金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地1月30日
『ニッケル続騰、カッパー 6,100ドル突破』
現地時間30日のLME相場は、ニッケル3Mが昨年10月来同日中高値12,455ドルをつけて続騰した。
ニッケル3Mは主に中国とインドネシアでのステンレスとニッケル銑鉄(NPI)生産からの旺盛な需要に上昇基調を下支えされて、12月31日の2018年中安値10,500ドルから15%以上値上がって取引されている。加えて世界有数のニッケル生産会社バーレ傘下のブラジル鉱山がダム決壊で生産削減する方針を表明、供給懸念から値も押し上げられた。
カッパー3Mも続騰。LME在庫の減少傾向に加え、今週に入って主に北米倉庫で25,000トンの実物が出庫引き当てされて、値を押し上げている。節目6,000ドルを優に超えて引けた。有力アナリスト筋の観測では米中貿易交渉が前向きでFRBがハト派的スタンスを維持するならショートカバーが入ってカッパー相場を押し上げる可能性がある、市場は過度に後ろ向きポジションであるので、カッパー価格は早々に上向きに切り替わる、とのこと。
メタル相場はドル指標安に支援され続けており、同時にダウ工業株平均とS&P500が1%以上切りあがった。
アルミ3Mも続騰し節目1,900ドルを上抜いた。マレーシアPort KlangのLME指定倉庫在庫の半分以上がワラントキャンセルとなって一過的な値上がりをはねつけている。
指標鉄鉱石価格もバーレのダム決壊を受けての生産削減計画から急騰、前日から3.84ドル高、82.53ドルをつけた。
【30日終値】
カッパー3M 前日比86ドル高、6,136ドル
(推定銅建値は日本時間31日6AM時点で為替108.91円に対しキロ700円、国内銅建値に10円程の下げ余地。)
アルミ3M 前日比 15.5ドル高 1,909.5ドル
ニッケル3M 前日比 230ドル高 12,350ドル
亜鉛3M 前日比 30ドル高 2,686ドル
鉛3M 前日比 15ドル高 2,090ドル
錫3M 前日比 100ドル高 20,800ドル
NY貴金属は総じて上昇。米FOMC声明後堅調。金 +1ドル、1,309.9ドル、銀 +0.088ドル、15.927ドル、Pd +12.8、1,316.4ドル、Pt +0.4ドル816.2ドルで大引け。NY原油は続伸。前日のベネズエラ制裁発表とEIA強気統計で。前日比0.92ドル高、54.23ドルで大引け。
30日のNYダウは、大幅続伸。前日比434.90ドル高の、2万5,014.86ドルで大引け。一時500ドル高。FOMC声明で安心感。30日の日経平均は反落。前日比108円10銭安、2万円556円54銭で大引け。個人余力低下。イベント控え様子見で下値限定的。30日のロンドン外為では、対ドル円相場は続落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円50~60銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ニッケル続騰、カッパー 6,100ドル突破』
現地時間30日のLME相場は、ニッケル3Mが昨年10月来同日中高値12,455ドルをつけて続騰した。
ニッケル3Mは主に中国とインドネシアでのステンレスとニッケル銑鉄(NPI)生産からの旺盛な需要に上昇基調を下支えされて、12月31日の2018年中安値10,500ドルから15%以上値上がって取引されている。加えて世界有数のニッケル生産会社バーレ傘下のブラジル鉱山がダム決壊で生産削減する方針を表明、供給懸念から値も押し上げられた。
カッパー3Mも続騰。LME在庫の減少傾向に加え、今週に入って主に北米倉庫で25,000トンの実物が出庫引き当てされて、値を押し上げている。節目6,000ドルを優に超えて引けた。有力アナリスト筋の観測では米中貿易交渉が前向きでFRBがハト派的スタンスを維持するならショートカバーが入ってカッパー相場を押し上げる可能性がある、市場は過度に後ろ向きポジションであるので、カッパー価格は早々に上向きに切り替わる、とのこと。
メタル相場はドル指標安に支援され続けており、同時にダウ工業株平均とS&P500が1%以上切りあがった。
アルミ3Mも続騰し節目1,900ドルを上抜いた。マレーシアPort KlangのLME指定倉庫在庫の半分以上がワラントキャンセルとなって一過的な値上がりをはねつけている。
指標鉄鉱石価格もバーレのダム決壊を受けての生産削減計画から急騰、前日から3.84ドル高、82.53ドルをつけた。
【30日終値】
カッパー3M 前日比86ドル高、6,136ドル
(推定銅建値は日本時間31日6AM時点で為替108.91円に対しキロ700円、国内銅建値に10円程の下げ余地。)
アルミ3M 前日比 15.5ドル高 1,909.5ドル
ニッケル3M 前日比 230ドル高 12,350ドル
亜鉛3M 前日比 30ドル高 2,686ドル
鉛3M 前日比 15ドル高 2,090ドル
錫3M 前日比 100ドル高 20,800ドル
NY貴金属は総じて上昇。米FOMC声明後堅調。金 +1ドル、1,309.9ドル、銀 +0.088ドル、15.927ドル、Pd +12.8、1,316.4ドル、Pt +0.4ドル816.2ドルで大引け。NY原油は続伸。前日のベネズエラ制裁発表とEIA強気統計で。前日比0.92ドル高、54.23ドルで大引け。
30日のNYダウは、大幅続伸。前日比434.90ドル高の、2万5,014.86ドルで大引け。一時500ドル高。FOMC声明で安心感。30日の日経平均は反落。前日比108円10銭安、2万円556円54銭で大引け。個人余力低下。イベント控え様子見で下値限定的。30日のロンドン外為では、対ドル円相場は続落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円50~60銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
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MIRU MORNING EXPRESS 現地1月29日
『LME在庫減少によりニッケル2.4%急騰 Cu Alも高い』
現地時間29日のLME相場は、ニッケル3MがLME在庫の低下を背景として12,000ドル超えて取引され、2%以上急騰した。
ニッケル3Mは反発。ニッケルの上昇基調は1月を通じて継続し、2018年12月31日に2017年12月来の安値10,500ドルを付けたところから13%以上値上がって取引されている。LME在庫は2014年来の減少となる20万トン強となって価格を押し上げている。主力ワラント保持ポジションは総在庫の50~79%。ただアナリスト筋は騰勢はおおむねここまでで本年中で15,000ドルになることはありえない、この先数か月で中国需要の動向でどうなるのかに関心を寄せているとの見方。
カッパー3Mと錫3Mはドル指標が心理的節目96を切り続けていることから反発。
中国ファーウェイとCFO孟晩舟に対する米国からの嫌疑から米中貿易協議を数日後に控えるなか、米中間の紛争再燃警戒感が出てきている。
