金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地6月21日
『ドル安もG20米中交渉不透明感から全面安』
現地時間21日のLMEは、米国債利回り低下からのドル安もG20での米中貿易交渉の不透明感とイラン情勢緊迫化に圧迫されほぼ全面安となった。アルミ続落、カッパー、ニッケル反落。
カッパー3Mは反落。ドル安が支援要因となる場面も見られたが、戻りを売られて上げ一服となった。米中首脳会 談に対する不透明感も上値を抑える要因になった。前日比2ドル安、5,971ドルが終値。これに対し為替108円で理論建値はキロ687円、NYカッパー終値は前日比ポンド0.96セント安2.705ドル($5,966/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は前日比1,000トン減少、24万6,050トン。
ニッケル3Mは反落。今週は高下が目立ち6月17日安値11,725ドルから20日の高値12,390ドルの振れ幅となりこの日は2%下落したものの、12,000ドルキープ、12,090ドルで引けた。在庫は依然として7年来の低水準で、LME在庫は前日比402トン減少、16万8,684トン。薄商いで取引量は8,900ロットにとどまった。
アルミ3Mは続落。米国債の利回り低下によるドル安を受けて上昇する場面も見られたが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。米中首脳会談に対する不透明感も上値を抑える要因になった。前日比13.5ドル安、1,767.5ドルが終値。LME在庫は依然減少続け前日比8,175トン減少、102万3,450トン。
鉄鉱石指標は、120ドル目前で足踏み。炉マージンの圧迫懸念が表面化。
21日の日経平均は3日ぶり反落。前日比204円22銭安、2万1,258円64銭で終えた。円高警戒。地政学リスクも重荷。
21日のNYダウ平均は5日ぶり反落。前日比33.84ドル安、2万6,719.33ドルで終えた。一時過去最高値も中国企業追加禁輸措置で売られる。JMロジウムは続落。前日比40ドル安、3,280ドル。
NY金は続伸銀は反落。金は時間外ドル安から一代高値1,415.4ドルまで上伸したが、ドル安一服上げ一服。その後6月の仏PMI速報値が予測以上となったことから押し目買われ、日中もドル安から堅調となった。PGM系は反発。Pdはドル安・株高で押目買われた。Ptは時間外ドル安・金堅調で買い優勢もドル安一服で戻り売られる。日中ドル安・株高で押し目買われた。
NY原油は続伸。高値更新も上値抑制。米中交渉楽観が後退。前日比0.36ドル高、57.43ドルで大引け。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=107円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安もG20米中交渉不透明感から全面安』
現地時間21日のLMEは、米国債利回り低下からのドル安もG20での米中貿易交渉の不透明感とイラン情勢緊迫化に圧迫されほぼ全面安となった。アルミ続落、カッパー、ニッケル反落。
カッパー3Mは反落。ドル安が支援要因となる場面も見られたが、戻りを売られて上げ一服となった。米中首脳会 談に対する不透明感も上値を抑える要因になった。前日比2ドル安、5,971ドルが終値。これに対し為替108円で理論建値はキロ687円、NYカッパー終値は前日比ポンド0.96セント安2.705ドル($5,966/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は前日比1,000トン減少、24万6,050トン。
ニッケル3Mは反落。今週は高下が目立ち6月17日安値11,725ドルから20日の高値12,390ドルの振れ幅となりこの日は2%下落したものの、12,000ドルキープ、12,090ドルで引けた。在庫は依然として7年来の低水準で、LME在庫は前日比402トン減少、16万8,684トン。薄商いで取引量は8,900ロットにとどまった。
アルミ3Mは続落。米国債の利回り低下によるドル安を受けて上昇する場面も見られたが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。米中首脳会談に対する不透明感も上値を抑える要因になった。前日比13.5ドル安、1,767.5ドルが終値。LME在庫は依然減少続け前日比8,175トン減少、102万3,450トン。
鉄鉱石指標は、120ドル目前で足踏み。炉マージンの圧迫懸念が表面化。
21日の日経平均は3日ぶり反落。前日比204円22銭安、2万1,258円64銭で終えた。円高警戒。地政学リスクも重荷。
21日のNYダウ平均は5日ぶり反落。前日比33.84ドル安、2万6,719.33ドルで終えた。一時過去最高値も中国企業追加禁輸措置で売られる。JMロジウムは続落。前日比40ドル安、3,280ドル。
NY金は続伸銀は反落。金は時間外ドル安から一代高値1,415.4ドルまで上伸したが、ドル安一服上げ一服。その後6月の仏PMI速報値が予測以上となったことから押し目買われ、日中もドル安から堅調となった。PGM系は反発。Pdはドル安・株高で押目買われた。Ptは時間外ドル安・金堅調で買い優勢もドル安一服で戻り売られる。日中ドル安・株高で押し目買われた。
NY原油は続伸。高値更新も上値抑制。米中交渉楽観が後退。前日比0.36ドル高、57.43ドルで大引け。21日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅反落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=107円60~70銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社