続伸、Pt続落。Pdは株安も押し目買いから堅調に。Ptは株安から売り優勢となり2月15日来の790.8ドルの安値を付けた。
NY原油は反落。米中貿易摩擦悪化を警戒。前日比0.33ドル安、58.81ドルで大引け。
29日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=109円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『米中貿易戦争激化警戒で全面安 錫2%down』
現地時間29日のLMEは、中国側からの対抗措置示唆で米中貿易戦争激化が懸念され、全面安となった。錫がその主役となり2%方急落した。SHFEも全面安の展開。
29日付の中国共産党機関紙・人民日報は、強い調子で相次ぐ制裁関税などで譲歩を迫る米国に対し、レアアースの輸出制限によって報復する構えを示唆した。このため、米中「貿易戦争」が激化するのではないかとの懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まり世界的な株安と商品市場の下落につながった。
錫3Mは10年来以上となる955トンもの流入がLMEバルチモア倉庫で生じたことをきっかけに下落圧力が強まり、19, 000ドルの節目を下抜いて、18,715ドルで引けた。 新規流入元はインドネシアともマレーシアとも憶測された。
カッパー3Mは1%以上の反落。米中貿易戦争激化による世界景気減速からの需要減を懸念して売り優勢となった。6,000ドルの節目を越えることが出来なかったことから、現在5,800ドル付近の支持線を探っているとの見方も。前日比比77ドル安、5,883ドルが終値。これに対し為替110円で理論建値はキロ689円、NYカッパー終値は前日比ポンド3.1セント安2.6725ドル($5,892/t)で理論建値はキロ690円、あわせ国内建値に10円程の下げ余地。
アルミ3Mは反落。LME指定倉庫での大幅減少は支持材料となるも、米中貿易戦争激化からの需要減が警戒され売り優勢で運ばれた。前日比12ドル安、1,795ドルが終値。LME在庫は前日比2万3,550トン減少、117万7,250トン。
ニッケル3Mは続落。前日の下落から買い戻しも見られたが他メタルと同様売り優勢となった。前日比78ドル安、12,050ドルで大引け。
29日の日経平均は3営業日ぶりに反落。前日比256円77銭安、2万1,003円37銭で大引け。リスクオフの動き強まる。半導体・金融に売り。
29日のNYダウ平均は続落。前日比221.57ドル安、2万5,126.2ドルで大引け。3か月半ぶり安値、米中貿易戦争激化による世界景気減速懸念から。
NY金銀は反発。金は株安を受けての「逃避買い」が入って堅調となったが,ドル高で上値限定。前日比比3.9ドル高、1,281ドルで大引け。銀は金に連れ高で買戻し入り上値伸ばした。PGM系はPd続伸、Pt続落。Pdは株安も押し目買いから堅調に。Ptは株安から売り優勢となり2月15日来の790.8ドルの安値を付けた。
NY原油は反落。米中貿易摩擦悪化を警戒。前日比0.33ドル安、58.81ドルで大引け。
29日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比20銭円高ドル安の1ドル=109円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月28日
『カッパー・アルミ小幅続伸 ニッケル修正反落』
Bank Holiday明け現地時間28日のLMEは、中国株高,米消費者信頼感の好調を受け、カッパー・アルミは小幅ながら続伸。ニッケルは先週末の大幅急騰の反動で1.9%切り下げた。中国株は、もう一段の刺激策期待から上海・深圳ともに上昇している。
カッパー3Mは小幅続伸。中国株の上昇、5月の米消費者信頼感指数が134.1となり、事前予想の130を大幅に上回り、米景気指標の好調な数字となったことも買い材料。米中通商協議の不透明感が警戒され、上げ幅は限定的だったが、小高く引けた。先週末比5ドル高、5,960ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ704円、NYカッパー終値は前営業日比ポンド0.3セント安2.7035ドル($5,960/t)で理論建値はキロ704円、あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少、中国株の上昇を好感した買いが優勢となった。24日の取引で1,800ドルを維持して引け、チャートが底入れ感を示していることも支援材料。 先週末比7ドル高、1,807ドルで大引け。LME在庫は23日比8,100トン減少120万800トン。
ニッケル3Mは反落。24日の大幅高に対する修正安となった。24日の上げ幅4%の半分程度を削る展開となった。指定倉庫在庫の増加や、ドル堅調が売り材料となった。 先週末比227ドル安、12,128ドルが終値。LME在庫は23日比1,506トン増加、16万5,564トン。
鉄鉱石指標は騰勢一服自律修正が入り、前営業日比2.51ドル安、106.11ドル。
28日の日経平均は続伸。前日比77円56銭高、2万1260円14銭で大引け。欧州や上海株高で心理改善。28日のNYダウ平均は反落。先週末比237.18ドル安、2万5,348.51ドルで大引け。米中摩擦警戒が重荷に。
NY金銀は続落。金は時間外欧州議会選挙でEU懐疑派が議席を獲得したことによるユーロ安で軟化、日中はドル高と米消費者信頼感指数の好調から売り優勢となり、先週末比6.5ドル安、1,277.1ドルで大引け。銀は金に連れて軟化。PGM系はPd続伸、Pt反落。Pdは押し目買いから堅調に。Ptは時間外株高から買い優勢で始まったが、米中対立懸念で戻りを売られ、日中はドル高、金軟調を受けて売り優勢となり2月15日来の796.1ドルを付けた。
NY原油は続伸。オクラホマ・クッシングの洪水手掛かりに。28日のロンドン外為では、対ドル円相場は4営業日ぶり反落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『カッパー・アルミ小幅続伸 ニッケル修正反落』
