金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月15日
『中国の新規融資額増、米FRBの金融緩和継続示唆で堅調横ばい』
中国の新規融資額の増加が、政府の景気刺激策が動いていることが連想されカッパー堅調に推移。アルミは継続的な在庫の減少から13か月ぶりの高値HIT。LMEアルミ在庫は499万トンで今年は年初から8.6%の減少。2013年末に比べて在庫は59%減少、価格は43%の上昇をみているアルミ。先物ベースで1960ドル超えは2013年6月7日以来の高値。
6月の中国新規人民元建て融資は1兆800億元、予想の9150億元を大幅に上回る。6月の英CPIは前月比0.2%上昇、予想の0.1%低下を上回る。7月の独ZEW景気期待指数は27.1に低下、予想の28を下回る。7月のNY連銀製造業景気指数は25.6に上昇、予想の17を上回る。6月の米小売売上高は前月比0.2%増加、予想の0.6%増加を下回る。イエレンFRB議長、米景気回復は依然として不完全、緩和政策は当面続けるとの見通し。
15日の米株は小幅上昇。ダウ工業株30種平均は前日比5.26ドル高の17,060.68ドル。S&P500種株価指数は前日比0.2%安の1973.46.JPモルガン、ゴールドマンサックスは市場予想を上回る決算が好感され上昇。
NY金は続落。前日比0.7%安の1297.1ドル。3週間ぶりの安値。米FRBのイエレン議長が議会証言にて経済は堅調軌道にあるとの認識を示したことからドルが上昇、相対的に金が売られた。NYMEX原油は5月初頭以来の100ドル割れ。WTI先物は前日比95セント安の99.96ドルをつける。リビアの増産見通しで供給不安が後退、むしろ余剰感が懸念される。
米アルコア、2014年の世界アルミ需要が7%増加するとの予測を発表。世界のアルミ需給は930万トンの不足に陥るとも予測。アルコアはオートモーティブ市場の成長率を4~6%、エアロスペース市場は8~9%成長すると見込んでいる。地域的には落ち込んでいた欧州が回復してきていることが大きい。
スポット鉄鉱石市場は堅調。中国のインフラ投資もあり、珍しく強含み。年初から30%下落している鉄鉱石だが、再び100ドル乗せへの期待高まる。6月中旬には89ドルと21か月ぶりの安値まで転落したが、その後10%Up。Steelindexは97.9ドルまで上昇、5月27日以来の高値圏突入。中国政府の景気刺激策、鉄鋼製品価格の上げ期待が鉄鉱石価格を押し上げ。中国の2QGDPは前期と変わらずの7.4%プラスが予想されている。
情報提供会社: I R universe株式会社
『中国の新規融資額増、米FRBの金融緩和継続示唆で堅調横ばい』
中国の新規融資額の増加が、政府の景気刺激策が動いていることが連想されカッパー堅調に推移。アルミは継続的な在庫の減少から13か月ぶりの高値HIT。LMEアルミ在庫は499万トンで今年は年初から8.6%の減少。2013年末に比べて在庫は59%減少、価格は43%の上昇をみているアルミ。先物ベースで1960ドル超えは2013年6月7日以来の高値。
6月の中国新規人民元建て融資は1兆800億元、予想の9150億元を大幅に上回る。6月の英CPIは前月比0.2%上昇、予想の0.1%低下を上回る。7月の独ZEW景気期待指数は27.1に低下、予想の28を下回る。7月のNY連銀製造業景気指数は25.6に上昇、予想の17を上回る。6月の米小売売上高は前月比0.2%増加、予想の0.6%増加を下回る。イエレンFRB議長、米景気回復は依然として不完全、緩和政策は当面続けるとの見通し。
15日の米株は小幅上昇。ダウ工業株30種平均は前日比5.26ドル高の17,060.68ドル。S&P500種株価指数は前日比0.2%安の1973.46.JPモルガン、ゴールドマンサックスは市場予想を上回る決算が好感され上昇。
NY金は続落。前日比0.7%安の1297.1ドル。3週間ぶりの安値。米FRBのイエレン議長が議会証言にて経済は堅調軌道にあるとの認識を示したことからドルが上昇、相対的に金が売られた。NYMEX原油は5月初頭以来の100ドル割れ。WTI先物は前日比95セント安の99.96ドルをつける。リビアの増産見通しで供給不安が後退、むしろ余剰感が懸念される。
米アルコア、2014年の世界アルミ需要が7%増加するとの予測を発表。世界のアルミ需給は930万トンの不足に陥るとも予測。アルコアはオートモーティブ市場の成長率を4~6%、エアロスペース市場は8~9%成長すると見込んでいる。地域的には落ち込んでいた欧州が回復してきていることが大きい。
スポット鉄鉱石市場は堅調。中国のインフラ投資もあり、珍しく強含み。年初から30%下落している鉄鉱石だが、再び100ドル乗せへの期待高まる。6月中旬には89ドルと21か月ぶりの安値まで転落したが、その後10%Up。Steelindexは97.9ドルまで上昇、5月27日以来の高値圏突入。中国政府の景気刺激策、鉄鋼製品価格の上げ期待が鉄鉱石価格を押し上げ。中国の2QGDPは前期と変わらずの7.4%プラスが予想されている。
情報提供会社: I R universe株式会社
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LME&NY&SHFEMarketreport現地7月14日
