金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地3月11日
『ドル安、原油高、株高でメタル反発』
11日のLME市場は中国株の上昇、ECB追加緩和をはやした買いが先行、その後ドル高で頭打たれるも、ドル安シフトで原油、カッパー上昇、欧米株価の上昇もプラス材料となり強含みでCLOSE。しかし週末に中国の経済統計発表があることで商いじたいは膨らまず。
LMEカッパー3Mは前日比21ドル高の4932ドル、後場4959ドルに続伸、アルミ新地金3Mは14.5ドル安の1559.5ドル、後場1563ドル、ニッケルは30ドル高の8810ドル、後場8825ドル、錫125ドル高の16,925ドル、後場16,875ドル、鉛6.5ドル安の1835.5ドル、後場1856ドル、亜鉛4ドル安の1793ドル、後場1802ドル。
1-2月の中国への海外直接投資は前年同期比2.7%増加の1418.8億元。2月の新規人民元建て融資は7266億元に縮小、予想は1.2兆元だった。
11日のNY原油は反発。前日比66セント高の1バレル=38.50ドル。国際エネルギー機関(IEA)が原油相場底入れの可能性を示唆したことから4月期近は3か月ぶりの高値水準へ上昇す。一時昨年12月以来の39ドルをつける。100日移動平均線を上回ったことから原油はテクニカル面で強気に。しかし一方で、米の原油在庫が80年ぶりの高水準に積みあがっていること、産油国の生産凍結に向けた会合実現が不発に終わる可能性もあり、弱材料も混在。
11日のNY金は急反落。前日比13.4ドルdownの1259.4ドル。前半はECB追加緩和、ドル安をはやして年初来高値を更新する勢いだったが、上げ一服のあとはドル高、原油、株価急伸で高値修正局面でDown。銀は逆に原油、株価高でリスク商品が買われる中上昇。0.056ドル高の15.605ドル。
11日のNYダウは急反発。終値は前日比218.18ドル高の1万7213.31ドルで昨年末以来、2か月半ぶりの高値HIT。原油相場高、アジア、欧州株式相場の上昇受けて買い優勢が続いた。11日のロンドン外為市場で円相場は小幅続落。前日終値比15銭円安ドル高の1ドル=113円50~60銭。世界的な株高を背景に低リスク通貨の円売り優勢に。
11日のSPOT鉄鉱石、SHFE鉄筋先物価格ともに続落。息切れ感あり。steelindex62%Fe
鉄鉱石は前日比3.7%downで57.4ドル。異常なテンポで上昇していた鉄鉱石だったが需要の持続性に当たり前に疑問符つき下げが続いている。SHFE鉄筋先物も先行きはまた供給過剰になるのではないか、との当然の弱気観も出てきており前日比2.9%downの2085元へ。東京製鉄は中国発で急騰しているアジアの鋼材市況動向を見極めるべく国内外で製品のオファーをSTOP。鉄スクラップ価格も様子見で据え置きを続けている。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安、原油高、株高でメタル反発』
11日のLME市場は中国株の上昇、ECB追加緩和をはやした買いが先行、その後ドル高で頭打たれるも、ドル安シフトで原油、カッパー上昇、欧米株価の上昇もプラス材料となり強含みでCLOSE。しかし週末に中国の経済統計発表があることで商いじたいは膨らまず。
LMEカッパー3Mは前日比21ドル高の4932ドル、後場4959ドルに続伸、アルミ新地金3Mは14.5ドル安の1559.5ドル、後場1563ドル、ニッケルは30ドル高の8810ドル、後場8825ドル、錫125ドル高の16,925ドル、後場16,875ドル、鉛6.5ドル安の1835.5ドル、後場1856ドル、亜鉛4ドル安の1793ドル、後場1802ドル。
1-2月の中国への海外直接投資は前年同期比2.7%増加の1418.8億元。2月の新規人民元建て融資は7266億元に縮小、予想は1.2兆元だった。
11日のNY原油は反発。前日比66セント高の1バレル=38.50ドル。国際エネルギー機関(IEA)が原油相場底入れの可能性を示唆したことから4月期近は3か月ぶりの高値水準へ上昇す。一時昨年12月以来の39ドルをつける。100日移動平均線を上回ったことから原油はテクニカル面で強気に。しかし一方で、米の原油在庫が80年ぶりの高水準に積みあがっていること、産油国の生産凍結に向けた会合実現が不発に終わる可能性もあり、弱材料も混在。
11日のNY金は急反落。前日比13.4ドルdownの1259.4ドル。前半はECB追加緩和、ドル安をはやして年初来高値を更新する勢いだったが、上げ一服のあとはドル高、原油、株価急伸で高値修正局面でDown。銀は逆に原油、株価高でリスク商品が買われる中上昇。0.056ドル高の15.605ドル。
11日のNYダウは急反発。終値は前日比218.18ドル高の1万7213.31ドルで昨年末以来、2か月半ぶりの高値HIT。原油相場高、アジア、欧州株式相場の上昇受けて買い優勢が続いた。11日のロンドン外為市場で円相場は小幅続落。前日終値比15銭円安ドル高の1ドル=113円50~60銭。世界的な株高を背景に低リスク通貨の円売り優勢に。
11日のSPOT鉄鉱石、SHFE鉄筋先物価格ともに続落。息切れ感あり。steelindex62%Fe
鉄鉱石は前日比3.7%downで57.4ドル。異常なテンポで上昇していた鉄鉱石だったが需要の持続性に当たり前に疑問符つき下げが続いている。SHFE鉄筋先物も先行きはまた供給過剰になるのではないか、との当然の弱気観も出てきており前日比2.9%downの2085元へ。東京製鉄は中国発で急騰しているアジアの鋼材市況動向を見極めるべく国内外で製品のオファーをSTOP。鉄スクラップ価格も様子見で据え置きを続けている。
情報提供会社: I R universe株式会社