Bank Holiday明け現地時間28日のLMEは、中国株高,米消費者信頼感の好調を受け、カッパー・アルミは小幅ながら続伸。ニッケルは先週末の大幅急騰の反動で1.9%切り下げた。中国株は、もう一段の刺激策期待から上海・深圳ともに上昇している。
カッパー3Mは小幅続伸。中国株の上昇、5月の米消費者信頼感指数が134.1となり、事前予想の130を大幅に上回り、米景気指標の好調な数字となったことも買い材料。米中通商協議の不透明感が警戒され、上げ幅は限定的だったが、小高く引けた。先週末比5ドル高、5,960ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ704円、NYカッパー終値は前営業日比ポンド0.3セント安2.7035ドル($5,960/t)で理論建値はキロ704円、あわせ国内建値にほぼ一致。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少、中国株の上昇を好感した買いが優勢となった。24日の取引で1,800ドルを維持して引け、チャートが底入れ感を示していることも支援材料。 先週末比7ドル高、1,807ドルで大引け。LME在庫は23日比8,100トン減少120万800トン。
ニッケル3Mは反落。24日の大幅高に対する修正安となった。24日の上げ幅4%の半分程度を削る展開となった。指定倉庫在庫の増加や、ドル堅調が売り材料となった。 先週末比227ドル安、12,128ドルが終値。LME在庫は23日比1,506トン増加、16万5,564トン。
鉄鉱石指標は騰勢一服自律修正が入り、前営業日比2.51ドル安、106.11ドル。
28日の日経平均は続伸。前日比77円56銭高、2万1260円14銭で大引け。欧州や上海株高で心理改善。28日のNYダウ平均は反落。先週末比237.18ドル安、2万5,348.51ドルで大引け。米中摩擦警戒が重荷に。
NY金銀は続落。金は時間外欧州議会選挙でEU懐疑派が議席を獲得したことによるユーロ安で軟化、日中はドル高と米消費者信頼感指数の好調から売り優勢となり、先週末比6.5ドル安、1,277.1ドルで大引け。銀は金に連れて軟化。PGM系はPd続伸、Pt反落。Pdは押し目買いから堅調に。Ptは時間外株高から買い優勢で始まったが、米中対立懸念で戻りを売られ、日中はドル高、金軟調を受けて売り優勢となり2月15日来の796.1ドルを付けた。
NY原油は続伸。オクラホマ・クッシングの洪水手掛かりに。28日のロンドン外為では、対ドル円相場は4営業日ぶり反落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月27日
『SHFEアルミ供給懸念で急騰1週間超ぶり高値』
現地時間27日のLMEは、Bank Holidayのため休場。NY COMEX/NYMEXはMemorial Dayのため休場。ともに28日に再開。
週明け27日の上海先物取引所のアルミ相場は上昇。一時は1%余り上げ、1週間超ぶりの高値を付けた。中国企業が先週末の火災でアルミ製錬施設の稼働を停止したことが材料。神火集団は、河南省永城市のアルミ施設(生産能力25万トン)で26日に火災が発生し、操業を停止したと発表した。アルミ中心限月は一時1.1%上昇し、17日以来の高値となる1トン=1万4,340元を記録。その後上げ幅を幾分縮小し、0.9%高で引けた。 中国の李克強首相が、景気浮揚のため製造業の付加価値税を低く維持する意向を示したことを受けて他のメタル類も上げ、カッパー中心限月は0.8%高の1トン=4万7,280元で終了した。
27日の上海外国為替市場で人民元相場は対米ドルで続伸している。16時30分時点は1米ドル=6.8963元と、前週末の同時点(6.9050元)に比べ0.0087元の元高・ドル安で推移している。一時は6.8854元と16日以来の元高水準を付けた。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元レートの基準値を前週末基準値比で元高・ドル安水準に設定し、元買い・ドル売りが優勢となっている。オフショア市場(中国本土以外の市場)では、人民元は1米ドル=6.91元台前半で推移している。
鉄鉱石指標は急騰を続け、いよいよ110ドルに迫る勢い。ブラジル・ヴァーレの尾鉱ダムの法令違反がさらに拡大するとの憶測が背景にある。先週末比3.3ドル上昇、108.62ドルをつけている。
27日の日経平均は小幅反発。先週末比65円36銭高、2万1,182円58銭で大引け。24日の米株高を追う流れ。売買代金は4年5か月ぶり低水準だった。
米国の4月耐久財受注はおおむね事前予測内の-2.1%であった。
24日トランプ大統領は、制裁対象となっているファーウェイについては北京での米中協議のなかで議論される可能性があると発言。
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『SHFEアルミ供給懸念で急騰1週間超ぶり高値』
現地時間27日のLMEは、Bank Holidayのため休場。NY COMEX/NYMEXはMemorial Dayのため休場。ともに28日に再開。
週明け27日の上海先物取引所のアルミ相場は上昇。一時は1%余り上げ、1週間超ぶりの高値を付けた。中国企業が先週末の火災でアルミ製錬施設の稼働を停止したことが材料。神火集団は、河南省永城市のアルミ施設(生産能力25万トン)で26日に火災が発生し、操業を停止したと発表した。アルミ中心限月は一時1.1%上昇し、17日以来の高値となる1トン=1万4,340元を記録。その後上げ幅を幾分縮小し、0.9%高で引けた。 中国の李克強首相が、景気浮揚のため製造業の付加価値税を低く維持する意向を示したことを受けて他のメタル類も上げ、カッパー中心限月は0.8%高の1トン=4万7,280元で終了した。
27日の上海外国為替市場で人民元相場は対米ドルで続伸している。16時30分時点は1米ドル=6.8963元と、前週末の同時点(6.9050元)に比べ0.0087元の元高・ドル安で推移している。一時は6.8854元と16日以来の元高水準を付けた。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元レートの基準値を前週末基準値比で元高・ドル安水準に設定し、元買い・ドル売りが優勢となっている。オフショア市場(中国本土以外の市場)では、人民元は1米ドル=6.91元台前半で推移している。