『LMEは投機的な買いで小幅上昇、金は不安後退で急落』
LMEメタルは投機的な買いで小幅に上昇するも、イエレンFRB議長の議会証言を明日に控え、また中国GDPの発表を水曜日に控えていることもあり終値は弱めにClose。金はポルトガル銀行不安後退で急落。5月のユーロ圏鉱工業生産は前月比1.1%減少、事前予想は1.2%減NATO、ウクライナ国境付近のロシア軍は1万人以上に増強していると発表。FRB議長は米メディアのインタビューで景気回復後も金融緩和策を維持する必要があると発言。6月の米賃金上昇率見通しは2.5%、5月は2%だった。
5か月来の高値圏で推移している銅は中国のGDP発表が焦点。上げ含み。亜鉛価格は依然として35か月ぶりの高値圏をキープ。先々の供給不安、LME亜鉛在庫の減少とフィジカルなタイト感で地合い堅調。LME亜鉛在庫は659,975トンまで減少。年初からは29%の減少で2010年12月以来の在庫水準。
アルミメジャーの米アルコアは航空エンジン大手のプラット&ホイットニーにエンジン部品提供で11億ドルの契約を締結したと発表。10年の長期契約。アルコアはPW1000GのアルミファンブレードをP&Wに供給する。アルコアは航空宇宙産業向けでの売り上げ拡大を狙った戦略を打ち出している。アルコアはアルミ材料がチタンよりも軽く、ローコストであることを強調。
シティグループ、今年の世界ニッケル供給不足を3000トン、来年は134,900トンの不足になる、と最新の報告書で発表。当初は今年は30,100トンの余剰と予想していた。シティは今年のニッケル価格平均を従来予想から12%引き上げ18,550ドルとした。インドネシアの禁輸政策維持で予想以上にニッケルのタイト感が早まるとみており、今年は世界のニッケル需要が5.7%プラスだが、供給の伸びは2.5%にとどまる見込み。またシティは銅の価格予想を当初の6,785ドル(2014年平均)を6940ドルに引き上げ。中国での景気刺激策で銅需要は高水準を保つとの見方。
14日のNY金先物は前週末比オンス当たり30.7ドル安の1306.3ドルと急落。今年最大の下げ。ポルトガルの銀行不安後退、株式の上昇から安全逃避需要が消え金は終始売り優勢の展開となった。
14日の米株は上昇。前週末比111.61ドル高の17055.42ドル。決算が市場予想を上回った。シティグループおよびインターネット関連株価の上昇が全体を押し上げ。
上海鉄筋丸棒先物価格は上昇、7週間ぶりの高値をマーク。中国での景気刺激策、鉄道建設拡大など需要増期待で上昇。鉄筋丸棒先物価格は一時、3152元(510ドル)をつけ5月28日以来の高値をマークした。
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『LMEは投機的な買いで小幅上昇、金は不安後退で急落』
LMEメタルは投機的な買いで小幅に上昇するも、イエレンFRB議長の議会証言を明日に控え、また中国GDPの発表を水曜日に控えていることもあり終値は弱めにClose。金はポルトガル銀行不安後退で急落。5月のユーロ圏鉱工業生産は前月比1.1%減少、事前予想は1.2%減NATO、ウクライナ国境付近のロシア軍は1万人以上に増強していると発表。FRB議長は米メディアのインタビューで景気回復後も金融緩和策を維持する必要があると発言。6月の米賃金上昇率見通しは2.5%、5月は2%だった。
5か月来の高値圏で推移している銅は中国のGDP発表が焦点。上げ含み。亜鉛価格は依然として35か月ぶりの高値圏をキープ。先々の供給不安、LME亜鉛在庫の減少とフィジカルなタイト感で地合い堅調。LME亜鉛在庫は659,975トンまで減少。年初からは29%の減少で2010年12月以来の在庫水準。
アルミメジャーの米アルコアは航空エンジン大手のプラット&ホイットニーにエンジン部品提供で11億ドルの契約を締結したと発表。10年の長期契約。アルコアはPW1000GのアルミファンブレードをP&Wに供給する。アルコアは航空宇宙産業向けでの売り上げ拡大を狙った戦略を打ち出している。アルコアはアルミ材料がチタンよりも軽く、ローコストであることを強調。
シティグループ、今年の世界ニッケル供給不足を3000トン、来年は134,900トンの不足になる、と最新の報告書で発表。当初は今年は30,100トンの余剰と予想していた。シティは今年のニッケル価格平均を従来予想から12%引き上げ18,550ドルとした。インドネシアの禁輸政策維持で予想以上にニッケルのタイト感が早まるとみており、今年は世界のニッケル需要が5.7%プラスだが、供給の伸びは2.5%にとどまる見込み。またシティは銅の価格予想を当初の6,785ドル(2014年平均)を6940ドルに引き上げ。中国での景気刺激策で銅需要は高水準を保つとの見方。
14日のNY金先物は前週末比オンス当たり30.7ドル安の1306.3ドルと急落。今年最大の下げ。ポルトガルの銀行不安後退、株式の上昇から安全逃避需要が消え金は終始売り優勢の展開となった。
14日の米株は上昇。前週末比111.61ドル高の17055.42ドル。決算が市場予想を上回った。シティグループおよびインターネット関連株価の上昇が全体を押し上げ。
上海鉄筋丸棒先物価格は上昇、7週間ぶりの高値をマーク。中国での景気刺激策、鉄道建設拡大など需要増期待で上昇。鉄筋丸棒先物価格は一時、3152元(510ドル)をつけ5月28日以来の高値をマークした。
