金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月29日
『6月頃の米利上げ観測などで非鉄、貴金属まで総下落』
前日の米FOMC声明で低金利に関するかなりな期間という表現が削減されたことで米の利上げは今年6月頃になるのでは、という見方が広がり産業金属から貴金属まで急落。中国の景気減速懸念も相場を圧迫。ギリシャと債権団の交渉難航懸念もマイナス要因。
1月のドイツ失業率は過去最低の6.5%に低下。
1月のユーロ圏景況感指数は101.2で12月の100.6から上昇。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に減少、予想の30万件を大幅に下回る。12月の米ISM製造業指数は55.1に下方修正、非製造業は56.5に上方修正す。
NY外為市場はドルが主要16通貨の大半に対し上昇。FOMCの声明を受けて先進国で唯一、米が利上げする見通しであることが明らかになりドル買い広がる。ドルは対円で0.1%高の1ドル=117.66円。
29日のNYMEX原油は前日比8セント高の44.53ドルで小反発。前日の6年ぶり安値から持ち直す。
NY金は急落。前日比31.3ドル安の1254.6ドル。1年1か月ぶりの大幅ダウン。米失業保険申請件数の大幅な減少から米労働市場の安定~利上げ方向固まり安全逃避需要が後退し金急落。2013年12月19日以来の安値水準まで後退。この金の下落につれて他プレシャスメタルも全面安。銀は1.31ドル安で16.75ドル、プラチナは40.8ドル安の1216ドルと暴落。
ベースメタルもほぼ全面安の展開。カッパーは5346ドルまで売り込まれ5年半ぶりの安値水準にまたぞろ後退。米利上げ観測で。ニッケル3monthは前日比1%ダウンの14,900ドルでClose。市場センチメントは弱い。アルミ新地金は1.7%安の1,819ドル、亜鉛は1.3%安の2,090ドル、鉛は1.5%安の1,861ドル。LMEアルミ在庫は11,500トン減の405万8300トンで順調に減少。LME銅在庫は2775トン増の247,450トン、ニッケル在庫は1836トン増加の425,562トンと増加傾向続く。
情報提供会社: I R universe株式会社
『6月頃の米利上げ観測などで非鉄、貴金属まで総下落』
前日の米FOMC声明で低金利に関するかなりな期間という表現が削減されたことで米の利上げは今年6月頃になるのでは、という見方が広がり産業金属から貴金属まで急落。中国の景気減速懸念も相場を圧迫。ギリシャと債権団の交渉難航懸念もマイナス要因。
1月のドイツ失業率は過去最低の6.5%に低下。
1月のユーロ圏景況感指数は101.2で12月の100.6から上昇。米週間新規失業保険申請件数は26.5万件に減少、予想の30万件を大幅に下回る。12月の米ISM製造業指数は55.1に下方修正、非製造業は56.5に上方修正す。
NY外為市場はドルが主要16通貨の大半に対し上昇。FOMCの声明を受けて先進国で唯一、米が利上げする見通しであることが明らかになりドル買い広がる。ドルは対円で0.1%高の1ドル=117.66円。
29日のNYMEX原油は前日比8セント高の44.53ドルで小反発。前日の6年ぶり安値から持ち直す。
NY金は急落。前日比31.3ドル安の1254.6ドル。1年1か月ぶりの大幅ダウン。米失業保険申請件数の大幅な減少から米労働市場の安定~利上げ方向固まり安全逃避需要が後退し金急落。2013年12月19日以来の安値水準まで後退。この金の下落につれて他プレシャスメタルも全面安。銀は1.31ドル安で16.75ドル、プラチナは40.8ドル安の1216ドルと暴落。
ベースメタルもほぼ全面安の展開。カッパーは5346ドルまで売り込まれ5年半ぶりの安値水準にまたぞろ後退。米利上げ観測で。ニッケル3monthは前日比1%ダウンの14,900ドルでClose。市場センチメントは弱い。アルミ新地金は1.7%安の1,819ドル、亜鉛は1.3%安の2,090ドル、鉛は1.5%安の1,861ドル。LMEアルミ在庫は11,500トン減の405万8300トンで順調に減少。LME銅在庫は2775トン増の247,450トン、ニッケル在庫は1836トン増加の425,562トンと増加傾向続く。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月28日
『LME前半上昇するも後半はギリシャ、ウクライナ不安でDOWN』
LME前半は株価上昇、ドル安をはやした買いで上昇するも、原油の急落から情勢反転。ギリシャ首相が金融支援の条件だった国営企業の一部民営化を凍結したこと、ウクライナ情勢の三度びの緊迫化が不安要因となりメタルを圧迫。
2月の独GFK消費者信頼感指数は9.3に上昇、予想の9.1を上回る。ロシア政府、最低でも350億ドル規模の経済、金融対策計画を発表。米、融資保証20億ドルでウクライナと合意。対ロシア制裁強化が背景。独経済相、ギリシャの債務減免は想定できず、ギリシャ金融支援に絡む合意順守を見届ける権利があるとの見解示す。米住宅ローン申請指数544.2に低下、新規購入、借り換えともに低下。
