金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
MIRU MORNING EXPRESS 現地7月25日
『カッパー大幅続伸につれて全面高』
現地25日のLME市場はカッパーの大幅続伸につれて全面高となった。カッパー3Mは前日比150ドル高の6,180.5ドル、後場6,204ドルまで続伸し5か月ぶりの高値をHIT。ドル安、中国企業が在庫補充で銅を買っていることが要因。上海の保税倉庫のプレミアムはトン72ドルまで上昇。8か月ぶりの高水準に回復している。6,000ドル台に乗ったことでテクニカル面で改善。しばらく強含み基調が続く。
ニッケル続騰。前日比325ドル高の9,935ドル、後場9,965ドルと久方ぶりに1万ドルが見えてくる位置まで上昇。SUSscrap市況は俄然強含みに。亜鉛、鉛も続伸。亜鉛は49ドル高の2,831ドル、後場2,839ドルとBULL。中国の鉄鋼生産好調、鋼材価格の上昇、鉄鉱石価格が再びトン70ドルをつけたこともZINCを押し上げ。鉛は44ドル高の2,293ドル、錫は50ドル高の20,275ドルと続伸。
アルミも1.5ドル高の1,919ドル、1,920ドルと堅調原油高にも支援され一時1,950ドル近くまで上昇す。5月末以来、2か月ぶり高値しかしLMEアルミ在庫は2万4,275トン増の137万5,675トンで急増。
NY原油先物は続伸。前日比1.55ドル高の47.89ドル。前日にサウジアラビアが輸出制限を発表し協調減産を行っている各国に合意の順守を求めたことが引き続き材料視された。独立系原油生産者のアナダルコペトロリアムが原油安を背景に設備投資を縮小する方針を示したことも買いを誘った。
25日のNY金先物は続落。前日比2.2ドル安の1,252.1ドル。ドルの上昇に圧される。パラジウムは7.9ドル高の856.95ドル。
25日のNYダウは4営業日ぶりに大幅反発。前日比100.26ドル高の2万1,613.43ドル。建機大手のキャタピラーが市場予想を上回る好決算を発表したこと、原油高を契機に買いが広がった。
25日のNY外為市場で円相場は下落。前日比80銭の円安ドル高の1ドル=111円85~95銭。米景況感の改善に加え、米長期金利の上昇を受けて日米金利差が拡大するとの観測から円売りドル買いへとシフトした。
情報提供会社: I R universe株式会社
『カッパー大幅続伸につれて全面高』
現地25日のLME市場はカッパーの大幅続伸につれて全面高となった。カッパー3Mは前日比150ドル高の6,180.5ドル、後場6,204ドルまで続伸し5か月ぶりの高値をHIT。ドル安、中国企業が在庫補充で銅を買っていることが要因。上海の保税倉庫のプレミアムはトン72ドルまで上昇。8か月ぶりの高水準に回復している。6,000ドル台に乗ったことでテクニカル面で改善。しばらく強含み基調が続く。
ニッケル続騰。前日比325ドル高の9,935ドル、後場9,965ドルと久方ぶりに1万ドルが見えてくる位置まで上昇。SUSscrap市況は俄然強含みに。亜鉛、鉛も続伸。亜鉛は49ドル高の2,831ドル、後場2,839ドルとBULL。中国の鉄鋼生産好調、鋼材価格の上昇、鉄鉱石価格が再びトン70ドルをつけたこともZINCを押し上げ。鉛は44ドル高の2,293ドル、錫は50ドル高の20,275ドルと続伸。
アルミも1.5ドル高の1,919ドル、1,920ドルと堅調原油高にも支援され一時1,950ドル近くまで上昇す。5月末以来、2か月ぶり高値しかしLMEアルミ在庫は2万4,275トン増の137万5,675トンで急増。
NY原油先物は続伸。前日比1.55ドル高の47.89ドル。前日にサウジアラビアが輸出制限を発表し協調減産を行っている各国に合意の順守を求めたことが引き続き材料視された。独立系原油生産者のアナダルコペトロリアムが原油安を背景に設備投資を縮小する方針を示したことも買いを誘った。
25日のNY金先物は続落。前日比2.2ドル安の1,252.1ドル。ドルの上昇に圧される。パラジウムは7.9ドル高の856.95ドル。
25日のNYダウは4営業日ぶりに大幅反発。前日比100.26ドル高の2万1,613.43ドル。建機大手のキャタピラーが市場予想を上回る好決算を発表したこと、原油高を契機に買いが広がった。
25日のNY外為市場で円相場は下落。前日比80銭の円安ドル高の1ドル=111円85~95銭。米景況感の改善に加え、米長期金利の上昇を受けて日米金利差が拡大するとの観測から円売りドル買いへとシフトした。
情報提供会社: I R universe株式会社