鉄鉱石指標は急騰を続け、いよいよ110ドルに迫る勢い。ブラジル・ヴァーレの尾鉱ダムの法令違反がさらに拡大するとの憶測が背景にある。先週末比3.3ドル上昇、108.62ドルをつけている。
27日の日経平均は小幅反発。先週末比65円36銭高、2万1,182円58銭で大引け。24日の米株高を追う流れ。売買代金は4年5か月ぶり低水準だった。
米国の4月耐久財受注はおおむね事前予測内の-2.1%であった。
24日トランプ大統領は、制裁対象となっているファーウェイについては北京での米中協議のなかで議論される可能性があると発言。
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MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月24
『トランプ発言で過度の米中摩擦警戒が後退し概ね上昇』
現地時間24日のLMEは、トランプ大統領発言により過度の米中貿易摩擦警戒が後退したことに支援されて概ね上昇した。ニッケル先物は4%の大幅急騰。カッパーは6,000ドル下で地合い固めた。
トランプ大統領は23日夕、米中貿易交渉について「(中国政府が)多くの企業が中国から出て行くのを喜ぶとは思えない」と述べ、中国の譲歩で早期に妥結すると主張した。米中協議進展への期待感をあおったことで投資家心理がやや持ち直し、世界各国の株式市場で株価が上昇し、落ち込んでいた原油相場も回復した。
ニッケル3Mは前日比4%の大幅反発。米中摩擦警戒の後退・ドル安に加え、翌週のUK Bank Holidayを控えたショートカバーが入り、買い優勢となった。終値ベースでは4月29日以来の高値となった。前日比460ドル高、12,355で引けた。
カッパー3Mは反発。テクニカル要因から前日の安値から底打ち、米中摩擦警戒後退とドル安に支援され買い進まれた。5,950ドル台維持して堅調に引けた。前日比比29ドル高、5.955ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ703円。NYカッパー終値ポンド当たり2セント高の2.7065ドル(5,967ドル/t)で理論建値は704円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比650トン減少の18万5,825トン。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少、欧米の株価の上昇、ドルの弱含みを支援材料に買い優勢。前日、2017年1月以来の安値となる1,765.5ドルまで下落した後、プラスサイドに反転した流れを引き継ぎ、1,800ドルを回復し、小じっかり。前日比2.5ドル高、1,800ドルが終値。
24日の日経平均は続落。前33円92銭安、2万1,117円22銭で大引け。半導体や石油株に売り。トランプ発言好感し下げ渋り。24日のNYダウ平均は反発。過度の米中摩擦警戒が後退。前日比95.22ドル高、2万5,585.69ドルで大引け。
NY金銀は反落。金はドル軟調よりもトランプ大統領発言から米中摩擦への過度の警戒感が後退したことで売り優勢となった。前日比1.8ドル安、1,283.6ドルで大引け。銀も金に連れ安。PGM系はPd,Ptとも反発。Pdはドル安に支援されたが節目13,000ドル近辺でもみ合った。Ptはドル安、米中貿易摩擦警戒が薄まったことによる株高に支援され、前日比3.4ドル高、802.9ドルで大引け。
NY原油は反発。前日の大幅安の反動で買戻し優勢に。過度の米中摩擦警戒の後退も支援。前日末比0.72ドル高、58.63ドルで大引け。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比40銭円高ドル安の1ドル=110円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『トランプ発言で過度の米中摩擦警戒が後退し概ね上昇』
現地時間24日のLMEは、トランプ大統領発言により過度の米中貿易摩擦警戒が後退したことに支援されて概ね上昇した。ニッケル先物は4%の大幅急騰。カッパーは6,000ドル下で地合い固めた。
トランプ大統領は23日夕、米中貿易交渉について「(中国政府が)多くの企業が中国から出て行くのを喜ぶとは思えない」と述べ、中国の譲歩で早期に妥結すると主張した。米中協議進展への期待感をあおったことで投資家心理がやや持ち直し、世界各国の株式市場で株価が上昇し、落ち込んでいた原油相場も回復した。
ニッケル3Mは前日比4%の大幅反発。米中摩擦警戒の後退・ドル安に加え、翌週のUK Bank Holidayを控えたショートカバーが入り、買い優勢となった。終値ベースでは4月29日以来の高値となった。前日比460ドル高、12,355で引けた。
カッパー3Mは反発。テクニカル要因から前日の安値から底打ち、米中摩擦警戒後退とドル安に支援され買い進まれた。5,950ドル台維持して堅調に引けた。前日比比29ドル高、5.955ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ703円。NYカッパー終値ポンド当たり2セント高の2.7065ドル(5,967ドル/t)で理論建値は704円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比650トン減少の18万5,825トン。
アルミ3Mは小幅続伸。指定倉庫在庫の減少、欧米の株価の上昇、ドルの弱含みを支援材料に買い優勢。前日、2017年1月以来の安値となる1,765.5ドルまで下落した後、プラスサイドに反転した流れを引き継ぎ、1,800ドルを回復し、小じっかり。前日比2.5ドル高、1,800ドルが終値。
24日の日経平均は続落。前33円92銭安、2万1,117円22銭で大引け。半導体や石油株に売り。トランプ発言好感し下げ渋り。24日のNYダウ平均は反発。過度の米中摩擦警戒が後退。前日比95.22ドル高、2万5,585.69ドルで大引け。