NYMEX原油は急反落。前日比1.78ドル安の44.45ドル(2月限)。米EIA統計で原油在庫が予想以上に急増したことで反落。一時09年3月来の安値(44.08ドル)まで値を下げる。
NY金は反落。前日比0.4%安の1287ドルでCLOSE。米FOMCで利上げリスクが議論され、利上げに対して否定的な見方も出ていることから金の買いが後退した。
依然として5年半ぶりの安値圏を推移するカッパーはリバウンド。LMEカッパーは3monthで5,475ドルまで上昇。しかし気になるLME銅在庫は6450トン増の244,675トン。NycomexCopperは0.7%高のポンド2.4795ドルでCLOSE。09年7月以来の安値だが、この相場下落により鉱山生産が低下、供給減少でまた相場は盛り返すのではないかという淡い期待も広がっている様子。しかし投資家は銅の先行きについて不安要素が大きいとみている。
マイナーメタルは軒並み急落。特に中国で主導権を握っているインジウム、タングステンAPT、ガリウム、アンチモン、ビスマスは相場急落でなお地合い軟調。中国の金属取引所の資金繰り悪化から。
アルミ新地金3monthは1865ドルでClose。アルミは自動車向けの需要が底堅いことから大幅な値崩れを回避できている、とアナリスト。自動車メーカー各社が軽量化でアルミの採用を増やしていることで露ルサールは自動車セクターにおけるアルミ需要は2020年までに65%増加し2300万トンに達すると予想。アルミ価格はすでに昨年2009年水準まで落ち込んだが、その後回復してきている。アルコア、リオティントの新地金プロデューサー側はアルミ需要は伸び続けるとしている。
情報提供会社: I R universe株式会社
『LME前半上昇するも後半はギリシャ、ウクライナ不安でDOWN』
LME前半は株価上昇、ドル安をはやした買いで上昇するも、原油の急落から情勢反転。ギリシャ首相が金融支援の条件だった国営企業の一部民営化を凍結したこと、ウクライナ情勢の三度びの緊迫化が不安要因となりメタルを圧迫。
2月の独GFK消費者信頼感指数は9.3に上昇、予想の9.1を上回る。ロシア政府、最低でも350億ドル規模の経済、金融対策計画を発表。米、融資保証20億ドルでウクライナと合意。対ロシア制裁強化が背景。独経済相、ギリシャの債務減免は想定できず、ギリシャ金融支援に絡む合意順守を見届ける権利があるとの見解示す。米住宅ローン申請指数544.2に低下、新規購入、借り換えともに低下。
NYMEX原油は急反落。前日比1.78ドル安の44.45ドル(2月限)。米EIA統計で原油在庫が予想以上に急増したことで反落。一時09年3月来の安値(44.08ドル)まで値を下げる。
NY金は反落。前日比0.4%安の1287ドルでCLOSE。米FOMCで利上げリスクが議論され、利上げに対して否定的な見方も出ていることから金の買いが後退した。
依然として5年半ぶりの安値圏を推移するカッパーはリバウンド。LMEカッパーは3monthで5,475ドルまで上昇。しかし気になるLME銅在庫は6450トン増の244,675トン。NycomexCopperは0.7%高のポンド2.4795ドルでCLOSE。09年7月以来の安値だが、この相場下落により鉱山生産が低下、供給減少でまた相場は盛り返すのではないかという淡い期待も広がっている様子。しかし投資家は銅の先行きについて不安要素が大きいとみている。
マイナーメタルは軒並み急落。特に中国で主導権を握っているインジウム、タングステンAPT、ガリウム、アンチモン、ビスマスは相場急落でなお地合い軟調。中国の金属取引所の資金繰り悪化から。
アルミ新地金3monthは1865ドルでClose。アルミは自動車向けの需要が底堅いことから大幅な値崩れを回避できている、とアナリスト。自動車メーカー各社が軽量化でアルミの採用を増やしていることで露ルサールは自動車セクターにおけるアルミ需要は2020年までに65%増加し2300万トンに達すると予想。アルミ価格はすでに昨年2009年水準まで落ち込んだが、その後回復してきている。アルコア、リオティントの新地金プロデューサー側はアルミ需要は伸び続けるとしている。
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月27日
『米耐久財受注の減少、株価急落、中国工業利益減でメタル圧迫』
LME前半は押し目買いで上昇したが、後半はほぼ全面安。12月の中国工業部門の企業利益が3ヶ月連続で減少、ウクライナ情勢の緊迫化を受けEU首脳陣が再びロシアに追加経済制裁の検討を始めたことも地政学的リスクの高まりからメタルを圧迫。また米の耐久財受注が減少したことは予想外だったと受けとめられ株価も急落。再びメタルの先行きに暗雲広がる。
