LME&NY&SHFEMarketReport
2018年03月07日
メタルドゥ at 09:14 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月6日
『カッパー、ニッケル反発上昇、アルミ、亜鉛弱め』
現地6日のLME市場はドル安背景&堅調な中国の需要見通しからカッパーが反発上昇、追随してニッケルも上昇、亜鉛は前日の在庫激増ショックから立ち直れず反発力弱い。カッパー3Mはショートカバーの買いで後半に7,000ドル台に乗せた。ここ1週間の高値を記録。今年2018年の世界銅需給は16万9,000トンの供給不足になる、とMetalbulletinアナリストは予想。LMEカッパー在庫は2,525トン減の31万9,650トンに。
ニッケル3Mもドル安&カッパー追随型の上昇で13,705ドルまで上昇。LMEニッケル在庫は1,554トン減の33万2,094トンに。
アルミ新地金は小幅な値動き。カッパー&ニッケル高にも反応は限定的で前日レンジ内でのもみ合いに終始。3Mは前半に2157ドルをつけるも、上値は重く、カッパー高とは逆行し下落、最後は2,138ドルで引ける。LMEアルミ在庫は1875トン減の132万700トン。
これまではLMEメタル中のベストパフォーマーだった亜鉛が引き続きの弱含み。トランプ米大統領による鉄鋼製品輸入規制から亜鉛の地合いは急速に悪化。亜鉛は鉄鋼めっきに使われることからその影響が過剰に捉えられた。6日のSHFE亜鉛は前日比2.1% 安のトン2万5,450元と昨年12月6日以来で最大の下げを記録。LME亜鉛3Mは6ドル高の3,302ドルで引け。前半は3,272ドルまで下がり年初来の安値を更新した。LME亜鉛在庫は前日1,075トン減の20万7,975トン。
1月の米耐久財受注高は-3.6%、事前予想も-3.6%。1月の米製造業新規受注は‐1.4%、事前予想も‐1.4%
6日のNY原油は前日比0.03ドル高の62.60ドルで小幅に上げ。米EIAが月報で米の原油生産量見通しを再び引き上げたことが相場を圧迫す。方向感さだまらない値動きとなった。
NY金は反発。トランプ米大統領が関税賦課の考えを撤回する考えはない、と述べたことでドル安に振れ、金相場押し上げ。また北朝鮮が非核化に向けて対話する意向を示すと、リスク選好のユーロ高となったことも支援材料となった。銀、PGMも上昇。
6日の日経平均株価終値は前日比375.67円高の2万1,417.76円。6日のNYダウは前日比9.36ドル高の2万4,884.12ドルと小幅な上げにとどまる。日本時間午前6時過ぎのドル円は106.19円。北朝鮮の非核化に向けた意向、米の保護貿易主義からドル安円高進む。しかしトランプ米大統領に近い上院議員が大統領は関税措置の変更にオープンだ、との発言が流れるとドル円は106.20円付近まで戻す展開となった。
情報提供会社: I R universe株式会社
『カッパー、ニッケル反発上昇、アルミ、亜鉛弱め』
現地6日のLME市場はドル安背景&堅調な中国の需要見通しからカッパーが反発上昇、追随してニッケルも上昇、亜鉛は前日の在庫激増ショックから立ち直れず反発力弱い。カッパー3Mはショートカバーの買いで後半に7,000ドル台に乗せた。ここ1週間の高値を記録。今年2018年の世界銅需給は16万9,000トンの供給不足になる、とMetalbulletinアナリストは予想。LMEカッパー在庫は2,525トン減の31万9,650トンに。
ニッケル3Mもドル安&カッパー追随型の上昇で13,705ドルまで上昇。LMEニッケル在庫は1,554トン減の33万2,094トンに。
アルミ新地金は小幅な値動き。カッパー&ニッケル高にも反応は限定的で前日レンジ内でのもみ合いに終始。3Mは前半に2157ドルをつけるも、上値は重く、カッパー高とは逆行し下落、最後は2,138ドルで引ける。LMEアルミ在庫は1875トン減の132万700トン。
これまではLMEメタル中のベストパフォーマーだった亜鉛が引き続きの弱含み。トランプ米大統領による鉄鋼製品輸入規制から亜鉛の地合いは急速に悪化。亜鉛は鉄鋼めっきに使われることからその影響が過剰に捉えられた。6日のSHFE亜鉛は前日比2.1% 安のトン2万5,450元と昨年12月6日以来で最大の下げを記録。LME亜鉛3Mは6ドル高の3,302ドルで引け。前半は3,272ドルまで下がり年初来の安値を更新した。LME亜鉛在庫は前日1,075トン減の20万7,975トン。
1月の米耐久財受注高は-3.6%、事前予想も-3.6%。1月の米製造業新規受注は‐1.4%、事前予想も‐1.4%
6日のNY原油は前日比0.03ドル高の62.60ドルで小幅に上げ。米EIAが月報で米の原油生産量見通しを再び引き上げたことが相場を圧迫す。方向感さだまらない値動きとなった。
NY金は反発。トランプ米大統領が関税賦課の考えを撤回する考えはない、と述べたことでドル安に振れ、金相場押し上げ。また北朝鮮が非核化に向けて対話する意向を示すと、リスク選好のユーロ高となったことも支援材料となった。銀、PGMも上昇。
6日の日経平均株価終値は前日比375.67円高の2万1,417.76円。6日のNYダウは前日比9.36ドル高の2万4,884.12ドルと小幅な上げにとどまる。日本時間午前6時過ぎのドル円は106.19円。北朝鮮の非核化に向けた意向、米の保護貿易主義からドル安円高進む。しかしトランプ米大統領に近い上院議員が大統領は関税措置の変更にオープンだ、との発言が流れるとドル円は106.20円付近まで戻す展開となった。
情報提供会社: I R universe株式会社
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