LME&NY&SHFEMarketReport
2017年05月16日
メタルドゥ at 09:06 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地5月15日
『ドル安、原油高でAl、Cu上昇、Zn、PbはDown』
現地15日のLME市場はドル安、原油高を背景にカッパー、アルミは上昇。中国の経済統計も予想ほどには伸びなかったがプラスであったことから中国経済に対して楽観的な見方が広がる。アルミ新地金3Mは前週末比21ドル高の1,905ドル、後場1,908ドルと10日移動平均を超え、テクニカルの改善もあり上伸。NASAACは10ドルdownの1,795ドル。中国のアルミ減産期待も相場を支える。中国環境当局は28都市のアルミ新地金メーカーに対して冬季の生産縮小を命じている。スモッグ対策で。
輸入再生塊の中国ADC12は1,790ドル前後(CIFjapan)ロシアAK5M2は1,710ドル前後まで後退。5月後半の国内アルミスクラップ市場は一部高値品種を除いて横ばい。
カッパー3Mは前週末比71ドル高の5,612ドル、後場5,613ドル。LME銅在庫は4,225トン減の32万5,150トン。中国の4月の鉱工業生産が予想よりも減速したことから弱気とみるアナリストもいるが、8日の安値5,462ドルを経て底値は脱した感あり。またSHFEの銅在庫が 5日比で2万トン減少したこともプラス材料。実需筋が現物銅地金の調達に動いたとされている。ニッケルは20ドルdownの9,345ドル、後場9,375ドル。LMEニッケル在庫は972トン減の37万9,638トン。
亜鉛、鉛はファンド筋の売りに圧されて反落。亜鉛は7.5ドル安の2,585.5ドル、鉛は31.5ドル安の2,140ドル。後場2,128ドル。
中国の習近平国家主席、一帯一路構想に1,240億ドルを投じると表明す。1-4月の中国不動産投資は前年比9.3%増、不動産販売は15.7%増。1-4月の中国固定資産投資は前年比8.9%増加、予想の9.1%増を下回る。4月の中国鉱工業生産は前年比6.5%増、予想の7.1 %増を下回る。4月の中国小売売上高は前年比10.7%増加、予想は10.6%増加。5月の米NY州製造業業況指数はマイナス1.00、予想は7.00。
15日のNY原油先物は大幅反発。前週末比1.01ドル高の48.85ドル。サウジアラビアとロシアが減産期間延長との見解で合意したことが相場を押し上げ。来年3月までの減産延長合意を目指すとしている。
15日のNYダウは5営業日ぶりに反発。前週末比85.33ドル高の2万981.94ドル。原油上昇でエネルギー関連株が買われた。
15日のロンドン外為市場で円相場は反落。前週末比40銭円安ドル高の1ドル=113円60銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安、原油高でAl、Cu上昇、Zn、PbはDown』
現地15日のLME市場はドル安、原油高を背景にカッパー、アルミは上昇。中国の経済統計も予想ほどには伸びなかったがプラスであったことから中国経済に対して楽観的な見方が広がる。アルミ新地金3Mは前週末比21ドル高の1,905ドル、後場1,908ドルと10日移動平均を超え、テクニカルの改善もあり上伸。NASAACは10ドルdownの1,795ドル。中国のアルミ減産期待も相場を支える。中国環境当局は28都市のアルミ新地金メーカーに対して冬季の生産縮小を命じている。スモッグ対策で。
輸入再生塊の中国ADC12は1,790ドル前後(CIFjapan)ロシアAK5M2は1,710ドル前後まで後退。5月後半の国内アルミスクラップ市場は一部高値品種を除いて横ばい。
カッパー3Mは前週末比71ドル高の5,612ドル、後場5,613ドル。LME銅在庫は4,225トン減の32万5,150トン。中国の4月の鉱工業生産が予想よりも減速したことから弱気とみるアナリストもいるが、8日の安値5,462ドルを経て底値は脱した感あり。またSHFEの銅在庫が 5日比で2万トン減少したこともプラス材料。実需筋が現物銅地金の調達に動いたとされている。ニッケルは20ドルdownの9,345ドル、後場9,375ドル。LMEニッケル在庫は972トン減の37万9,638トン。
亜鉛、鉛はファンド筋の売りに圧されて反落。亜鉛は7.5ドル安の2,585.5ドル、鉛は31.5ドル安の2,140ドル。後場2,128ドル。
中国の習近平国家主席、一帯一路構想に1,240億ドルを投じると表明す。1-4月の中国不動産投資は前年比9.3%増、不動産販売は15.7%増。1-4月の中国固定資産投資は前年比8.9%増加、予想の9.1%増を下回る。4月の中国鉱工業生産は前年比6.5%増、予想の7.1 %増を下回る。4月の中国小売売上高は前年比10.7%増加、予想は10.6%増加。5月の米NY州製造業業況指数はマイナス1.00、予想は7.00。
15日のNY原油先物は大幅反発。前週末比1.01ドル高の48.85ドル。サウジアラビアとロシアが減産期間延長との見解で合意したことが相場を押し上げ。来年3月までの減産延長合意を目指すとしている。
15日のNYダウは5営業日ぶりに反発。前週末比85.33ドル高の2万981.94ドル。原油上昇でエネルギー関連株が買われた。
15日のロンドン外為市場で円相場は反落。前週末比40銭円安ドル高の1ドル=113円60銭。
情報提供会社: I R universe株式会社