2014年の中国工業部門の企業利益は前年比3.3%増加、12月は8%減少す。EU首脳、各国外相に対してロシアへの追加制裁含め対応策の検討を求める。12月の米耐久財受注は前年比3.4%減少、予想は0.3%増加だった。11月の米住宅価格指数は前年比4.31%上昇、予想は4.3%上昇。1月の米消費者信頼感指数は102.9に上昇、予想は95.5。12月の米新築住宅販売件数は前月比11.6%増の48.1万件、予想は45万件だった。
27日の米株は大幅反落。前日比291.49ドル安の1万7387.21ドル。15日以来の安値。米耐久財受注額が市場予想に反して減少したこと、建設機械大手のキャタピラーやマイクロソフトなど米主要企業が相次いで低調な10~12月期決算および業績見通しを発表したことが嫌気される。
NY金は反発。米耐久財受注の減少から、海外経済の弱さが米の経済成長にも影響を及ぼしているとの見方、ウクライナ情勢の緊迫化、EU問題など不安心理が金を押し上げ。前日比1%高の1292.9ドル(4月限)でCLOSE。銀もつれ高で0.6%高の18.084ドル、プラチナも0.7%高の1264.3ドル。
NycomexCopperは反落。前日比3.2%安のポンド2.4510ドルでCLOSE。2009年7月以来、5年半ぶりの安値。世界銅需給の緩和、世界経済の成長減速から地合い軟調続く。中国の工業利益が3ヶ月連続で減少したこともカッパーにとって痛手。2009年4月、3月の安値水準へと一段安に陥る可能性大。
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『米耐久財受注の減少、株価急落、中国工業利益減でメタル圧迫』
LME前半は押し目買いで上昇したが、後半はほぼ全面安。12月の中国工業部門の企業利益が3ヶ月連続で減少、ウクライナ情勢の緊迫化を受けEU首脳陣が再びロシアに追加経済制裁の検討を始めたことも地政学的リスクの高まりからメタルを圧迫。また米の耐久財受注が減少したことは予想外だったと受けとめられ株価も急落。再びメタルの先行きに暗雲広がる。
2014年の中国工業部門の企業利益は前年比3.3%増加、12月は8%減少す。EU首脳、各国外相に対してロシアへの追加制裁含め対応策の検討を求める。12月の米耐久財受注は前年比3.4%減少、予想は0.3%増加だった。11月の米住宅価格指数は前年比4.31%上昇、予想は4.3%上昇。1月の米消費者信頼感指数は102.9に上昇、予想は95.5。12月の米新築住宅販売件数は前月比11.6%増の48.1万件、予想は45万件だった。
27日の米株は大幅反落。前日比291.49ドル安の1万7387.21ドル。15日以来の安値。米耐久財受注額が市場予想に反して減少したこと、建設機械大手のキャタピラーやマイクロソフトなど米主要企業が相次いで低調な10~12月期決算および業績見通しを発表したことが嫌気される。
NY金は反発。米耐久財受注の減少から、海外経済の弱さが米の経済成長にも影響を及ぼしているとの見方、ウクライナ情勢の緊迫化、EU問題など不安心理が金を押し上げ。前日比1%高の1292.9ドル(4月限)でCLOSE。銀もつれ高で0.6%高の18.084ドル、プラチナも0.7%高の1264.3ドル。
NycomexCopperは反落。前日比3.2%安のポンド2.4510ドルでCLOSE。2009年7月以来、5年半ぶりの安値。世界銅需給の緩和、世界経済の成長減速から地合い軟調続く。中国の工業利益が3ヶ月連続で減少したこともカッパーにとって痛手。2009年4月、3月の安値水準へと一段安に陥る可能性大。
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月26日
『ギリシャ総選挙後のドル高で反落も悪材料出尽くし感から反発』
注目のギリシャ総選挙は予想通り反緊縮派の野党が勝利をおさめ第一党に躍り出たが、ドル高でメタルは圧迫されたものの、想定内の下げにとどまり、後半は外部市場でのリスク要因が一旦は排除されたことからメタル反発。しかし先行きはまだ油断できず。ギリシャへの金融支援が停滞するとの見方はあり、またギリシャのユーロ離脱の可能性もある。
昨年の日本貿易赤字は12.78兆円で過去最大の赤字。1月の独業況指数は106.7、予想の106.3を上回る。ユーログループ議長、ギリシャの債務減免に対する支持はほとんどない、と発言。今後の対ギリシャの火種になりそうな発言。ロシア外相、欧米諸国に対し、ウクライナ政権を支持しないよう求める。
NY外為市場、ユーロが11年ぶりの安値から値戻し。ギリシャの総選挙で急進左派連合が勝利したが、財政緊縮に反対しながらもユーロ圏からは離脱しないとの見方が強まりユーロ買いが入る。26日のユーロは対ドルで前営業日比0.6%upの1ユーロ=1.1275ドル。円は対ドルで0.5%安の1ドル=118.37円。一方で露ルーブルはさらに下落。スタンダード&プアーズはロシアの信用格付けをジャンク級に引き下げたことから。
26日のNYMEX原油はさらに下落。前営業日比44セント安の1バレル45.15ドルで09年3月11日以来、6年ぶりの安値をつける。原油市場は日量150万バレルの供給超過にある、とバドリOPEC事務局長の発言が嫌気された。