アルミ実物市場参加者は、Rusal制裁が解除されても同社からの市場への流入は限定的とみなしており、3M物1.4%反発して、1,900ドル弱のところで取引された。この日の出来高はメタル類トップの1万6,000ロット。某LMEワラントトレーダーは過去数か月でRusalからの供給再開は値に織り込まれたが、まだRusalが実際に影響を及ぼす余地はあるとしている。
亜鉛・鉛3Mは10年来の在庫減少にもかかわらず連れて下落した。
【28日終値】
カッパー3M 前日比48ドル高、 6,050ドル
(推定銅建値は日本時間29日5AM時点で為替109.23円に
対しキロ700円、国内銅建値に10円程の下げ余地。)
アルミ3M 前日比 27ドル高 1,894ドル
ニッケル3M 前日比295ドル高 12,120ドル
亜鉛3M 前日比 24ドル安 2,656ドル
鉛33M 前日比 3ドル安、 2,075ドル
錫3M 前日比 25ドル高 20,700ドル
NY貴金属は総じて上昇。金は昨年6月来の高値。銀続伸。PGM系はPd、Ptとも反発。金は前日比5.8ドル高、1308.9ドルで大引け。
NY原油は反発。ベネズエラ国営石油会社への米制裁措置などで。前日比1.32ドル高、53.31ドルで大引け。
29日のNYダウは、反発。前日比51.74ドル高の、2万4,579.96ドルで大引け。好決算銘柄買いで。29日の日経平均は小反発。前日比15円64銭高、2万円664円64銭で大引け。先物に買い戻し。中国懸念は限定的29日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=109円30~40銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『LME在庫減少によりニッケル2.4%急騰 Cu Alも高い』
現地時間29日のLME相場は、ニッケル3MがLME在庫の低下を背景として12,000ドル超えて取引され、2%以上急騰した。
ニッケル3Mは反発。ニッケルの上昇基調は1月を通じて継続し、2018年12月31日に2017年12月来の安値10,500ドルを付けたところから13%以上値上がって取引されている。LME在庫は2014年来の減少となる20万トン強となって価格を押し上げている。主力ワラント保持ポジションは総在庫の50~79%。ただアナリスト筋は騰勢はおおむねここまでで本年中で15,000ドルになることはありえない、この先数か月で中国需要の動向でどうなるのかに関心を寄せているとの見方。
カッパー3Mと錫3Mはドル指標が心理的節目96を切り続けていることから反発。
中国ファーウェイとCFO孟晩舟に対する米国からの嫌疑から米中貿易協議を数日後に控えるなか、米中間の紛争再燃警戒感が出てきている。
アルミ実物市場参加者は、Rusal制裁が解除されても同社からの市場への流入は限定的とみなしており、3M物1.4%反発して、1,900ドル弱のところで取引された。この日の出来高はメタル類トップの1万6,000ロット。某LMEワラントトレーダーは過去数か月でRusalからの供給再開は値に織り込まれたが、まだRusalが実際に影響を及ぼす余地はあるとしている。
亜鉛・鉛3Mは10年来の在庫減少にもかかわらず連れて下落した。
【28日終値】
カッパー3M 前日比48ドル高、 6,050ドル
(推定銅建値は日本時間29日5AM時点で為替109.23円に
対しキロ700円、国内銅建値に10円程の下げ余地。)
アルミ3M 前日比 27ドル高 1,894ドル
ニッケル3M 前日比295ドル高 12,120ドル
亜鉛3M 前日比 24ドル安 2,656ドル
鉛33M 前日比 3ドル安、 2,075ドル
錫3M 前日比 25ドル高 20,700ドル
NY貴金属は総じて上昇。金は昨年6月来の高値。銀続伸。PGM系はPd、Ptとも反発。金は前日比5.8ドル高、1308.9ドルで大引け。
NY原油は反発。ベネズエラ国営石油会社への米制裁措置などで。前日比1.32ドル高、53.31ドルで大引け。
29日のNYダウは、反発。前日比51.74ドル高の、2万4,579.96ドルで大引け。好決算銘柄買いで。29日の日経平均は小反発。前日比15円64銭高、2万円664円64銭で大引け。先物に買い戻し。中国懸念は限定的29日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=109円30~40銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地1月28日
『ロシアRusalへの制裁解除で アルミ2.8%急反落』
現地時間28日のLME相場は、アルミ3MがロシアRusalへの米国財務省による制裁が解除され3%近く急落し、他のメタル類もつれてほぼ全面安となった。
同日のアルミ総取引量は中程度の13,588ロットで、LME在庫は100万トン以上を維持しているとともに、先週27万2,000トンが出庫引き当てされて、現物の40%以上がキャンセルワラントとなっている。全世界のアルミ生産量の約6.5%を占めるロシアUC RusalがLMEに戻ってくることで20万トンから30万トンの現物が供給されることになる。
アナリスト筋は「Rusal株は香港で9%ほど上昇し、取引条件は事前に公表されたものとほぼ一致した。Rusal所有者のOleg Deripaskaの直接間接の持ち株比は減少し、関連会社のEn+とRusalの取締役陣は分離された。」としている。
カッパー3Mは反落。取引量は1万4,585トンでメタル類で一番出来高だったが、安値圏で取引された。6,000ドルの節目をかろうじて持ちこたえて引けたが、前場の同日中高値6,069ドルから値を削った。
ニッケル3Mも反落。序盤2018年10月来初めてとなる直近支持線の12,000ドルを突破したにもかかわらず結局1.6%下落し11,900ドルを下くぐって引けた。
鉛3Mも反落。1.4%切り下がって2,100ドルを下くぐったが、2018年後半打ち破るところでもみ合っていた2,000ドルの節目はしっかり維持した。錫3Mも同様の動きで20,600ドル節目を維持。
亜鉛3Mは唯一続伸、2018年10月来となる2,700ドル近辺で取引された。
【28日終値】
カッパー3M 先週末比54ドル安、 6,002ドル
(推定銅建値は日本時間5AM時点で為替109.31円に対し
キロ680円、国内銅建値に30円程の下げ余地。)
アルミ3M 先週末比 52.5ドル安 1,867ドル
ニッケル3M 先週末比140ドル安 11,825ドル
亜鉛3M 先週末比 7ドル高 2,680ドル
鉛3M 先週末比 31ドル安、 2,078ドル
錫3M 先週末比 5ドル安 20,675ドル
NY金は、日中取引のドル安で押し目を買われ続伸。銀騰続伸。PGM系はPd、Ptとも反落。金は先週末比5ドル高、1,303.1ドルで大引け。
NY原油は急反落。米株急落で支援材料は無視される。先週末比1.7ドル安、51.99ドルで大引け。