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LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月11日
『中国の6月銅輸入減と在庫増でカッパー軟調』
際立った売り買い材料なく横這い圏内。米中の景気回復、拡大期待は下支え材料。原油急落がメタルを圧迫、週末の手じまい売りで弱含んだが下げ幅少なく。穏健な週末相場となった。5月のインド鉱工業生産は前年比4.7%増加、事前予想の3.8%増加を上回る。
LME3ヶ月先物はカッパーが前日比49.5ドル高の7140ドル、ニッケルは110ドル高の19,160ドル、アルミ21.5ドル高の1932ドル鉛24ドル高の2196ドル、錫125ドル安の21,975ドル、亜鉛25ドル高の2285ドル。
11日のNYMEX原油は反落。前日比2.1ドル安の100.83ドル。終値では5月12日以来の安値。下げ幅は4月22日以来最大。イラク、リビアでの供給不安が低下したことで売り優勢に。
カッパー若干弱気。6月の中国の銅輸入が35万トン(精錬銅および銅製品)と前月比7.9%の減少となったこと、LME銅在庫の増加が嫌気さる。担保融資問題の影響から7月の中国輸入はさらに減少が予想される。LME銅在庫は375トン増加の158,475トン。
日本アルミニウム協会の石山会長、米フォードなど米自動車でのアルミ使用増によりLMEアルミ価格は2500ドルまで上昇すると述べる。アルミは目下のところ13か月ぶりの高値をつけ、新地金プレミアムは400ドル超えの史上最高値をつけている。米フォードは燃費向上のためアルミを多用したトラックを生産していく予定。しかしアルミのプレミアムの高さについては石山会長も懸念を示しており、いかにも高すぎる。アルミの新地金プレミアムは2年前から2倍、5年前からは5倍に高騰している。
ニッケル相場が錫を上回る日は近い。インドネシアMetalの代表格である錫とニッケルの価格差は2012年9月以降で最も小さくなっているが、じきにニッケルが錫を上回ることになる、と英国のエックスコネクトトレーディング社が予測。エックス社は今後9か月以内にニッケル価格が錫価格を上回る場面が出てくるという。ニッケル相場は年初から現下まで38%上昇していることに対し、錫は年初と変わっていない。Timah社が錫の停産をほのめかしても相場は反応せず。NY外為、11日はポルトガル銀行問題がユーロ圏全体に波及するとの懸念が広がり円買いに走る。主要31通貨の多くで円が上昇した。
情報提供会社: I R universe株式会社
『中国の6月銅輸入減と在庫増でカッパー軟調』
際立った売り買い材料なく横這い圏内。米中の景気回復、拡大期待は下支え材料。原油急落がメタルを圧迫、週末の手じまい売りで弱含んだが下げ幅少なく。穏健な週末相場となった。5月のインド鉱工業生産は前年比4.7%増加、事前予想の3.8%増加を上回る。
LME3ヶ月先物はカッパーが前日比49.5ドル高の7140ドル、ニッケルは110ドル高の19,160ドル、アルミ21.5ドル高の1932ドル鉛24ドル高の2196ドル、錫125ドル安の21,975ドル、亜鉛25ドル高の2285ドル。
11日のNYMEX原油は反落。前日比2.1ドル安の100.83ドル。終値では5月12日以来の安値。下げ幅は4月22日以来最大。イラク、リビアでの供給不安が低下したことで売り優勢に。
カッパー若干弱気。6月の中国の銅輸入が35万トン(精錬銅および銅製品)と前月比7.9%の減少となったこと、LME銅在庫の増加が嫌気さる。担保融資問題の影響から7月の中国輸入はさらに減少が予想される。LME銅在庫は375トン増加の158,475トン。
日本アルミニウム協会の石山会長、米フォードなど米自動車でのアルミ使用増によりLMEアルミ価格は2500ドルまで上昇すると述べる。アルミは目下のところ13か月ぶりの高値をつけ、新地金プレミアムは400ドル超えの史上最高値をつけている。米フォードは燃費向上のためアルミを多用したトラックを生産していく予定。しかしアルミのプレミアムの高さについては石山会長も懸念を示しており、いかにも高すぎる。アルミの新地金プレミアムは2年前から2倍、5年前からは5倍に高騰している。
ニッケル相場が錫を上回る日は近い。インドネシアMetalの代表格である錫とニッケルの価格差は2012年9月以降で最も小さくなっているが、じきにニッケルが錫を上回ることになる、と英国のエックスコネクトトレーディング社が予測。エックス社は今後9か月以内にニッケル価格が錫価格を上回る場面が出てくるという。ニッケル相場は年初から現下まで38%上昇していることに対し、錫は年初と変わっていない。Timah社が錫の停産をほのめかしても相場は反応せず。NY外為、11日はポルトガル銀行問題がユーロ圏全体に波及するとの懸念が広がり円買いに走る。主要31通貨の多くで円が上昇した。
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LME&NY&SHFEMarketReport現地7月10日
『中国の貿易額の減少、ポルトガル最大手銀行の株式取引停止で全面安』