26日のNY金先物は続落。前営業日比1%ダウンの1279.4ドル。昨年12月31日以来の大幅ダウン。ギリシャ選挙で反緊縮派が勝利したがユーロ圏の離脱には至らないとの楽観視から安全逃避需要が後退。金につれて銀も下落。1.7%安の17.983ドル、プラチナは1.1%安の1255ドル、パラジウムは1%高で781.85ドル。
スポット鉄鉱石価格続落。中国の旧正月休みを前にしていくつかの製鉄所が炉休に入ることで鉄鉱石需要が落ちるとの観測から。SteelIndexは一時63.3ドルと2009年5月以来の安値に急落。大連鉄鉱石は470元で過去最安値更新。GSはすでに今年の鉄鉱石価格予想を66ドルに引き下げている。
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『ギリシャ総選挙後のドル高で反落も悪材料出尽くし感から反発』
注目のギリシャ総選挙は予想通り反緊縮派の野党が勝利をおさめ第一党に躍り出たが、ドル高でメタルは圧迫されたものの、想定内の下げにとどまり、後半は外部市場でのリスク要因が一旦は排除されたことからメタル反発。しかし先行きはまだ油断できず。ギリシャへの金融支援が停滞するとの見方はあり、またギリシャのユーロ離脱の可能性もある。
昨年の日本貿易赤字は12.78兆円で過去最大の赤字。1月の独業況指数は106.7、予想の106.3を上回る。ユーログループ議長、ギリシャの債務減免に対する支持はほとんどない、と発言。今後の対ギリシャの火種になりそうな発言。ロシア外相、欧米諸国に対し、ウクライナ政権を支持しないよう求める。
NY外為市場、ユーロが11年ぶりの安値から値戻し。ギリシャの総選挙で急進左派連合が勝利したが、財政緊縮に反対しながらもユーロ圏からは離脱しないとの見方が強まりユーロ買いが入る。26日のユーロは対ドルで前営業日比0.6%upの1ユーロ=1.1275ドル。円は対ドルで0.5%安の1ドル=118.37円。一方で露ルーブルはさらに下落。スタンダード&プアーズはロシアの信用格付けをジャンク級に引き下げたことから。
26日のNYMEX原油はさらに下落。前営業日比44セント安の1バレル45.15ドルで09年3月11日以来、6年ぶりの安値をつける。原油市場は日量150万バレルの供給超過にある、とバドリOPEC事務局長の発言が嫌気された。
26日のNY金先物は続落。前営業日比1%ダウンの1279.4ドル。昨年12月31日以来の大幅ダウン。ギリシャ選挙で反緊縮派が勝利したがユーロ圏の離脱には至らないとの楽観視から安全逃避需要が後退。金につれて銀も下落。1.7%安の17.983ドル、プラチナは1.1%安の1255ドル、パラジウムは1%高で781.85ドル。
スポット鉄鉱石価格続落。中国の旧正月休みを前にしていくつかの製鉄所が炉休に入ることで鉄鉱石需要が落ちるとの観測から。SteelIndexは一時63.3ドルと2009年5月以来の安値に急落。大連鉄鉱石は470元で過去最安値更新。GSはすでに今年の鉄鉱石価格予想を66ドルに引き下げている。
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LME&NY&SHFEMarketReport現地1月23日
『ギリシャ懸念、原油反落、在庫増でメタルほぼ全面安』
中国製造業PMIの上昇でメタル地合いは回復するかとみられたがドル高、原油の反落、ギリシャ懸念でユーロ安ドル高進みメタルはほぼ全面安の展開に。実態需給が緩和しているカッパー、ニッケルは着実な在庫増で目立ってDOWN。カッパーの5000ドル割れ近し。ニッケルの14,000ドル割れ時間の問題。前日のECB量的緩和報もギリシャリスクで相殺され、むしろマイナス面が勝る。リスク縮小の手じまい売りも広がり売りが売りを呼ぶ。1月の中国HSBC製造業PMI速報値は49.8に上昇、予想は49.6。12月の米中古住宅販売件数は前月比2.4%増の504万件、予想は508万件だった。12月の米景気先行指数は前月比0.5%上昇、予想の0.4%上昇を上回る。
NYMEX原油続落。前日比0.72ドル安の45.59ドル。サウジアラビア国王の死去による今後の石油政策への思惑による修正上げも瞬間的にはあったが、世界的な供給過剰感、ドル高で頭打たれる。
NY金は久々にDOWN。前日比0.6%安の1292.6ドル。ゴールドマンサックスが米金利の上昇から年内に金価格が下がるとの見方を示した。2016年平均は1089ドル、2017年は1050ドル。今後の低インフレを背景に金価格の低空飛行は長期化する、とはゴールドマンサックスの見通し。
米ドルは対ユーロで11年ぶりの高値に上昇。このドル高でインダストリメタルは続落。