28日のNYダウは、反落。先週末比208.98ドル安の、2万4,528.22ドルで大引け。エヌビデアとキャタピラー急落で。28日の日経平均は反落。先週末比124円563銭安、2万円649円ちょうどで大引け。円高と上海株安を嫌気。28日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。先週末比40銭円高ドル安の1ドル=109円20~30銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ロシアRusalへの制裁解除で アルミ2.8%急反落』
現地時間28日のLME相場は、アルミ3MがロシアRusalへの米国財務省による制裁が解除され3%近く急落し、他のメタル類もつれてほぼ全面安となった。
同日のアルミ総取引量は中程度の13,588ロットで、LME在庫は100万トン以上を維持しているとともに、先週27万2,000トンが出庫引き当てされて、現物の40%以上がキャンセルワラントとなっている。全世界のアルミ生産量の約6.5%を占めるロシアUC RusalがLMEに戻ってくることで20万トンから30万トンの現物が供給されることになる。
アナリスト筋は「Rusal株は香港で9%ほど上昇し、取引条件は事前に公表されたものとほぼ一致した。Rusal所有者のOleg Deripaskaの直接間接の持ち株比は減少し、関連会社のEn+とRusalの取締役陣は分離された。」としている。
カッパー3Mは反落。取引量は1万4,585トンでメタル類で一番出来高だったが、安値圏で取引された。6,000ドルの節目をかろうじて持ちこたえて引けたが、前場の同日中高値6,069ドルから値を削った。
ニッケル3Mも反落。序盤2018年10月来初めてとなる直近支持線の12,000ドルを突破したにもかかわらず結局1.6%下落し11,900ドルを下くぐって引けた。
鉛3Mも反落。1.4%切り下がって2,100ドルを下くぐったが、2018年後半打ち破るところでもみ合っていた2,000ドルの節目はしっかり維持した。錫3Mも同様の動きで20,600ドル節目を維持。
亜鉛3Mは唯一続伸、2018年10月来となる2,700ドル近辺で取引された。
【28日終値】
カッパー3M 先週末比54ドル安、 6,002ドル
(推定銅建値は日本時間5AM時点で為替109.31円に対し
キロ680円、国内銅建値に30円程の下げ余地。)
アルミ3M 先週末比 52.5ドル安 1,867ドル
ニッケル3M 先週末比140ドル安 11,825ドル
亜鉛3M 先週末比 7ドル高 2,680ドル
鉛3M 先週末比 31ドル安、 2,078ドル
錫3M 先週末比 5ドル安 20,675ドル
NY金は、日中取引のドル安で押し目を買われ続伸。銀騰続伸。PGM系はPd、Ptとも反落。金は先週末比5ドル高、1,303.1ドルで大引け。
NY原油は急反落。米株急落で支援材料は無視される。先週末比1.7ドル安、51.99ドルで大引け。
28日のNYダウは、反落。先週末比208.98ドル安の、2万4,528.22ドルで大引け。エヌビデアとキャタピラー急落で。28日の日経平均は反落。先週末比124円563銭安、2万円649円ちょうどで大引け。円高と上海株安を嫌気。28日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。先週末比40銭円高ドル安の1ドル=109円20~30銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地1月25日
『ドル安で概ね騰勢 Cu Al Pb直近支持線突破』
現地時間25日のLME相場は、ドル安に支援されおおむね上伸、一方錫先物は1,000トン以上の在庫増加で下落。
カッパー3Mは反発。年明け来初めて6,000ドルの節目を突破して引け2.2%上伸、取引量も2万400ロットで一番の出来高だった。推定銅建値は日本時間26日5AM時点で、為替109.77円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
アルミ3Mは反発。今週に入って27万2,000トンの在庫が出荷引き当てされ(大部分はマレーシア在庫から)、3M物は1,900ドルの節目を、週初は下くぐったところで膠着したが、直近取引では上抜いて推移している。前日比29ドル高、1,919.5ドルで引けた。
鉛3Mは続伸。後場に入って直近支持線の2,100ドルを超えて取引され、2018年10月16日来の高値を付けた。前日比36ドル高、2,109ドルが終値。
亜鉛3Mもつれて続伸。2,700ドルをうかがって取引された。前日比33ドル高、2,673ドルで引けている。
有力業界アナリスト筋によれば「カッパーに関しては市場参加者は売りポジションを取っているようだが、現時点のポジションはすでに下振れリスクを取り過ぎており、近々にはショートカバーが入るだろう。」としている。
LME在庫はメタル全般で減少しており、鉛と亜鉛はほぼ10年来の低水準、ニッケルは2014年来の最低水準となっている。
ニッケル3Mは続伸。直近では12,000ドルの節目を若干下回ったところで取引されている。これは2018年最安値の12月31日時点10,500ドルから12%以上上昇している。
錫3Mは反落。1989年6月来最低水準にあったLME総在庫が同日2014年来の流入にあい、メタル中唯一下落したが、20,500ドルを越えたところで支持されている。前日比245ドル安、20,680ドルが終値。
NY貴金属はユーロ高ドル安とテクニカルで急騰。金・銀急騰、PGM系はPd急反発、Pt大幅続伸。金は前日比18.3ドル高、1,298.1ドルで大引け。NY原油は小幅続伸。ドル安・株高に支援。前日比0.56ドル高、53.69ドルで大引け。
25日のNYダウは、反発。前日比183.96ドル高の、2万4,737.2ドルで大引け。1か月半ぶり高値。FRBの引締め鈍化思惑で。25日の日経平均は4日ぶり反発。前日比198円93銭高、2万円773円56銭で大引け。約1か月ぶり高値。海外勢買いとアジア株高で。25日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安で概ね騰勢 Cu Al Pb直近支持線突破』
現地時間25日のLME相場は、ドル安に支援されおおむね上伸、一方錫先物は1,000トン以上の在庫増加で下落。
カッパー3Mは反発。年明け来初めて6,000ドルの節目を突破して引け2.2%上伸、取引量も2万400ロットで一番の出来高だった。推定銅建値は日本時間26日5AM時点で、為替109.77円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
アルミ3Mは反発。今週に入って27万2,000トンの在庫が出荷引き当てされ(大部分はマレーシア在庫から)、3M物は1,900ドルの節目を、週初は下くぐったところで膠着したが、直近取引では上抜いて推移している。前日比29ドル高、1,919.5ドルで引けた。
鉛3Mは続伸。後場に入って直近支持線の2,100ドルを超えて取引され、2018年10月16日来の高値を付けた。前日比36ドル高、2,109ドルが終値。
亜鉛3Mもつれて続伸。2,700ドルをうかがって取引された。前日比33ドル高、2,673ドルで引けている。