NY金銀は反落。金はドル軟調よりもトランプ大統領発言から米中摩擦への過度の警戒感が後退したことで売り優勢となった。前日比1.8ドル安、1,283.6ドルで大引け。銀も金に連れ安。PGM系はPd,Ptとも反発。Pdはドル安に支援されたが節目13,000ドル近辺でもみ合った。Ptはドル安、米中貿易摩擦警戒が薄まったことによる株高に支援され、前日比3.4ドル高、802.9ドルで大引け。
NY原油は反発。前日の大幅安の反動で買戻し優勢に。過度の米中摩擦警戒の後退も支援。前日末比0.72ドル高、58.63ドルで大引け。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続伸。前日比40銭円高ドル安の1ドル=110円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNING EXPRESS 現地5月23日
『米中対立激化、株安でCu、Ni、Zn続落』
現地23日のLME市場は引き続きの米中対立激化、欧米株安から総じて軟調。カッパー、ニッケル続落、亜鉛は2,500ドル際までDown。カッパー3Mは小幅続落。序盤は5,900ドル台で推移していたが、アジア株の軟調な足取りで軟化、後半にかけて下落し、5,880ドル割れに迫ったが為替のドル安で引けにかけて下げ幅を縮小。3Mは5,920ドル台で引けた。
23日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。トランプ政権が中国の監視カメラ大手のハイクビジョンなどへの禁輸措置を検討と報じられる。米週間新規失業保険申請件数は21.1万件で事前予想を下回る。欧州株式市場は下落。
23日のNYダウは続落。前日比286.14ドル安の2万5,490.47ドル。米中貿易交渉が行き詰まるとの懸念や、世界景気の先行きへの不透明感が広がり、リスク資産への投資を控える動きに。一方で安全資産の米国債、円、金は買われる。米長期金利は17年11月以来の水準まで低下。23日の日経平均株価は前日比132.23円安の2万1,151.14円。
23日のNY外為市場で円相場は続伸。前日比75銭円高ドル安の1ドル=109円55~65銭。世界景気の減速懸念が強まっていること、低金利でリスクに強い円が買われる。日米金利差縮小を見込んだ円買いも入る。
ニッケルも続落。序盤から値位置を切り下げる展開でアジア、欧州株価の軟調から後半にさらに下げ、11,900ドルを割り込んで引ける。現物11,892ドル、3Mは11,895ドル。LMEニッケル在庫は前日比96トン減の16万5,036トン。
アルミはドル安で反発。序盤、アジア株の軟調さから1,760ドル台まで下落したが在庫の減少を手掛かりに買い広がる。終値は現物で1,765ドル、3Mは1,797.5ドル。LMEアルミ在庫は8,600トン減の121万4,025トン。アルミナ続落。ノルスクハイドロのアルノルテ精錬所での100%操業が報じられたことでブラジル産アルミナ価格は361ドルに下落。豪州アルミナ価格と同等までDown。しかしLMEアルミ総在庫の40%がキャンセルワラントになっていることはアルミ相場にとってプラス材料。しかし2019年は総じてアルミ相場は供給増加、スクラップ供給増加で上がりづらい展開が予想されている。
亜鉛は3Mで2,504ドルまでDown。逆ザヤ幅は155ドルまで拡大。
23日のNY原油は大幅続落。前日比3.51ドル安の57.91ドル。米中のテクノロジー冷戦から世界景気減速に伴う石油需要の下振れ懸念生じる。欧米の購買担当景気指数(PMI)が弱かったことも弱材料。
23日のNY金は続伸。前日比11.2ドル高の1,285.4ドル。米中対立懸念、欧米PMI、独IFO業況指数が弱い内容だったことからリスクに強い金が買われる動きが続く。
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『米中対立激化、株安でCu、Ni、Zn続落』
現地23日のLME市場は引き続きの米中対立激化、欧米株安から総じて軟調。カッパー、ニッケル続落、亜鉛は2,500ドル際までDown。カッパー3Mは小幅続落。序盤は5,900ドル台で推移していたが、アジア株の軟調な足取りで軟化、後半にかけて下落し、5,880ドル割れに迫ったが為替のドル安で引けにかけて下げ幅を縮小。3Mは5,920ドル台で引けた。
23日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。トランプ政権が中国の監視カメラ大手のハイクビジョンなどへの禁輸措置を検討と報じられる。米週間新規失業保険申請件数は21.1万件で事前予想を下回る。欧州株式市場は下落。
23日のNYダウは続落。前日比286.14ドル安の2万5,490.47ドル。米中貿易交渉が行き詰まるとの懸念や、世界景気の先行きへの不透明感が広がり、リスク資産への投資を控える動きに。一方で安全資産の米国債、円、金は買われる。米長期金利は17年11月以来の水準まで低下。23日の日経平均株価は前日比132.23円安の2万1,151.14円。
23日のNY外為市場で円相場は続伸。前日比75銭円高ドル安の1ドル=109円55~65銭。世界景気の減速懸念が強まっていること、低金利でリスクに強い円が買われる。日米金利差縮小を見込んだ円買いも入る。
ニッケルも続落。序盤から値位置を切り下げる展開でアジア、欧州株価の軟調から後半にさらに下げ、11,900ドルを割り込んで引ける。現物11,892ドル、3Mは11,895ドル。LMEニッケル在庫は前日比96トン減の16万5,036トン。
アルミはドル安で反発。序盤、アジア株の軟調さから1,760ドル台まで下落したが在庫の減少を手掛かりに買い広がる。終値は現物で1,765ドル、3Mは1,797.5ドル。LMEアルミ在庫は8,600トン減の121万4,025トン。アルミナ続落。ノルスクハイドロのアルノルテ精錬所での100%操業が報じられたことでブラジル産アルミナ価格は361ドルに下落。豪州アルミナ価格と同等までDown。しかしLMEアルミ総在庫の40%がキャンセルワラントになっていることはアルミ相場にとってプラス材料。しかし2019年は総じてアルミ相場は供給増加、スクラップ供給増加で上がりづらい展開が予想されている。
亜鉛は3Mで2,504ドルまでDown。逆ザヤ幅は155ドルまで拡大。