NycomexCopperは前日比3%ダウンのポンド2.5015ドルでCLOSE。2009年7月25日以来、5年半ぶりの安値水準。ゴールドマンサックスは銅の生産コストが原油安で下がっており、昨年の7000ドルから今年は5600ドルとしているが高めのコスト設定。現在は5000ドル近辺かそれ以下。LMEカッパー在庫は9775トン増の235,150トンと大幅な増加、LMEニッケル在庫も1194トン増加の423,036トンと増加傾向に歯止めかからず。2月に再びBIG DROP WEEKが訪れると予想。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ギリシャ懸念、原油反落、在庫増でメタルほぼ全面安』
中国製造業PMIの上昇でメタル地合いは回復するかとみられたがドル高、原油の反落、ギリシャ懸念でユーロ安ドル高進みメタルはほぼ全面安の展開に。実態需給が緩和しているカッパー、ニッケルは着実な在庫増で目立ってDOWN。カッパーの5000ドル割れ近し。ニッケルの14,000ドル割れ時間の問題。前日のECB量的緩和報もギリシャリスクで相殺され、むしろマイナス面が勝る。リスク縮小の手じまい売りも広がり売りが売りを呼ぶ。1月の中国HSBC製造業PMI速報値は49.8に上昇、予想は49.6。12月の米中古住宅販売件数は前月比2.4%増の504万件、予想は508万件だった。12月の米景気先行指数は前月比0.5%上昇、予想の0.4%上昇を上回る。
NYMEX原油続落。前日比0.72ドル安の45.59ドル。サウジアラビア国王の死去による今後の石油政策への思惑による修正上げも瞬間的にはあったが、世界的な供給過剰感、ドル高で頭打たれる。
NY金は久々にDOWN。前日比0.6%安の1292.6ドル。ゴールドマンサックスが米金利の上昇から年内に金価格が下がるとの見方を示した。2016年平均は1089ドル、2017年は1050ドル。今後の低インフレを背景に金価格の低空飛行は長期化する、とはゴールドマンサックスの見通し。
米ドルは対ユーロで11年ぶりの高値に上昇。このドル高でインダストリメタルは続落。
NycomexCopperは前日比3%ダウンのポンド2.5015ドルでCLOSE。2009年7月25日以来、5年半ぶりの安値水準。ゴールドマンサックスは銅の生産コストが原油安で下がっており、昨年の7000ドルから今年は5600ドルとしているが高めのコスト設定。現在は5000ドル近辺かそれ以下。LMEカッパー在庫は9775トン増の235,150トンと大幅な増加、LMEニッケル在庫も1194トン増加の423,036トンと増加傾向に歯止めかからず。2月に再びBIG DROP WEEKが訪れると予想。
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月22日
『ECB量的緩和決定もドル高加速でメタル圧迫』
ECB(欧州中央銀行)は量的緩和の実施を決定、月額600億ユーロを来年9月まで行うこととし、予想を上回る額になったのだが、ユーロ安ドル高が進みメタル反落圧迫。原油の反落、銅の下値追いでDown。連日の在庫増も嫌気さる。昨年4Qのスペイン失業率は23.7%に上昇。米週間新規失業保険申請件数は30.7万件に減少も予想を上回る。11月の米住宅価格指数は前月比0.8%上昇、予想は0.3%上昇だった。ECB、政策金利は据え置き、月額600億ユーロの債券購入プログラムを来年9月まで行うことに。
NYMEX原油は反落。前日比1.47ドル安の46.31ドル(2月限)。対ユーロでのドル高進行、米EIA(エネルギー情報局)統計での予想を上回る原油在庫急増から反落した。
NY金はついに1300ドル台にのる。昨年8月以来。ECBが量的緩和の拡大を決めたことからユーロ安~安全逃避の買いでドル高にも関わらず金は上昇。欧州低金利は結果的に金相場を押し上げることになる。
LMEカッパー3month、前半は5712.5ドルまで上昇するも後半は5668ドルまで反落。LMEカッパー在庫は5925トン増の225,375トン。ニッケルは続伸。14,760ドルから後半は14,825ドルだが、在庫は1878トン増加し421,842トン。NYカッパーはドル高で打たれてDown Closing。前日比1.9%安のポンド2.5650ドル。ECB量的緩和で欧州での銅需要の増加に期待する声もあるが、一方で中国の需要は減退傾向のトレードオフな需要構造であるため、銅相場が今後力強く上昇する可能性は低いとみられる。
22日の米株は259.70ドル高の1万7813.98ドルと大幅続伸、4営業日続騰。ECBの量的緩和導入から欧州株式相場が急上昇した影響。
鉄鉱石SPOTは続落。TSIで前日比1.34%downの66.5ドル、Bulletinで0.51%downし67.81ドル。鉄鉱石は依然として5年半ぶりの安値圏。今年は60ドルを下回る方向。
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『ECB量的緩和決定もドル高加速でメタル圧迫』