有力業界アナリスト筋によれば「カッパーに関しては市場参加者は売りポジションを取っているようだが、現時点のポジションはすでに下振れリスクを取り過ぎており、近々にはショートカバーが入るだろう。」としている。
LME在庫はメタル全般で減少しており、鉛と亜鉛はほぼ10年来の低水準、ニッケルは2014年来の最低水準となっている。
ニッケル3Mは続伸。直近では12,000ドルの節目を若干下回ったところで取引されている。これは2018年最安値の12月31日時点10,500ドルから12%以上上昇している。
錫3Mは反落。1989年6月来最低水準にあったLME総在庫が同日2014年来の流入にあい、メタル中唯一下落したが、20,500ドルを越えたところで支持されている。前日比245ドル安、20,680ドルが終値。
NY貴金属はユーロ高ドル安とテクニカルで急騰。金・銀急騰、PGM系はPd急反発、Pt大幅続伸。金は前日比18.3ドル高、1,298.1ドルで大引け。NY原油は小幅続伸。ドル安・株高に支援。前日比0.56ドル高、53.69ドルで大引け。
25日のNYダウは、反発。前日比183.96ドル高の、2万4,737.2ドルで大引け。1か月半ぶり高値。FRBの引締め鈍化思惑で。25日の日経平均は4日ぶり反発。前日比198円93銭高、2万円773円56銭で大引け。約1か月ぶり高値。海外勢買いとアジア株高で。25日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
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MIRU MORNING EXPRESS 現地1月24日
『新規キャンセルワラントが支え 鉛、亜鉛、錫連れ高』
現地時間24日のLME相場は、総じての新キャランセルワラント発生のなか、鉛の上げ幅2.2%が相場をリード、亜鉛、錫もつられて高く引けた。
鉛に関しては、オンワラント在庫が2009年来の減少で、4万1,000トン強で推移。
錫も継続的な在庫減少と新規ワラントキャンセルを受けて価格上昇。LME総在庫は、30年来の減少で現時点で1,000トンを切っている。中国に次ぐ世界第2の錫輸出国であるインドネシアからの出荷遅延が続いて現物と先物双方の市場で需給はひっ迫、フォワードカーブのタイト感も引き続き価格上昇要因となっている。直物/3M物スプレッドは直近で2018年8月来最大の開きとなる195ドルの逆鞘となっている。鉛3Mは前日比46ドル高、2,073ドル、錫3Mは225ドル高、20,925ドルでそれぞれ引けた。
アルミは18万トンのキャンセルワラントが今週に入って発生、LMEのワラント預託の遅延を引き起こしている。アルミ3Mは後場値を落としたが、序盤時点での在庫減少に支援されて2019年に入って初めて1,900ドルを上抜く場面もあった。中国需要減速懸念で上値削られた。
亜鉛も今週に入って3万4,000トンの出荷引き当てが欧州、北米で生じている。3M物は2018年10月来の節目2,600ドル超えでしっかり支持された。
カッパー3Mは反落。中国株が堅調に引けたことを好感し、序盤に5,962ドルまで小高くなった。しかし前日の高値5,982.5ドルを超えることなく、前半でマイナスサイドに軟化。
アルミと同様に中国の景気に対する不安からの需要減少懸念は強く、終盤に今月14日に5,897ドルまで下落。5,900 ドル割れは買い拾われたが、小安く引けた。前日比29.5ドル安、5,922ドルが終値。推定銅建値は日本時間25日6AM時点で、為替109.71円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
ニッケル3Mは続伸。2018年10月来越えていない節目12,000ドルをうかがって引けた。
NY貴金属はユーロ安に圧迫され総じて下落。金・銀反落、PGM系はPd反落、Pt続伸。金は前日比4.2ドル下落、1,279.8ドルで大引け。
NY原油は小反発。EIA在庫急増も午後は小高く推移。前日比0.51ドル高、53.13ドルで大引け。
24日のNYダウは、米中合意期待後退から反落。前日比22.38ドル安の2万4,553.24ドルで大引け。24日の日経平均は3日続落。前日比19円09銭安、2万円574円63銭で大引け。世界景気減速懸念。円安・アジア株高で下値限定。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反発。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円50~60銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『新規キャンセルワラントが支え 鉛、亜鉛、錫連れ高』
現地時間24日のLME相場は、総じての新キャランセルワラント発生のなか、鉛の上げ幅2.2%が相場をリード、亜鉛、錫もつられて高く引けた。
鉛に関しては、オンワラント在庫が2009年来の減少で、4万1,000トン強で推移。
錫も継続的な在庫減少と新規ワラントキャンセルを受けて価格上昇。LME総在庫は、30年来の減少で現時点で1,000トンを切っている。中国に次ぐ世界第2の錫輸出国であるインドネシアからの出荷遅延が続いて現物と先物双方の市場で需給はひっ迫、フォワードカーブのタイト感も引き続き価格上昇要因となっている。直物/3M物スプレッドは直近で2018年8月来最大の開きとなる195ドルの逆鞘となっている。鉛3Mは前日比46ドル高、2,073ドル、錫3Mは225ドル高、20,925ドルでそれぞれ引けた。
アルミは18万トンのキャンセルワラントが今週に入って発生、LMEのワラント預託の遅延を引き起こしている。アルミ3Mは後場値を落としたが、序盤時点での在庫減少に支援されて2019年に入って初めて1,900ドルを上抜く場面もあった。中国需要減速懸念で上値削られた。
亜鉛も今週に入って3万4,000トンの出荷引き当てが欧州、北米で生じている。3M物は2018年10月来の節目2,600ドル超えでしっかり支持された。
カッパー3Mは反落。中国株が堅調に引けたことを好感し、序盤に5,962ドルまで小高くなった。しかし前日の高値5,982.5ドルを超えることなく、前半でマイナスサイドに軟化。
アルミと同様に中国の景気に対する不安からの需要減少懸念は強く、終盤に今月14日に5,897ドルまで下落。5,900 ドル割れは買い拾われたが、小安く引けた。前日比29.5ドル安、5,922ドルが終値。推定銅建値は日本時間25日6AM時点で、為替109.71円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
ニッケル3Mは続伸。2018年10月来越えていない節目12,000ドルをうかがって引けた。
NY貴金属はユーロ安に圧迫され総じて下落。金・銀反落、PGM系はPd反落、Pt続伸。金は前日比4.2ドル下落、1,279.8ドルで大引け。
NY原油は小反発。EIA在庫急増も午後は小高く推移。前日比0.51ドル高、53.13ドルで大引け。
