金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MorningEXPRESS 現地2月25日
『引き続き米中貿易協議進展期待で地合い堅調』
現地25日のLME市場は、引き続きの米中貿易協議進展期待感から地合い堅調。カッパーは午前の取引時間内に早々に6,500ドルを突破、昨年7月以来の高値。トランプ米大統領が中国製品に対する追加関税の引き上げを延期すると明らかにしたことを好感した買いが入る。3月1日の交渉期限を延長すると表明。3月下旬のフロリダ首脳会談へと焦点移る。カッパー3Mの終値は前週末終値比2ドル高の6,480ドルと控えめにClose。減り続ける在庫は1,375トン減の13万2,450トンに。6,480ドルの終値に為替111円で計算した銅建値理論値は761円/kgで現行建値と変わらず。
25日の中国株は米中通商協議の進展期待で大幅高。
アルミ3Mは小反落。在庫の減少、中国株が急騰するなか前半から小高く推移。中盤に1,925ドルまで顔合わせ。しかしドル高が上値圧迫要因となり上げ幅削って終盤に1,903ドルまで下落。終値は1,906.5ドル。在庫は4,700トン減の123万5,100トン。
ニッケル3Mも小反落。中盤に13,175ドルまで上昇するも後半からはドル高によって急速に地合いを弱め12,875ドルまで軟化。終値は前週末比15ドル安の12,975ドル。在庫は1,062トン減の198,912トン。
10年ぶりの低水準在庫にサポートされている亜鉛終値は2,719ドルでClose。在庫は2,700トン減の78,400トン。
錫急上昇。前日終値比245ドル高の21,740ドルと18年1月以来の22,000ドルにアプローチ。昨年11月末の18,145ドルから15%以上の上げとなっている。インドネシアからの供給遅延、在庫の低水準が相場を下支え。
25日のNY原油は大幅反落。前日比1.78ドル安の55.48ドル。原油価格は高すぎるとトランプ米大統領がOPECを批判したことが相場を圧迫す。
NY金はドル高で反落。前週末比3.3ドル安の1,329.5ドル。原油の急落も一因。つれて銀も反落。
プラチナは米中の関税引き上げ延期によるリスク選好の動きを受けて堅調。株高を受けて堅調となり昨年11月以来の高値858ドルへ。
パラジウムは大幅続伸で34.3ドル高の1,496.5ドルへ。一時1,507ドルもつけまたもや史上最高値更新。とどまることを知らないパラジウムは高所恐怖症気味。
25日のNYダウは続伸。前週末比60.14ドル高の2万6,091.95ドル。米中貿易協議の進展期待から続伸。しかし後半は伸び悩んだ。今週は重要なイベントが多く、米株も年明けから上昇が続いてきただけに今週のイベント内容を見極めたいという慎重な動きに。25日の日経平均株価終値は102.72円高の2万1,528.23円。25日のロンドン外為市場で円は対ドルで続落。1ドル=110円80~90銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『引き続き米中貿易協議進展期待で地合い堅調』
現地25日のLME市場は、引き続きの米中貿易協議進展期待感から地合い堅調。カッパーは午前の取引時間内に早々に6,500ドルを突破、昨年7月以来の高値。トランプ米大統領が中国製品に対する追加関税の引き上げを延期すると明らかにしたことを好感した買いが入る。3月1日の交渉期限を延長すると表明。3月下旬のフロリダ首脳会談へと焦点移る。カッパー3Mの終値は前週末終値比2ドル高の6,480ドルと控えめにClose。減り続ける在庫は1,375トン減の13万2,450トンに。6,480ドルの終値に為替111円で計算した銅建値理論値は761円/kgで現行建値と変わらず。
25日の中国株は米中通商協議の進展期待で大幅高。
アルミ3Mは小反落。在庫の減少、中国株が急騰するなか前半から小高く推移。中盤に1,925ドルまで顔合わせ。しかしドル高が上値圧迫要因となり上げ幅削って終盤に1,903ドルまで下落。終値は1,906.5ドル。在庫は4,700トン減の123万5,100トン。
ニッケル3Mも小反落。中盤に13,175ドルまで上昇するも後半からはドル高によって急速に地合いを弱め12,875ドルまで軟化。終値は前週末比15ドル安の12,975ドル。在庫は1,062トン減の198,912トン。
10年ぶりの低水準在庫にサポートされている亜鉛終値は2,719ドルでClose。在庫は2,700トン減の78,400トン。
錫急上昇。前日終値比245ドル高の21,740ドルと18年1月以来の22,000ドルにアプローチ。昨年11月末の18,145ドルから15%以上の上げとなっている。インドネシアからの供給遅延、在庫の低水準が相場を下支え。
25日のNY原油は大幅反落。前日比1.78ドル安の55.48ドル。原油価格は高すぎるとトランプ米大統領がOPECを批判したことが相場を圧迫す。
NY金はドル高で反落。前週末比3.3ドル安の1,329.5ドル。原油の急落も一因。つれて銀も反落。
プラチナは米中の関税引き上げ延期によるリスク選好の動きを受けて堅調。株高を受けて堅調となり昨年11月以来の高値858ドルへ。
パラジウムは大幅続伸で34.3ドル高の1,496.5ドルへ。一時1,507ドルもつけまたもや史上最高値更新。とどまることを知らないパラジウムは高所恐怖症気味。
25日のNYダウは続伸。前週末比60.14ドル高の2万6,091.95ドル。米中貿易協議の進展期待から続伸。しかし後半は伸び悩んだ。今週は重要なイベントが多く、米株も年明けから上昇が続いてきただけに今週のイベント内容を見極めたいという慎重な動きに。25日の日経平均株価終値は102.72円高の2万1,528.23円。25日のロンドン外為市場で円は対ドルで続落。1ドル=110円80~90銭。
情報提供会社: I R universe株式会社