23日のNY原油は大幅続落。前日比3.51ドル安の57.91ドル。米中のテクノロジー冷戦から世界景気減速に伴う石油需要の下振れ懸念生じる。欧米の購買担当景気指数(PMI)が弱かったことも弱材料。
23日のNY金は続伸。前日比11.2ドル高の1,285.4ドル。米中対立懸念、欧米PMI、独IFO業況指数が弱い内容だったことからリスクに強い金が買われる動きが続く。
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MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月22日
『米中摩擦激化警戒とドル高に押され全面安』
現地時間22日のLMEは、米中貿易摩擦激化警戒と心理的節目98を超えたドル指標高に圧迫を受け全面安。カッパーは1.3%下落、6,000ドルを大きく割って引けた。
トランプ政権が中国の防犯・監視システム最大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)の製品が米国の利害を損なう恐れがあるとして、米企業による取引の制限を検討していると報道。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)制裁に続く取引制限となれば、米中貿易戦争の激化は避けられないとの見方が広がった。
カッパー3Mは大幅続落。前場で0.6%下げ後場に入っても売り進まれ、1月24日来安値5,913.5ドルを付けた。米中摩擦に加え最大需要国中国の景気減速が弱材料となった。前日比比68ドル安、5.928ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ700円。NYカッパー終値ポンド当たり3.75セント安の2.686ドル(5,922ドル/t)で理論建値は702円。あわせ、国内建値に10円の程の下げ余地。LME在庫は、前日比1,550トン減少の18万7,700トン。
ニッケル3Mは反落。米中対立激化懸念からの売りに値を落とし、12,000ドルを再び下くぐった。第2四半期に入って、7年来の在庫減少とステンレス在庫増加で中国からの需要漸減の間でニッケル価格は揺れ動いている。前日比90ドル安、11,981ドルで大引け。
アルミ3Mは続落。前半在庫減少から一時1,800ドル台付けたが米中対立激化から売られ、安値に近く引けた。前日比17ドル安1,779ドルが終値。鉄鉱石指標は続騰止まらず。前日比3.75ドル高、105.78ドルをつけている。
22日の日経平均は反発。前日比10円92銭高、2万1,283円37銭で大引け。米株高好感も上げ限定、米中対立警戒で。22日のNYダウ平均は反落。米中摩擦の企業業績への影響懸念。前日比100.92ドル安、2万5,776.41ドルで大引け。
NY金は小反発。時間外はドル高から軟化したが、欧州時間に入って米中対立やドル高一服で下げ一服。日中株安から堅調となったがFOMC議事録公開控え上値限定。前日比1ドル高の1,274.2ドルで大引け。銀も反発。PGM系はPd反発、Pt反落。Pdは米中対立と株安で軟調となったが売り一巡後安値を拾われて下げ一服。Ptは時間外米中対立、ドル高で軟化、日中は株安で軟化、前日比10.1ドル安、805.3ドルで大引け。
NY原油は続落。前日末比1.71ドル安、61.42ドルで大引け。米原油在庫の2017年来高水準を嫌気。
22日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比30銭円高ドル安の1ドル=110円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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『米中摩擦激化警戒とドル高に押され全面安』
現地時間22日のLMEは、米中貿易摩擦激化警戒と心理的節目98を超えたドル指標高に圧迫を受け全面安。カッパーは1.3%下落、6,000ドルを大きく割って引けた。
トランプ政権が中国の防犯・監視システム最大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)の製品が米国の利害を損なう恐れがあるとして、米企業による取引の制限を検討していると報道。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)制裁に続く取引制限となれば、米中貿易戦争の激化は避けられないとの見方が広がった。
カッパー3Mは大幅続落。前場で0.6%下げ後場に入っても売り進まれ、1月24日来安値5,913.5ドルを付けた。米中摩擦に加え最大需要国中国の景気減速が弱材料となった。前日比比68ドル安、5.928ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ700円。NYカッパー終値ポンド当たり3.75セント安の2.686ドル(5,922ドル/t)で理論建値は702円。あわせ、国内建値に10円の程の下げ余地。LME在庫は、前日比1,550トン減少の18万7,700トン。
ニッケル3Mは反落。米中対立激化懸念からの売りに値を落とし、12,000ドルを再び下くぐった。第2四半期に入って、7年来の在庫減少とステンレス在庫増加で中国からの需要漸減の間でニッケル価格は揺れ動いている。前日比90ドル安、11,981ドルで大引け。
アルミ3Mは続落。前半在庫減少から一時1,800ドル台付けたが米中対立激化から売られ、安値に近く引けた。前日比17ドル安1,779ドルが終値。鉄鉱石指標は続騰止まらず。前日比3.75ドル高、105.78ドルをつけている。
22日の日経平均は反発。前日比10円92銭高、2万1,283円37銭で大引け。米株高好感も上げ限定、米中対立警戒で。22日のNYダウ平均は反落。米中摩擦の企業業績への影響懸念。前日比100.92ドル安、2万5,776.41ドルで大引け。
NY金は小反発。時間外はドル高から軟化したが、欧州時間に入って米中対立やドル高一服で下げ一服。日中株安から堅調となったがFOMC議事録公開控え上値限定。前日比1ドル高の1,274.2ドルで大引け。銀も反発。PGM系はPd反発、Pt反落。Pdは米中対立と株安で軟調となったが売り一巡後安値を拾われて下げ一服。Ptは時間外米中対立、ドル高で軟化、日中は株安で軟化、前日比10.1ドル安、805.3ドルで大引け。
