金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地8月21日
『ドル安、米中通商協議再開待ちから続伸』
現地21日のLME市場は、ドル安、米中通商協議再開待ちから続伸。カッパー3Mは続伸。序盤から買い優勢となり、米中貿易摩擦解消期待から中盤にかけて6,000ドルの節目を突破。6,000ドル台を回復し、心理的に強気モードとなり6,033ドルまで上げ幅を拡大。終盤に上げ幅を縮小するも5,970ドルを支持線として堅調に引け。ファンド筋が相場下落を見込んだポジションを減らしたことも一因。カッパーは15日に1年2か月ぶり安値となる5,773ドルをつけたが、ここからは5%の上昇となっている。
アルミ3Mも続伸。引き続き指定倉庫在庫が減少するなか米中貿易摩擦の解決期待に序盤から強含み。上海株の上昇に続き欧州株も堅調に推移したことを好感し中盤に2,050ドルの節目を突破。さらに2,084.5ドルまで上げ幅を拡大した。今月14日以来の高値。LMEアルミ在庫は4,525トン減の111万5,725トン。CHINA ADC12は続伸で1,900ドルへ(CIF JAPAN)。
ドルインデックス指数は96ポイント割れまで軟化した。
ニッケルも続伸。序盤に上海株の上昇を好感し、13,840ドルまで値を飛ばす。前半に上げ幅を失うも13,490ドルで買い拾われプラスサイドを維持。中盤から後半は13,600ドルを挟んで堅調に推移して引けた。LMEニッケル在庫は810トン減の24万5,724トン。
亜鉛も上昇。新たなキャンセルワラントにより2%以上の上げ。前日終値比48.5ドル高の2,426ドルへ。在庫は825トン減の249,875トン。欧州、アジア、北米で8,150トンの新規キャンセルワラントが出た。亜鉛もそろそろ、ようやく本格的な反発期か? 姉妹金属の鉛も反転。35.5ドル高の2,008ドルで2,000ドル台をまず回復。15日には2016年10月以来、18カ月ぶりの2,000ドル割れを喫したが、ここが底値か。
先週には2016年8月以来2年ぶりの安値18,300ドルまで落ち込んでいた錫も反発し19,000ドルをマーク。
21日のNY原油相場は続伸。前日比0.92ドル高の67.35ドル。11月に米国が石油を含めた対イラン制裁の第2弾を発動させることから原油の供給不足懸念がはやされ上昇。
NY金は続伸。前日比5.3ドル高の1,195.5ドル。米トランプ大統領の利上げ批判によるドル安から上昇。他、銀、Pdも上昇。21日のNYダウは4日続伸。前日比63.60ドル高の2万5,822.29ドルで2月1日以来、ほぼ半年ぶりの高値で引けた。22日にFOMC議事録要旨発表、24日にパウエルFRB議長の講演が控えているなか好決算を好感した買いが株価を押し上げた。
21日の日経平均株価終値は前日比20.73円高の2万2,219.73円。21日のロンドン外為で円相場は横ばい。1ドル=110円40~50銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『ドル安、米中通商協議再開待ちから続伸』
現地21日のLME市場は、ドル安、米中通商協議再開待ちから続伸。カッパー3Mは続伸。序盤から買い優勢となり、米中貿易摩擦解消期待から中盤にかけて6,000ドルの節目を突破。6,000ドル台を回復し、心理的に強気モードとなり6,033ドルまで上げ幅を拡大。終盤に上げ幅を縮小するも5,970ドルを支持線として堅調に引け。ファンド筋が相場下落を見込んだポジションを減らしたことも一因。カッパーは15日に1年2か月ぶり安値となる5,773ドルをつけたが、ここからは5%の上昇となっている。
アルミ3Mも続伸。引き続き指定倉庫在庫が減少するなか米中貿易摩擦の解決期待に序盤から強含み。上海株の上昇に続き欧州株も堅調に推移したことを好感し中盤に2,050ドルの節目を突破。さらに2,084.5ドルまで上げ幅を拡大した。今月14日以来の高値。LMEアルミ在庫は4,525トン減の111万5,725トン。CHINA ADC12は続伸で1,900ドルへ(CIF JAPAN)。
ドルインデックス指数は96ポイント割れまで軟化した。
ニッケルも続伸。序盤に上海株の上昇を好感し、13,840ドルまで値を飛ばす。前半に上げ幅を失うも13,490ドルで買い拾われプラスサイドを維持。中盤から後半は13,600ドルを挟んで堅調に推移して引けた。LMEニッケル在庫は810トン減の24万5,724トン。
亜鉛も上昇。新たなキャンセルワラントにより2%以上の上げ。前日終値比48.5ドル高の2,426ドルへ。在庫は825トン減の249,875トン。欧州、アジア、北米で8,150トンの新規キャンセルワラントが出た。亜鉛もそろそろ、ようやく本格的な反発期か? 姉妹金属の鉛も反転。35.5ドル高の2,008ドルで2,000ドル台をまず回復。15日には2016年10月以来、18カ月ぶりの2,000ドル割れを喫したが、ここが底値か。
先週には2016年8月以来2年ぶりの安値18,300ドルまで落ち込んでいた錫も反発し19,000ドルをマーク。
21日のNY原油相場は続伸。前日比0.92ドル高の67.35ドル。11月に米国が石油を含めた対イラン制裁の第2弾を発動させることから原油の供給不足懸念がはやされ上昇。
NY金は続伸。前日比5.3ドル高の1,195.5ドル。米トランプ大統領の利上げ批判によるドル安から上昇。他、銀、Pdも上昇。21日のNYダウは4日続伸。前日比63.60ドル高の2万5,822.29ドルで2月1日以来、ほぼ半年ぶりの高値で引けた。22日にFOMC議事録要旨発表、24日にパウエルFRB議長の講演が控えているなか好決算を好感した買いが株価を押し上げた。
21日の日経平均株価終値は前日比20.73円高の2万2,219.73円。21日のロンドン外為で円相場は横ばい。1ドル=110円40~50銭。
情報提供会社: I R universe株式会社