LME&NY&SHFEMarketReport
2019年03月07日
メタルドゥ at 09:23 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地3月6日
『ドル高に圧迫され盛り上がり欠く 亜鉛除き全面安』
現地時間6日のLME相場は、ドル指標高の継続により亜鉛が唯一ポジティブ領域で取引されたのを除くと、全面的に切り下がったところで膠着して引けた。
亜鉛3Mは小反発。同日中高値2,803.5ドルを後場に付け、2月4日に相場全体が急騰して亜鉛も直近高値となって以来の最高値、1.7%以上上伸したところで取引された。年初来LME供給不足から値上がり傾向は続いているが、2018年2月につけた10年来高値3,595ドルからはまだ22%安い。LME在庫は10年来の低水準で、60,900トン、44,000トン強が出庫可能量。在庫減少にもかかわらず、亜鉛鉱生産増は精錬に結びつかず、年初来LME指定倉庫への入庫量は1,000トンに過ぎない。前日比8ドル高、2,788ドルで引けた。
カッパー3Mは小幅反落。終日直近抵抗線6,500ドル近辺で支持され取引が続いた。この日の取引量は11,900ロットで商い薄の市場のトップ。LMEオンワラント在庫(出荷予定のない在庫)は2005年来の低水準26,000トン余りで価格を下支えしているが、これはLMEのシステムに起因しているとの指摘もある。前日比10ドル安、6,488ドルが終値。推定銅建値は、LME終値に対し為替113円でキロ775円、国内銅建値に若干の上げ余地。
アルミ3Mも小幅続落。前場から小安い展開で支持レベル1,900ドルを下回ったところで売り買いされた。前日比8ドル安、1,866ドルで引けている。LME在庫は1,750トン増加の123万4,900トン。ロッテルダムLME指定倉庫で10,000トンの新規キャンセルワラントが生じた。
ニッケル3Mは反落。前場で小幅安となったが今週に入っての5%超え上伸線の13,600ドル台を維持していた。後場、切り下がって13,600ドル割れで引けた。今週に入って建玉は増えて27万4,624ポジションとなっている。LME在庫は5年来低水準の20万トン割れ。
錫3Mは反落。インドネシアの主力精錬所検査機関活動停止が解除され、序盤200トンがLME倉庫に入庫した。前日比165ドル安、21,400ドルが終値。鉛3Mも小幅続落。
NY金は反発。時間外は米中協議懸念が下支え、ECB刺激策示唆で戻り売られたが、日中ドル高一服で地合い固める。前日比2.9ドル高,1,287.6ドルで引け。銀小幅安。PGM系はPdはドル高一服から地合い固め反発、前日比20.5ドル高、1486.4ドルで引け。Pt続落。NY原油は米原油在庫増加を嫌気し続落。前日比0.34ドル安、56.22ドルで引けた。
6日のNYダウは、3日続落。3週ぶり安値。米中協議に警戒感。前日比133.1ドル安、2万5,673.53ドルで大引け。6日の日経平均は続落。前日比129円47銭安、2万円1,592円81銭で引けた。6日のロンドン外為では、対ドル円相場は上昇。前日比10銭円高ドル安の1ドル=111円70~80銭程度で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル高に圧迫され盛り上がり欠く 亜鉛除き全面安』
現地時間6日のLME相場は、ドル指標高の継続により亜鉛が唯一ポジティブ領域で取引されたのを除くと、全面的に切り下がったところで膠着して引けた。
亜鉛3Mは小反発。同日中高値2,803.5ドルを後場に付け、2月4日に相場全体が急騰して亜鉛も直近高値となって以来の最高値、1.7%以上上伸したところで取引された。年初来LME供給不足から値上がり傾向は続いているが、2018年2月につけた10年来高値3,595ドルからはまだ22%安い。LME在庫は10年来の低水準で、60,900トン、44,000トン強が出庫可能量。在庫減少にもかかわらず、亜鉛鉱生産増は精錬に結びつかず、年初来LME指定倉庫への入庫量は1,000トンに過ぎない。前日比8ドル高、2,788ドルで引けた。
カッパー3Mは小幅反落。終日直近抵抗線6,500ドル近辺で支持され取引が続いた。この日の取引量は11,900ロットで商い薄の市場のトップ。LMEオンワラント在庫(出荷予定のない在庫)は2005年来の低水準26,000トン余りで価格を下支えしているが、これはLMEのシステムに起因しているとの指摘もある。前日比10ドル安、6,488ドルが終値。推定銅建値は、LME終値に対し為替113円でキロ775円、国内銅建値に若干の上げ余地。
アルミ3Mも小幅続落。前場から小安い展開で支持レベル1,900ドルを下回ったところで売り買いされた。前日比8ドル安、1,866ドルで引けている。LME在庫は1,750トン増加の123万4,900トン。ロッテルダムLME指定倉庫で10,000トンの新規キャンセルワラントが生じた。
ニッケル3Mは反落。前場で小幅安となったが今週に入っての5%超え上伸線の13,600ドル台を維持していた。後場、切り下がって13,600ドル割れで引けた。今週に入って建玉は増えて27万4,624ポジションとなっている。LME在庫は5年来低水準の20万トン割れ。
錫3Mは反落。インドネシアの主力精錬所検査機関活動停止が解除され、序盤200トンがLME倉庫に入庫した。前日比165ドル安、21,400ドルが終値。鉛3Mも小幅続落。
NY金は反発。時間外は米中協議懸念が下支え、ECB刺激策示唆で戻り売られたが、日中ドル高一服で地合い固める。前日比2.9ドル高,1,287.6ドルで引け。銀小幅安。PGM系はPdはドル高一服から地合い固め反発、前日比20.5ドル高、1486.4ドルで引け。Pt続落。NY原油は米原油在庫増加を嫌気し続落。前日比0.34ドル安、56.22ドルで引けた。
6日のNYダウは、3日続落。3週ぶり安値。米中協議に警戒感。前日比133.1ドル安、2万5,673.53ドルで大引け。6日の日経平均は続落。前日比129円47銭安、2万円1,592円81銭で引けた。6日のロンドン外為では、対ドル円相場は上昇。前日比10銭円高ドル安の1ドル=111円70~80銭程度で取引されている(現地16:00時点比較)。
情報提供会社: I R universe株式会社