NY原油は続落。前日末比1.71ドル安、61.42ドルで大引け。米原油在庫の2017年来高水準を嫌気。
22日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。前日比30銭円高ドル安の1ドル=110円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月21日
『ファーウェイへの制裁一時緩和とドル高でもみ合い』
現地時間21日のLMEは、米商務省がファーウェイへの規制を一時緩和することを発表したことにが好材料となったがドル高に圧迫されまちまちの展開。カッパー・アルミ続落。
アルミ3Mは続落。在庫減少と米商務省がファーウェイへの規制の一部を90日間猶予するとの発表が買いを支援したが、ノルスク・ハイドロのアルノルテ精錬所の増産再開が弱材料となって売られ、小幅続落に転じた。前日比1.5ドル安、1,796ドルで大引け。LME在庫は前日比5,800トン減少、122万5,400トン。
カッパーは続落。アジア株の堅調な足取りを手掛かりにした買いを受けて序盤は確実な足取りで運ばれ6,060ドル台まで値を伸ばす場面も見られたが、在庫の増加、アルミ市場の地合い軟化が手掛かりとなって売りが膨らみ引けにかけて下落。6,000ドルを割り込んでの終了となった。前日比比33ドル安、5.996ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ708円。NYカッパー終値ポンド当たり1.25セント安の2.7235ドル(6,004ドル/t)で理論建値は708円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比525トン増加の18万9,250トン。
ニッケル3Mは反発。米商務省発表のファーウェイに対する米国製品の輸出禁止措置の猶予発表を受けた買いが見られた。また、株高も買いを支援し、1万2,000ドル台を回復している。前日比96ドル高、12,071ドルが終値。
鉄鉱石指標は続騰。前日比0.32ドル高、102.03ドルをつけている。アルミナ指標はブラジル産、オーストラリア産とも前日比0.9%上昇した。
21日の日経平均は小幅反落。前日比29円28銭安、2万1,272円45銭で大引け。ファーウェイ制裁でスマホ関連に売り、ソフトバンクGが下支え。21日のNYダウ平均は3日ぶり反発。ファーウェイ制裁猶予で心理好転。前日比197.7ドル高、2万5,877.6ドルで大引け。
NY金は反落。時間外はドル高から軟化したが、日中英メイ首相の離脱新提案への期待からのポンド主導のドル安で下げ一服。前日比4.1ドル安の1,273.2ドルで大引け。銀も反落。PGM系はPd反落、Pt反発。Pdは戻りを売られた。Ptはドル高、金軟調から売り優勢となり一時2月15日来の807.2ドルの安値をつけたが、ドル高一服株高でプラスサイドへ。NY原油は小反落。米中摩擦が重しも米国とイランの対立が下支えに。前日末比0.11ドル安、62.99ドルで大引け。JMロジウムは前日比0.5%down 2,875ドル。
21日のロンドン外為では、対ドル円相場は下落。前日比70銭円安ドル高の1ドル=110円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)米株高と長期金利上昇で。
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『ファーウェイへの制裁一時緩和とドル高でもみ合い』
現地時間21日のLMEは、米商務省がファーウェイへの規制を一時緩和することを発表したことにが好材料となったがドル高に圧迫されまちまちの展開。カッパー・アルミ続落。
アルミ3Mは続落。在庫減少と米商務省がファーウェイへの規制の一部を90日間猶予するとの発表が買いを支援したが、ノルスク・ハイドロのアルノルテ精錬所の増産再開が弱材料となって売られ、小幅続落に転じた。前日比1.5ドル安、1,796ドルで大引け。LME在庫は前日比5,800トン減少、122万5,400トン。
カッパーは続落。アジア株の堅調な足取りを手掛かりにした買いを受けて序盤は確実な足取りで運ばれ6,060ドル台まで値を伸ばす場面も見られたが、在庫の増加、アルミ市場の地合い軟化が手掛かりとなって売りが膨らみ引けにかけて下落。6,000ドルを割り込んでの終了となった。前日比比33ドル安、5.996ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ708円。NYカッパー終値ポンド当たり1.25セント安の2.7235ドル(6,004ドル/t)で理論建値は708円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比525トン増加の18万9,250トン。
ニッケル3Mは反発。米商務省発表のファーウェイに対する米国製品の輸出禁止措置の猶予発表を受けた買いが見られた。また、株高も買いを支援し、1万2,000ドル台を回復している。前日比96ドル高、12,071ドルが終値。
鉄鉱石指標は続騰。前日比0.32ドル高、102.03ドルをつけている。アルミナ指標はブラジル産、オーストラリア産とも前日比0.9%上昇した。
21日の日経平均は小幅反落。前日比29円28銭安、2万1,272円45銭で大引け。ファーウェイ制裁でスマホ関連に売り、ソフトバンクGが下支え。21日のNYダウ平均は3日ぶり反発。ファーウェイ制裁猶予で心理好転。前日比197.7ドル高、2万5,877.6ドルで大引け。
NY金は反落。時間外はドル高から軟化したが、日中英メイ首相の離脱新提案への期待からのポンド主導のドル安で下げ一服。前日比4.1ドル安の1,273.2ドルで大引け。銀も反落。PGM系はPd反落、Pt反発。Pdは戻りを売られた。Ptはドル高、金軟調から売り優勢となり一時2月15日来の807.2ドルの安値をつけたが、ドル高一服株高でプラスサイドへ。NY原油は小反落。米中摩擦が重しも米国とイランの対立が下支えに。前日末比0.11ドル安、62.99ドルで大引け。JMロジウムは前日比0.5%down 2,875ドル。