中国の6月の輸出入額が予想を下回ったことで失望売りからDown、続いてポルトガル最大の銀行、バンコ・エスビリト・サントの株式取引停止報によりドルが急反発したこともメタル相場を圧迫。米の失業保険申請件数の減少で反発してClose。6月の中国貿易黒字は316億ドル、事前予想の350億ドルを下回る。輸出は前年比7.2%の増加、輸入は5.5%の増加だったが、ともに事前予想の伸びからは下回る。ポルトガル証券市場監督当局は、国内最大手の銀行バンコ・エスビリトの株式取引を停止。米週間新規失業保険申請件数は30.4万件に減少、予想の31.5万件を下回る。
LMEカッパー3ヶ月先物は前日比65.5ドル安の7090.5ドル、ニッケルは575ドル安の19,050ドルで1週間ぶり安値。インドネシアの大統領選挙が始まったばかりだが、早くもニッケル鉱石禁輸を見直すとの憶測が出回る(その可能性はきわめて低いが)。
10日の米株は反落。前日比69.07ドル安の16916.54ドル、S&P500種株価指数は一時は1%超えの下げを記録した。ポルトガル銀行問題からリスク逃避で売りに傾倒。安全逃避の王様、金は大幅続伸。前日比オンス当たり14.9ドル高の1339.2ドル。FOMCが金利の引き上げを急がないとしたことに加え、ポルトガル最大手銀行の債務問題からくる株式取引停止報が金買いのきっかけとなり大幅な上昇をみる。3月19日以来の高値に急伸。金上昇につれてPGMも続伸。NYプラチナは前日比10.1ドル高の1517ドル、パラジウムは0.9ドル高の873.60ドル。
情報提供会社: I R universe株式会社
『中国の貿易額の減少、ポルトガル最大手銀行の株式取引停止で全面安』
中国の6月の輸出入額が予想を下回ったことで失望売りからDown、続いてポルトガル最大の銀行、バンコ・エスビリト・サントの株式取引停止報によりドルが急反発したこともメタル相場を圧迫。米の失業保険申請件数の減少で反発してClose。6月の中国貿易黒字は316億ドル、事前予想の350億ドルを下回る。輸出は前年比7.2%の増加、輸入は5.5%の増加だったが、ともに事前予想の伸びからは下回る。ポルトガル証券市場監督当局は、国内最大手の銀行バンコ・エスビリトの株式取引を停止。米週間新規失業保険申請件数は30.4万件に減少、予想の31.5万件を下回る。
LMEカッパー3ヶ月先物は前日比65.5ドル安の7090.5ドル、ニッケルは575ドル安の19,050ドルで1週間ぶり安値。インドネシアの大統領選挙が始まったばかりだが、早くもニッケル鉱石禁輸を見直すとの憶測が出回る(その可能性はきわめて低いが)。
10日の米株は反落。前日比69.07ドル安の16916.54ドル、S&P500種株価指数は一時は1%超えの下げを記録した。ポルトガル銀行問題からリスク逃避で売りに傾倒。安全逃避の王様、金は大幅続伸。前日比オンス当たり14.9ドル高の1339.2ドル。FOMCが金利の引き上げを急がないとしたことに加え、ポルトガル最大手銀行の債務問題からくる株式取引停止報が金買いのきっかけとなり大幅な上昇をみる。3月19日以来の高値に急伸。金上昇につれてPGMも続伸。NYプラチナは前日比10.1ドル高の1517ドル、パラジウムは0.9ドル高の873.60ドル。
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LME&NY&SHFEMarketReport現地7月10日
『中国の貿易額の減少、ポルトガル最大手銀行の株式取引停止で全面安』
中国の6月の輸出入額が予想を下回ったことで失望売りからDown、続いてポルトガル最大の銀行、バンコ・エスビリト・サントの株式取引停止報によりドルが急反発したこともメタル相場を圧迫。米の失業保険申請件数の減少で反発してClose。6月の中国貿易黒字は316億ドル、事前予想の350億ドルを下回る。輸出は前年比7.2%の増加、輸入は5.5%の増加だったが、ともに事前予想の伸びからは下回る。ポルトガル証券市場監督当局は、国内最大手の銀行バンコ・エスビリトの株式取引を停止。米週間新規失業保険申請件数は30.4万件に減少、予想の31.5万件を下回る。
LMEカッパー3ヶ月先物は前日比65.5ドル安の7090.5ドル、ニッケルは575ドル安の19,050ドルで1週間ぶり安値。インドネシアの大統領選挙が始まったばかりだが、早くもニッケル鉱石禁輸を見直すとの憶測が出回る(その可能性はきわめて低いが)。
10日の米株は反落。前日比69.07ドル安の16916.54ドル、S&P500種株価指数は一時は1%超えの下げを記録した。ポルトガル銀行問題からリスク逃避で売りに傾倒。安全逃避の王様、金は大幅続伸。前日比オンス当たり14.9ドル高の1339.2ドル。FOMCが金利の引き上げを急がないとしたことに加え、ポルトガル最大手銀行の債務問題からくる株式取引停止報が金買いのきっかけとなり大幅な上昇をみる。3月19日以来の高値に急伸。金上昇につれてPGMも続伸。NYプラチナは前日比10.1ドル高の1517ドル、パラジウムは0.9ドル高の873.60ドル。
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『中国の貿易額の減少、ポルトガル最大手銀行の株式取引停止で全面安』
