LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地9月26日
『米GDP上昇もドル高、中国懸念で引き続きメタル軟調』
メタル軟調続く。ファンドの手じまい売り広がる。独消費者信頼感指数の低下、ドル高からメタル売り優勢の展開。米の第2四半期(4-6月)GDPは上方修正され、2011年以来最大の伸びとなったが、ドル高が進みメタルの売りを誘う。また在庫急増からニッケル相場がまたぞろ急落したことを契機に売り進む。中国の商品担保不正融資事件の不透明感も嫌気さる。全体的に軟調地合い続くベースメタル市況。10月の独Gfk消費者信頼感指数は8.3に低下、予想の8.5を下回る。S&Pの格付け見通し引き上げを受けインド市場は通貨、株、債券といずれも上昇す。
2Qの米GDP確報値は前期比4.6%増加に上方修正。2011年以来の高水準。これによってドル高進行。ドル指数は6営業日続伸。米FRBによる利上げが正当化されるとの見方強まる。9月の米消費者信頼感指数は84.6に据え置き、2013年7月以来、14か月ぶりの高水準。
LMEニッケル3ヶ月先物、前場では前日比65ドル高の17,380ドルだが在庫の急増から後場で反落し17,150ドルへ。ニッケル在庫は3174トン増加の34万7970トンに。アルミ新塊も下落。後場で1953ドルへ。IAI調べによる8月の世界アルミ在庫が前月比1.9万トン増加の237.9万トンとなったことが相場を圧迫す。カッパーもドル高、中国問題に圧されて前場6721ドルから後場6712ドルへ下落。
NY金は反落。前日比6.5ドル安の1215.4ドル(12月先物)。米GDPの上方修正で早期利上げ観測が強まり下値追い。PGM大幅続落。プラチナは前日比12.2ドル安の1302ドル、パラジウムは18.95ドル安の783.80ドル。ドル高、金の追随下げでDown。パラジウムはテクニカル悪化による手じまい売りで大幅Down。パラは引き続きロシアからの供給増観測が弱気要因。
情報提供会社: I R universe株式会社
『米GDP上昇もドル高、中国懸念で引き続きメタル軟調』
メタル軟調続く。ファンドの手じまい売り広がる。独消費者信頼感指数の低下、ドル高からメタル売り優勢の展開。米の第2四半期(4-6月)GDPは上方修正され、2011年以来最大の伸びとなったが、ドル高が進みメタルの売りを誘う。また在庫急増からニッケル相場がまたぞろ急落したことを契機に売り進む。中国の商品担保不正融資事件の不透明感も嫌気さる。全体的に軟調地合い続くベースメタル市況。10月の独Gfk消費者信頼感指数は8.3に低下、予想の8.5を下回る。S&Pの格付け見通し引き上げを受けインド市場は通貨、株、債券といずれも上昇す。
2Qの米GDP確報値は前期比4.6%増加に上方修正。2011年以来の高水準。これによってドル高進行。ドル指数は6営業日続伸。米FRBによる利上げが正当化されるとの見方強まる。9月の米消費者信頼感指数は84.6に据え置き、2013年7月以来、14か月ぶりの高水準。
LMEニッケル3ヶ月先物、前場では前日比65ドル高の17,380ドルだが在庫の急増から後場で反落し17,150ドルへ。ニッケル在庫は3174トン増加の34万7970トンに。アルミ新塊も下落。後場で1953ドルへ。IAI調べによる8月の世界アルミ在庫が前月比1.9万トン増加の237.9万トンとなったことが相場を圧迫す。カッパーもドル高、中国問題に圧されて前場6721ドルから後場6712ドルへ下落。
NY金は反落。前日比6.5ドル安の1215.4ドル(12月先物)。米GDPの上方修正で早期利上げ観測が強まり下値追い。PGM大幅続落。プラチナは前日比12.2ドル安の1302ドル、パラジウムは18.95ドル安の783.80ドル。ドル高、金の追随下げでDown。パラジウムはテクニカル悪化による手じまい売りで大幅Down。パラは引き続きロシアからの供給増観測が弱気要因。
情報提供会社: I R universe株式会社