21日のロンドン外為では、対ドル円相場は下落。前日比70銭円安ドル高の1ドル=110円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)米株高と長期金利上昇で。
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MIRU MORNINGEXPRESS 現地5月20日
『根強い米中貿易摩擦警戒でほぼ全面安 アルミ1.7%down』
現地時間20日のLMEは、グーグルがファーウェイへのソフト供給停止を表明など、米中貿易協議の先行き不透明感が増し、メタル相場全体が続落した。アルミ先物はブラジル・アルノルテ精錬所の完全操業の許可が報じられて1.7%急落した。
アルミ3Mは続落。この日午後に入ってブラジル当局がノルスクハイドロ傘下のアルノルテ精錬所の完全操業再開を許可したことを受け、1.7%急落した。同事業所は2018年3月来50%操業を強いられていた。加えて中国株、欧米株安にも圧迫され戻りも弱く1,800ドルを割って引けた。先週末比39.5ドル安、1,797.5ドルで大引け。一方LME在庫は減少を続けて、16日比8,775トン減少、123万1,200トン。
カッパー3M物も続落。中国株安、米中貿易協議停滞からの米株安でリスク回避強まり売り優勢となった。亜鉛の4か月ぶり安値など相場全体の続落に連れた。先週末比27ドル安、6,029ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ711円。
NYカッパー終値ポンド当たり1.2セント安の2.736ドル(6,032ドル/t)で理論建値は712円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比1,825トン減少の18万8,725トン。
ニッケル3Mも続落。株安からのリスク回避で売り先行し、12,000ドルの節目を割って引けた。先週末比38ドル安、11,975ドルが終値。LME在庫は16日比300トン減少、16万4,100トンで依然として7年来の低水準が続いている。
亜鉛3Mは中国年後半での亜鉛増産が見込まれたこととオンワラント在庫(出荷予定のない在庫)の増加で4か月ぶり安値となって引けた。
20日の日経平均は続伸。前日比51円64銭高、2万1,301円75銭で大引け。GDP好感も伸び悩む。売買2兆円割れ。20日のNYダウ平均は続落。アップルなど中国関連株に売り。先週末比84.31ドル安、2万5,679.69ドルが大引け。
NY金は反発。時間外でドル高を受けて戻りを売られ軟調、日中はグーグルのファーウェイ取引停止からの株安を受け地合い引締めた。先週末比1.6ドル高、1,277.3ドルで大引け。銀もつれて反発。
PGM系はまちまち。Pdは安値拾いの買いが入って底堅く推移、日中はドル安・金堅調に連れ上値伸ばした。先週末比25.2ドル高、1,331ドルが終値。Ptは続落。先週末比比6.1ドル安、814.2ドルで大引け。NY原油は反発。サウジ・UAEが年後半でも減産を主張。先週末比0.34ドル高、63.1ドルで大引け。
20日のロンドン外為では、対ドル円相場は横ばい。先週末と同水準の1ドル=109円90銭~111円の取引。(現地16:00時点比較)
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『根強い米中貿易摩擦警戒でほぼ全面安 アルミ1.7%down』
現地時間20日のLMEは、グーグルがファーウェイへのソフト供給停止を表明など、米中貿易協議の先行き不透明感が増し、メタル相場全体が続落した。アルミ先物はブラジル・アルノルテ精錬所の完全操業の許可が報じられて1.7%急落した。
アルミ3Mは続落。この日午後に入ってブラジル当局がノルスクハイドロ傘下のアルノルテ精錬所の完全操業再開を許可したことを受け、1.7%急落した。同事業所は2018年3月来50%操業を強いられていた。加えて中国株、欧米株安にも圧迫され戻りも弱く1,800ドルを割って引けた。先週末比39.5ドル安、1,797.5ドルで大引け。一方LME在庫は減少を続けて、16日比8,775トン減少、123万1,200トン。
カッパー3M物も続落。中国株安、米中貿易協議停滞からの米株安でリスク回避強まり売り優勢となった。亜鉛の4か月ぶり安値など相場全体の続落に連れた。先週末比27ドル安、6,029ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ711円。
NYカッパー終値ポンド当たり1.2セント安の2.736ドル(6,032ドル/t)で理論建値は712円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比1,825トン減少の18万8,725トン。
ニッケル3Mも続落。株安からのリスク回避で売り先行し、12,000ドルの節目を割って引けた。先週末比38ドル安、11,975ドルが終値。LME在庫は16日比300トン減少、16万4,100トンで依然として7年来の低水準が続いている。
亜鉛3Mは中国年後半での亜鉛増産が見込まれたこととオンワラント在庫(出荷予定のない在庫)の増加で4か月ぶり安値となって引けた。
20日の日経平均は続伸。前日比51円64銭高、2万1,301円75銭で大引け。GDP好感も伸び悩む。売買2兆円割れ。20日のNYダウ平均は続落。アップルなど中国関連株に売り。先週末比84.31ドル安、2万5,679.69ドルが大引け。
NY金は反発。時間外でドル高を受けて戻りを売られ軟調、日中はグーグルのファーウェイ取引停止からの株安を受け地合い引締めた。先週末比1.6ドル高、1,277.3ドルで大引け。銀もつれて反発。
PGM系はまちまち。Pdは安値拾いの買いが入って底堅く推移、日中はドル安・金堅調に連れ上値伸ばした。先週末比25.2ドル高、1,331ドルが終値。Ptは続落。先週末比比6.1ドル安、814.2ドルで大引け。NY原油は反発。サウジ・UAEが年後半でも減産を主張。先週末比0.34ドル高、63.1ドルで大引け。
20日のロンドン外為では、対ドル円相場は横ばい。先週末と同水準の1ドル=109円90銭~111円の取引。(現地16:00時点比較)