中国の6月の輸出入額が予想を下回ったことで失望売りからDown、続いてポルトガル最大の銀行、バンコ・エスビリト・サントの株式取引停止報によりドルが急反発したこともメタル相場を圧迫。米の失業保険申請件数の減少で反発してClose。6月の中国貿易黒字は316億ドル、事前予想の350億ドルを下回る。輸出は前年比7.2%の増加、輸入は5.5%の増加だったが、ともに事前予想の伸びからは下回る。ポルトガル証券市場監督当局は、国内最大手の銀行バンコ・エスビリトの株式取引を停止。米週間新規失業保険申請件数は30.4万件に減少、予想の31.5万件を下回る。
LMEカッパー3ヶ月先物は前日比65.5ドル安の7090.5ドル、ニッケルは575ドル安の19,050ドルで1週間ぶり安値。インドネシアの大統領選挙が始まったばかりだが、早くもニッケル鉱石禁輸を見直すとの憶測が出回る(その可能性はきわめて低いが)。
10日の米株は反落。前日比69.07ドル安の16916.54ドル、S&P500種株価指数は一時は1%超えの下げを記録した。ポルトガル銀行問題からリスク逃避で売りに傾倒。安全逃避の王様、金は大幅続伸。前日比オンス当たり14.9ドル高の1339.2ドル。FOMCが金利の引き上げを急がないとしたことに加え、ポルトガル最大手銀行の債務問題からくる株式取引停止報が金買いのきっかけとなり大幅な上昇をみる。3月19日以来の高値に急伸。金上昇につれてPGMも続伸。NYプラチナは前日比10.1ドル高の1517ドル、パラジウムは0.9ドル高の873.60ドル。
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LME&NY&SHFEMarketReport現地7月9日
『FOMC議事録公開を控え積極的な売り買いなく』
底流では中国の景気浮揚期待で押し上げ、しかし終値は米FOMC議事録公開前でやや弱気に引けた。中国の物価が予想を下回ったことから景気刺激の可能性が広がるとの見方からメタルに買い入り浮上。カッパー、ニッケル反発。アルミは先物で1959ドルをつけ2013年6月初旬以来の高値をマーク。6月の中国生産者物価指数は前年比1.1%低下、予想の1%低下を下回る6月の中国消費者物価指数は前年比2.3%上昇、予想の2.4%上昇を下回る。1-6月の中国自動車販売台数は前年同期比11.2%増加の963万台。インド政府は2014/15年度の経済成長を5.4~5.9%と予測。米住宅ローン申請指数は353.9に上昇、新規、、借り換えともに上昇
LME現物ベースはカッパーが前日比18ドル高の7173ドル、ニッケル75ドル高の19,515ドル、アルミ新地金13.5ドル高の1924ドル、鉛25ドル高の2194ドル、錫420ドル安の22,205ドル、亜鉛続伸で12.5ドル高の2307.5ドル
9日の米株は3日ぶりに反発。78.99ドル高の16985.61ドル。企業決算への期待、雇用の伸びに対する期待感で買われる。アルコアが2年ぶりの高値をつける。決算で利益が市場予想を上回ったことが好感される。しかしFOMC議事録公開後は伸び悩む。
NY金反発。前日比オンス当たり7.8ドル高の1324.3ドル、銀は0.055ドル高の21.068ドル。ドル安で押し上げ。FOMC議事録公開前だが投機買いが続いた。中東、ウクライナ情勢の緊迫も買い材料。南アのゴールドフィールズは第2四半期の金生産を54万7000トロイオンス(17.01トン)と発表。通年の生産見通しは220万トロイオンス(68.42トン)で据え置いた。
NYプラチナは続伸、前日比10.5ドル高の1505.9ドル、パラジウムは0.2ドル安の873ドル。プラチナはドル安、中国の自動車販売増加と強気のテクニカル要因により上昇。1週間ぶりの高値。パラジウムは南アのインパラ、マルラ鉱山でのストが解決したことでDown。今年上半期の中国自動車販売台数は前年同期比11.2%増加、このペースが続けば通年では1900万台を上回り、史上最高に達するとの見方がプラチナ相場を支援。
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『FOMC議事録公開を控え積極的な売り買いなく』
底流では中国の景気浮揚期待で押し上げ、しかし終値は米FOMC議事録公開前でやや弱気に引けた。中国の物価が予想を下回ったことから景気刺激の可能性が広がるとの見方からメタルに買い入り浮上。カッパー、ニッケル反発。アルミは先物で1959ドルをつけ2013年6月初旬以来の高値をマーク。6月の中国生産者物価指数は前年比1.1%低下、予想の1%低下を下回る6月の中国消費者物価指数は前年比2.3%上昇、予想の2.4%上昇を下回る。1-6月の中国自動車販売台数は前年同期比11.2%増加の963万台。インド政府は2014/15年度の経済成長を5.4~5.9%と予測。米住宅ローン申請指数は353.9に上昇、新規、、借り換えともに上昇
LME現物ベースはカッパーが前日比18ドル高の7173ドル、ニッケル75ドル高の19,515ドル、アルミ新地金13.5ドル高の1924ドル、鉛25ドル高の2194ドル、錫420ドル安の22,205ドル、亜鉛続伸で12.5ドル高の2307.5ドル
9日の米株は3日ぶりに反発。78.99ドル高の16985.61ドル。企業決算への期待、雇用の伸びに対する期待感で買われる。アルコアが2年ぶりの高値をつける。決算で利益が市場予想を上回ったことが好感される。しかしFOMC議事録公開後は伸び悩む。