ECB(欧州中央銀行)は量的緩和の実施を決定、月額600億ユーロを来年9月まで行うこととし、予想を上回る額になったのだが、ユーロ安ドル高が進みメタル反落圧迫。原油の反落、銅の下値追いでDown。連日の在庫増も嫌気さる。昨年4Qのスペイン失業率は23.7%に上昇。米週間新規失業保険申請件数は30.7万件に減少も予想を上回る。11月の米住宅価格指数は前月比0.8%上昇、予想は0.3%上昇だった。ECB、政策金利は据え置き、月額600億ユーロの債券購入プログラムを来年9月まで行うことに。
NYMEX原油は反落。前日比1.47ドル安の46.31ドル(2月限)。対ユーロでのドル高進行、米EIA(エネルギー情報局)統計での予想を上回る原油在庫急増から反落した。
NY金はついに1300ドル台にのる。昨年8月以来。ECBが量的緩和の拡大を決めたことからユーロ安~安全逃避の買いでドル高にも関わらず金は上昇。欧州低金利は結果的に金相場を押し上げることになる。
LMEカッパー3month、前半は5712.5ドルまで上昇するも後半は5668ドルまで反落。LMEカッパー在庫は5925トン増の225,375トン。ニッケルは続伸。14,760ドルから後半は14,825ドルだが、在庫は1878トン増加し421,842トン。NYカッパーはドル高で打たれてDown Closing。前日比1.9%安のポンド2.5650ドル。ECB量的緩和で欧州での銅需要の増加に期待する声もあるが、一方で中国の需要は減退傾向のトレードオフな需要構造であるため、銅相場が今後力強く上昇する可能性は低いとみられる。
22日の米株は259.70ドル高の1万7813.98ドルと大幅続伸、4営業日続騰。ECBの量的緩和導入から欧州株式相場が急上昇した影響。
鉄鉱石SPOTは続落。TSIで前日比1.34%downの66.5ドル、Bulletinで0.51%downし67.81ドル。鉄鉱石は依然として5年半ぶりの安値圏。今年は60ドルを下回る方向。
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月21日
『ECB役員会での債券購入提案を契機に買い戻してメタル上伸』
LME前半はカッパー下落から全体的に弱含んだが、ECB(欧州中央銀行)役員会が月額500億ユーロの債券購入を提案したと報じられたことを契機に買いに転じ全面高に。株価高、原油の反発もメタル相場をフォロー、米住宅着工件数が予想を上回ったこともプラス材料となった。ドイツ産業連盟のグリロ会長、2015年の独経済成長率を1.5%プラスと予想。米住宅ローン申請指数は561.9に上昇、借り換えは上昇、新規は低下12月の米住宅着工件数は前月比4.4%増の108.9万件で予想の104万件を上回る。住宅着工許可件数は1,9%減の103.2万件、予想は106万件だった。25日のギリシャ総選挙を控え、野党・急進左派連合が与党とのリードを広げる。ECB役員会は3月から月額500億ユーロの債券購入を提案カナダ中銀、0.25%の利下げ発表。原油安の影響を懸念し。
21日のNYMEX原油は反発。前日比1.31ドル高の47.78ドル。前日の急落に対する売られすぎ感の広がり、米国内の石油切削リグ数の減少が続いていることを背景に安値修正の動きとなった。
NY金は前日比ほぼ変わらずで1293.7ドル、銀は1.3%高の18.193ドルで続伸。世界的な経済成長の鈍化から資金の安全逃避需要が増し、金と銀に買い入る。銀は年初から20%近い上げ率となっている。これまでの金の上げ幅からすると銀はまだ上昇余地があるとの見方。
LMEニッケル3monthは前日比300ドル高の14,900ドル、偽場は15,000ドルまで上伸、ECBの金融緩和政策の方向性が明確になったことで買い入る。カッパーは5600ドルまで落ちたあと、5725ドルまで上昇す。LMEニッケル在庫は1902トン増の419,964トン、カッパーは3225トン増の219,450トンと両メタルの在庫は増加。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ECB役員会での債券購入提案を契機に買い戻してメタル上伸』
LME前半はカッパー下落から全体的に弱含んだが、ECB(欧州中央銀行)役員会が月額500億ユーロの債券購入を提案したと報じられたことを契機に買いに転じ全面高に。株価高、原油の反発もメタル相場をフォロー、米住宅着工件数が予想を上回ったこともプラス材料となった。ドイツ産業連盟のグリロ会長、2015年の独経済成長率を1.5%プラスと予想。米住宅ローン申請指数は561.9に上昇、借り換えは上昇、新規は低下12月の米住宅着工件数は前月比4.4%増の108.9万件で予想の104万件を上回る。住宅着工許可件数は1,9%減の103.2万件、予想は106万件だった。25日のギリシャ総選挙を控え、野党・急進左派連合が与党とのリードを広げる。ECB役員会は3月から月額500億ユーロの債券購入を提案カナダ中銀、0.25%の利下げ発表。原油安の影響を懸念し。
21日のNYMEX原油は反発。前日比1.31ドル高の47.78ドル。前日の急落に対する売られすぎ感の広がり、米国内の石油切削リグ数の減少が続いていることを背景に安値修正の動きとなった。