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MIRU MORNIN GEXPRESS 現地5月17日
『ドル高と米中貿易摩擦警戒感再浮上でほぼ全面安』
現地時間17日のLMEは、ドル高にコモディティ相場全般が圧迫される一方、中国側からの非難声明から米中貿易摩擦警戒感が再燃して投資が手控えられほぼ全面安となった。投資家のリスク回避指向が強まり、全体的に商い薄の展開でカッパー取引高10,000ロットがこの日のメタル類でトップであった程度。
亜鉛3Mの下げ幅が最も大きく、1%以上切り下がり、安値2,593ドルまで売り込まれ、2,600ドルちょうどで引けた。直物/3M物スプレッドは2006年来の大幅逆鞘150.5ドルに拡がり直物買いが手控えられた。
カッパー3M物は反落。中国株安、米中貿易協議停滞から需要減退懸念生じ売り圧力高まった。欧米株安、ドル高も弱材料でテクニカル要因も加わって売り込まれた。
前日比44ドル安、6,056ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ714円。NYカッパー終値ポンド当たり1.05セント安の2.748ドル(6,058ドル/t)で理論建値は714円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比1,175トン減少の19万550トン。
ニッケル3Mも反落。カッパー軟化に連れて売り先行、欧米株安、ドル高など弱材料も多かったが終盤かろうじて12,000ドル台維持。前日比163ドル安、12,013ドルが終値。LME在庫は前日比1,074トン減少、16万4,400トン。
アルミ3Mは反落。前日は中国主力アルミメーカー操業停止で4月25日以来の高値をつけた。しかし、この日は中国株の下落に続き、カッパー安、ドル高が圧迫要因となり、売りが先行し、今週の上昇に対する修正安局面を迎えた。前日比23ドル安、1,837ドルが終値。
鉄鉱石指標は昨日からの急騰を継続100ドル突破。2.5ドル上げて5年来高値101.71ドルに達した。
17日の日経平均は反発。前日比187円11銭高、2万1,250円09銭で大引け。対中追加関税の前の水準で伸び悩む。
17日のNYダウ平均は4日ぶり反落。米中協議の停滞を嫌気。前日比99.35ドル安、2万5,768.33ドルが大引け。
NY金は続落。時間外小幅まちまちで方向感欠いたが、日中発表の強気の米経済指標からドル高となり売り優勢となった。前日比10.5ドル安、1,275.7ドルで大引け。
銀もつれて続落。PGM系も続落。Pdはドル高他貴金属下落で安値1,302.4ドル売り込まれた。前日比18.9ドル安、1,305.8ドルが終値。Ptも大幅安。前日比13.3ドル安、820.3ドルで大引け。NY原油は小反落。高値更新後米中貿易摩擦で上値削る。前日比0.11ドル安、62.76ドルで大引け。JMロジウムは前日比15ドル安、2,890ドルで引けた。
17日のロンドン外為では、対ドル円相場は横ばい。前日同水準の1ドル=109円90銭~111円の取引。(現地16:00時点比較)ポンドは主要通貨に対して下落。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル高と米中貿易摩擦警戒感再浮上でほぼ全面安』
現地時間17日のLMEは、ドル高にコモディティ相場全般が圧迫される一方、中国側からの非難声明から米中貿易摩擦警戒感が再燃して投資が手控えられほぼ全面安となった。投資家のリスク回避指向が強まり、全体的に商い薄の展開でカッパー取引高10,000ロットがこの日のメタル類でトップであった程度。
亜鉛3Mの下げ幅が最も大きく、1%以上切り下がり、安値2,593ドルまで売り込まれ、2,600ドルちょうどで引けた。直物/3M物スプレッドは2006年来の大幅逆鞘150.5ドルに拡がり直物買いが手控えられた。
カッパー3M物は反落。中国株安、米中貿易協議停滞から需要減退懸念生じ売り圧力高まった。欧米株安、ドル高も弱材料でテクニカル要因も加わって売り込まれた。
前日比44ドル安、6,056ドルが終値。これに対し為替111円で理論建値はキロ714円。NYカッパー終値ポンド当たり1.05セント安の2.748ドル(6,058ドル/t)で理論建値は714円。あわせ、国内建値にほぼ一致。LME在庫は、前日比1,175トン減少の19万550トン。
ニッケル3Mも反落。カッパー軟化に連れて売り先行、欧米株安、ドル高など弱材料も多かったが終盤かろうじて12,000ドル台維持。前日比163ドル安、12,013ドルが終値。LME在庫は前日比1,074トン減少、16万4,400トン。
アルミ3Mは反落。前日は中国主力アルミメーカー操業停止で4月25日以来の高値をつけた。しかし、この日は中国株の下落に続き、カッパー安、ドル高が圧迫要因となり、売りが先行し、今週の上昇に対する修正安局面を迎えた。前日比23ドル安、1,837ドルが終値。
鉄鉱石指標は昨日からの急騰を継続100ドル突破。2.5ドル上げて5年来高値101.71ドルに達した。
17日の日経平均は反発。前日比187円11銭高、2万1,250円09銭で大引け。対中追加関税の前の水準で伸び悩む。
17日のNYダウ平均は4日ぶり反落。米中協議の停滞を嫌気。前日比99.35ドル安、2万5,768.33ドルが大引け。
NY金は続落。時間外小幅まちまちで方向感欠いたが、日中発表の強気の米経済指標からドル高となり売り優勢となった。前日比10.5ドル安、1,275.7ドルで大引け。
銀もつれて続落。PGM系も続落。Pdはドル高他貴金属下落で安値1,302.4ドル売り込まれた。前日比18.9ドル安、1,305.8ドルが終値。Ptも大幅安。前日比13.3ドル安、820.3ドルで大引け。NY原油は小反落。高値更新後米中貿易摩擦で上値削る。前日比0.11ドル安、62.76ドルで大引け。JMロジウムは前日比15ドル安、2,890ドルで引けた。
17日のロンドン外為では、対ドル円相場は横ばい。前日同水準の1ドル=109円90銭~111円の取引。(現地16:00時点比較)ポンドは主要通貨に対して下落。
情報提供会社: I R universe株式会社