NY金反発。前日比オンス当たり7.8ドル高の1324.3ドル、銀は0.055ドル高の21.068ドル。ドル安で押し上げ。FOMC議事録公開前だが投機買いが続いた。中東、ウクライナ情勢の緊迫も買い材料。南アのゴールドフィールズは第2四半期の金生産を54万7000トロイオンス(17.01トン)と発表。通年の生産見通しは220万トロイオンス(68.42トン)で据え置いた。
NYプラチナは続伸、前日比10.5ドル高の1505.9ドル、パラジウムは0.2ドル安の873ドル。プラチナはドル安、中国の自動車販売増加と強気のテクニカル要因により上昇。1週間ぶりの高値。パラジウムは南アのインパラ、マルラ鉱山でのストが解決したことでDown。今年上半期の中国自動車販売台数は前年同期比11.2%増加、このペースが続けば通年では1900万台を上回り、史上最高に達するとの見方がプラチナ相場を支援。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月
『中国の景気浮揚期待、米の景気拡大期待でメタル上昇』
中国政府のミニ刺激策が奏功し製造業の景気が上向いたこと、米国の雇用拡大を好感した買いが入りLMEはほぼ全面高。上海市場も横ばいないしは上昇した。
世界銀行総裁、2014年の中国の経済成長伸び率を7.6%と予想
5月のOECD景気先行指数は100.6.6か月連続横ばい。
8日の米株は続落。前日比117.59$安の16906.62ドル。大手金融のシティグループは米株の深刻な反落が警戒されていると指摘
米アルコアの4-6月期の1株あたりの純利益は12セント。前年同期は11セントの赤字だった。売上高は前年比変わらずで58億4000万ドル。アルミ地金のプレミアム上昇が利益増に寄与。
中国最大の投資会社、中信資源(CITIC)は青島港で紛失した金属を回収すべく法的措置に踏み切ることを発表。青島港の倉庫運営会社を相手取り、CITICが青島港でアルミナと銅を保管していたことの確認を求める訴えを青島海事裁判所に起こす。中信は6月中旬に保管していたはずのアルミナの半分以上が紛失していると発表した。
プラチナ堅調、パラジウム13年ぶり高値
NYプラチナは前日比0.9ドル高の1496.5ドル、パラジウムは3.95ドル高の872.90ドル。BMWの販売増加、供給不足見通しでパラジウムは年初来高値更新で13年ぶりの高値圏。独BMWグループ全体の6月単月および累計の販売台数が過去最高を更新。
1-5月のロシアの金生産は前年比29%増の86.671トン。
ZINC IS HIGH 3か月先物は2318.5ドルをつけ2011年8月5日以来、35か月ぶりの高値LME亜鉛在庫の減少~年初から29%Down、主要亜鉛鉱山の閉鎖による供給不足見通しで亜鉛地合いStrong
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『中国の景気浮揚期待、米の景気拡大期待でメタル上昇』
中国政府のミニ刺激策が奏功し製造業の景気が上向いたこと、米国の雇用拡大を好感した買いが入りLMEはほぼ全面高。上海市場も横ばいないしは上昇した。
世界銀行総裁、2014年の中国の経済成長伸び率を7.6%と予想
5月のOECD景気先行指数は100.6.6か月連続横ばい。
8日の米株は続落。前日比117.59$安の16906.62ドル。大手金融のシティグループは米株の深刻な反落が警戒されていると指摘
米アルコアの4-6月期の1株あたりの純利益は12セント。前年同期は11セントの赤字だった。売上高は前年比変わらずで58億4000万ドル。アルミ地金のプレミアム上昇が利益増に寄与。
中国最大の投資会社、中信資源(CITIC)は青島港で紛失した金属を回収すべく法的措置に踏み切ることを発表。青島港の倉庫運営会社を相手取り、CITICが青島港でアルミナと銅を保管していたことの確認を求める訴えを青島海事裁判所に起こす。中信は6月中旬に保管していたはずのアルミナの半分以上が紛失していると発表した。
プラチナ堅調、パラジウム13年ぶり高値
NYプラチナは前日比0.9ドル高の1496.5ドル、パラジウムは3.95ドル高の872.90ドル。BMWの販売増加、供給不足見通しでパラジウムは年初来高値更新で13年ぶりの高値圏。独BMWグループ全体の6月単月および累計の販売台数が過去最高を更新。
1-5月のロシアの金生産は前年比29%増の86.671トン。
ZINC IS HIGH 3か月先物は2318.5ドルをつけ2011年8月5日以来、35か月ぶりの高値LME亜鉛在庫の減少~年初から29%Down、主要亜鉛鉱山の閉鎖による供給不足見通しで亜鉛地合いStrong
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月7日
『ドル安、中国期待で後半盛り返す』
LME前半はドル高、カッパー、ニッケル安で安値寄りとなったが、後半はドルの反落、中国の経済成長加速見通しから反発。中国首相、中国のGDP成長率は2Qに加速、追加支援策は必要。中国人民銀行、さまざまな金融手段を活用し、信用の伸びと流動性を適切な水準に維持し、穏便な金融政策を継続との考えを示す。5月の独鉱工業生産は前月比1.8%減少、事前予想は横這い。
