金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地6月20日
『米早期利下げ観測からNi,Cu上昇、Al小幅反落』
現地時間20日のLMEは、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げの可能性を示唆したことに加えて、中国経済の回復に対する期待感が相場を下支えした。ニッケルとカッパーは一時3週間超ぶりの高値を付けた。
カッパー3Mは反発。米国での年内利下げ観測が強まるなか、買い優勢となった。堅調開始後緩やかに上昇、一時は6,000ドル台に達したが、終盤には修正のための売りが入り上げ幅を縮小して終えている。前日比55ドル高、5,973ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ693円、NYカッパー終値は前日比ポンド3.1セント高27,155ドル($5,987/t)で理論建値はキロ695円、あわせ国内建値に10円強の上げ余地。LME在庫は前日比1,325トン減少、24万7,050トン。
ニッケル3Mは続伸。米国での年内利下げ観測、米中通商協議に期待を受けた買いが入り、大幅に上昇。一時は12,400ドルに迫る動きを見せた。上げ幅を縮小しての終了ながら、3けたの上げ幅を記録。前日比210ドル上昇、12,300ドルが終値。
アルミ3Mは小幅反落。指定倉庫在庫の減少が続いているうえ、FOMCを受けて米国での利下げ観測が強まるなか買われて1,800ドル台に達する場面も見られたが、終盤に売られて小反落に転じた。 前日比3ドル安、1,781ドルで大引け。LME在庫は前日比7,075トン減少、103万1,625トン。
アルミナ指標はオーストラリア産が直近西部豪州入札での330ドル台要求と7月出荷予定のない在庫増、ブラジル産はアルノルテ精錬所からの供給増を受けてそれぞれ下落。両者間はプレミアムからディスカウントに逆転した。20日の日経平均は続伸。前日比128円99銭高、2万1,462円86銭で終えた。米利下げ観測で。中国株高も追い風。
20日のNYダウ平均は4日続伸。前日比249.24ドル高、2万6,753.24ドルで終えた。年初来高値。早期金利引き下げ期待で。
JMロジウムは続落。前日比70ドル安、3,320ドル。
NY金銀は急反発。金は時間外ドル安から2018年4月来高値1,397.7ドルをつけ買い一巡後上げ一服も欧州時間押し目買い。日中は中東リスク懸念で堅調となった。銀は金に連れ高。PGM系は反落。Pdは3月26日以来の高値を付けた後利食い売りで上げ一服、1,500ドル割れからテクニカル要因で急落。Ptはドル安から堅調な立ち上がりも、Pd急落やドル安一服で戻りを売られ小安く引けた。
NY原油は急反発。イランが米無人偵察機を撃墜。前日比2.89ドル高、56.65ドルで大引け。
20日のロンドン外為では、対ドル円相場は上昇。前日比90銭円高ドル安の1ドル=107円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)米金利早期引き下げ観測から。
情報提供会社: I R universe株式会社
『米早期利下げ観測からNi,Cu上昇、Al小幅反落』
現地時間20日のLMEは、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げの可能性を示唆したことに加えて、中国経済の回復に対する期待感が相場を下支えした。ニッケルとカッパーは一時3週間超ぶりの高値を付けた。
カッパー3Mは反発。米国での年内利下げ観測が強まるなか、買い優勢となった。堅調開始後緩やかに上昇、一時は6,000ドル台に達したが、終盤には修正のための売りが入り上げ幅を縮小して終えている。前日比55ドル高、5,973ドルが終値。これに対し為替109円で理論建値はキロ693円、NYカッパー終値は前日比ポンド3.1セント高27,155ドル($5,987/t)で理論建値はキロ695円、あわせ国内建値に10円強の上げ余地。LME在庫は前日比1,325トン減少、24万7,050トン。
ニッケル3Mは続伸。米国での年内利下げ観測、米中通商協議に期待を受けた買いが入り、大幅に上昇。一時は12,400ドルに迫る動きを見せた。上げ幅を縮小しての終了ながら、3けたの上げ幅を記録。前日比210ドル上昇、12,300ドルが終値。
アルミ3Mは小幅反落。指定倉庫在庫の減少が続いているうえ、FOMCを受けて米国での利下げ観測が強まるなか買われて1,800ドル台に達する場面も見られたが、終盤に売られて小反落に転じた。 前日比3ドル安、1,781ドルで大引け。LME在庫は前日比7,075トン減少、103万1,625トン。
アルミナ指標はオーストラリア産が直近西部豪州入札での330ドル台要求と7月出荷予定のない在庫増、ブラジル産はアルノルテ精錬所からの供給増を受けてそれぞれ下落。両者間はプレミアムからディスカウントに逆転した。20日の日経平均は続伸。前日比128円99銭高、2万1,462円86銭で終えた。米利下げ観測で。中国株高も追い風。
20日のNYダウ平均は4日続伸。前日比249.24ドル高、2万6,753.24ドルで終えた。年初来高値。早期金利引き下げ期待で。
JMロジウムは続落。前日比70ドル安、3,320ドル。
NY金銀は急反発。金は時間外ドル安から2018年4月来高値1,397.7ドルをつけ買い一巡後上げ一服も欧州時間押し目買い。日中は中東リスク懸念で堅調となった。銀は金に連れ高。PGM系は反落。Pdは3月26日以来の高値を付けた後利食い売りで上げ一服、1,500ドル割れからテクニカル要因で急落。Ptはドル安から堅調な立ち上がりも、Pd急落やドル安一服で戻りを売られ小安く引けた。
NY原油は急反発。イランが米無人偵察機を撃墜。前日比2.89ドル高、56.65ドルで大引け。
20日のロンドン外為では、対ドル円相場は上昇。前日比90銭円高ドル安の1ドル=107円50~60銭の取引。(現地16:00時点比較)米金利早期引き下げ観測から。
情報提供会社: I R universe株式会社