LME&NY&SHFEMarketReport
2019年06月25日
メタルドゥ at 09:12 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地6月24日
『米中首脳会談期待から概ね上昇、Cu小幅続落』
現地時間24日のLMEは、G20後の米中首脳会談での交渉進展期待から概ね上昇。カッパーは根強い需要減少懸念から小幅続落。亜鉛在庫減少で2%強上昇。
カッパー3Mは小幅続落。上海株は小幅高となったものの、米中貿易摩擦による需要減少懸念は根強く、売り優勢となった。この日は米経済指標の発表がなく、仕掛け難となり、序盤から小安くなり、戻り鈍く、小幅安で引けた。先週末比11ドル安、5,960ドルが終値。これに対し為替108円で理論建値はキロ686円、NYカッパー終値は先週末比横ばいポンド2.705ドル($5,963/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は20日比1,325トン減少、24万4,725トン。
ニッケル3Mは反発。上海株の上昇、米中首脳会談で米中貿易戦争が緩和される期待をうけ、買い優勢。ただし21日の大幅安に対する修正高にとどまった。先週末比50ドル高、12,140ドルで大引け。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の減少、世界的な金融緩和観測、28,29日に開催されるG20に対する期待感から買いが先行。ただし終値で1,800ドルを回復する上伸力はなかった。先週末比25.5ドル高、1,793ドルが終値。LME在庫は20日比7,425トン減少、101万6,025トン。今週中に100万トン大台を割る流れ。
鉄鉱石指標は中国製鉄ハブ、唐山地域の高炉稼働制限を受けて続落、先週末比0.21ドル安、116.77ドル。24日の日経平均は反発。先週末比27円35銭高、2万1,285円99銭で終えた。米中交渉進展期待。売買代金は4年半ぶり低水準。24日のNYダウ平均は小反発。先週末比8.41ドル高、2万6,727.54ドルで終えた。米中貿易協議進展期待で。
JMロジウムは続落。先週末比65ドル安、3,215ドル。
NY金は続伸銀は反発。金は時間外押し目を買われたがユーロ高一服で上値抑えられた。日中米国の対イラン追加制裁で上値伸ばし一代高1,420.2ドルをつけた。銀は金堅調ドル安を受けて反発。PGM系は続伸。Pdはドル安・株高で堅調。3月22日来高値1,537.5ドルを付けた。Ptは時間外ユーロ上値の重さから上げ一服もPd堅調で押目買われ、日中は米中交渉不透明感から戻り売られるもドル安で地合い固めた。
NY原油は続伸。米国とイラン対立激化からの供給下振れ懸念。先週末比0.47ドル高、57.9ドルで大引け。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。先週末比30銭円高ドル安の1ドル=107円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社
『米中首脳会談期待から概ね上昇、Cu小幅続落』
現地時間24日のLMEは、G20後の米中首脳会談での交渉進展期待から概ね上昇。カッパーは根強い需要減少懸念から小幅続落。亜鉛在庫減少で2%強上昇。
カッパー3Mは小幅続落。上海株は小幅高となったものの、米中貿易摩擦による需要減少懸念は根強く、売り優勢となった。この日は米経済指標の発表がなく、仕掛け難となり、序盤から小安くなり、戻り鈍く、小幅安で引けた。先週末比11ドル安、5,960ドルが終値。これに対し為替108円で理論建値はキロ686円、NYカッパー終値は先週末比横ばいポンド2.705ドル($5,963/t)で理論建値はキロ686円、あわせ国内建値に若干の上げ余地。LME在庫は20日比1,325トン減少、24万4,725トン。
ニッケル3Mは反発。上海株の上昇、米中首脳会談で米中貿易戦争が緩和される期待をうけ、買い優勢。ただし21日の大幅安に対する修正高にとどまった。先週末比50ドル高、12,140ドルで大引け。
アルミ3Mは反発。指定倉庫在庫の減少、世界的な金融緩和観測、28,29日に開催されるG20に対する期待感から買いが先行。ただし終値で1,800ドルを回復する上伸力はなかった。先週末比25.5ドル高、1,793ドルが終値。LME在庫は20日比7,425トン減少、101万6,025トン。今週中に100万トン大台を割る流れ。
鉄鉱石指標は中国製鉄ハブ、唐山地域の高炉稼働制限を受けて続落、先週末比0.21ドル安、116.77ドル。24日の日経平均は反発。先週末比27円35銭高、2万1,285円99銭で終えた。米中交渉進展期待。売買代金は4年半ぶり低水準。24日のNYダウ平均は小反発。先週末比8.41ドル高、2万6,727.54ドルで終えた。米中貿易協議進展期待で。
JMロジウムは続落。先週末比65ドル安、3,215ドル。
NY金は続伸銀は反発。金は時間外押し目を買われたがユーロ高一服で上値抑えられた。日中米国の対イラン追加制裁で上値伸ばし一代高1,420.2ドルをつけた。銀は金堅調ドル安を受けて反発。PGM系は続伸。Pdはドル安・株高で堅調。3月22日来高値1,537.5ドルを付けた。Ptは時間外ユーロ上値の重さから上げ一服もPd堅調で押目買われ、日中は米中交渉不透明感から戻り売られるもドル安で地合い固めた。
NY原油は続伸。米国とイラン対立激化からの供給下振れ懸念。先週末比0.47ドル高、57.9ドルで大引け。24日のロンドン外為では、対ドル円相場は反発。先週末比30銭円高ドル安の1ドル=107円30~40銭の取引。(現地16:00時点比較)
情報提供会社: I R universe株式会社