NYMEX原油は続落。7営業日続落。前週末比53セント安の103.53ドル。6月6日以来の安値。リビアとイラクの供給不安が和らいだこと米株の下落でDown。7日の米株は前営業日比44.05ドル安の17024.21ドル。FOMCの利上げ開始時期が予想よりも早くなるとの見方からやや弱気センチメントに。NY金続落。前営業日比0.3%安の1317ドル。FOMCの利上げ開始時期予想より早まるのではないかとの見方からDown。
カナダのTasekoMines、第2四半期の銅の売上高は3870万ポンド、モリブデンは73万1000ポンドだったと発表。
インパラのマルラ鉱山で2000名の労働者が山猫ストライキを決行しパラジウム、プラチナ相場が反応。インパラでは数日前に5ヶ月間に及ぶ労働争議を終えたばかりだが再びのスト発生。
フリーポートインドネシアはインドネシア政府と輸出許可証発行のための新鉱業契約条件で合意した、と政府筋が明らかにした。貿易大臣はフリーポートが銅精鉱を輸出再開できるべく許可証を発行すると発表。フリーポートは銅精錬所を建設するための保証金をすでに政府に支払っている。
韓国POSCOと中国の重慶鋼鉄集団は33億ドルの投資の覚書にサインしたと発表。POSCOのFINEX技術を用いて300万トンの製鉄所を重慶集団とともに建設することで昨年9月に合意している。
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『ドル安、中国期待で後半盛り返す』
LME前半はドル高、カッパー、ニッケル安で安値寄りとなったが、後半はドルの反落、中国の経済成長加速見通しから反発。中国首相、中国のGDP成長率は2Qに加速、追加支援策は必要。中国人民銀行、さまざまな金融手段を活用し、信用の伸びと流動性を適切な水準に維持し、穏便な金融政策を継続との考えを示す。5月の独鉱工業生産は前月比1.8%減少、事前予想は横這い。
NYMEX原油は続落。7営業日続落。前週末比53セント安の103.53ドル。6月6日以来の安値。リビアとイラクの供給不安が和らいだこと米株の下落でDown。7日の米株は前営業日比44.05ドル安の17024.21ドル。FOMCの利上げ開始時期が予想よりも早くなるとの見方からやや弱気センチメントに。NY金続落。前営業日比0.3%安の1317ドル。FOMCの利上げ開始時期予想より早まるのではないかとの見方からDown。
カナダのTasekoMines、第2四半期の銅の売上高は3870万ポンド、モリブデンは73万1000ポンドだったと発表。
インパラのマルラ鉱山で2000名の労働者が山猫ストライキを決行しパラジウム、プラチナ相場が反応。インパラでは数日前に5ヶ月間に及ぶ労働争議を終えたばかりだが再びのスト発生。
フリーポートインドネシアはインドネシア政府と輸出許可証発行のための新鉱業契約条件で合意した、と政府筋が明らかにした。貿易大臣はフリーポートが銅精鉱を輸出再開できるべく許可証を発行すると発表。フリーポートは銅精錬所を建設するための保証金をすでに政府に支払っている。
韓国POSCOと中国の重慶鋼鉄集団は33億ドルの投資の覚書にサインしたと発表。POSCOのFINEX技術を用いて300万トンの製鉄所を重慶集団とともに建設することで昨年9月に合意している。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月
『米休場で中休み 反落LME』
4日は米市場が独立記念日で休場、メタルの取引も閑散となりLMEは上げの中休みで反落。アルミ新塊3ドル高の1893ドル、カッパー38ドル高の7159ドル、鉛4.5ドル安の2156ドル、ニッケル410ドル安の19,385ドル、錫70ドル安の22,780ドル、亜鉛6ドル高の2236ドル。カッパーは19週間ぶりの高値に上昇した後、日和見売りで軟化。しかし依然として2月19日来の高値圏に位置。
インドネシアの錫輸出、8年ぶりの低水準に落ち込む恐れ。政府が積荷に不正確な申告を規制する規則を導入するため。ブルームバーグ調べによると、今年のインドネシアの錫輸出は8万トンで前年の9万1612トンから13%減少する見込み。
LMEコバルト価格は31,500ドルでほぼ1年ぶりの高水準。電池向け、医療向けで需要増。
緊張続く南シナ海の西沙諸島近海でベトナム漁船が中国艦艇に拿捕される(3日)。漁師6人が拘束される事態となり、今後の両国の動向が注目される。
SPOT鉄鉱石は続伸。中国の鉄鋼メーカーの在庫補充の買いが効果。SteelIndexは前日比1.9%高の96.5ドル、Bulletinは1.05%高の96.38ドル。5月19日より100ドル以下の水準が続いているが、再び100ドルを超えるには、中国の鉄鋼製品価格の上昇が必要だが、100ドル超えには期待もてず。
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『米休場で中休み 反落LME』
4日は米市場が独立記念日で休場、メタルの取引も閑散となりLMEは上げの中休みで反落。アルミ新塊3ドル高の1893ドル、カッパー38ドル高の7159ドル、鉛4.5ドル安の2156ドル、ニッケル410ドル安の19,385ドル、錫70ドル安の22,780ドル、亜鉛6ドル高の2236ドル。カッパーは19週間ぶりの高値に上昇した後、日和見売りで軟化。しかし依然として2月19日来の高値圏に位置。