24日のNYダウは、米中合意期待後退から反落。前日比22.38ドル安の2万4,553.24ドルで大引け。24日の日経平均は3日続落。前日比19円09銭安、2万円574円63銭で大引け。世界景気減速懸念。円安・アジア株高で下値限定。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は小反発。前日比10銭円高ドル安の1ドル=109円50~60銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地1月23日
『ドル安背景でLME反発 全面高』
現地23日のLME市場はドル安背景に反発、全面高となった。アルミ3Mは続伸。終値は前日比26ドル高の1,909ドルと久々の1,900ドル超え。在庫は200トン増の130万1,825トンだが、キャンセルワラントも増加中。ポートクランで新規に94,300トンのCWが出る。1か月ぶりの高値。中国の減産の可能性、ロシアRusalへの制裁は解除されているもののまたぞろ再燃する可能性もあり。米露対立で。
亜鉛反発。終値は前日比44ドル高の2,620ドルで引け。亜鉛在庫は725トン減の11万8,100トン。亜鉛のキャンセルワラントも増えており、この日は22,000トンのCWが発生。
鉛も上昇、前日比6ドル高の2,027ドルと2,000ドル台を一般化さす。鉛在庫は1,925トン減の8万6,625トン。この10年ぶりの低水準在庫が引き続き強力に鉛相場を下支え。
スズも上昇し275ドル高の20,700ドルで引け。LMEスズ在庫は105トン減の985トンと1,000トン割れ。18年6月以来の高値水準。こちらも10年ぶりの低水準在庫が相場を支えている。
カッパー3Mも反発。前日比16ドル高の5,951ドルで引け。インドのVedantaResourcesが保有するツチコリン製錬所がいよいよ操業再開に向けて立ち上がる見込み。ツチコリンは年産40万トンの銅精錬所。NYカッパーも上昇、前日比50セント高の269.40セント。
ニッケルも追随して上昇、前日比120ドル高の11,700ドル。
すでに低位安定型のインジウム価格がさらに下落予兆。かつてマイナーメタル市場をにぎわした中国雲南省のFanya取引所に塩漬けになっているインジウム在庫のうち約30トン(Fanyaのインジウム全在庫は3,600トンと言われているが)を28日~29日に競売入札にかける。開始価格はキロ当たり1,200元(177$/kg=VAT抜き)と安価。アリババのプラットフォームでオークションにかける。しかしいわくつきのFanyaのインジウムの買い手がつくのかどうか疑問視もされている。Fanyaが盛り上がっていた2014年3月にインジウムは750$まで上昇したが、Fanyaの崩壊で値崩れ。足元は220$前後で低位安定。
23日のNY原油は続落。前日比0.39$安の52.62$。ロシアの高水準の原油生産、米株失速からDown。NY金は小幅に続伸。0.6$高の1,284$。株安懸念で相対的に金UP。金より高いパラジウム反発1.7$高の1,308.2$。Ptも5.2$高796$。
23日の日経平均終値は前日比29.19円安の20,593円72銭。22日のロンドン外為で円は1ドル=109円60~70銭。20銭円安ドル高。23日のNY株は反発。前日比171.14$高の24,575.62$で引け。IBM、P&Gの良好な決算が相場をけん引した。
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『ドル安背景でLME反発 全面高』
現地23日のLME市場はドル安背景に反発、全面高となった。アルミ3Mは続伸。終値は前日比26ドル高の1,909ドルと久々の1,900ドル超え。在庫は200トン増の130万1,825トンだが、キャンセルワラントも増加中。ポートクランで新規に94,300トンのCWが出る。1か月ぶりの高値。中国の減産の可能性、ロシアRusalへの制裁は解除されているもののまたぞろ再燃する可能性もあり。米露対立で。
亜鉛反発。終値は前日比44ドル高の2,620ドルで引け。亜鉛在庫は725トン減の11万8,100トン。亜鉛のキャンセルワラントも増えており、この日は22,000トンのCWが発生。
鉛も上昇、前日比6ドル高の2,027ドルと2,000ドル台を一般化さす。鉛在庫は1,925トン減の8万6,625トン。この10年ぶりの低水準在庫が引き続き強力に鉛相場を下支え。
スズも上昇し275ドル高の20,700ドルで引け。LMEスズ在庫は105トン減の985トンと1,000トン割れ。18年6月以来の高値水準。こちらも10年ぶりの低水準在庫が相場を支えている。
カッパー3Mも反発。前日比16ドル高の5,951ドルで引け。インドのVedantaResourcesが保有するツチコリン製錬所がいよいよ操業再開に向けて立ち上がる見込み。ツチコリンは年産40万トンの銅精錬所。NYカッパーも上昇、前日比50セント高の269.40セント。
ニッケルも追随して上昇、前日比120ドル高の11,700ドル。
すでに低位安定型のインジウム価格がさらに下落予兆。かつてマイナーメタル市場をにぎわした中国雲南省のFanya取引所に塩漬けになっているインジウム在庫のうち約30トン(Fanyaのインジウム全在庫は3,600トンと言われているが)を28日~29日に競売入札にかける。開始価格はキロ当たり1,200元(177$/kg=VAT抜き)と安価。アリババのプラットフォームでオークションにかける。しかしいわくつきのFanyaのインジウムの買い手がつくのかどうか疑問視もされている。Fanyaが盛り上がっていた2014年3月にインジウムは750$まで上昇したが、Fanyaの崩壊で値崩れ。足元は220$前後で低位安定。
23日のNY原油は続落。前日比0.39$安の52.62$。ロシアの高水準の原油生産、米株失速からDown。NY金は小幅に続伸。0.6$高の1,284$。株安懸念で相対的に金UP。金より高いパラジウム反発1.7$高の1,308.2$。Ptも5.2$高796$。
23日の日経平均終値は前日比29.19円安の20,593円72銭。22日のロンドン外為で円は1ドル=109円60~70銭。20銭円安ドル高。23日のNY株は反発。前日比171.14$高の24,575.62$で引け。IBM、P&Gの良好な決算が相場をけん引した。
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地1月22日
『世界経済減速懸念+米中貿易交渉中断が嫌気さる』
現地22日のLME市場は、アルミ、鉛は上昇したが、他は下落。中国の経済成長減速に伴い、アルミ、亜鉛、鉛の供給が落ち込むのではないかとの観測から買いが入る。
21日に発表されたIMFによる今年の世界経済成長率予想は3.5%に下方修正される。3年ぶりの低成長。中国の2018年のGDPは前年比6.6%で28年ぶりの低水準だった。米が中国との貿易交渉をキャンセルと報じられて嫌気。
アルミ3Mは1.6%の上昇をみせ、終値は前日比31ドル高の1,883ドルで引けた。在庫は25トン減の130万1625トン。17,000ロットの取引量があった。
アルミ合金ADC12の中国輸出価格は下落。CIFjapanで1,540~1,560ドルまで下落。ロシアベースメタル5M2とほぼ同値。2月前半の国内アルミスクラップ市況も続落公算大。
