LME&NY&SHFEMarketReport
2015年02月02日
メタルドゥ at 10:19 | Comments(0) | 市況予測
LME&NY&SHFEMarketReport現地1月30日
『月末のファンド買いでメタル反発も一時的』
ドル高、株安のメタル圧迫背景ではあったが、週末、月末を控えたファンドのメタル買いが入り急反発。好調な米経済指標にものり上昇。ギリシャの先行き、中国経済の行方と懸念材料はいまだ残るがこの日はポジション調整的なファンド買いに終始した。
12月の独小売売上高は前月比0.2%増加、予想の0.3%増加を下回る。4QのスペインGDP速報値は前期比0.7%増加、予想は0.6%増加だった。ロシア中央銀行、主要政策金利を17%から15%に引き下げ。独財務省報道官、ギリシャ金融支援の延長は改革継続が必要との見解示す。4Qの米GDP速報値は前期比2.6%増加、予想の3%増加を下回る。1月のシカゴ購買部協会景気指数は59.4に上昇、予想の57.5を上回る。
30日のNY外為は円上昇。米の4QGDPが市場予想を下回ったことから世界経済への影響を懸念。円買い強まりドル安へ。1ドル=117円58銭に。
NYMEX原油は大幅反発。前日比3.71ドル高の1バレル=48.24ドル。2012年6月29日以来の大幅高。しかし1月月間では9.4%の下落、月間では7ヶ月連続の値下がりとなっている。この過去7ヶ月に及ぶ価格下落で生産増加に歯止めがかかる、との報告から値を上げる。
NY金も急反発。前日比23.5ドル高の1278.5ドル。米の4QGDPが予想を下回ったことから安全逃避買い再び。月末のファンド買いも一因。この1月での金の値上がりは3年ぶりの大幅高で8%高。2012年1月以来の上げ幅。
NycomexCopperは反発。前日比1.8%高のポンド2.4945ドルでCLOSE。29日には2.4515ドルで09年7月以来、5年半ぶりの安値に陥落していた。しかし先行き銅相場も弱い見通し。1月は12%の値下がりで明確に下げトレンドに入っている。銅価格は今後数週間はBEARな地合いが続くとみられる。中国の買いが減る2月、増加し続ける在庫は銅をより一層の低価格に導く。
鉄鉱石も1月は昨年5月以来最悪の12.5%の値下がり率となった。30日の鉄鉱石も62ドルまで落ちる。供給過剰に中国の需要減と完璧な下落構図。
情報提供会社: I R universe株式会社
『月末のファンド買いでメタル反発も一時的』
ドル高、株安のメタル圧迫背景ではあったが、週末、月末を控えたファンドのメタル買いが入り急反発。好調な米経済指標にものり上昇。ギリシャの先行き、中国経済の行方と懸念材料はいまだ残るがこの日はポジション調整的なファンド買いに終始した。
12月の独小売売上高は前月比0.2%増加、予想の0.3%増加を下回る。4QのスペインGDP速報値は前期比0.7%増加、予想は0.6%増加だった。ロシア中央銀行、主要政策金利を17%から15%に引き下げ。独財務省報道官、ギリシャ金融支援の延長は改革継続が必要との見解示す。4Qの米GDP速報値は前期比2.6%増加、予想の3%増加を下回る。1月のシカゴ購買部協会景気指数は59.4に上昇、予想の57.5を上回る。
30日のNY外為は円上昇。米の4QGDPが市場予想を下回ったことから世界経済への影響を懸念。円買い強まりドル安へ。1ドル=117円58銭に。
NYMEX原油は大幅反発。前日比3.71ドル高の1バレル=48.24ドル。2012年6月29日以来の大幅高。しかし1月月間では9.4%の下落、月間では7ヶ月連続の値下がりとなっている。この過去7ヶ月に及ぶ価格下落で生産増加に歯止めがかかる、との報告から値を上げる。
NY金も急反発。前日比23.5ドル高の1278.5ドル。米の4QGDPが予想を下回ったことから安全逃避買い再び。月末のファンド買いも一因。この1月での金の値上がりは3年ぶりの大幅高で8%高。2012年1月以来の上げ幅。
NycomexCopperは反発。前日比1.8%高のポンド2.4945ドルでCLOSE。29日には2.4515ドルで09年7月以来、5年半ぶりの安値に陥落していた。しかし先行き銅相場も弱い見通し。1月は12%の値下がりで明確に下げトレンドに入っている。銅価格は今後数週間はBEARな地合いが続くとみられる。中国の買いが減る2月、増加し続ける在庫は銅をより一層の低価格に導く。
鉄鉱石も1月は昨年5月以来最悪の12.5%の値下がり率となった。30日の鉄鉱石も62ドルまで落ちる。供給過剰に中国の需要減と完璧な下落構図。
情報提供会社: I R universe株式会社