インドネシアの錫輸出、8年ぶりの低水準に落ち込む恐れ。政府が積荷に不正確な申告を規制する規則を導入するため。ブルームバーグ調べによると、今年のインドネシアの錫輸出は8万トンで前年の9万1612トンから13%減少する見込み。
LMEコバルト価格は31,500ドルでほぼ1年ぶりの高水準。電池向け、医療向けで需要増。
緊張続く南シナ海の西沙諸島近海でベトナム漁船が中国艦艇に拿捕される(3日)。漁師6人が拘束される事態となり、今後の両国の動向が注目される。
SPOT鉄鉱石は続伸。中国の鉄鋼メーカーの在庫補充の買いが効果。SteelIndexは前日比1.9%高の96.5ドル、Bulletinは1.05%高の96.38ドル。5月19日より100ドル以下の水準が続いているが、再び100ドルを超えるには、中国の鉄鋼製品価格の上昇が必要だが、100ドル超えには期待もてず。
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金属国際相場情報
LME&NY&SHFEMarketReport
LME&NY&SHFEMarketReport現地7月3日
『米雇用拡大、株価上昇でカッパー&ニッケル続伸』
中国サービス部門PMIの上昇が好感され続伸、米雇用統計で失業率が低下したこと、米株価の高値更新でなお続伸とメタル地合いBullish。ここにきての中国景気回復ムード、米の景気拡大とメタルの相場環境はすこぶる良好。6月のHSBC中国サービス部門PMIは53.1に上昇と発表。5月のユーロ圏小売売上高は前月比横ばい、事前予想の0.2%増を下回る。ECBは主要政策金利を0.15%で据え置き。6月の米非農業部門雇用者数は28.8万人増加、予想の21.5万人増を上回る。失業率は6.1%に低下、予想の6.3%を下回る。米週間新規失業保険申請件数は31.5万件に増加、予想の31.3万件を上回る。5月の米貿易赤字は443.9億ドルに縮小、予想の450億ドルの赤字を下回る。6月のISM非製造業景況指数は56に低下、予想は56.3
3日の米株は続伸。前日比92.02ドル高の17,068.26ドルで史上初の17,000ドル台に乗る。6月の雇用者数が予想を上回る伸びを示したことが好感さる。またECBが金融緩和策の詳細を発表したことも買いにつながった。
NY金は反落。前日比0.8%安の1320.6ドルで5週間ぶりの大幅安。米株上伸で安全逃避の金買い需要が後退した。
カッパー続伸。3ヶ月先物は前日終値比0.7%高の7175ドルで19週間ぶりHIGH。続騰続騰のニッケルは1.2%高の19,870ドルまで上伸。確実に20,000ドルの扉が見えている。ニッケルは再度の上昇軌道に入っておりきわめてBullish。すでに5月20日以来の高値まで戻しているが今年の最高値である5月13日の22,000ドルを突破するのも時間の問題。
鉄鉱石市場はようやく底打ちか?ここ数日は値戻し。TSI指標でUSD94.7/ton大連先物はRMB715/tonで1か月ぶり高値。鉄鋼メーカーは在庫補充で鉄鉱石を買い始めている。
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『米雇用拡大、株価上昇でカッパー&ニッケル続伸』
中国サービス部門PMIの上昇が好感され続伸、米雇用統計で失業率が低下したこと、米株価の高値更新でなお続伸とメタル地合いBullish。ここにきての中国景気回復ムード、米の景気拡大とメタルの相場環境はすこぶる良好。6月のHSBC中国サービス部門PMIは53.1に上昇と発表。5月のユーロ圏小売売上高は前月比横ばい、事前予想の0.2%増を下回る。ECBは主要政策金利を0.15%で据え置き。6月の米非農業部門雇用者数は28.8万人増加、予想の21.5万人増を上回る。失業率は6.1%に低下、予想の6.3%を下回る。米週間新規失業保険申請件数は31.5万件に増加、予想の31.3万件を上回る。5月の米貿易赤字は443.9億ドルに縮小、予想の450億ドルの赤字を下回る。6月のISM非製造業景況指数は56に低下、予想は56.3
3日の米株は続伸。前日比92.02ドル高の17,068.26ドルで史上初の17,000ドル台に乗る。6月の雇用者数が予想を上回る伸びを示したことが好感さる。またECBが金融緩和策の詳細を発表したことも買いにつながった。
NY金は反落。前日比0.8%安の1320.6ドルで5週間ぶりの大幅安。米株上伸で安全逃避の金買い需要が後退した。
カッパー続伸。3ヶ月先物は前日終値比0.7%高の7175ドルで19週間ぶりHIGH。続騰続騰のニッケルは1.2%高の19,870ドルまで上伸。確実に20,000ドルの扉が見えている。ニッケルは再度の上昇軌道に入っておりきわめてBullish。すでに5月20日以来の高値まで戻しているが今年の最高値である5月13日の22,000ドルを突破するのも時間の問題。
鉄鉱石市場はようやく底打ちか?ここ数日は値戻し。TSI指標でUSD94.7/ton大連先物はRMB715/tonで1か月ぶり高値。鉄鋼メーカーは在庫補充で鉄鉱石を買い始めている。
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