LME&NY&SHFEMarketReport
2018年08月27日
メタルドゥ at 09:14 | Comments(0) | 市況予測
MIRU MORNING EXPRESS 現地8月24日
『ドル安背景からメタル全面高』
現地24日のLME市場はドル安背景で全面高。カッパー、ZINC、ニッケル大幅反発。ZINCは28,000トンの新たなキャンセルワラントもあり久々に上げのけん引役となった。
ZINC3Mは前日比65.5ドル高の2,534ドルで2.5%UP。28,000トンのキャンセルワラントが新たに追加されたこと現実的な亜鉛需給バランスにようやくマーケットも反応し堅調地合い。LME亜鉛在庫はトータルで1,175トン減の24万7,400トンに。
アルミ3Mは続伸。在庫が減少し続けるなか、中盤からドル安支援で買い上がり2109ドルまで上昇。WBMSが今年上半期の世界アルミ新地金需給について供給不足だったと発表したことも材料視され上昇。
パウエルFRB議長の講演を受けて、年内2回の追加利上げ観測が強まったことに加え、上値警戒感からの転売も見られ引けは上げ幅を縮小してCLOSE。アルミ在庫は4,850トン減の109万5,125トン。
カッパー3M反発。アルミ、ジンクの上げに追随。序盤、WBMSレポートで今年上半期の世界銅需給は供給過剰だったとの報告から上値が重くなったものの、アルミ、ジンクの上げに追随した買いからカッパーは6116ドルまで上昇、終盤には9月の米利上げ観測が強まり、ドルが買い戻されたことが弱材料となるなか値位置を切り下げるも堅調に締めた。
パウエルFRB議長は着実な利上げが適切との見解示す。
WBMS 今年1月~6月の世界アルミ需給について33万4,000トンの供給不足と発表。
同じくWBMS調べによる同期の世界ニッケル需給は2万2,000トンの供給不足、同期の世界カッパー需給は11万4,200トンの供給超過と発表。
ニッケル3Mは反発。序盤様子見、中盤からアルミ、ジンクカッパーの上げに追随し13,480ドルまで値を切り上げたところで転売が入り13,320ドルっを割り込むも終盤にかけ13,450ドルまで戻す。ここが上値レジスタンスとなり13,420ドルでClose。在庫は948トン減の24万2,604トン。
NY原油は上昇、前日比0.89ドル高の68.72ドル。イランの原油生産が減少との観測から買い優勢に。米FRB議長講演後にドル安に振れたことでまた買い入る。NY金は急反発、前日比19.3ドル高の1,208.6ドル。
米FRB議長が講演を受けて、利上げが最終局面に差し掛かっていると市場に解釈され、ドル安となったことから貴金属は全面高となった。
24日のNYダウは3日ぶりに反発。前日比133.37ドル高の2万5,790.35$。パウエルFRB議長講演を受け、米経済の成長が続くなかでも利上げペースは早めない姿勢を示唆したことから買い安心感を誘って上昇。24日の日経平均株価は前日比190.95円高の2万2,601.77円。24日のNY外為市場で円相場は4営業日ぶりに反発。1ドル=111円20~30銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安背景からメタル全面高』
現地24日のLME市場はドル安背景で全面高。カッパー、ZINC、ニッケル大幅反発。ZINCは28,000トンの新たなキャンセルワラントもあり久々に上げのけん引役となった。
ZINC3Mは前日比65.5ドル高の2,534ドルで2.5%UP。28,000トンのキャンセルワラントが新たに追加されたこと現実的な亜鉛需給バランスにようやくマーケットも反応し堅調地合い。LME亜鉛在庫はトータルで1,175トン減の24万7,400トンに。
アルミ3Mは続伸。在庫が減少し続けるなか、中盤からドル安支援で買い上がり2109ドルまで上昇。WBMSが今年上半期の世界アルミ新地金需給について供給不足だったと発表したことも材料視され上昇。
パウエルFRB議長の講演を受けて、年内2回の追加利上げ観測が強まったことに加え、上値警戒感からの転売も見られ引けは上げ幅を縮小してCLOSE。アルミ在庫は4,850トン減の109万5,125トン。
カッパー3M反発。アルミ、ジンクの上げに追随。序盤、WBMSレポートで今年上半期の世界銅需給は供給過剰だったとの報告から上値が重くなったものの、アルミ、ジンクの上げに追随した買いからカッパーは6116ドルまで上昇、終盤には9月の米利上げ観測が強まり、ドルが買い戻されたことが弱材料となるなか値位置を切り下げるも堅調に締めた。
パウエルFRB議長は着実な利上げが適切との見解示す。
WBMS 今年1月~6月の世界アルミ需給について33万4,000トンの供給不足と発表。
同じくWBMS調べによる同期の世界ニッケル需給は2万2,000トンの供給不足、同期の世界カッパー需給は11万4,200トンの供給超過と発表。
ニッケル3Mは反発。序盤様子見、中盤からアルミ、ジンクカッパーの上げに追随し13,480ドルまで値を切り上げたところで転売が入り13,320ドルっを割り込むも終盤にかけ13,450ドルまで戻す。ここが上値レジスタンスとなり13,420ドルでClose。在庫は948トン減の24万2,604トン。
NY原油は上昇、前日比0.89ドル高の68.72ドル。イランの原油生産が減少との観測から買い優勢に。米FRB議長講演後にドル安に振れたことでまた買い入る。NY金は急反発、前日比19.3ドル高の1,208.6ドル。
米FRB議長が講演を受けて、利上げが最終局面に差し掛かっていると市場に解釈され、ドル安となったことから貴金属は全面高となった。
24日のNYダウは3日ぶりに反発。前日比133.37ドル高の2万5,790.35$。パウエルFRB議長講演を受け、米経済の成長が続くなかでも利上げペースは早めない姿勢を示唆したことから買い安心感を誘って上昇。24日の日経平均株価は前日比190.95円高の2万2,601.77円。24日のNY外為市場で円相場は4営業日ぶりに反発。1ドル=111円20~30銭。
情報提供会社: I R universe株式会社