鉛3Mは続伸。前日比8ドル高の2,021ドルで引け。LME鉛在庫は3,200トン減の8万8,550トンまで減少。過去10年で最低水準。この低水準在庫が相場を押し上げ。
国内鉛建値も22日に283円まで引き上げられている。指標相場は堅調だが、鉛バッテリースクラップは続落基調で市中実勢40~45円。
LMEコバルト続落。トン36,000ドル。ポンド当たり16.32ドル。LMBコバルト価格はポンド当たり21~22ドルとこちらも続落。弱含み地合い。
ニッケル反落。午後に1.8%の下落をみたが11,500ドル台はキープ。終値は前日比220ドル安の11,580ドル。しかしLMEニッケル在庫は2202トン増の20万2,668トンに。
酸化モリブデン下落。ポンド当たり10.7~10.9ドルに。
中国経済先行き懸念でカッパーDown。前日比46ドル安の5,935ドルで引けた。在庫は14万5,025トンでかわらず。この終値と為替110円で計算した国内建値推定理論値は695円で現行建値圏内。
NYカッパーはポンド268.90セントに下落。
亜鉛3Mは午前取引では上昇したが、終値は12ドル安の2,576ドルに。在庫は1,100トン減の11万8,825トン。
スズは225ドル安の20,425ドルで引け。在庫は1,090トンときわめて低位で推移
22日のNY原油は反落。前日比1.23ドル安の52.57ドル。IMFの2019年、2020年の世界経済成長率下方修正と中国の2018年GDP結果が相場を圧迫。米が中国との貿易交渉をキャンセルしたという報道も嫌気さる。
NY金は小反発。前営業日比0.8ドル高の1,283.4ドル。株安、ドル安から小幅に反発。PGMは大幅下げ。パラジウムは利食い売りで28.6ドル安の1,306.5ドル。プラチナ10.9ドル安の791.2ドル。
22日の日経平均株価は前日比96.42円安の2万622円91銭。22日のロンドン外為市場で円は20銭円高の1ドル=109円40~50銭。22日の米株は5営業日ぶりに反落。前週末比301.87ドル安の2万4,404.48ドル。中国、世界全体の景気減速への警戒感が広がり売り優勢の流れが続いた。
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『世界経済減速懸念+米中貿易交渉中断が嫌気さる』
現地22日のLME市場は、アルミ、鉛は上昇したが、他は下落。中国の経済成長減速に伴い、アルミ、亜鉛、鉛の供給が落ち込むのではないかとの観測から買いが入る。
21日に発表されたIMFによる今年の世界経済成長率予想は3.5%に下方修正される。3年ぶりの低成長。中国の2018年のGDPは前年比6.6%で28年ぶりの低水準だった。米が中国との貿易交渉をキャンセルと報じられて嫌気。
アルミ3Mは1.6%の上昇をみせ、終値は前日比31ドル高の1,883ドルで引けた。在庫は25トン減の130万1625トン。17,000ロットの取引量があった。
アルミ合金ADC12の中国輸出価格は下落。CIFjapanで1,540~1,560ドルまで下落。ロシアベースメタル5M2とほぼ同値。2月前半の国内アルミスクラップ市況も続落公算大。
鉛3Mは続伸。前日比8ドル高の2,021ドルで引け。LME鉛在庫は3,200トン減の8万8,550トンまで減少。過去10年で最低水準。この低水準在庫が相場を押し上げ。
国内鉛建値も22日に283円まで引き上げられている。指標相場は堅調だが、鉛バッテリースクラップは続落基調で市中実勢40~45円。
LMEコバルト続落。トン36,000ドル。ポンド当たり16.32ドル。LMBコバルト価格はポンド当たり21~22ドルとこちらも続落。弱含み地合い。
ニッケル反落。午後に1.8%の下落をみたが11,500ドル台はキープ。終値は前日比220ドル安の11,580ドル。しかしLMEニッケル在庫は2202トン増の20万2,668トンに。
酸化モリブデン下落。ポンド当たり10.7~10.9ドルに。
中国経済先行き懸念でカッパーDown。前日比46ドル安の5,935ドルで引けた。在庫は14万5,025トンでかわらず。この終値と為替110円で計算した国内建値推定理論値は695円で現行建値圏内。
NYカッパーはポンド268.90セントに下落。
亜鉛3Mは午前取引では上昇したが、終値は12ドル安の2,576ドルに。在庫は1,100トン減の11万8,825トン。
スズは225ドル安の20,425ドルで引け。在庫は1,090トンときわめて低位で推移
22日のNY原油は反落。前日比1.23ドル安の52.57ドル。IMFの2019年、2020年の世界経済成長率下方修正と中国の2018年GDP結果が相場を圧迫。米が中国との貿易交渉をキャンセルしたという報道も嫌気さる。
NY金は小反発。前営業日比0.8ドル高の1,283.4ドル。株安、ドル安から小幅に反発。PGMは大幅下げ。パラジウムは利食い売りで28.6ドル安の1,306.5ドル。プラチナ10.9ドル安の791.2ドル。
22日の日経平均株価は前日比96.42円安の2万622円91銭。22日のロンドン外為市場で円は20銭円高の1ドル=109円40~50銭。22日の米株は5営業日ぶりに反落。前週末比301.87ドル安の2万4,404.48ドル。中国、世界全体の景気減速への警戒感が広がり売り優勢の流れが続いた。
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MIRU Morning EXPRESS 現地1月21日
『中国成長鈍化懸念から売り買い交錯継続』
現地時間21日のLME相場は、売り買い交錯して引け、カッパー、アルミ、ニッケルの3M物は先週末の全面的な回復を維持できなかった。
市場の関心は中国の第4四半期実績に集中。それによると2018年年末にかけ経済は一段と減速、GDP成長率は28年来の低さのわずか6.4%となった。
カッパー3Mは先週後半は中国の経済刺激策による需要回復を期待して騰勢にあったが、第4四半期の実績が報じられると前場から反落。メタル類鋳最大の値動きとなる先週末比71ドル安、5,961ドルで引けた。LME在庫は17日比9,925トン増加、14万5,025トン。推定銅建値は、日本時間22日5AM時点で、為替109.52円に対してキロ700円、国内銅建値に10円程上げ余地。
アルミ、ニッケル3Mは連れて反落。アルミは先週末比18ドル安、1,852ドル、ニッケルは20ドル安、11,800ドルでそれぞれ引けている。中国市場の先行き不透明感から終日市場は一段の弱気センチメントが支配的となり、先週のカッパー、アルミ、ニッケルといった中国関連メタル類の強気センチメントはないも同然となった。
しかし、こうした弱気の流れにもかかわらず、亜鉛3Mは、先週末比8ドル高、2,588ドルで引けた。2019年でもインフラ関係からの中国亜鉛需要は旺盛と予測され、自動車産業と建築関連の活動も改善されている。米中貿易交渉への期待の継続が亜鉛3M価格に反映されたが、カッパー、アルミ、ニッケルには関係なかった。交錯した週明け市場の動きは、米中交渉への期待と中国第4四半期GDP成長減速という相反する材料を反映している。後者は上値を削ずる形で表れている。春節が目前だが中国市場のデータ収集が10日間中断することで、方向感を欠いたメタル市場の動きが出ている可能性もある。
