LME&NY&SHFEMarketReport
2018年08月29日
メタルドゥ at 09:08 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地8月28日
『貿易摩擦懸念後退&ドル安でLME全面高』
現地28日のLME市場は、ドル安背景、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり米とメキシコが2国間協議で合意に達したこと、米中が通商問題で合意に至ることへの期待感からメタルに買いが入り上昇した。しかし米中問題は容易ではなく、楽観視はできないところ。
カッパーは序盤から上昇し、一時は6,160ドルと2週間ぶりの高値をHIT。引けは6,147ドル。在庫は1,100トン増の268,175トン。しかしながら先週にカッパーは10万トン近い新規のキャンセルワラントが発生しており、これが相場を下支えしている。他、アルミ、亜鉛も新規のキャンセルワラントが発生した。
アルミ3Mも上昇。前週末比38.5ドル高の2,133.5ドルでClose。アルミ在庫は減少を続けており、5,850トン減の1,089,275トン。アルミもドル安サポートで8月9日以来の高値をつける。ニッケルは急騰。260ドル高の13,675ドルでClose。在庫は1,116トン減の241,488トン。ニッケルはこれから欧米市場も需要期に入ることで堅調に推移していくとみられる。国内Scrap市場はSUSメーカーが9月の期末決算を控え在庫調整が予想され需要は伸び悩みが続くか。
亜鉛、鉛は小幅高。亜鉛は2,540ドル、鉛は2,082ドル。
ドルINDEXは94.54で前日比0.62%低下。
28日のNY原油は反落。前日比0.34ドル安の68.53ドル利益確定の売り優勢の流れが続く。米週間石油在庫統計の発表を控えた模様眺めムードもポジション調整の売りを後押し。また、真夏のドライブシーズンも終了し、需要の端境期に向かっていることも原油ならびに石油製品の重しに。
NY金は反落。前日比1.7ドル安の1,209.5ドル。時間外ではユーロ高ドル安に支援され1,220ドルまで上昇するも、米長期金利上昇を警戒した売りに傾きマイナスサイドに沈んだ金。他、銀、PGMも下落に転じた。
28日のNYダウは3日続伸。前日比14.38ドル高の2万6,064.02ドル。2月初頭以来、半年ぶり高値。貿易懸念後退を手掛かりとした買いが相場を下支え。8月の米消費者信頼感指数は2000年10月以来の高水準となり米景気はしばらく堅調との見方が広がる。一方、ハイテク市場のNASDAQは8,030.038をつけ3日連続で過去最高値を更新。S&P500種株価指数も3日連続で過去最高値を更新。28日の日経平均株価終値は前日比13.83円高の2万2,813.47円。28日のロンドン外為市場で円相場は上昇。前営業日比10銭円高ドル安の1ドル=111円10~20銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『貿易摩擦懸念後退&ドル安でLME全面高』
現地28日のLME市場は、ドル安背景、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり米とメキシコが2国間協議で合意に達したこと、米中が通商問題で合意に至ることへの期待感からメタルに買いが入り上昇した。しかし米中問題は容易ではなく、楽観視はできないところ。
カッパーは序盤から上昇し、一時は6,160ドルと2週間ぶりの高値をHIT。引けは6,147ドル。在庫は1,100トン増の268,175トン。しかしながら先週にカッパーは10万トン近い新規のキャンセルワラントが発生しており、これが相場を下支えしている。他、アルミ、亜鉛も新規のキャンセルワラントが発生した。
アルミ3Mも上昇。前週末比38.5ドル高の2,133.5ドルでClose。アルミ在庫は減少を続けており、5,850トン減の1,089,275トン。アルミもドル安サポートで8月9日以来の高値をつける。ニッケルは急騰。260ドル高の13,675ドルでClose。在庫は1,116トン減の241,488トン。ニッケルはこれから欧米市場も需要期に入ることで堅調に推移していくとみられる。国内Scrap市場はSUSメーカーが9月の期末決算を控え在庫調整が予想され需要は伸び悩みが続くか。
亜鉛、鉛は小幅高。亜鉛は2,540ドル、鉛は2,082ドル。
ドルINDEXは94.54で前日比0.62%低下。
28日のNY原油は反落。前日比0.34ドル安の68.53ドル利益確定の売り優勢の流れが続く。米週間石油在庫統計の発表を控えた模様眺めムードもポジション調整の売りを後押し。また、真夏のドライブシーズンも終了し、需要の端境期に向かっていることも原油ならびに石油製品の重しに。
NY金は反落。前日比1.7ドル安の1,209.5ドル。時間外ではユーロ高ドル安に支援され1,220ドルまで上昇するも、米長期金利上昇を警戒した売りに傾きマイナスサイドに沈んだ金。他、銀、PGMも下落に転じた。
28日のNYダウは3日続伸。前日比14.38ドル高の2万6,064.02ドル。2月初頭以来、半年ぶり高値。貿易懸念後退を手掛かりとした買いが相場を下支え。8月の米消費者信頼感指数は2000年10月以来の高水準となり米景気はしばらく堅調との見方が広がる。一方、ハイテク市場のNASDAQは8,030.038をつけ3日連続で過去最高値を更新。S&P500種株価指数も3日連続で過去最高値を更新。28日の日経平均株価終値は前日比13.83円高の2万2,813.47円。28日のロンドン外為市場で円相場は上昇。前営業日比10銭円高ドル安の1ドル=111円10~20銭。
情報提供会社: I R universe株式会社