金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS現地2月12日
『新型肺炎拡大懸念後退・株高でCu,Al小幅続伸』
現地12日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加ペース鈍化と株高を受けてカッパー、アルミは小幅続伸した。
カッパー3M続伸。中国での新型コロナウイルス感染者数は4万4000人を突破したと伝えられたものの、もう数週間もすれば感染拡大ペースも落ち着きを見せるとの見方が前日に続いて買いを支える要因となった。前日の高値を上抜く場面も見られたが、高値では転売が入り、上げ幅を縮小して終えている。 前日比19ドル高、5,764ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント高の260.6セント($5745/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。1月20日以来の薄商い、11,743ロットに止まった。ショートカバーも加わって、第1四半期の終わりに向けて回復基調続くとの観測。
アルミ3Mは続伸。新型コロナウィルス懸念の後退に伴う安心感や、アジアに続いて欧米株式市場が堅調推移となったことで買い優勢で運ばれた。銅、ニッケルの上昇に加え、在庫が減少したことも買いを支援した。前日比3ドル高、1,737ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日に続いて新型コロナウィルス早期終息が期待されるなか買いが先行して始まり、アジア株式市場の堅調な足取りも下支え要因になったが、続伸後で買い修正の動きが広がった。ただ、終値ベースでは13,100ドル台を維持するなど、下げ余地は限られた。前日比10ドル安、13,100ドルで大引け。
亜鉛3Mは横ばい2,147ドル、鉛3Mは0.2%ジリ高、1,854ドル、錫3Mは0.2%切り上げ、16,500ドルでそれぞれ引けた。
12日の日経平均は3日ぶり反発。前営業日比175円23銭高の2万3861円21銭で終了。ソフトバンクG急伸が支え。12日のNYダウは反発、前日比252ドル94セント高の2万9529ドル28セントで推移(現地15時)。新型肺炎の懸念が和らぎ最高値。
NY金は反発、銀は続落。金4月限は反落。時間外では、中国の新型肺炎の増加ペースが鈍化したことを受けて軟調となった。日中では、押し目を買われたが、ドル高・株高を受けて上げ一服となった。前日比1.5ドル高1571.6ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比6.2ドル安、967.3ドルで大引け。Pd3月限は英JMの供給不足見通しなどを受けて急伸した。前日比56.8ドル高、2322.5ドルが終値。NY原油は続伸。中国感染者数増加の鈍化。前日比1.23ドル高、51.17ドルで大引け。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=110円ちょうど~10銭。
情報提供会社: I R universe株式会社
『新型肺炎拡大懸念後退・株高でCu,Al小幅続伸』
現地12日のLMEは、中国の新型コロナウィルス感染増加ペース鈍化と株高を受けてカッパー、アルミは小幅続伸した。
カッパー3M続伸。中国での新型コロナウイルス感染者数は4万4000人を突破したと伝えられたものの、もう数週間もすれば感染拡大ペースも落ち着きを見せるとの見方が前日に続いて買いを支える要因となった。前日の高値を上抜く場面も見られたが、高値では転売が入り、上げ幅を縮小して終えている。 前日比19ドル高、5,764ドルが終値。為替111円で理論建値はキロ682円。NY銅中心限月建値は前日比ポンド1.75セント高の260.6セント($5745/t)で理論建値は680円。国内建値に10円程の上げ余地。1月20日以来の薄商い、11,743ロットに止まった。ショートカバーも加わって、第1四半期の終わりに向けて回復基調続くとの観測。
アルミ3Mは続伸。新型コロナウィルス懸念の後退に伴う安心感や、アジアに続いて欧米株式市場が堅調推移となったことで買い優勢で運ばれた。銅、ニッケルの上昇に加え、在庫が減少したことも買いを支援した。前日比3ドル高、1,737ドルが終値。
ニッケル3Mは反落。前日に続いて新型コロナウィルス早期終息が期待されるなか買いが先行して始まり、アジア株式市場の堅調な足取りも下支え要因になったが、続伸後で買い修正の動きが広がった。ただ、終値ベースでは13,100ドル台を維持するなど、下げ余地は限られた。前日比10ドル安、13,100ドルで大引け。
亜鉛3Mは横ばい2,147ドル、鉛3Mは0.2%ジリ高、1,854ドル、錫3Mは0.2%切り上げ、16,500ドルでそれぞれ引けた。
12日の日経平均は3日ぶり反発。前営業日比175円23銭高の2万3861円21銭で終了。ソフトバンクG急伸が支え。12日のNYダウは反発、前日比252ドル94セント高の2万9529ドル28セントで推移(現地15時)。新型肺炎の懸念が和らぎ最高値。
NY金は反発、銀は続落。金4月限は反落。時間外では、中国の新型肺炎の増加ペースが鈍化したことを受けて軟調となった。日中では、押し目を買われたが、ドル高・株高を受けて上げ一服となった。前日比1.5ドル高1571.6ドルが終値。PGM系はPt反落、Pd続伸。Pt4月限は反落。前日比6.2ドル安、967.3ドルで大引け。Pd3月限は英JMの供給不足見通しなどを受けて急伸した。前日比56.8ドル高、2322.5ドルが終値。NY原油は続伸。中国感染者数増加の鈍化。前日比1.23ドル高、51.17ドルで大引け。12日のロンドン外為では、対ドル円相場は小幅続落。前日比10銭円安ドル高の1ドル=110円ちょうど~10銭。
情報提供会社: I R universe株式会社