錫、鉛3Mは続騰。錫は先週末比25ドル高、20,650ドル鉛は、同じく15ドル高、2,013ドルで引けた。
米国はマーチン・ルーサー・キングデイで祝日のため各市場は休場。
21日の日経平均は続伸。先週末比53円26銭高、2万円719円33銭で大引け。米株高を好感。売買高は2兆円割る。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は先週末から横ばいの1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
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『中国成長鈍化懸念から売り買い交錯継続』
現地時間21日のLME相場は、売り買い交錯して引け、カッパー、アルミ、ニッケルの3M物は先週末の全面的な回復を維持できなかった。
市場の関心は中国の第4四半期実績に集中。それによると2018年年末にかけ経済は一段と減速、GDP成長率は28年来の低さのわずか6.4%となった。
カッパー3Mは先週後半は中国の経済刺激策による需要回復を期待して騰勢にあったが、第4四半期の実績が報じられると前場から反落。メタル類鋳最大の値動きとなる先週末比71ドル安、5,961ドルで引けた。LME在庫は17日比9,925トン増加、14万5,025トン。推定銅建値は、日本時間22日5AM時点で、為替109.52円に対してキロ700円、国内銅建値に10円程上げ余地。
アルミ、ニッケル3Mは連れて反落。アルミは先週末比18ドル安、1,852ドル、ニッケルは20ドル安、11,800ドルでそれぞれ引けている。中国市場の先行き不透明感から終日市場は一段の弱気センチメントが支配的となり、先週のカッパー、アルミ、ニッケルといった中国関連メタル類の強気センチメントはないも同然となった。
しかし、こうした弱気の流れにもかかわらず、亜鉛3Mは、先週末比8ドル高、2,588ドルで引けた。2019年でもインフラ関係からの中国亜鉛需要は旺盛と予測され、自動車産業と建築関連の活動も改善されている。米中貿易交渉への期待の継続が亜鉛3M価格に反映されたが、カッパー、アルミ、ニッケルには関係なかった。交錯した週明け市場の動きは、米中交渉への期待と中国第4四半期GDP成長減速という相反する材料を反映している。後者は上値を削ずる形で表れている。春節が目前だが中国市場のデータ収集が10日間中断することで、方向感を欠いたメタル市場の動きが出ている可能性もある。
錫、鉛3Mは続騰。錫は先週末比25ドル高、20,650ドル鉛は、同じく15ドル高、2,013ドルで引けた。
米国はマーチン・ルーサー・キングデイで祝日のため各市場は休場。
21日の日経平均は続伸。先週末比53円26銭高、2万円719円33銭で大引け。米株高を好感。売買高は2兆円割る。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は先週末から横ばいの1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU Morning EXPRESS 現地1月18日
『米中貿易交渉を注視 ニッケル1.9%上昇』
現地時間18日のLME相場は、米中貿易交渉進展への期待の継続と強気のセンチメントが広がりから、総じて上昇したところで地合い固めた。
アルミ3Mは反発。米国の対中関税引き下げ検討や、中国の輸入拡大提案などの報道を背景に米中の通商協議に対する期待感が高まったことを受けて堅調となった。LME在庫に大幅な新規キャンセルワラントが生じ、全世界で2万2,300トン、1.7%におよんだが、96%はアジア圏のBusanとPort Klangで生じた。現物に対する実需を反映しているのかチャイニーズニューイヤー控えた動きなのか判断は時期尚早。前日比12ドル高、1,870ドルで引けている。
ニッケル3Mは反発。11,820ドルで引けたが、上げ幅1.9%はメタル類でこの日最大。今週に入って2ヵ月来の高値で取引され3.3%上昇しているが、スプレッドのタイト感も出てきて、直物/2月限物のスプレッドは直近1ドル逆鞘で、月曜日の35ドル逆鞘から縮小している。
カッパー3Mは続伸。米中の通商協議に対する期待感や株高を受けて買い優勢となった。心理的節目6,000ドルを突破、前日比60ドル高、6,052ドルが終値。推定銅建値は、日本時間19日6AM 時点で、為替109.73円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
亜鉛3Mは続騰。前日から1.2%上昇し、33ドル高、2,580ドルで引けている。全世界生産の40%を占める中国の精錬メーカーは昨年9月来環境規制にあって生産制限を受けていることが大きな背景。
鉛3Mは反発。前場から騰勢となり、2,000ドル節目を試す前日比35ドル高、1,998ドルが終値となった。
鉄鉱石指標は急騰、前日比1.15ドル高、75,7ドルとなっている。ドル指標は0.3%上昇して、96.38。
NY貴金属はドル高に圧迫されて総じて下落。金銀続落、PGM系はPd,Ptともに反落。金は前日比9.7ドル安、1,282.6ドルで大引け。
NY原油は急反発。OPEC減産や米中貿易期待で。前日比比1.73ドル高の53.8ドルで引けた。
18日のNYダウは4日続伸。前日比336.25ドル高、2万4,706.35ドルで大引け。1か月半ぶり高値。米中交渉進展を期待。18日の日経平均は3日ぶり反発。前日比263円80銭高、2万円666円07銭で大引け。米株高を好感。米中摩擦警戒は後退。18日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日続落。前日比60銭円安ドル高の1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。世界的株高で。
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『米中貿易交渉を注視 ニッケル1.9%上昇』
現地時間18日のLME相場は、米中貿易交渉進展への期待の継続と強気のセンチメントが広がりから、総じて上昇したところで地合い固めた。
アルミ3Mは反発。米国の対中関税引き下げ検討や、中国の輸入拡大提案などの報道を背景に米中の通商協議に対する期待感が高まったことを受けて堅調となった。LME在庫に大幅な新規キャンセルワラントが生じ、全世界で2万2,300トン、1.7%におよんだが、96%はアジア圏のBusanとPort Klangで生じた。現物に対する実需を反映しているのかチャイニーズニューイヤー控えた動きなのか判断は時期尚早。前日比12ドル高、1,870ドルで引けている。
ニッケル3Mは反発。11,820ドルで引けたが、上げ幅1.9%はメタル類でこの日最大。今週に入って2ヵ月来の高値で取引され3.3%上昇しているが、スプレッドのタイト感も出てきて、直物/2月限物のスプレッドは直近1ドル逆鞘で、月曜日の35ドル逆鞘から縮小している。