NY金は前日比ほぼ変わらずで1293.7ドル、銀は1.3%高の18.193ドルで続伸。世界的な経済成長の鈍化から資金の安全逃避需要が増し、金と銀に買い入る。銀は年初から20%近い上げ率となっている。これまでの金の上げ幅からすると銀はまだ上昇余地があるとの見方。
LMEニッケル3monthは前日比300ドル高の14,900ドル、偽場は15,000ドルまで上伸、ECBの金融緩和政策の方向性が明確になったことで買い入る。カッパーは5600ドルまで落ちたあと、5725ドルまで上昇す。LMEニッケル在庫は1902トン増の419,964トン、カッパーは3225トン増の219,450トンと両メタルの在庫は増加。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月20日
『4Qの中国GDPが予想上回りメタル反発全面高』
第4四半期の中国GDPが予想を上回ったことがはやされメタル全面高。IMFが今年の中国及び世界の経済成長見通しを下方修正したことが若干嫌気されるが、ECB(欧州中央銀行)の量的緩和期待から買戻し。4Qの中国GDP伸び率は前年比7.3%増加、予想は7.2%だった。12月の中国鉱工業生産は前年比7.9%増加、予想は7.4%の増加。2014年の中国不動産投資は前年比10.5%増加、不動産販売は6.3%減少。1月の独ZEW景気期待指数は48.4、予想の40を大きく上回る。1月の米NAHB住宅市場指数は57に低下、予想は58。
20日のNYMEX原油は急反落。前週末比2.3ドル安の46.39ドル(2月限)。IMF(国際通貨基金)による今年の世界経済成長見通しの引き下げ、2014年の中国経済成長が24年ぶりの低い伸びとなったことに圧迫さる。
IMF、今年の世界経済成長率予想を3.5%と昨年10月の3.8%から下方修正。引き下げ幅はこの3年間で最大。米以外の多くの国の成長見通しの悪化が原油値下がりの景気浮揚効果を相殺するとみられる。2016年の見通しも4%から3.7%に引き下げている。
国際アルミ協会(IAI)は12月の世界アルミ生産を前月比5万4000トン増加の208万8000トンと発表。前年同月h204万4000トン。
輸入中国再生塊(ADC12)は続落で日本CIF価格でトン2000ドル際まで値下がり。ベースメタルのロシアAK5M2はスタンダードで1850~1870ドルで変わらず昨年末から下がっていない。
NY金は続伸。前週末比17.3ドル高の1294ドルで昨年8月20日以来の高値水準。ECBの量的緩和からユーロ安が進むとみられ、安全資産の金買い広がる。ギリシャ問題も金の押上げ要因のひとつ。NYプラチナも上伸し1286ドルは昨年10月以来の高値。銀は17.956ドルで4ヶ月ぶり高値。
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『4Qの中国GDPが予想上回りメタル反発全面高』
第4四半期の中国GDPが予想を上回ったことがはやされメタル全面高。IMFが今年の中国及び世界の経済成長見通しを下方修正したことが若干嫌気されるが、ECB(欧州中央銀行)の量的緩和期待から買戻し。4Qの中国GDP伸び率は前年比7.3%増加、予想は7.2%だった。12月の中国鉱工業生産は前年比7.9%増加、予想は7.4%の増加。2014年の中国不動産投資は前年比10.5%増加、不動産販売は6.3%減少。1月の独ZEW景気期待指数は48.4、予想の40を大きく上回る。1月の米NAHB住宅市場指数は57に低下、予想は58。
20日のNYMEX原油は急反落。前週末比2.3ドル安の46.39ドル(2月限)。IMF(国際通貨基金)による今年の世界経済成長見通しの引き下げ、2014年の中国経済成長が24年ぶりの低い伸びとなったことに圧迫さる。
IMF、今年の世界経済成長率予想を3.5%と昨年10月の3.8%から下方修正。引き下げ幅はこの3年間で最大。米以外の多くの国の成長見通しの悪化が原油値下がりの景気浮揚効果を相殺するとみられる。2016年の見通しも4%から3.7%に引き下げている。
国際アルミ協会(IAI)は12月の世界アルミ生産を前月比5万4000トン増加の208万8000トンと発表。前年同月h204万4000トン。
輸入中国再生塊(ADC12)は続落で日本CIF価格でトン2000ドル際まで値下がり。ベースメタルのロシアAK5M2はスタンダードで1850~1870ドルで変わらず昨年末から下がっていない。
NY金は続伸。前週末比17.3ドル高の1294ドルで昨年8月20日以来の高値水準。ECBの量的緩和からユーロ安が進むとみられ、安全資産の金買い広がる。ギリシャ問題も金の押上げ要因のひとつ。NYプラチナも上伸し1286ドルは昨年10月以来の高値。銀は17.956ドルで4ヶ月ぶり高値。
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LME&NY&SHFEMarketReport現地1月19日
『中国景気懸念、カッパー在庫急増でメタル圧迫』
