金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地12月10日
『中国、ドル高、原油続落でメタル反落』
ドル高、原油続落、中国景気減速からLMEメタルは反落。米の失業保険申請件数の増加、米利上げ観測も相場を圧迫す。しかし後半は米株反発をはやした買戻しで上昇。スイス国立銀行のジョルダン総裁、追加利下げの可能性を排除しない米週間新規失業保険申請件数は28.2万件に増加、予想の27万件を上回る。
LMEカッパー3M先物は前日比43ドル安の4,570ドル、後場は4,589ドルに上昇。前日に発表した米フリーポートの銅減産(3.5億ポンドの減産)グレンコアの追加減産の動きが銅相場をサポートした。アルミ新地金3M先物は前日比13.5ドル安の1,481.5ドル、ニッケルは195ドル安の8,560ドル、後場8,700ドル。LMEニッケル在庫は6,660トン増加の39万9,888トンに。錫は240ドル安の14,410ドル。鉛25ドル安の1,690ドル、亜鉛19ドル安の1,520ドル。
グレンコア、債務削減の一環としてニッケルとアルミナ事業の見直しを検討中。西豪州のMurinMurinニッケル&コバルト事業とテキサスのSherwinアルミナ事業はマイナスがかさんでいる。
10日のNY原油先物は続落。前日比40セント安の36.76ドル。11月のOPECの原油生産が3年ぶりの高水準となり、引き続き供給過剰が長期化する懸念から下値を探る動きに。NY貴金属は反落。金は前日比4.5ドルdownの1073.1ドル。米年内利上げ観測&ドル高で。PGMは急反落。パラジウムは前日比10.8ドル安の541.4ドル、プラチナは9.9ドル安の855.7ドル。
SPOT鉄鉱石は続落。前日比1.3%安の38.30ドル。Steelindexの公式記録での最安値更新。地合いはまだかなり弱い。中国の鉄鋼メーカーによる投げ売りが鉄鉱石相場を押し下げ。鉄鉱石相場は年初から46%の下落をみている。中国の低迷する国内市場のなか、鋼材輸出は初の1億トン越えが確実視されている。中国内需は7億トンを割れる見込み。
情報提供会社: I R universe株式会社
『中国、ドル高、原油続落でメタル反落』
ドル高、原油続落、中国景気減速からLMEメタルは反落。米の失業保険申請件数の増加、米利上げ観測も相場を圧迫す。しかし後半は米株反発をはやした買戻しで上昇。スイス国立銀行のジョルダン総裁、追加利下げの可能性を排除しない米週間新規失業保険申請件数は28.2万件に増加、予想の27万件を上回る。
LMEカッパー3M先物は前日比43ドル安の4,570ドル、後場は4,589ドルに上昇。前日に発表した米フリーポートの銅減産(3.5億ポンドの減産)グレンコアの追加減産の動きが銅相場をサポートした。アルミ新地金3M先物は前日比13.5ドル安の1,481.5ドル、ニッケルは195ドル安の8,560ドル、後場8,700ドル。LMEニッケル在庫は6,660トン増加の39万9,888トンに。錫は240ドル安の14,410ドル。鉛25ドル安の1,690ドル、亜鉛19ドル安の1,520ドル。
グレンコア、債務削減の一環としてニッケルとアルミナ事業の見直しを検討中。西豪州のMurinMurinニッケル&コバルト事業とテキサスのSherwinアルミナ事業はマイナスがかさんでいる。
10日のNY原油先物は続落。前日比40セント安の36.76ドル。11月のOPECの原油生産が3年ぶりの高水準となり、引き続き供給過剰が長期化する懸念から下値を探る動きに。NY貴金属は反落。金は前日比4.5ドルdownの1073.1ドル。米年内利上げ観測&ドル高で。PGMは急反落。パラジウムは前日比10.8ドル安の541.4ドル、プラチナは9.9ドル安の855.7ドル。
SPOT鉄鉱石は続落。前日比1.3%安の38.30ドル。Steelindexの公式記録での最安値更新。地合いはまだかなり弱い。中国の鉄鋼メーカーによる投げ売りが鉄鉱石相場を押し下げ。鉄鉱石相場は年初から46%の下落をみている。中国の低迷する国内市場のなか、鋼材輸出は初の1億トン越えが確実視されている。中国内需は7億トンを割れる見込み。
情報提供会社: I R universe株式会社