カッパー3Mは続伸。米中の通商協議に対する期待感や株高を受けて買い優勢となった。心理的節目6,000ドルを突破、前日比60ドル高、6,052ドルが終値。推定銅建値は、日本時間19日6AM 時点で、為替109.73円に対しキロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
亜鉛3Mは続騰。前日から1.2%上昇し、33ドル高、2,580ドルで引けている。全世界生産の40%を占める中国の精錬メーカーは昨年9月来環境規制にあって生産制限を受けていることが大きな背景。
鉛3Mは反発。前場から騰勢となり、2,000ドル節目を試す前日比35ドル高、1,998ドルが終値となった。
鉄鉱石指標は急騰、前日比1.15ドル高、75,7ドルとなっている。ドル指標は0.3%上昇して、96.38。
NY貴金属はドル高に圧迫されて総じて下落。金銀続落、PGM系はPd,Ptともに反落。金は前日比9.7ドル安、1,282.6ドルで大引け。
NY原油は急反発。OPEC減産や米中貿易期待で。前日比比1.73ドル高の53.8ドルで引けた。
18日のNYダウは4日続伸。前日比336.25ドル高、2万4,706.35ドルで大引け。1か月半ぶり高値。米中交渉進展を期待。18日の日経平均は3日ぶり反発。前日比263円80銭高、2万円666円07銭で大引け。米株高を好感。米中摩擦警戒は後退。18日のロンドン外為では、対ドル円相場は4日続落。前日比60銭円安ドル高の1ドル=109円60~70銭で取引されている(現地16:00時点比較)。世界的株高で。
情報提供会社: I R universe株式会社
金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU Morning EXPRESS 現地1月17日
『売り買い交錯し膠着 亜鉛先物 2%上昇』
現地時間17日のLME相場は、売り買い交錯して引けた。亜鉛3Mが2%近く上昇する一方、アルミは売り買い活発ながら取引量は中程度、それでもメタル群の中で一番出来だった。
亜鉛3Mは反発。前場切り下げたが後場に入って終始回復し直近の抵抗線2,500ドルを突破、今週に入って上げ下げ交錯したものの2018年12月20日来の高値圏で引けた。前日比50ドル高、2,547ドルが終値。市場参加者は直物/3M物のスプレッドが先週の77ドル逆鞘から今週1.5ドルにまで縮小したのをうけフォワードカーブの動向を注視。スプレッドは直近8.5ドル逆鞘となっている。
3Mアルミは小幅反落。米財務省がロシアRusalへの制裁解除を検討しているとの報を受けて1,900ドルの節目を下くぐって取引された一方、取引高は1万4,210ロットでメタル群の中で一番出来となった。ただ制裁解除は織り込み済の面もあり、様子見の動きともいえる。前日比1ドル安、1,858ドルで引けた。
ニッケル3Mは小幅続落。前半は1万1,550ドル水準で小安く推移。中盤にかけてジリ安となり、1万1,455ドルまで軟化。終盤に押し目買いで1万1,670ドルまで切り返す場面があったが、利食い売りが根強い商状となり、2日続けて40ドル安で引けた。
カッパー3MはLMEオンワラント在庫の減少と、直物/3Mスプレッドが直近順鞘27.25ドルに縮小してフォワードカーブのタイト感が緩んでいるにもかかわらず、値動きは6,000ドル下に限定。前場では小安い動きで、後場戻して前日比22ドル高、5,992ドルで引けている。推定銅建値は日本時間18日5AM時点で、為替108.97円に対し、キロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
錫3Mは小幅な値動きに終始。
鉛3Mは旺盛なバッテリー需要と10年来のLME在庫減少にもかかわらず2,000ドル節目を下くぐったところで終始取引された。
NY金はユーロ安に圧迫され反落、前日比1.5ドル安、1,292.3ドルで大引け。銀も反落。PGM系はPd,Ptともに続伸。
NY原油は反落。石油需要の下振れ懸念が根強い。前日比比0.24ドル安の52.07ドルで引けた。
17日のNYダウは3日続伸。前日比162.94ドル高、2万4,370.1ドルで大引け。1か月ぶり高値。米が対中関税引き下げと伝わり。17日の日経平均は続落。前日比40円48銭安、2万円402円27銭で大引け。自動車・半導体株に売り。17日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円ちょうど-10銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『売り買い交錯し膠着 亜鉛先物 2%上昇』
現地時間17日のLME相場は、売り買い交錯して引けた。亜鉛3Mが2%近く上昇する一方、アルミは売り買い活発ながら取引量は中程度、それでもメタル群の中で一番出来だった。
亜鉛3Mは反発。前場切り下げたが後場に入って終始回復し直近の抵抗線2,500ドルを突破、今週に入って上げ下げ交錯したものの2018年12月20日来の高値圏で引けた。前日比50ドル高、2,547ドルが終値。市場参加者は直物/3M物のスプレッドが先週の77ドル逆鞘から今週1.5ドルにまで縮小したのをうけフォワードカーブの動向を注視。スプレッドは直近8.5ドル逆鞘となっている。
3Mアルミは小幅反落。米財務省がロシアRusalへの制裁解除を検討しているとの報を受けて1,900ドルの節目を下くぐって取引された一方、取引高は1万4,210ロットでメタル群の中で一番出来となった。ただ制裁解除は織り込み済の面もあり、様子見の動きともいえる。前日比1ドル安、1,858ドルで引けた。
ニッケル3Mは小幅続落。前半は1万1,550ドル水準で小安く推移。中盤にかけてジリ安となり、1万1,455ドルまで軟化。終盤に押し目買いで1万1,670ドルまで切り返す場面があったが、利食い売りが根強い商状となり、2日続けて40ドル安で引けた。
カッパー3MはLMEオンワラント在庫の減少と、直物/3Mスプレッドが直近順鞘27.25ドルに縮小してフォワードカーブのタイト感が緩んでいるにもかかわらず、値動きは6,000ドル下に限定。前場では小安い動きで、後場戻して前日比22ドル高、5,992ドルで引けている。推定銅建値は日本時間18日5AM時点で、為替108.97円に対し、キロ690円、国内銅建値にほぼ一致。
錫3Mは小幅な値動きに終始。
鉛3Mは旺盛なバッテリー需要と10年来のLME在庫減少にもかかわらず2,000ドル節目を下くぐったところで終始取引された。
NY金はユーロ安に圧迫され反落、前日比1.5ドル安、1,292.3ドルで大引け。銀も反落。PGM系はPd,Ptともに続伸。
NY原油は反落。石油需要の下振れ懸念が根強い。前日比比0.24ドル安の52.07ドルで引けた。
17日のNYダウは3日続伸。前日比162.94ドル高、2万4,370.1ドルで大引け。1か月ぶり高値。米が対中関税引き下げと伝わり。17日の日経平均は続落。前日比40円48銭安、2万円402円27銭で大引け。自動車・半導体株に売り。17日のロンドン外為では、対ドル円相場は3日続落。前日比20銭円安ドル高の1ドル=109円ちょうど-10銭で取引されている(現地16:00時点比較)。
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