週明け19日のLMEはメインキャストのカッパーが在庫の急増で上値圧迫。LME銅在庫は前営業日比10,200トン増と最近の3年間ではみられない急増ぶりでカッパー相場の変調が窺われる。カッパー在庫は10,200トン増で210,600トン。中国の住宅価格が4ヶ月連続で下落したことも嫌気さる。また上海、香港株価は急落、全面安となった。また火曜日に発表される中国の4QのGDPについて市場は神経を尖らせている。良くない数字だと一段の下落が予想される。他メタルもCLOSINGにDOWN。アルミ新地金は1.5%安の1818$、亜鉛0.9%安の2079$、ニッケル2.1%安の14,475$、錫0.4%安の19,325$、鉛のみ上昇で0.4%高の1857$。NY市場はキング牧師生誕記念日で休場。明日のLMEは大幅な下落が予想される。
LMEニッケルとSHFEニッケル価格が8年ぶりに逆転。LME価格がSHFEを下回っているため、銅、アルミ、鉛などで行われたアービトラージの買いがニッケルに出てくる可能性が指摘され、利ザヤ目的でのニッケル地金の輸入が増える、と安泰科のアナリストが指摘。ニッケル地金の輸入が数か月間増加すると予想している。
19日の東京株式は反発。原油市況の反発、円高一服から投資家の買い気戻る。鉱業、非鉄金属など資源関連株が上昇。日経平均株価は前主末比150円13銭高の1万7014円29銭。しかし19日の東京外為では中国株の急落からリスクテイクの円買いが拡大。一時116円台まで円高が進んだ。上海総合指数は前週末比7%以上の急落ぶりで09年7月以来の大幅安。中国金融業界の混乱からパニック売りを呼ぶ。中国証券監督管理委員会はCITIC、海通証券、などに対し、開設停止を命じる。顧客に対して規定の期間よりも遅れて返済することを認めたことが問題だとしている。
ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)、昨年1-11月の世界鉛需給は1000トンのSurplusだったと発表。鉛地金生産は1030万トン、需要は1029万9000トン。2013年同期は2万トンのDeficitだった。一方、亜鉛の1-11月の世界需給は25万5000トンのDeficit。亜鉛地金生産は1229万6000トン、需要は1255万1000トン。2013年同期は9万8000トンのDeficitだった。
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『中国景気懸念、カッパー在庫急増でメタル圧迫』
週明け19日のLMEはメインキャストのカッパーが在庫の急増で上値圧迫。LME銅在庫は前営業日比10,200トン増と最近の3年間ではみられない急増ぶりでカッパー相場の変調が窺われる。カッパー在庫は10,200トン増で210,600トン。中国の住宅価格が4ヶ月連続で下落したことも嫌気さる。また上海、香港株価は急落、全面安となった。また火曜日に発表される中国の4QのGDPについて市場は神経を尖らせている。良くない数字だと一段の下落が予想される。他メタルもCLOSINGにDOWN。アルミ新地金は1.5%安の1818$、亜鉛0.9%安の2079$、ニッケル2.1%安の14,475$、錫0.4%安の19,325$、鉛のみ上昇で0.4%高の1857$。NY市場はキング牧師生誕記念日で休場。明日のLMEは大幅な下落が予想される。
LMEニッケルとSHFEニッケル価格が8年ぶりに逆転。LME価格がSHFEを下回っているため、銅、アルミ、鉛などで行われたアービトラージの買いがニッケルに出てくる可能性が指摘され、利ザヤ目的でのニッケル地金の輸入が増える、と安泰科のアナリストが指摘。ニッケル地金の輸入が数か月間増加すると予想している。
19日の東京株式は反発。原油市況の反発、円高一服から投資家の買い気戻る。鉱業、非鉄金属など資源関連株が上昇。日経平均株価は前主末比150円13銭高の1万7014円29銭。しかし19日の東京外為では中国株の急落からリスクテイクの円買いが拡大。一時116円台まで円高が進んだ。上海総合指数は前週末比7%以上の急落ぶりで09年7月以来の大幅安。中国金融業界の混乱からパニック売りを呼ぶ。中国証券監督管理委員会はCITIC、海通証券、などに対し、開設停止を命じる。顧客に対して規定の期間よりも遅れて返済することを認めたことが問題だとしている。
ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)、昨年1-11月の世界鉛需給は1000トンのSurplusだったと発表。鉛地金生産は1030万トン、需要は1029万9000トン。2013年同期は2万トンのDeficitだった。一方、亜鉛の1-11月の世界需給は25万5000トンのDeficit。亜鉛地金生産は1229万6000トン、需要は1255万1000トン。2013年同期は9万8000トンのDeficitだった。
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