LME&NY&SHFEMarketReport
2014年10月23日
メタルドゥ at 09:30 | Comments(0) | 市況予測
LME&NY&SHFEMarketReport現地10月22日
『ECBの追加緩和予想で値戻すが先行き弱い』
昨日の中国GDP、欧州中央銀行(ECB)が社債購入を含む追加緩和策を迫られるとの見方から買い入る。しかしLME WEEKでの全体市況感見通しとしてはあまりよくない。世界経済面の課題によりメタル相場は長期的にソフトランディングしていくとの見方が支配的に。9月の日本の貿易収支は9583億円の赤字で過去最大級。米住宅ローン申請指数は413.2に上昇。ロシア財務省は11月初旬に初の外貨預金入札を実施。9月の米消費者物価指数は前月比0.1%上昇。
WBMS、1-8月の世界アルミ需給は30.4万トンの供給不足と発表。LMEWEEKでもアルミ相場の見通しは一見明るいが、在庫ルールの改正などで需給は緩和するとの見通しあり。
亜鉛は在庫の減少から上げ含み。LME亜鉛在庫は8月以来の水準まで低下。世界亜鉛需給は14年、15年と供給不足を見込んでいる。亜鉛の3ヶ月先物は2259ドルをつけ8月20日以来の高値。亜鉛は今年が403,000トン、来年が366,000トンの不足としている。LME亜鉛在庫は今年23%減少している。
WBMSによる1-8月の世界ニッケル需給は106,900トンのSurplus。前年同期は185,700トンのSurplusだった。
米株ダウン。前日比153.49ドル安の16461.32ドル。S&P500種株価指数は0.7%ダウンの1927.11.原油安からエネルギー関連株が売られた。
国内アルミスクラップ続落気配。22日に行われた横浜のUBC入札は185円台まで下落。入札でも沈静化が窺える。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ECBの追加緩和予想で値戻すが先行き弱い』
昨日の中国GDP、欧州中央銀行(ECB)が社債購入を含む追加緩和策を迫られるとの見方から買い入る。しかしLME WEEKでの全体市況感見通しとしてはあまりよくない。世界経済面の課題によりメタル相場は長期的にソフトランディングしていくとの見方が支配的に。9月の日本の貿易収支は9583億円の赤字で過去最大級。米住宅ローン申請指数は413.2に上昇。ロシア財務省は11月初旬に初の外貨預金入札を実施。9月の米消費者物価指数は前月比0.1%上昇。
WBMS、1-8月の世界アルミ需給は30.4万トンの供給不足と発表。LMEWEEKでもアルミ相場の見通しは一見明るいが、在庫ルールの改正などで需給は緩和するとの見通しあり。
亜鉛は在庫の減少から上げ含み。LME亜鉛在庫は8月以来の水準まで低下。世界亜鉛需給は14年、15年と供給不足を見込んでいる。亜鉛の3ヶ月先物は2259ドルをつけ8月20日以来の高値。亜鉛は今年が403,000トン、来年が366,000トンの不足としている。LME亜鉛在庫は今年23%減少している。
WBMSによる1-8月の世界ニッケル需給は106,900トンのSurplus。前年同期は185,700トンのSurplusだった。
米株ダウン。前日比153.49ドル安の16461.32ドル。S&P500種株価指数は0.7%ダウンの1927.11.原油安からエネルギー関連株が売られた。
国内アルミスクラップ続落気配。22日に行われた横浜のUBC入札は185円台まで下落。入札でも沈静化が窺える。
情報提供会社: I R universe株式会社